超力招来さんが投稿したバー ノーブル(神奈川/関内)の口コミ詳細

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超力招来 (男性・神奈川県) 認証済

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バー ノーブル関内、伊勢佐木長者町、日ノ出町/バー

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2016/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

心地良く腰を落ち着けて飲めるBAR

【28.3.20】追記
ミモザ(フサアカシア)が綺麗に咲くこの季節。可愛いミモザを観たこともあり、ミモザが飲みたくなってきた。この時期逃すともう来年まで飲むタイミングを逸する。別にいつ飲んでも良いのだが、こういった季節や花にちなんで大量多岐にわたるカクテルメニューの中からチョイスするのが粋なんだよなぁ。と言うわけで本日もNOBLEへ

◉ミモザ(伊予柑バージョン)
初手はミモザを注文すると、山田さんから今フレッシュの伊予柑が有るからそちらでお作りしましょうかと面白い提案を戴いたのでそれでお願いする。在り来たりな物だけで無い、こういった季節や有る物をアレンジして戴けるのも通い慣れたバーの良いところだ。こういう提案、大好き!
基本的にはグラスにビルドで作成するが、こちらでは伊予柑の皮を剥き、果汁を絞ってよく冷やされたミキシンググラスに一旦注がれる。勿論余計な果肉のカスは取り除かれている。シャンパンと合わせて軽くステアし、下がややふくよかな仕上りになっているシャンパングラスに注がれる。お客の前で最後に伊予柑ピールを香り付けでスプレーして完成。
ピールの香りが爽やかで、伊予柑のストレートな美味さをシャンパンの酸味が味を引き締め、ガスがサッパリと飲ませてくれるスターターとしては良い酒。

◉ギムレット
ミモザの黄色繋がり、ブライガー→赤い薔薇→ローズ社→ギムレット繋がりで注文。
小さい頃観ていた東京MXで再放送している『銀河旋風ブライガー』の主人公"ブラスター・キッド"はかつて地球正規軍の特殊部隊「レッドローズ」でエーススナイパーとして活躍していたが、軍上層部の腐敗に失望して脱走、アイザックの許に身を寄せる。先日放送されていた第6話では元部下でありその後のレッドローズの隊長である"赤い薔薇のジョニー"とのウエストJ区のバーでの出会い。その際に飲んでいたのがギムレット。赤い薔薇に関連させてギムレットとは単なる子供向けのロボットアニメでは無いね。
レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』の中でゲストキャラクター「テリー・レノックス」が探偵フィリップ・マーロウに対して言った台詞である「I suppose it's a bit too early for a gimlet," he said.」いわゆる『ギムレットには早すぎる』が有名。そのレノックスのギムレットへのこだわりは、ローズ社製のライムジュースを半分、ジンを半分、他には何も入れない。ライムジュースはコーディアル(強壮作用のある食品、アルコール)であるが、当方も某バーでローズ社のライムジュースで作ってもらったギムレットを戴いたことがある。ジュース自体が甘味が強いので好みが別れるだろうが当方は甘目のカクテルも問題無いのでこれはこういう物だと思って飲むのが愉しい。小説はハードボイルドなのに、甘いカクテルが登場するギャップが面白いじゃないか。
こちらではフレッシュのライムを絞って甘味は三温糖で調整。


◉苺のクレームブリュレ風
メニューに書いているバージョンの物は全て頂いているので、他に何か出来ないかをたずねたところ、マティーニ仕立てやクレームブリュレ風も出来るとのことで、後者をお願いした。フレッシュな苺をハンドブレンダーで潰し、カカオリキュール、ホイップさせた生クリーム、苺のシロップで整えている。ふんわり柔らかく、口当りも滑らかに仕上がっている。味わいは香ばしいチョコレートの風味が苺の酸味と甘味の融合で高級な苺チョコを食べている感じ。度数もそれ程高く無くデザートカクテルとしても最適。

◉ラフロイグ15Yo(200周年記念ボトル)
限定ボトルを3本仕入れて最後の1本がまだあるとのことでハーフで味見を。
アイラ島モルト独特のピート香の中でも一際個性的なラフロイグのリミテッドバージョン。店のテイスティングログでは柔らかな舌触りと共にヨードが溶け込み、中盤からはトロピカルなフルーツが見え隠れし、複雑な長い余韻が続くとのこと。注がれた瞬間は正露丸、ヨードチンキの様な匂いが強くするが、空気に触れる事によって柔らかくなっていき、煙いピートが爽やかに。余韻も長く最後は花が咲いた。この感じは香りは全く違うが、与那国島の泡盛でも花酒と呼ばれる60度以上のスピリッツと似ている。ちなみにこれは43度。

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【27.12.6追記】
BARやカクテル初心者の超力塾塾生も数名いらっしゃるので、いつもより砕いてレビューしてみる。

今回は全てフレッシュフルーツと野菜で統一してみた。しかし大体こちらでは主だったカクテルはほとんど戴いているため、最近の注文傾向かもしれない。

まずは待ちに待った、フレッシュ柘榴(ざくろ)のジャックローズを。カルヴァドスベースでいきなり強いカクテルを注文してしまったが、食事も済ませているため空腹という危ない状態ではないため良しとする。毎年こちらでのこの生の柘榴がある時期のみの提供。林檎のブランデーでフランスはノルマンディ地方の特定の地域で蒸留されているものはカルヴァドスと名乗ることが許される。どのカルヴァドスと合わせるかというのもバーテンダーの好みと才覚が物をいう。こちらではマグロワールを使用。通常は柘榴で作ったグレナデンシロップが使用され、絞ったライムとカルヴァドスをシェイカーに入れてシェイクして完成する。グレナデンの原料である生の柘榴を用い、甘味はシロップで調整。山田さんのシェイクで其々バラバラであった素材が程良く撹拌され、氷も砕かれグラスの表面に綺麗に浮く。フレッシュ柘榴の爽やかさとドッシリしつつも林檎の風味が軽やかに感じさせるカルヴァドスが完璧に融合している。ライムが甘味をキリッと引き締めてバランスも完璧なカクテル。ノーブルで飲む冬のアルコール類で、超力が冬一押しなカクテルでもある。

他にはこれから美味しい苺をフローズンにしたもの。ベースはシャンパン。苺の甘味を苺自身が持ち合わせている酸味とシャンパンの酸味が全体をキリッと締めている。他には酸味は加味しているのかたずねたところ、ライムやレモン等は使っていないとのこと。もう一つ苺のカクテルで冬お勧めがロッシーニであるが、こちらはまた次回に。

締めはモルトウィスキーかで悩んだが、安納芋(さつまいも)が出たとのことで、ダークラムベースのデザートカクテルをお願いした。これはお酒というよりは高級で高貴なデザートとして戴ける一品。安納芋のほっくりした口当たりと滑らかな舌触り。風味豊かな甘さとコクのあるダークラムとの組合せはお菓子界でも大活躍。大学芋を思わせる黒胡麻が中央に散らされているのも良い。

年末都合があえばもう一度フラッと来ようかな。年末は12/30まで、年始は1/3からとのこと。
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【27.9.21追記】
この日は伊勢佐木町でショッピングの後、弘流に行くと臨時休業の貼り紙が…みずきで宿題の醤油ラーメンを食べた後、こちらに寄る。

先ずはXYZを注文。これは先日頂いたサイドカーの派生バージョンのカクテル。ブランデーをホワイトラムに変えたものである(バカルディ、コアントロー、レモン)。サイドカー同様ハードシェイクからの一杯は円やかの一言。どれかが尖っているのではなく全てが融合された味。某BARでこれの水っぽいヤツを飲まされて嫌な思いをしたこともあり、出来は雲泥の差。素材もグラスもキッチリ冷やし、シェイクもシャープにやらないと弛れた仕上りになるんだよなぁ。本当基本は大事だと熟思う。

次にフレッシュフルーツで梨のフローズンを頂いた。梨の品種は幸水とのこと。ラムベースで今度はゴードンがベース。他には梨のシロップ、ライム、レモンで味付け。ライムやレモンの適度な酸味が幸水の味を引き締めて香り良き甘さを演出していた。

最後の一杯は、何か生クリームをホイップさせたデザートカクテルが飲みたいとリクエストしたところ、アレキサンダーは如何ですかと山田さん。ブランデーベースのもので、コニャックのクルボアジェ(VSOP)を使用。生クリーム、カカオリキュール(ブランカカオ)、最後にミルで軽くナツメグ(ホール)を挽く。以前生クリームに癖があった時代の名残とのこと。よーく泡立てられたクリームにクルボアジェ等々素材を混ぜ、最後にシェイカーに入れて軽めにシェイクして冷やす。高級なチョコレートケーキを食べているような味わいと後味。口の中が高貴な香りで満たされる。甘さも丁度良き加減である。最後の方でティスプーンをサーブ頂き、周りの泡泡を残らず味わい尽くした。

もうアイリッシュコーヒーの提供がされていたので聞いてみたところ、特に冬限定ということではなく通年注文可能とのこと。ただし真夏の暑い日にこれを注文した人は皆無であったと。
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【27.9.5】追記
8月で大好きな桃が姿を消し、巨峰、無花果がラインナップに。茹だる暑さは影を潜めたが地味に暑い日は続く。こちらでは通年デフォルトの物と季節のフルーツを織り交ぜたモヒートが愉しめる。

先ずは無花果のモヒートを注文。柔らかだがピリッとしたミントと無花果のクドくない爽やかな甘味がホワイトラムと合わさって弛れた口中をさっぱりと拭ってくれる。軽く炭酸も入って喉越しも良い。クラッシックアイスをストローでカシャカシャ突きながら飲み進める。

次にドッシリとしたものが飲みたくなりサイドカーをお願いする。やや強めのシェイクで注がれたカクテルはグラスの表面に細かい砕けた氷が整然と浮かぶ。美味い。コアントローの爽やかなオレンジの風味が優しくブランデーを包み込み、単体では味わえない円やかな飲み口。レモンの効かせ方も良い。どれかが突出しているものは無く其々の素材が完全に融合した味になっているのだ。ハードシェイクにより空気を程良く含ませる計算されたものとお見受けする。他店でもよく注文するサイドカーだが、ブランデーが強過ぎたりコアントローやホワイトキュラソーの個性が目立ったりすることがあるが、山田さんのサイドカーはバランス具合が本当に素晴らしいと思った。こんな強いカクテルはゆっくり時間をかけて愉しむことが多いのに、この日は5分位で飲み干してしまった自分に驚いてしまった程癖無く飲み易く仕立て上げられているのである。バーテンダーの神様の様な存在の札幌はバーやまざきの山崎達郎さんはこのサイドカーこそカクテルの王様であり、基本であると公言する。基本が美味いのであれば他にも応用がきく。

巨峰も試してみたくなり、ブランデーベースで続ける趣向でフローズンを頼む。ブランデーが巨峰の旨さを引き立てたジェラート感覚で飲める一品。締めに南瓜のデザートカクテルを注文。新作のアボカドは南瓜とバトンタッチしてしまってラインナップから姿を消してしまって残念だが、南瓜も負けていない。ザラっとした繊維は残るがわざと残しているように感じる食感。ダークラムとソルトキャラメルシロップが南瓜の甘味と香りを強烈に引き立てる。南瓜の種も良きアクセントでよろし!
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【27.6.16】追記
5月下旬より登場のベリーニを頂く。完熟の桃にグレナデンシロップを少々のシャンパンベース。お酒はほんのりと顔を出し、桃の美味さを十二分に引き出したカクテル。宮崎マンゴーはシャンパンベースでフローズンタイプのもの。甘味が強いかと思われたが、数滴のライムが味を引き締めて甘さのクドさを掻き消し、サラッと飲めてしまう一品。口直しにドライマティーニを頂き終了。
ジンは凍結させた№3。ベルモットは少な目だが薬草系の香りが爽やかで、凍結させたことにより口当たりがトロっとしているジンの美味さを引き立てて良い食後酒となった。本日も満足して店を出た。
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【27.5.31】追記
アメリカンチェリーは甘さの中に程良い酸味があり。シャンパンベースなのでお酒を飲めない人でもデザート感覚で召し上がれること請け合いです。もう少しシロップ少な目でもいいかも。ということで次のカクテルは口をサッパリさせたかったので、山田さんの提案で横浜生まれのカクテル、バンブーを頂いた。切れのある辛口で甘さは皆無だがスッキリとしたい時にオススメ。
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今まで酒を主体に店を訪れたことは無かったが、自分のペースで静かにオーナーやスタッフの皆さんと語りながら飲む酒を楽しませてもらっている。
ここのオーナーバーテンダーの山田さんは言うに及ばずIBAのワールドカクテルコンペティションでファンシー部門と各部門優勝者とのファイナルで総合優勝を勝ち取った実力者。得てしてそう言う人は講演やらテレビ出演やらで店にほとんど居ないのかと思いきや、基本的には始業時からフルに出勤されており、ほぼ全員のカクテルを作っています。初めて訪れた時も全然ヨソヨソしい感じはなくすんなり馴染めたのも山田さんのお店作りや気配りがきちんとなされているゆえ。
大体はステアかビルドものから始まり、シェイク、フレッシュフルーツのカクテルと頂いています。毎回何を飲んでも美味しい。そして次に来るときには何を飲むか楽しみにさせてくれる店である。

  • ミモザ 伊予柑バージョン

  • ピールは伊予柑の皮

  • 苺のクレームブリュレ風

  • ラフロイグ15Yo(200周年記念ボトル)

  • フレッシュ柘榴のジャックローズ2015

  • 本日のチャームとフレッシュジャックローズ

  • 苺のシャンパンベースのフローズン

  • 安納芋のデザートカクテル2015(ダークラム)

  • カウンター席が満席のためウェイティング

  • XYZ(バカルディ)

  • 梨のラムベースフローズン(ゴードン)

  • アレキサンダー(クルボアジェ(コニャック))

  • 無花果のモヒート

  • 本日のチャーム

  • サイドカー

  • サイドカー。程良く砕け散った粗目状の氷が心地良く口中を駆け巡る。

  • 巨峰のブランデーベースのフローズン

  • 南瓜のデザートカクテル

  • 南瓜の種が良きアクセント

  • ベリーニ(桃)

  • 宮崎マンゴーのフローズン(シャンパン)

  • ドライマティーニ(№3)

  • タヒチアンゴールド(ゴールドラム)

  • 安納芋のデザートカクテル

  • ロッシーニ(苺)

  • シーフードミックスピッツァ

  • フレッシュトマトのマティーニ

  • アメリカンチェリーのシャンパンベース

  • バンブー

  • ラ・フランスのフローズン(ゴードン)

  • ソルティードッグ西瓜Ver(スミノフ)

  • ピニャ・コラーダ

  • ソルティードッグ(スミノフ)

  • グレンリベット12Yo(スペイサイド)

  • グレンリベット12Yo(スペイサイド)

  • アイリッシュコーヒー(ジェームソン)

  • 栗のフローズン(ダークラム)

  • ギムレット(ゴードン)

  • ダークラム(ロンサカパ23Yo)

  • ダークラムのロック

  • 金柑のホットカクテル(ドランブイ)

  • ある日のチャーム

  • ピオーネのモヒート(バカルディ)

  • シンガポールスリング ラッフルズホテルバージョン(タンカレー)

  • マティーニ(ゴードン)

  • ブラッディーマリー(フレッシュトマト)

  • 梨のジンベースフローズン

  • 手作りソーセージ4種盛り合わせ (紫蘇、大蒜、チョリソー、プレーン)

  • グレートサンライズ

  • ルッコラのシーザーサラダ

  • 無花果のシャンパンベースフローズン

  • イベリコ豚の生ハムとサラミの盛り合わせ

  • ある日のチャーム

  • ジントニック

  • Noble入口

  • シンガポールスリングと合わせる。ドイツ風の提供。

  • ホットバタードラムラテ

  • フレッシュ柘榴のジャックローズ(ペール・マグロワール)

  • ドライマティーニ(№3)

  • ドライマティーニのセット

  • モスコミュール(スミノフ生姜漬け)

2016/03/21 更新

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