1回
2023/05 訪問
串揚げにフレンチを足すと、串揚げの概念を覆された！
2024/04/15 更新
ランキングと口コミで探せるグルメサイト
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
【京都・祇園】フレンチ串揚げBEIGNET
今年のGWは行動制限もマスク義務も解けて、あっという間に元の騒がしい京都に戻りましたね。
それでも夜はしっとりと落ち着いた雰囲気の祇園です。
そんな大人の街で、大人の串揚げを頂いて来ました。
入って暖簾をくぐった所がカウンターになっていて、厨房が目の前です。ライブ感を味わいながらのお食事開始♪
［全15品のコース 8,800円］
まずは
⚫︎純米吟醸酒粕のチュロス
おお、いきなりそうきたか！チュロスも揚げ物ですもんね。一口大のチュロスの上にはウニ。
⚫︎春キャベツのポタージュ
いきなり感動の美味しさ。春キャベツの軽やかな甘さ。
⚫︎鮃 春の豆
雫型の美しいガラスの器をくゆらせると、中から薫香が。瞬間的に燻製し香りが移ったヒラメのお造りにはお出汁のジュレソースが掛かっています。
いよいよ串揚げ！と思いきや、串に刺さっていない(笑)。そんな既成概念を覆すのが
⚫︎ホワイトアスパラガス オランデーズソース
春の大地の香りをふんわり厚めのベニエ衣に閉じ込めて。ソースも口当たり優しく、白アスパラの風味を引き立てています！
⚫︎白魚かき揚げ
こちらも春の味。白魚を贅沢にかき揚げに。
上にはウルイとディルをあしらって。揚げ物にハーブを合わせるのは目から鱗です。
⚫︎新じゃが芋と桜海老のコロッケ
どんどん春を味わうコース♡ゴリっとした歯応えの分厚い衣の中にはほっくり新じゃが。
⚫︎本鱒 白葡萄酒ソース
おお、やっと串に刺さっている！(笑)
ふわっと衣と中の白身も柔らかく。
⚫︎鰆炭火焼落の薹味噌の合わせバター
丁寧に油に潜らせたり、炭火で焼いたりを繰り返して絶妙の火加減で火が通ったサワラ。
ふきのとう味噌バターのほのかな苦味と頂きます。
⚫︎筍 木の芽
これ大好き！筍の甘みが衣に移って、まるで豪華なアメリカンドッグの様な食感。
⚫︎豚舌粒マスタードソース
これも大きめサイズで頂きたい。豚舌柔らかい〜♡
⚫︎蛍烏賊 行者大蒜のタプナード
富山で食べた蛍烏賊が美味しかったという話をしていたらタイムリーに登場した蛍烏賊のかき揚げ！
しかもカダイフ？という中東の細い麺を衣にしてありサックサク！ギョウジャニンニクをソースに。
⚫︎鴨つくねクレピネット炭火焼 モリーユ茸
鴨のクセが良い意味で芳醇に感じられます。周りに巻かれた網脂がジュワッと。中のお肉はあえて食感を感じる大きさで。
⚫︎国産牛サーロイン炭火焼 ペリグーソース
もはや串揚げコースの概念を超えていますが、そんなのどうでも良くなる美味しさ。
⚫︎リゾット 浅利 あおさ
〆はリゾットです。これまた思ってたリゾットとちゃう！というやつですが、焼かれたご飯にアサリのお出汁が存分に染み渡り、アオサの香りとともに徐々にほぐれてゆくと、和風リゾットに。
⚫︎苺白餡
苺大福をお口の中で再構築するという発想。
ミルク粥に合わせるのはなんと白餡アイス。サクサクメレンゲに苺のコンフィチュール。
⚫︎芦屋ウーフのハーブティー
最後はレモングラスの香り落ち着くハーブティー。
どちらも少しずつ、良いところだけを頂いていたら気付いたらお腹いっぱいに…！
旬の食材を多種多様にあしらった上に、主品にサッと添えてある差し味のセンスが素晴らしい。
串揚げコースと思って伺うと、そうだ「フレンチ」だったんだ！と改めて気付き嬉しくなるコース。
ロケーションも良いし、人気になる事確実のお店かと。また家族を連れてお伺いします！