黄色のたぬきさんが投稿したabysse(東京/恵比寿)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

黄色のたぬきの探検

メッセージを送る

黄色のたぬき 認証済

この口コミは、黄色のたぬきさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

abysse代官山、恵比寿、中目黒/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.3
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2021/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.3
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

季節を味わう「魚」と野菜の創作フレンチ

代官山にあるフレンチレストランです。
店名の意味は「深海、奥深きもの」。
シェフ 目黒氏が作る「魚」に特化した創作料理が評判の店。
カンテサンスやルプティニースパセダ(マルセイユ) などで培った経験を元に独自の世界を作り出しています。
2015年南青山にて開店、2019年3月に代官山へ移転。

場所は代官山駅中央口から約5~6分、恵比寿駅西口から約6~7分。
代官山駅からは恵比寿方向へ下る坂の中腹、右側。
緑の生垣に看板が出ていますが、目立たないので通り過ぎないようにしましょう。
店はEBISU-HILLS1階にあります。

メニューは要予約のお任せコース(価格税込み、サービス料10%別)のみ。
基本は夜営業、土・日・祝は昼も営業しています。
・ディナー(13,200円、17,050円)
・ランチ(土・日・祝)(9,350円、13,200円)

昼訪問。
席と料理はネットにて予約しました。
当日。
少々迷って到着。
隠れ家のように目立たない扉、右側にある看板「a」はかなり控えめ、
入口の扉は二重になっていて、忍者屋敷へ入る気分です。

扉を開けると、そこは「碧い森」をイメージした空間。
フロアはオープンキッチンとテーブル席、奥に個室を配置。
群青色のテーブルクロスと蝋燭の炎が「海の深さ・深い森」を演出していました。
垢抜け感がある雰囲気ですが、座ってしまえばリラックス。
スタッフは気さくで感じが良いです。

ドリンクメニューはテーブルに置かれた封筒の中。
お飲み物はグラスワインの白を注文。
好みを伝えて出されたのはCHASSAGNE-MONTRACHET EN PIMONT(2015)(2,000円)
シャルドネ系でコクと香りが好みでした。

出された料理は以下の通り。
料理のテーマは「海と森から」。
旬の「魚」に「野菜」を組み合わせ、細やかで美しい盛り付けです。
器にもこだわりが感じられました。
ランチコース(13,200円)
料理8皿+デザート3皿のお任せ。
アミューズ
お茶を練り込んだラビオリ。
包んであるのはウニ。
煎茶の出汁とオイルがアクセント。

マコガレイ
白木耳 キャビア
昆布〆したマコガレイと白木耳にストラッチャテッラ(ブッラータの中身)とキャビアのソース。
エシャロットのピクルス、エルダーフラワー添え。
コリコリしたマコガレイとクリーミーなストラッチャテッラが好相性。
白木耳やエシャロットで食感に変化をつけ、キャビアの塩気がアクセント。
昆布〆好きの私は説明を聞いただけでワクワク、期待通りの旨さでした。

毛蟹
ジャワホウレン草 トマト
一面緑色のお皿の中央にジャワホウレン草に覆われた何か・・・。
ジャワホウレン草をめくると、隠れていたのは毛蟹/ホワイトセロリ/花ラッキョウ。
元にもどしていただきます!
お皿一面に塗ってある緑色のソースはトマトと鰹出汁で作ったもの。
和を感じる鰹出汁の旨みとトマトの酸味が毛蟹の味を引き立てていました。
残ったソースは後から出されたパンで拭い、お皿は真っ白。

ぬかとふすまのパン
パンは温めて出され、手で持てないほど熱々です。
クラストはかりっとして芳ばしく、生地はもちもち。
おいしいパンです。
黒にんにくのオイル
パンに添えられたのは黒にんにくを使った真っ黒なオイル。
見た目よりあっさり、にんにく独特の臭いはなし。
体に良さそうだったので、残り(たっぷりある)は持ち帰りたい気分でした。

白海老
玉蜀黍 黄パプリカ ヒヨコ豆
芳ばしく炒めた2色の玉蜀黍/玉子豆腐/旬の白海老と黄パプリカソース。
夏を感じますね。
玉蜀黍と白海老、各々の甘さのバランスが絶妙です。
トッピングしたヒヨコ豆チップスが食感のアクセント。

ここからは温かい料理。
真蛸
甘長唐辛子 緑竹
彩りが美しいです。
甘長唐辛子の緑色を生かした蛤のソースに真蛸と緑竹。
真蛸と緑竹の食感の違いが楽しく、甘長唐辛子のピリ辛がアクセント。

白キス
白茄子 フェンネル
白キスのソテ。
下に敷いた白茄子のソテの周囲にとろみをつけたフェンネルのブイヨンと白味噌とヘーゼルナッツのソース添え。
ソースの盛り付け(描き方)にセンスの良さを感じます。
淡白な白キスと白味噌風味のヘーゼルナッツは驚きの好相性。


ガレドラロワール つるむらさき
鱧と山椒のソーセージ。
添えてあるのはつるむらさきのソテとガレドラロワール(ロワール産ウオッシュタイプのチーズ)を練り込んだマッシュポテト。
鱧のソーセージは歯応えがあり、滑らか。
骨の存在を全く感じませんでした。
緑のつるむらさきが瑞々しい。

次はメインです。
マナガツオ
実山椒 おかひじき
マナガツオは皮をパリパリに焼いてあり、身はふっくら。
ピリリとした実山椒のソースが合いますね。
おかひじきは初めての体験。
芳ばしく仕上げてありました。

料理はここまで。
ソムリエさんからメニューを渡され、味わった各品について復習。
料理や食材について追加の説明をしていただきました。

最後はデザート3品と食後のお飲み物。
パティシェがいないので、デザートも目黒氏が担当されているとのこと。

ルバーブ ホワイトチョコレート
赤いカカオバターで桃色に仕上げた極薄のホワイトチョコレートタルトにルバーブのソースと桃のムースを詰め、メレンゲのアイスパウダーをトッピング。
口の中の温度で溶けるホワイトチョコレート・・・その後に桃の風味。


貴陽 焼酎
完熟南青梅のコンフィチュールを包んだフィナンシェに青梅シロップと熟成焼酎を浸み込ませ、マスカルポーネクリームとプラム(貴陽)のスライスをトッピング。
バニラシートで覆った、サバラン風のお菓子。
貴陽の皮の色を生かした可愛いお菓子です。

チョコレート
デーツ トンカ豆
デーツ入りのトリュフ、トンカ豆の香り。

コーヒー
浅煎り、さっぱりした後味。

量は適量、滞在時間は2時間弱でした。
会計後、目黒氏とソムリエさんの見送りを受けて退店。
ゆったりした空間での親しみを感じる接客。
居心地良い時間を過ごしました。

「魚」に野菜と目黒氏の感性を加え、「魚」の魅力を引き出した料理は大満足。
料理を味わう時間だけでなく、『どんな魚が登場するのだろう?』と次の料理を待つ時間も楽しみました。
気に入ったので、違う季節に機会を作り再訪したいと思います。

  • 外観(入口)

  • 外観(看板)

  • 外観(入口)

  • 外観(入口)

  • 外観(内側の扉)

  • テーブルセッティング

  • ドリンクメニュー

  • ドリンクメニュー

  • 白グラスワインと店内

  • 白グラスワイン

  • アミューズ:お茶のラビオリ

  • アミューズ:お茶のラビオリ

  • アミューズ:お茶のラビオリ(ウニが隠れていました)

  • マコガレイ 白木耳 キャビア

  • マコガレイ 白木耳 キャビア

  • 毛蟹 ジャワホウレン草 トマト

  • 毛蟹 ジャワホウレン草 トマト

  • 毛蟹 ジャワホウレン草 トマト(ジャワホウレン草の下に毛蟹)

  • 米ぬかとふすまのパン、黒にんにくのオイル

  • 米ぬかとふすまのパン

  • 米ぬかとふすまのパン

  • 黒にんにくのオイル

  • 白海老 玉蜀黍 黄パプリカ ヒヨコ豆

  • 白海老 玉蜀黍 黄パプリカ ヒヨコ豆

  • 白海老 玉蜀黍 黄パプリカ ヒヨコ豆(下に白海老が隠れていました)

  • 真蛸 甘長唐辛子 緑竹

  • 真蛸 甘長唐辛子 緑竹

  • 白キス 白茄子 フェンネル

  • 白キス 白茄子 フェンネル

  • 鱧 ガレドラロワール つるむらさき

  • 鱧 ガレドラロワール つるむらさき

  • マナガツオ 実山椒 おかひじき

  • マナガツオ 実山椒 おかひじき

  • 桃 ルバーブ ホワイトチョコレート

  • 桃 ルバーブ ホワイトチョコレート

  • 桃 ルバーブ ホワイトチョコレート

  • 梅 貴陽 焼酎

  • 梅 貴陽 焼酎

  • 梅 貴陽 焼酎(断面)

  • コーヒー

  • ミルク、砂糖

  • チョコレート デーツ トンカ豆

  • メニュー

  • 店内

2021/08/09 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ