2回
2021/06 訪問
こんな焼肉コースがあったのか・・・”究極の焼肉コース”
六本木駅から徒歩10分くらい。
星条旗通り沿いの地下にあるお店。
階段を降りると”X”(TEN)の文字があり、木の扉を開けると無数のワインが並ぶワインセラーに
迷い込んだ感じ。
さらに秘密の扉が開くと店内に入れる。
店内には2名、4名、4名、8名の4つの個室のみ。
某有名企業家の二人がこんなお店があったら良いというコンセプトで出来上がったお店。
各個室にシェフが一人ずつついて、全ての肉を最高の状態で提供してくれる。
焼肉TENのスタンダードコースにワインをペアリングで。
一品目は、”都萬牛のエキス”
宮崎の霧島連山の天然水を5日間かけて抽出した貴重な水と
そこで育った都萬牛の究極のコンソメスープ。
味が凝縮されてました。
二品目は、”ナムル盛り合わせ”
甘長唐辛子、山梨のとうもろこし、実山椒の新じゃがポテサラ、熊本の赤茄子、国産のゼンマイ、丸オクラの季節の6種類の野菜。
ポテサラの実山椒がいいアクセントになっている。
三品目は、”松阪牛のユッケ”
ウニとたっぷりのキャビアが乗っていて、
このキャビアの量が凄い。白ワインと一緒に。
四品目は、”センマイ刺し”
松の実が食感を楽しく演出していて、美味しい。
さらに、ここで搾りたてのごま油の演出があり、
目の前で抽出したごま油は、ごま本来の香がさらに強く感じられ、
まろやかな風味を纏った油でとても美味しい。
これをセンマイにつけるとまた格段と美味しくなる。
ここで、箸休め3種(白菜キムチ、トマト&パイナップルのキムチ、ガリ)
白菜キムチは浅漬けのようなキムチで、食べた後にキムチ感があまり残らないように、
あっさりとした味付けにもなっている。
パイナップルのキムチは初めて食べました。
次に、但馬牛タン4種
牛タン 自家製レモン塩、牛タン 梅紫蘇は、意外と脂の多い牛タンが、
いずれもあっさりと食べれるのが嬉しい。
基本的には9:1の割合で片面をよく焼きにし、牛タンの持つ柔らかさと食感を楽しむ。
牛タンシタ 蕗味噌は搾りたてのごま油も足すと味の深みが増します。
牛タン しゃぶしゃぶは、黒タンのタン元を薄切りにして、牛骨と牛テールのスープでしゃぶしゃぶしているので、あっさりとしていて美味しい。
但馬玄 レバーにも搾りたてごま油が合う。
牛タンスープは出汁がめちゃめちゃ美味しい。
牛タンも8時間煮込んでいるため、スプーンで簡単に切れるほど柔らかい。
都萬牛トウガラシ、但馬牛ハラミ、但馬玄カメノコは特製の醤油タレで楽しむ。
熟成されたお肉には、同じく熟成された日本酒を一緒に。
フィレミミという初めての部位も食べました。
普段、この部分を味見して、肉の質を確かめるらしい。
そこを出してくれる焼肉店は他にはないのでは。貴重な体験、ありがたいです。
フィレだけど、脂味もしっかり感じました。
そして、ここからは赤ワインとカルビ、サーロインを食べていく。
但馬玄 特上カルビはご飯と一緒にタレを垂らして食べると究極の牛丼が完成。
松阪牛 サーロインは漬けにした飛来幸地鶏の卵を解いて、すき焼き風に。
まずは卵と一緒に、残ったご飯と卵でTKG。ノックアウトです。
冷麺は、出汁がかき氷状態で運ばれてきて、麺のコシがよく美味しい。韓国麺よりも蕎麦に近い。
キャビアもたくさん盛られていて、キャビアとヘベスの果汁による酸味と塩味のバランスが最高です。
ホルモンをじっくり炊いた土鍋炊き込み”もつまぶし”は、
ホルモンの旨味をたっぷり吸い込んだご飯がめちゃうまです。
さらに、ごま油をたして味変し、山椒、ガーリックチップを足して、究極の味を追求する。
楽しすぎます。
ご飯をお代わりして、最後は出汁茶漬けに。
何度も楽しめる最高のもつまぶし。
デザートのマンゴージェラートがまた凄い。
液体窒素でジェラードを作るのですが、目の前での調理がエンターテインメントで最高です。
それ以上に、味も最高。
衝撃的な焼肉コースで、感動の連続でした。
【焼肉TENのスタンダードコース】
・都萬牛のエキス
・ナムル盛り合わせ〜6種類の季節の野菜〜
甘長唐辛子、山梨のとうもろこし、実山椒の新じゃがポテサラ
熊本の赤茄子、国産のゼンマイ、丸オクラ
・松阪牛のユッケ
・センマイ刺し
搾りたてごま油
・箸休め3種
白菜キムチ、トマト&パイナップルのキムチ、ガリ
・但馬牛タン 自家製レモン塩
・但馬牛タン 梅紫蘇
・但馬牛タンシタ 蕗味噌
・但馬牛タン しゃぶしゃぶ
・サラダ
・但馬玄 レバー
・牛タンスープ
・都萬牛 トウガラシ
・但馬牛 ハラミ
・但馬玄 カメノコ
・但馬玄 特上カルビ
・松阪牛 サーロイン
・冷麺
・もつまぶし
・マンゴージェラート
お土産のカレーパンも美味しかったぁ。
instgram ID : kuidaore.8
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松阪牛のユッケ
但馬牛タン
都萬牛トウガラシ、但馬玄カメノコ、但馬玄の特上カルビ、松阪牛サーロイン
都萬牛のエキス
ナムル盛り合わせ
ナムル盛り合わせ
但馬牛の牛タン
但馬玄のカメノコ
搾りたてごま油
松阪牛ユッケ うに&キャビア
搾りたてごま油
搾りたてごま油
箸休め
白菜キムチ
トマト&パイナップルのキムチ
ガリ
センマイ刺し
センマイ刺し
但馬牛タン 梅紫蘇
特製醤油タレ、特製レモン塩、蕗味噌
但馬牛タン 梅紫蘇
牛タン しゃぶしゃぶ
サラダ
但馬玄 レバー
但馬玄 レバー
牛タンスープ
都萬牛 トウガラシ
フィレミミ
但馬牛 ハラミ
肉盛り合わせ
但馬玄 カメノコ
但馬玄 特上カルビ
松阪牛 サーロイン
冷麺
もつまぶし
もつまぶし
もつまぶし&出汁
マンゴージェラート
マンゴージェラート
2021/07/03 更新
東京メトロ日比谷線「六本木駅」から徒歩6分
星条旗通り沿いの地下にあるお店。
階段を降りると”X”(TEN)の文字があり、木の扉を開けると無数のワインが並ぶワインセラーに
迷い込んだ感じ。さらに秘密の扉が開くと店内に入れます。
店内には2名、4名、4名、6名の4つの個室。
お手洗いには鏡越しに移るX(TEN)のロゴが正体で移るように、
壁には逆文字でかかっていて、映えること間違いなし。
兵庫県の但馬牛の最高峰である、但馬玄(たじまぐろ)というブランド牛。
脂の融点が12℃と本マグロのように低いことから名付けられてブランド名。
上田さんがとことんこだわり、作り上げた神戸牛のトップブランド。
この日は焼肉Xの宙〜SORA〜コースをいただきました。
一品目は”究極のコンソメスープ”
宮崎の霧島連山の天然水を5日間かけて抽出した貴重な水と
但馬牛のネック、アキレス腱などあらゆる部位から抽出したエキスを合わせた
究極のコンソメスープ。染み渡る美味しさです。
二品目は、”旬野菜”
中央に白菜キムチ。甘味のある白菜を会えただけの作り立てキムチ。
ただ茶豆は、にんにくとオリーブで和えたもの
あわびだけは、バターと黒胡椒のシンプルな味付け。
トマトのキムチは珍しいですね。甘味と辛みのバランスが絶妙。
みょうがのピクルスもサッパリとして美味しい。
目の前には見たことのない機会が。
これが焼肉Xの名物でもある、生搾りごま油。
搾りたてのごま油は香りがまろやかで素晴らしい。
これを次の料理の刺身や焼肉に使います。
油を抽出した胡麻の削り粉も後ほど使うらしい。
三品目は、”但馬玄お刺身”
ハツとヒウチ。
お刺身には出汁醤油と和辛子、さらに搾りたての胡麻油と塩を。
ハツはあっさりした食感で出汁醤油が合います。
ヒウチはトモサンカクとも言われる部位で、内モモの近くでサシが多い部位。
サシが多いので、大トロのような味がします。
但馬玄の融点がマグロに近いこともあり、不思議な感覚。上品な脂がめちゃ旨です。
ペアリングのお酒は、低音熟成された日本酒。大トロのようなお肉には合いますね。
四品目は、”但馬玄ユッケ”
”初代葱師”清水あsんが創った天童市産の寅ちゃん葱と但馬牛のユッケ。
一つ違う次元のタレ焼肉にこだわるスタイルだけあって、
ユッケのタレの上品な甘味と旨味が素晴らしい。
また、焼肉Xのロゴが入ったキャビアも添えてあります。
キャビアの下にも但馬牛が入った二層になっていて、これまた贅沢な一品。
次、但馬牛タン3種。
黒タンの中心部分であるタン元を厚切りと薄切りで。さらに食感の違うタンシタの3種類。
自家製レモン塩、塩で。意外と脂の多い牛タンがいずれもあっさりと食べれるのが嬉しい。
厚切りのタン元は、じっくりと両面を焼き、一旦火から離して、再び周りを焼き上げます。
この厚みと食感が最高!
薄切りのタン元は、基本的には9:1の割合で片面をよく焼きにし、牛タンの持つ柔らかさと食感を楽しむ。ここにネギを乗せていただきます。
タンシタは、同じタンでも食感が違い、これも美味しい。
サラダは、夏野菜、りんご、塩昆布、赤酢、ごま油のドレッシング。
彩り多く、いろんな野菜を食べれるのは嬉しい。
このあとが、新しい名物料理。
但馬玄バーグサンド。
カツサンドは最近焼肉店でもよく見ますが、
バーグサンドはなかなかないですね。
丁寧に但馬玄バーグに焼き目をつけて、照り焼きソースをたっぷりつけ、
エシレバターを塗った焼肉Xの刻印が入ったパンに乗せます。
そこには和辛子マヨネーズをつけてサンドします。
美味しいに決まっています。最高でした。
但馬玄バーグの旨味に照り焼きソースと和辛子マヨネーズが加わり、
美味しさ爆発です。
この日一番印象に残っている一皿でした。
但馬玄 レバーにも搾りたてごま油が合う。
ごま油自体がとても美味しい。
テールスープは出汁が美味しい。
牛テールもホロホロです。
神戸牛ヒレ、神戸牛ハラミには塩だれを。
ヒレも美味しいですが、ハラミがめちゃうまでした。
但馬玄サーロインは、月齢41ヶ月の雌牛。
サーロインには、一晩漬けにした飛来幸地鶏の卵黄と黒トリュフですき焼き風に。
これを混ぜていただきます。上品な脂と卵黄、黒トリュフの香りが最高。
冷麺は、出汁がかき氷状態で運ばれてきて、麺のコシがよく美味しい。韓国麺よりも蕎麦に近い。
キャビアもたくさん盛られていて、キャビアの塩味、青唐辛子のアクセントが良い。
〆の2品目は、ホルモンをじっくり炊いた土鍋炊き込み”もつまぶし”。
ホルモンの旨味をたっぷり吸い込んだご飯がめちゃうまです。
さらに、ごま油をたして味変し、山椒、ガーリックチップを足して、究極の味を追求する。
ご飯をお代わりして、最後は出汁茶漬けに。出汁自体がめちゃめちゃ美味しい。
デザートは、焼肉屋のデザートということでマッコリのジェラート。
液体窒素でマッコリが一気にジェラードに変化。シャインマスカットも美味しく、口の中がサッパリします。目の前での調理がエンターテインメントで最高です。
まさに究極の焼肉でした。
肉割烹を超えた焼肉コース。
焼き師の川崎さんも解説をしてくださるので、旨味がさらに数段上に上がります。
二度目でも感動の連続でした。
ご馳走様でした。
【焼肉TEN 宙〜SORA〜コース】
・究極のコンソメスープ
・旬野菜
白菜キムチ、トマトキムチ、だだ茶豆、
あわび茸、みょうがのピクルス
・但馬玄お刺身 ハツ、ヒウチ
出汁醤油、和辛子、搾りたてごま油
・但馬玄のユッケ、キャビア
・但馬牛タン 厚切りと薄切り 自家製レモン塩
・但馬牛タンシタ
・サラダ
・但馬玄バーグサンド
・但馬玄 レバー
・牛テールスープ
・神戸牛 ヒレ
・神戸牛 ハラミ
・但馬玄 カメノコ
・但馬玄 特上カルビ
・但馬玄 月齢41ヶ月 雌牛サーロイン
・冷麺
・もつまぶし
・マッコリジェラート、シャインマスカット
お土産のカレーパンも美味しかったぁ。
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