黄色のたぬきさんが投稿した美山荘(京都/京都市左京区その他)の口コミ詳細

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美山荘京都市左京区その他/日本料理

2

  • 夜の点数:4.7

    • ¥50,000~¥59,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:4.0

      • 料理・味 4.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2019/10 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥50,000~¥59,999
    / 1人

季節と共にある花背の料理旅館(その1):夕食(摘草料理)

花背にある創業1895(明治28)年の料理旅館です。
京都市内から約40Km離れた森閑な山里で四代目中東久人氏による「摘草料理(※)」と「最高のもてなし」が楽しめます。
(※三代目中東吉次氏が考案した「摘み取った草・旬の野菜・魚を使った都の風雅と山里の野趣を合わせ持つ懐石料理」)

京都市内からの所要時間は車で約1時間。
公共交通機関では出町柳バスターミナルから約1時間50分(うち送迎10分)。
辺鄙な場所にありますが、そこへ辿り着くための「手間」をはるかに上回る「満足」を体験できる素晴らしい宿です。
部屋は4部屋(1泊2食45,000円)のみ。
日帰りでも昼食(15,000円~25,000円)で「摘草料理」が楽しめます(価格は税・サービス料別)。

約2ヵ月前、部屋が取れた日に宿泊を予約。
電話の応対がとても丁寧で好印象でした。
当日。
出町柳バスターミナルE乗り場から32系統14:45発広河原行に乗車、大悲山口で下車。
事前にお願いすれば、大悲山口バス停まで迎えに来てくれます。
鞍馬街道(府道38号 京都広河原美山線)から国道477号線へ入り、花背峠を抜けて行く道はかなり狭く、すれ違いが厳しい場所もある酷道です。

大悲山口バス停にて、出迎えの車に乗り宿へ。
「峰定寺参道」の石碑と「美山荘」の看板が並び、創業時は「峰定寺」の宿坊だったことが偲ばれます。
施設は峰定寺の塔頭のあとに建てられた山の棟(母屋)と渓流沿いの川の棟(宿泊棟)に分かれ、食事は山の棟で供されます。

以下、(その1)では夕食「摘草料理」について書きます。
夕食の場所は山の棟の座敷・椅子席・掘りごたつ(カウンター席)から選べます。
時間は希望に合わせてくれ、お風呂もゆっくり使えました。
私達が快適に過ごせるよう調整してくれる配慮が嬉しいですね。

数寄屋造りの母屋は数寄屋建築の巨匠 中村外二氏によるもの。
風格のある玄関に期待が高まります。
場所は椅子席を希望、個室に案内されました。
上品な設えの部屋です。

出された料理は以下の通り。
料理は若女将とスタッフにより一品ずつ食べ頃の状態でサービスされました。
摘草料理
用意されていた最初のお膳。
・オリジナル絵柄「摘草料理」の手ぬぐい。
・縁起の良い栗の木製のお箸。
冬の間にスタッフが削って作るのだそうです。
・銀杏の朴葉味噌焼き(後述)

お酒は注文しなくても一献として出されます。
一献
丹波のお酒を冷やで。
お酒を入れた器が素敵です。
一杯目は女将が赤い盃に注いでくれ、乾杯!
盃は浅いので、一度に多くは飲めません。
量は1合くらい?
お料理との相性が良く、おいしくいただきました。

●先付:銀杏の朴葉味噌焼
別皿に姫大根の酢漬け・枸杞の実
山で取れた大きな朴葉に自家製味噌。
火で炙りながら少しずついただきます!
焼けて芳ばしい味噌は生姜が香り、大きな銀杏の風味と合わさると、お酒が進む・・・。
姫大根の酢漬けは口直し。

●汁:新米のお餅、西京味噌の汁仕立て
半づきのお餅は表面を炙ってあり、芳ばしい香り。
汁はとろりと滑らかで、お餅にのせた辛子がアクセント。
味噌の料理が続きましたが、こちらは都の味。

●向付:鯉のお造り
鯉の皮の唐揚げ添え。
薬味は茗荷を細かく刻んで混ぜこんだ大根おろしと茗荷の花。
鯉は敷地内にある専用の池で育てられたもの。
食べやすく包丁をいれてあり、隠し味の粉山椒がアクセント。
氷できりっと締めてあり、こりこりした歯触り。
こんなに旨い鯉は初めてです。

●強肴:むかごの葛よせ
「むかご」は秋の山のごちそう。
小さいですが甘味があり、ほくほくした食感。

八寸
丹波の黒豆の枝豆の共和え
小豆のかるかん
稲穂
茹で落花生
地鶏卵の黄身の味噌漬け
焼き栗(ぽろたん)
手長エビの唐揚げ
鮎の開き
こんにゃくの栃餅あられ揚げ

●強肴:松茸の松葉焼
香母酢添え。
松茸はこちらでは季節が早く、信州より取り寄せたもの。
秋の香りですね。

●お凌ぎ:ぐじと香茸の棒鮨
菊花蕪添え。
軽く昆布締めしたぐじが美味。

●蒸し物:松茸と雉の土瓶蒸し
柚子添え
土瓶蒸しの具は雉団子・松茸・水菜・牛蒡。
雉団子の出汁と松茸の香り。

●焼物:子持ち鮎の幽庵焼
杉の板で包んで焼いたもの。
酢橘添え。
杉の香りが爽やか。
味が浸み込んだ鮎の子が美味です。
料理に添えた柑橘類は素材と料理法との相性から香母酢・柚子・酢橘を使い分け。
その味の違いも楽しめました。

●煮物:きのこ鍋
熱々の土鍋で登場。
山で取れた天然しめじ、なめこ、虚無僧茸、海老芋、鰻、葱。
お鍋の味を引き立てるのは「なめこ」。
いい出汁が出るそうです。
ここでは鰻は出汁の役割り。

栗の土鍋ごはん
大好物の栗ご飯。
山で採れた栗だそうです。
軽く塩味をつけた栗は、栗本来の味が濃くて甘い。
お替わりしました。

香の物
蕪、柴漬け、昆布、たくあん

水菓子
あけびのゼリー、木苺のジュレ、サルナシ(キーウィの子供)
あけびをこうやっていただくのは初めてです。
あっさりして爽やかな口当たり。
マタタビ科の植物を組み合わせているので、猫が喜びそう。

焙じ茶
濃いめに入れてありました。
お酒の後のお茶はおいしいですね。

「摘草料理」は山から採れる季節の素材を使いながら、山の野暮ったさを感じさせない洗練された品々でした。
食事の時間は約2時間半。
量は適量、ご飯をお替わりしたので満腹・満足です。
後は寝るだけ・・・贅沢ですね。

食事後、部屋へ戻るために外へ出ると星が瞬く素敵な夜空。
満月に近い月が煌々と輝いていました。
部屋の月見台から月を探すと・・・端の方にちらり。
「摘草料理」の余韻と花背の自然を楽しむ秋の夜長。
部屋数は少ないですが、宿泊するのがお勧めです。

(その2)へ続きます。

  • 外観(入口)

  • 外観

  • 外観(山の棟:母屋)

  • 外観(山の棟:母屋)

  • 夕食(摘草料理):最初のお膳

  • 夕食(摘草料理):盃、手ぬぐい、小蕪の酢漬け・枸杞の実

  • 夕食(摘草料理):栗のお箸、姫大根の酢漬け・枸杞の実

  • 夕食(摘草料理):一献(盃とお酒)

  • 夕食(摘草料理):一献(お酒)

  • 夕食(摘草料理):一献(盃)

  • 夕食(摘草料理):銀杏の朴葉味噌焼、姫大根の酢漬け・枸杞の実

  • 夕食(摘草料理):銀杏の朴葉味噌焼

  • 夕食(摘草料理):銀杏の朴葉味噌焼

  • 夕食(摘草料理):姫大根の酢漬け・枸杞の実

  • 夕食(摘草料理):新米のお餅、西京味噌の汁仕立て、鯉のお造り

  • 夕食(摘草料理):新米のお餅、西京味噌の汁仕立て、鯉のお造り

  • 新米のお餅、西京味噌の汁仕立て

  • 新米のお餅、西京味噌の汁仕立て

  • 夕食(摘草料理):鯉のお造り

  • 夕食(摘草料理):鯉のお造り

  • 夕食(摘草料理):むかごの葛よせ

  • 夕食(摘草料理):むかごの葛よせ

  • 夕食(摘草料理):むかごの葛よせ

  • 夕食(摘草料理):八寸

  • 夕食(摘草料理):八寸

  • 夕食(摘草料理):八寸

  • 夕食(摘草料理):八寸

  • 夕食(摘草料理):八寸

  • 夕食(摘草料理):松茸の松葉焼

  • 夕食(摘草料理):松茸の松葉焼

  • 夕食(摘草料理):松茸の松葉焼、香母酢

  • 夕食(摘草料理):松茸の松葉焼、香母酢

  • 夕食(摘草料理):ぐじと香茸の棒鮨、菊花かぶ

  • 夕食(摘草料理):ぐじと香茸の棒鮨、菊花かぶ

  • 夕食(摘草料理):ぐじと香茸の棒鮨

  • 夕食(摘草料理):松茸と雉の土瓶蒸し

  • 夕食(摘草料理):松茸と雉の土瓶蒸し

  • 夕食(摘草料理):松茸と雉の土瓶蒸し

  • 夕食(摘草料理):松茸と雉の土瓶蒸し

  • 夕食(摘草料理):松茸と雉の土瓶蒸し

  • 夕食(摘草料理):子持ち鮎の幽庵焼

  • 夕食(摘草料理):子持ち鮎の幽庵焼

  • 夕食(摘草料理):子持ち鮎の幽庵焼

  • 夕食(摘草料理):子持ち鮎の幽庵焼

  • 夕食(摘草料理):子持ち鮎の幽庵焼

  • 夕食(摘草料理):きのこ鍋

  • 夕食(摘草料理):きのこ鍋

  • 夕食(摘草料理):きのこ鍋

  • 夕食(摘草料理):きのこ鍋

  • 夕食(摘草料理):きのこ鍋

  • 夕食(摘草料理):香の物

  • 夕食(摘草料理):栗の土鍋ごはん

  • 夕食(摘草料理):栗の土鍋ごはん

  • 夕食(摘草料理):お茶(焙じ茶)

  • 夕食(摘草料理):お茶(焙じ茶)

  • 夕食(摘草料理):水菓子(あけびのゼリー、木苺のジュレ、サルナシ)

  • 夕食(摘草料理):水菓子(あけびのゼリー、木苺のジュレ、サルナシ)

  • 夕食(摘草料理):水菓子(あけびのゼリー、木苺のジュレ、サルナシ)

  • 摘草料理:手ぬぐい

  • 個室

  • 個室

  • お月様

2022/03/03 更新

1回目

2019/10 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-

季節と共にある花背の料理旅館(その2):朝食、他

花背にある創業1895(明治28)年の料理旅館です。
京都市内から約40Km離れた森閑な山里で四代目中東久人氏による「摘草料理」と「最高のもてなし」が楽しめます。
(その1)に続き、ウエルカムティーと朝食について書きます。

山の奥ですが、滞在は極めて快適です。
滞在中の「もてなし」は素晴らしく、細やかな気配りが行き届いていました。
施設は峰定寺の塔頭のあとに建てられた山の棟(母屋)と渓流沿いの川の棟(宿泊棟)に分かれています。
川の棟は新しく、案内されたのは一番奥にある月見台のある部屋。
大きなガラス窓から見える緑は美しく、せせらぎが聞こえ、風情ある雰囲気です。
あと1ヵ月もすれば紅葉が素晴らしいに違いありません。
床の間には掛け軸、女将が野山で摘んだ草花が活けてありました。
TVはありませんが、携帯電話は繋がります。
本も用意されているので、退屈することはありません。
お風呂は貸し切り、温泉ではありませんが湯船が深くて寛げました。

ウエルカムティー
お部屋にて。
あけびのお茶
口の中がすっきりする、心地よい僅かな苦み。
くるみの葛餅
表面を軽く炙り、温かい状態で出されました。
柔らかく、口の中でとろけるような舌触り。
抹茶
部屋にはお茶と、川からの冷水が用意されていました。
川の水は甘くて、おいしいです。

翌日。
朝食
夕食と同じ山の棟の部屋へ案内されました。
前日の夜は暗くて気付かなかったのですが、建物の両側はガラス張り、目に入る光と緑が鮮やかです。
料理は若女将とスタッフにより順に運ばれてきました。
梅茶
控えめな甘味と梅の酸味に食欲が湧きます。

自家製豆腐
葛あんかけ。
出来立てで、温かい。
大豆の味が感じられます。
京都はお豆腐がおいしいですね。

青菜と椎茸のお浸し
敷地内の畑で採れたものでしょうか?
瑞々しいです。

鯖のへしこ
軽く炙ってあり、大根おろし添え。
実は好物、ご飯が進む味。

土鍋ご飯
米がつやつや。
お替わりしました。

香の物
きゅうり、きゃらぶき、青菜

蕪のお味噌汁

白菜と油揚げの炊き合わせ
大皿で。
野菜がたくさん摂れます。

車麩とモロッコいんげんの玉子とじ
こちらも大皿。
玉子とじ好きとしては嬉しいです。

ほうじ茶

コーヒー
黒糖菓子
黒棒みたいな素朴な味。

食後は京都行バス(大悲山口発11:00)の時間に合わせてゆっくり。
部屋で川のせせらぎを聞きながら過ごすもよし。
宿から数分の峰定寺まで散歩するもよし。
天気が良かったのも幸いし、自然に囲まれた居心地の良さを満喫しました。
宿を後にする時は若女将やスタッフの見送りを受け、車でバス停まで送っていただきました。

交通は不便ですが、季節を変えて再訪したい。
そう思いたくなる素敵な宿でした。
天候が悪いと酷道が不安なので、花背へ続く道路が整備されるといいですね。

  • 外観(入口)

  • 外観(看板)

  • 川の棟

  • 部屋

  • 部屋(月見台)

  • 部屋(月見台)

  • ウエルカムティー:あけびのお茶

  • ウエルカムティー:くるみの葛餅

  • ウエルカムティー:くるみの葛餅

  • ウエルカムティー:抹茶

  • ウエルカムティー:抹茶

  • 部屋(床の間)

  • 部屋(玄関のお花)

  • 夜:緑茶

  • 外観(山の棟入口)

  • 山の棟玄関

  • 山の棟廊下

  • 山の棟(個室)

  • 山の棟(個室)

  • 山の棟(個室)

  • 山の棟(個室)

  • 山の棟(個室)からの緑

  • 花背の山

  • 朝食:梅茶

  • 朝食:自家製豆腐、青菜と椎茸のお浸し、鯖のへしこ

  • 朝食:青菜と椎茸のお浸し

  • 朝食:自家製豆腐

  • 朝食:鯖のへしこ

  • 朝食:土鍋ごはん

  • 朝食:土鍋ごはん

  • 朝食:香の物

  • 朝食:蕪のお味噌汁

  • 朝食:青菜のお浸し、香の物、鯖のへしこ、土鍋ご飯、蕪のお味噌汁

  • 朝食:青菜のお浸し、土鍋ご飯、蕪のお味噌汁

  • 朝食:白菜と油揚げの炊き合わせ

  • 朝食:白菜と油揚げの炊き合わせ

  • 朝食:車麩とモロッコいんげんの玉子とじ

  • 朝食:車麩とモロッコいんげんの玉子とじ

  • 朝食:白菜と油揚げの炊き合わせ、車麩とモロッコいんげんの玉子とじ

  • 朝食:白菜と油揚げの炊き合わせ

  • 朝食:車麩とモロッコいんげんの玉子とじ

  • 朝食:焙じ茶

  • 朝食:コーヒー、黒糖菓子

  • 朝食:コーヒー、黒糖菓子

  • 朝食:黒糖菓子

  • 朝食:黒糖菓子

  • 外観:敷地内の畑

  • 外観:赤とんぼ

  • 外観:鯉の生け簀

  • 敷地の奥に続く定峰寺

  • 定峰寺

  • 川の棟の脇を流れる清流

  • 大悲山口バス停

2019/11/11 更新

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