超力招来さんが投稿した明石食堂(沖縄/石垣市)の口コミ詳細

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超力招来 (男性・神奈川県) 認証済

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明石食堂石垣市/沖縄そば、かつ丼、かき氷

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2018/11 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

この世で一番美味いソーキそば もう南禅寺だね

明石食堂のソーキそばと出逢ったのはもう一干支近い2007年1月。
生まれて初めて沖縄県の領土に降り立ち、ここのソーキを食べた美味さの衝撃は今でも忘れない。
現在は二代目の建物で民宿も兼ねて営業されている。

当時の当方の豚肉(というか肉全般)のイメージは、”臭い”、”しつこい”、”硬い”というマイナスの三原則が存在しており、関東で食べた数件のソーキも豚の獣臭を感じてしまったり、脂身や軟骨がしつこすぎたり臭かったりで、とても当方の食べられる代物では無かった。
まぁ初めて沖縄に来たのだがら、似非では無く本物のソーキ、評判高い唯一無二のソーキ出なければもう二度とソーキという物を口にすることもないだろうと思っていた時。


当時から明石食堂は地元民からも観光客からも双方から愛されている店。
以前沖縄料理に否定的な両親を連れて行った際に食べさせたこちらのソーキはメチャ美味だと珍しく褒めていた程。

今年の1月には都合が合わずにレンタカーを調達出来なかったことと時間も合わなかったために泣く泣く見送った久々の明石食堂だ。
朝6時15分羽田空港発⇒9時30分石垣空港着でレンタカーを調達し、早速明石地区へ向かった。
11時前に到着して、どうせ店舗前の限られた駐車場は満車であろうと見越して手前の空き地に駐車をしておく。
案の定既に行列が出来上がっており、当方は2巡目となった。
以前は開店時は待たずにすぐ入れたというに、しかも平日の昼間の中心地から離れた片田舎というのにもうこの行列は凄いなぁ。
空いている時以外は、到着したらすぐに自分に名前をボードに書くことを忘れずに。
それでもそばをすするかカツ丼を食べるだけなので然程待たされずにお一人様お通し~♪
当方は調理場すぐ横の一人用カウンターに案内された。

こちらで注文するものはいつも決まっており、ソーキ野菜の大盛だったのであるが、野菜の提供を止めてしまったという残念なお知らせを受けた。
仕方が無いのでソーキそばの大盛でお願いした。
炒め島野菜が美味しかったのになぁー残念!!!
メニューは以前と比べるとスリム化され、ソフトドリンクはコーラのみ、酒は島酒(泡盛)が無くなってビールは生中のみで小も無くなった。
デザートのかき氷も見事に全消え(笑)。
調理するおじさんの年齢的な点や健康面等からこのようなメニュー構成に落ち着かせていったのだろう。
レジ前に置いて300円で売っていたサーターアンダギーも見当たらず。

ソーキの提供に時間を要したが、ソーキそば大盛が着丼。
丼は間違い無く直径21cmの大盛用の大きい丼。
野菜が無くなってしまったのでカラフルな彩りは無くやや殺風景となってしまったが、肉一択というのも偶には良い。

先ずはスープから…


これは…


途轍も無く…


う・ま・い・ぞぉおおおおおおーーーーーーーーー!!!!!!!!!!


いつも以上に味皇様が咆哮を張り上げる。

こちらのスープは豚骨をしっかり目に煮出した白濁としたスープで、昆布やカツオも舌の奥からグンと香ってくる大変にバランスの取れたやや濃厚で実に味わい深い。
とはいえ粘度は然程無く、サラリとしてキレの有る味わい。
石垣市街中心の八重山そばのスープは淡麗系といおうか、スッキリ系であまり煮出さずライトな仕上がりなマース(塩)のスープであるが、こちらはその対極で濃厚トロリ系とでも言おうか。
当方の食歴から言わせてもらうと、沖縄そばで一番好きな首里そばや横浜は鶴見のやーじ小のスープが明石食堂に近い。

そばは八重山伝統の丸型の中太で、形状だけなら長崎ちゃんぽん麺に近い。
こちらのそばは一般的な市街のそばよりコシがあって美味い。
そばだけなら首里そばが当方の一番好きなモノではあるが、これからがメインイベントだ。

こちらに来たら絶対ソーキを食べなければ来た意味が半減以下となろう。
これほど軟骨がトロトロネットリする程の煮上がり(蒸しも入っているかも)は、日本をはじめ中国でも食べたことも観たことも皆無だ。
一体どうやって作っているのであろうか?
大きめなサイズのソーキ2枚と通常サイズが1枚の計3枚がそばの上に豪快に乗る。
ソーキからの臭味や獣臭は皆無で豚肉の良い香りと味わいから丁寧な軟骨周りの掃除や血抜き灰汁取り等下処理を経て、時間と労力を掛けた珠玉のソーキである。

またこちらの調味が超絶で、甘味のあるやや濃厚な味付けなのだが全くクドく無くしつこさも無い。
ソーキの周りに付いている肉がまた美味いの何のって!!!
箸で摘まむとホロっとするけど適度に噛み応えもあって、噛めば豚肉の旨味が口一杯にジュワ~っと広がり幸せ一杯になるんだ。
このトロトロトロ~リのソーキがスープのサラトロの旨味との馴染みが非常に良く、親和性が高い!
それは一体化した味わいへと高みへ導かれるかの如し。
パーツ、パーツで美味くても、一体感を醸成しないと本当の意味での丼としての完成度は高くならない。
しかし、こちらのソーキそばは全てをクリアーし、突出した美味さをずーっと保っておられる。

後半から大好きなヒバーチ(島胡椒)をソーキに掛けたり、そばに掛けたりすると超絶的な美味さを発揮して、他者からの追随を全く寄せ付けなくなる。
仕上げにコーレーグーズ(島唐辛子の泡盛漬)を加えると、スープが更にキレを増し、そばを啜る速度が加速する。
これは、サイボーグ009の島村ジョー(009)の『加速装置!!!』に匹敵する2つの絶対的調味料である。
紅生姜も口直しのアクセントとして最高。
こういうとこ来て人工着色料がとか言わないように。

総じても総じなくても明石食堂のソーキそばは何処にも無い唯一無二でこの世で一番美味いソーキそばで有ることを改めて確認した次第である。
次回もまた早掛けして明石食堂を目指そう!

  • トップフォト 出来たて熱々のソーキそば

  • 看板

  • ここに名前を書いてね。

  • 入口

  • 調味料 ティッシュ

  • 水 ウォーターポット

  • ソーキそば大盛

  • ソーキ アップ

  • トロットロのソーキ 堪らん!

  • そばも美味い

  • ここらで味変♪明石食堂の最強加速装置!!!

  • 完まく~♪

  • 調理風景 提供待ち

  • 2018年11月現在のメニュー

  • 旧店舗(現在未使用)

  • 旧店舗(2007年1月)

  • 2007年1月のソーキ野菜そば(中)

  • 旧店舗 店内

  • 2007年1月のメニュー

  • 昔からの最強加速装置!!!

2018/12/02 更新

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