6回
2025/01 訪問
エビ油ってスゴイんだな
▼本日のオーダー
新春限定海老つけめん 大盛 1,190円
※販売は終了しています
▼まえがき
先日初の中華そばをオーダーし、本当に「いい意味で」というのはこういう時に使うべきだけど「いい意味で」想定を裏切られ(詳細は中華そばそばレビューをご参照ください)、先入観にとらわれず・安全牌ばかり選択せず、いろいろ試してみることって大事だなと。
ということで
(今日は坦々つけ麺を試すのだ)
と中華そばの誘惑を振り切りながら大崎へ。
『新春限定海老つけめん』
どおーんっ、ゴゴゴゴゴゴ(JOJO風)
(・・・。)
新春?限定?海老?中旬まで?
これは試すしかないでしょう。
坦々つけ麺は次回に。
さて絶対の信頼を寄せる六厘舎さんがつくる海老は果たして!
▼味の感想
『海老』というと私は一幻さんを想像してしまうので、炊き出された海老味噌感の脳に。
出てきた一杯は同じ『海老』といっても全く異なるアプローチ。
スープ自体は基本のつけ麺スープ(と思われる。違いがあったらスイマセン)。
そこに表面を覆うほどたっぷりの海老油(海老油というものが存在するのかと思って調べたらあった)。
一度この層を通過すると一気に海老そばに味変。
味噌出汁ではなくオイリーなのでどことなくエスニック感。
私はパクチーは気絶するほど苦手ですがパクチーは入っていないのでご安心を。
エスニックと魚介豚骨の融合もベースがしっかりしているからこそ成せる業。
お正月らしい寿のナルトでまた新しい提案が楽しい一杯でした。
限定の為、販売終了は残念ですがまた新しい限定メニューを楽しみにしたいと思います。
▼あとがき
カルディとかにあれば海老油買ってみようかな。
家でつくる普通の味噌ラーメンが一気に海老味噌ラーメンに味変できそうな気がしました。
海老フレーバーも美味しゅうございました!
2025/01/17 更新
2024/12 訪問
一見の価値アリ!中華そばは六厘舎流の最高な家系ラーメンだった
ということで今日はようやく六厘舎さんで初の中華そば。
つけ麺の引力が強力すぎて寒くならない限り中華そばという選択肢はなかった。
▼本日のオーダー
中華そば 大盛 890円
【麺量】
大盛 240g
並盛 160g(790円)
▼先に感想
口の周りがヌラヌラとなるほど豚骨が炊きだされた最高な家系ラーメンがここ六厘舎にあった。
麺量少ない、つけ麺の魅力が強すぎるというアウェイ状況で中華そばをオーダーする機会に恵まれなかったが、タイトルのとおり
「これは一度食べてみたほうが良いよ」
と、相変わらずオススメしたい★4.0
▼味の感想
【スープ】
六厘舎らしい魚介感強い煮干しラーメン系を想像しながらひと啜りしてみるとその予想は良い意味で思いっきり裏切られた。
ガツンとくる豚骨感、クリーミーな甘みと醤油感、そして口の周りを覆うヌラヌラとした脂。
一瞬頭が混乱した。
(んん?何だこの味、この感覚、どこかの何かに似ている、、なんだっけなんだっけ、、、)
そう賛否両論あるかもしれないが私にとっては
(家系ラーメンやんけ!)
【麺】
つけ麺用の極太縮れ麺系を想定していたが中華そば専用に設計されたパツパツ角切り細ストレート麺。
もう少しコシや歯ごたえがあったほうが個人的には好みだが完全に家系に寄りすぎない六厘舎らしい中華麺といった印象。
スープとの相性・絡みもよく、あと100円追加してあと半玉追加してもらいたいくらい。
【トッピング】
・細切りメンマ
だいぶ細いタイプだが歯ごたえはシャキシャキして柔麺に対しての良いアクセントに
・チャーシュー
こちらは安定のクオリティ。しっかりした厚みがありながらほろトロの旨巻き豚スタイル
・刻みネギ
青みの部分を使うのが六厘舎系の拘りなのか若干強めのネギ臭が嫌味でなく主張し、そのフレッシュさとシャキシャキ感が全体を引き締める
【卓上割スープ】
ありがたいことに中は熱々
ちょっと味変に中華そばだけど割スープ追加。
しっかりと魚介出汁が出たスープで足せば足すほどどんどん家系感は薄まり六厘舎感が強まる(当然だけど)。
この「完全に家系」ではない「六厘舎が家系を作ってみたら」という絶妙なバランスが妙技。
【ボリューム】
残念ながらこのいくらでも食べたい一杯を十分堪能しきれるとは言えない240g。
トッピングかサイドメニューを追加すれば良い仕上がりになりそう。ぜひ特盛990円麺量320gというオプション用意もご検討いただきたい。
▼まとめ
いままで食べてこなかったことを後悔するほどの満足感(ボリューム除く)。
下手な家系ラーメンより満足度が高い豚骨醤油ラーメン。
つけ麺引力をかわしての中華そばオーダーはたしかにハードルがあるがぜひ一度試していただきたい一杯だ。
2024/12/06 更新
2023/10 訪問
いろんな方に食べていただきたい
◆前置き
六厘舎大崎(本?)店です。
東京駅の店舗で十数年ぶりに食べて感動して以来、今度はこちらに。
はて、こんなオシャレ駅前ビルの商業テナントの一角でしたっけっか?
◆本日のオーダー
つけ麺 大盛1,040円
麺量は並みで250g、大盛で375g、特盛は500g
いずれも茹で前
◆味の感想
・麺
東京駅の店舗のほうが弾力、噛み応えなど力強さがあった気がするものの、こちらもぷりぷりとした極太縮れ麺。
しっかりと冷水で締め上げられ、水切りもしっかり、食べ終わり後の丼に汁けが残っていない仕事きっちり感。
寒くなってきたらアツモリも試してみたいところ。
・つけ汁
これぞ六厘舎という濃厚な魚介出汁に豚骨スープと動物魚介のダブルの旨味が凝縮されたドロスープがしっかりと極太麺を包み込み口いっぱいに幸福な旨味が広がります。
・トッピング
チャーシューはデフォルトオーダーでもしっかりとした存在感のある厚切り巻きバラスタイル。
ホロッホロではなく比較的ギュチッとしていて意外と工場既成品感あり。
あとはナルトにメンマに刻みネギ。
海苔の筏に魚粉というのは六厘舎が始めたんだっけ?
今では珍しくないけど、魚粉をダイレクトにトッピングするというアイデアは当時は革命的だったと思う。
・味変アイテム
スープ自体の味が変わらないように柚子粉や柚子酢、黒七味などを麺にフリフリ。
装い変わる麺の味を楽しめて良いです。
・麺量
先日の渋谷やすべえさんは茹で前440gというが、こちらの375gのほうがよっぽどおなかにたまるのは麺の太さの違いによるものなのだろうか。
特盛500gなんてとても食べきれる気がしない。
◆最後に
先日の東京駅店が衝撃的過ぎて、その感動に比べると同じくらいの衝撃を再びというのは無理な話と思いますが、やはりしっかり旨い。
総合得点では確実につけ麺のトップランクに君臨するお店と思います。
今時は難しいかもですが、あっさりスープの細麺しか食べたことないなんて方がいらっしゃったらぜひ一度試していただきたいなぁ。
衝撃的過ぎて拒絶の可能性もあるけど、この濃厚出汁と極太麺はかなり度肝を抜かれるのではないでしょうか。
2023/10/21 更新
▼まえがき
前回は不意の限定メニューに阻まれ、次回持越した坦々つけ麺。
今日こそはまた中華そばの誘惑を振り切って坦々つけ麺に初挑戦するのだ。
▼本日のオーダー
坦々つけ麺 大盛 1150円
▼味の感想
タイトルのとおりですが、六厘舎が贈る坦々つけ麺はたっぷりの芝麻醤の胡麻胡麻感と同様にたっぷりの辣油で思いの外本格的な担々麺の様相だった。
胡麻と辣が強力で本来の魚介豚骨は影を潜めているが、そのしっとりベースの屋台骨があるからこそ六厘舎流担々麺が成立しているわけで、おそらく下手なスープで作ったら当然違う仕上がりになってしまうだろう。
トッピングは、肉味噌、ほうれん草、細メンマで肉味噌があるのでチャーシューは入りません。
▼補足
良くも悪くも六厘舎らしい魚介感は1番影が薄いメニューではないでしょうか。
「魚介出汁は苦手なの」
「担担麺大好き」
「辛いもの好き」
そんな方々にハマるのではないかと思いました。
▼あとがき
冒険するって楽しいね、と。
口コミ文化・SNS時代。
訪問前にある程度調べてしまい既定路線をなぞる。
未知のお店に突然飛び込むなんてまさかまさかという習慣を過ごしてしまっている。
そんなリスクを冒さない毎日に時にはレビューが少なかったりするもの、看板メニュー以外のものにもチャレンジして自分で確かめてみるのも楽しいよ。
さて、次回は2回目の中華そばにしようかな。
本日も美味しゅうございました。
ごちそうさまでした。