レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2015/09訪問 2015/10/06
錦繍の南東北ドライブの途中、Lunchで立ち寄った。昼時をやや過ぎていて先客はなく、お座敷カウンター中央の特等席に座る。洗練された店内は、明るく広々としている。「海老ときのこのかき揚げ天付き おまかせ天ぷらとざるそば170g」2,600円、連れは「もんごういかのかき揚げ天付き…」2,100円をオーダー。
ほどなく奥からマスターが登場、いよいよ「天ぷらランチ」がスタート。カウンターの目の前で、まずは車海老が揚がる。身はもちろん頭から脚まで、余すところなく揚げてくれる。揚げたて熱々の殻は香ばしく、身よりうまいくらい。塩・カレー塩・天つゆと、付け比べながらいただく。
一口サイズの野菜天は、茄子も南瓜も芋もほっくほく。魚介天は、珍しい「イサキの白子」。ミディアムレアの仕上がりで、濃厚な味わい。口いっぱいにクリーミィな旨みが広がる絶品である。
かき揚げ天は「ポルチーニ茸と海老」と「松茸と海老」で、まさに和洋きのこの王者対決である。もちろん香りも味も甲乙つけ難く、どちらも至福の味わい。食後もしばらく余韻を楽しむことができた。連れの「もんごういか」も美味であった。
そばは手打ちで香りがよく、茹で加減もベスト。天ぷらで火照った喉にすこぶる心地よい。さらに絶妙なタイミングで運ばれてきたそば湯は、とろりと濃厚。これも立派な一品と数えて良いだろう。
デザートの「蕎麦粉餅」は固まりはやや緩いが、ぷるぷるとして喉ごしが良い。トッピングの抹茶粉・きな粉との相性も抜群。濃い味のそば茶が何とも心憎い。
山形で出会った秀逸のそば店、関東から通う価値アリである。
2位
3回
2024/10訪問 2024/12/12
家族の記念日に、Dinnerで訪れた。やはり特別な日には、全てにおいて満足が期待を裏切らないここを選んでしまう。エントランスで調度品を眺めていると、カウンターテーブルへと案内された。今日は「旬の味覚とうかい特選牛コース」18,700円でお願いした。
まずは「シャンパーニュ」2,860円で乾杯、季節の一品“ずわい蟹の温かいフラン”をつまむ。蟹身を贅沢に使った“洋風茶碗蒸し”は、ふわふわの食感がたまらない。旬のセレクトオードブルは“紅葉鯛のカルパッチョ”をチョイス、上品な旨みにすっかり魅了される。
「グランサッソ」1,760円へと飲み継いだ頃、担当シェフによる魚介料理の準備が始まった。ベテランだけあって、上手に会話も弾ませてくれる。続いてこの時期の名物、“山栗のスープ”をいただく。以前はなかった栗を描いた専用のカップ&ソーサーの蓋を外すと、栗の風味に包まれる。口に運ぶと濃厚な味わいで、栗の旨みが凝縮されている。
目の前で展開される“コテ捌き”に見惚れていると、いよいよ“オマール海老の香草蒸し”が供された。大きな海老には、アメリケーヌソースが添えられている。殻つきだが身は容易に外せ、ぷりぷりの食感を存分に楽しめる。ソースとの相性はもちろん抜群で、海老尽くしの味わいにうっとりしてしまう。パンに付けて、綺麗にいただいたのは言うまでもない。
“うかい特選牛サーロインステーキ”の調理が手際よく始まり、「グリーンロード」1,760円へと飲み継ぐ。美しくサシの入った分厚いサーロインは、ミディアムレアに仕上げられていく。やがてたっぷりの淡路島産オニオンスライスとともに、特注の“有田焼”に盛りつけられた。早速いただくと、やわらかくジューシーで口の中でとろけていく。さらにカンポットペッパーや山葵味噌とともに口に運び、特選和牛の旨みの虜になった。
締めの“ガーリックライス”と“とろろ昆布の味噌汁”でフィニッシュ、ラウンジへと席を移す。パティシエが目の前で仕上げるデザートは、“うかい亭モンブラン”をチョイス。兵庫県三田市産の栗をふんだんに使った一皿は、風味も味わいも秀逸であった。記念日とあって記念写真とバラのプレゼントが手渡され、心温まるDinnerとなった。
家人のBirthdayに、Lunchで利用した。紅葉にはまだ早かったが、広々とした庭園には秋を感じさせる雰囲気が随所に漂う。今回は「スペシャルランチコース」9,900円+サ)でお願いした。
石川県から移築された重厚な造りの洋館は、一歩足を踏み入れた瞬間に“非日常”へといざなってくれる。今日は2階のカウンターテーブルに案内された。スパークリングワインで祝杯をあげ、アミューズの「銀杏のフラン」をつまむ。この“洋風茶碗蒸し”は、やわらかく風味が秀逸である。
前菜「帆立貝と旬野菜のカルパッチョ」は、珍しい黄色いビーツや赤い大根など彩りが美しい。帆立はほんのり甘く、とろけるほどやわらかい。白ワインをオーダーし、新鮮な海の恵みを堪能する。目の前の鉄板では、「紅葉鯛のヴァプール」と「茸のナージュ」の調理が進められた。
美しい切身の“紅葉鯛”は竹皮の上で丁寧に蒸され、4種の茸は“茸オイル”で炒められる。その後丁寧に盛りつけられ、早速いただく。茸は風味が抜群で、ぷりぷりとした食感も楽しめる。鯛はふわりとやわらかく、緻密な肉の歯ごたえがたまらない。そして上品な旨みが、口いっぱいに広がる。
いよいよ「うかい特選牛サーロインステーキ」の調理が始まった。まずガーリックが手際よく炒められ、芳しい香りに包まれる。美しくサシの入った分厚いサーロインは、ミディアムレアに仕上げられていく。やがてオニオンスライスとともに、特注の“有田焼”へと盛りつけられた。
赤ワインにスイッチ、まずそのままいただく。やわらかくジューシーで、完璧に贅沢な旨みが閉じ込められている。それが口の中でほどけ、怒涛のように広がっていく。このすこぶる幸せな美味さに、しばし言葉を失ってしまう。ホースラディッシュやポン酢、さらにカリカリのガーリックや珍しい“塩漬け胡椒”とともに味わいの変化を楽しんだ。
締めの「ガーリックライス」と「おろろこぶの味噌汁」でLunchはフィニッシュ、ラウンジへと席を移す。4種のデザートから「うかい亭モンブラン」をチョイス、旬のスイーツとコーヒーで“スペシャルランチ”の余韻に浸った。
やはり特別な日は、ここに限る。
30年来、利用してきた。と言っても、しょっちゅう来られる身分ではない。大事な人とのDinnerや家族の慶事等、Specialなシーンが思い出される。明るく洗練されたあざみ野も良いが、やはり重厚な雰囲気のこちらの方がゆったりと寛げる。今回は職場の仲間で訪れ、久しぶりに個室を利用した。
「ランプステーキコース」10,800円は、「オマール海老とホワイトアスパラ ミモザ風」からスタート。ガラスの皿に盛りつけられ、見た目が美しい。緻密な身の海老と柔らかなアスパラをジュレドレッシングでいただく。
「サワラのグリエ」は厚い切り身にびっくり。旬のサワラは柔らかく、春の香り。「パルマンティエ」は新ジャガイモのスープで、野趣を感じる味わい。
シェフの鉄板料理は、まず「北寄貝のサラダ」。北海道産の活貝をバターでソテー、旬の菜花やハーブと一緒にいただく。ほんのり甘みのある貝身は、うっとりするうまさ。さらに、季節感たっぷりの菜花の辛味も心地よいアクセントである。
そしていよいよ「うかい特選牛ランプステーキ(100g)」が鉄板に…。どっしりと厚く、美しい肉である。手際よい作業に見とれていると、徐々に嗅覚もくすぐられてきた。特注の有田焼の皿が用意される。…あれれ?ガーリックチップがもうできあがっている。なんでも提供時間短縮のために、予め他所で炒めておくことにしたのだという。リクエストがあれば応じるそうだが、この変更はちょっと残念である。
わさびが添えられ、いざ実食。表面はほどよく焦げているが中は美しい桜色、ジューシーで柔らかい。厳選された黒毛和種は、まさにうかい亭の真骨頂である。わさびと特製醤油が、さらにうまみを引き立てる。
鉄板では引き続き、シメの「ガーリックライス」が調理される。茶碗によそわれたご飯は、水気を飛ばした焼飯。ほのかにガーリックが香り、上品な仕上がり。
楽しかった個室での食事を終え、上階へ移動する。5種類のデザートから「-125%ショコラ使用ビターチョコレートのパルフェー」をチョイス。苦味の効いたチョコアイスが、Dinnerのフィナーレを引き締めてくれた。
王者うかいの味に改めて脱帽、最高に満ち足りた一夜となった。
3位
1回
2015/12訪問 2015/12/09
岐阜と三重の県境は、木曽川・長良川・揖斐川が並行して流れる水郷地帯である。大江川が揖斐川に合流するあたりに「魚信」はある。紅葉狩ドライブの途中、Lunchで立ち寄った。
敷地内では、鰻・鯉、鮒・鱒・鯰等が養殖されている。入口を入ると、中は古民家のよう。広い座敷にテーブル席が並ぶ。メニューを見てびっくり!「うな丼」1.030円・「親子丼」570円等、目を疑う破格値が並んでいる。連れと一緒に「うな重(吸い物・漬物付)」1,500円・「コイの刺身」370円・「フナの刺身」370円をオーダー。
5分ほどで、刺身が着皿。美しい切身は、新鮮そのもの。どちらも歯ごたえがよく、川魚特有の臭みは全く感じられない。上品な味わいは、高級魚にも勝る。これを肴に一杯やれたら最高だろう。
ほどなく「うな重」も着盆。関西風に焼かれた蒲焼は、見るからに香ばしそう。一口いただくと、口いっぱいに旨みが広がる。身も厚く、至福のうまさである。吸い物には大きな肝が入っており、こちらも美味。自家製のたくあん、サービスの「ふな味噌」も素朴な味わい。
大河の豊かな恵みをリーズナブルにいただける名店。関東から食べに行く価値アリである。
4位
1回
2015/01訪問 2015/01/19
かつてローストビーフで名を馳せた「ビクトリアステーション」というチェーン店があった。「プライムリブ」が絶品で、家族でよく食べに行ったものだ。本物の客車を流用したユニークな店舗も話題をさらった。しかし、いつしかその姿は消えてしまった。
ビクトリアステーションの元社員たちが開いた店が横須賀にある、と風の便りに聞き訪ねてみることにした。横須賀中央駅から徒歩5分ほどの、ややくたびれたビルの4階。しかしエレベータを降りると、キレイな入口が迎えてくれる。汐入から移転してまだ10ヶ月、店内は明るく広々としている。随所に鉄道由来の道具や掲示があり、ビクトリアステーションを彷彿とさせる。休日だったが昼どきをかなり過ぎ、客はまばらである。
迷うことなく「プライムリブ150g」2,400円をオーダー。お得だった「エンドカット」はないようだ。これに「サラダバー」850円をプラス。そうそうビクトリアステーションは、サラダバーも充実していたっけ…。案の定、サラダバーは種類が豊富。珍しい食材もあり、思わず取りすぎてしまった。
いよいよメインの到着だ。久しぶりのプライムリブとの対面に、わくわくそわそわ。そして感激!大きな厚切りのローストビーフは、肉汁たっぷり。柔らかく脂身も適度で、とろけるうまさ。ソースやホースラディッシュも含め、かつてビクトリアステーションで食したものとほぼ同じ。懐かしい友人に再会した時のように、胸がいっぱいになった。もちろん腹もいっぱいに…。付け合わせのマッシュポテトと青菜のソテーもうまかった。
これからもビクトリアステーションからの伝統を継承し、このスペシャルメニューを提供し続けてほしい。
※駐車場はないが、ビル併設のタワーパーキングのサービス券をくれる。
5位
1回
2015/10訪問 2015/10/23
柿生駅南口改札を出ると、正面に「とん鈴」と書かれた大きなゲート。バスロータリーに抜ける坂の途中、右側が店舗である。休日Lunch、会食で利用。入口は待ち客であふれており、人気の高さがうかがえる。予約を入れておいたので、すぐ1階奥の個室に通された。個室は寛げる空間で、揚げ物臭さもない。
今日は「雪」3,500円コース、まずは生ビールで乾杯。先付は山芋豆腐で、小品ながら季節を感じさせる。続く焼物は、秋刀魚。丁寧に焼かれた身は、柔らかく旬のうまさ。蒸物は湯葉。とろみがあり、絶妙なのどごし。お造りは、マグロ・タイ・ブリ。どれも脂がのっており、上質な味わいである。
ビールから種子島の芋焼酎にスイッチ。すっきりした飲み口である。ロックでいただいていると、いよいよヒレかつの登場だ。たっぷりのキャベツが添えられた俵型のひれカツは、美しいキツネ色に揚がっている。一切れを口に運ぶと、揚げたての衣がサクサクと心地よい。中は火の通りがちょうど良く、ふんわりと柔らかい。肉の旨みが閉じこめられており、まさに絶品である。さすがミシュランガイド掲載の店、脱帽である。
ご飯・赤出汁・香の物・デザートも完食し、満腹大満足。手軽な定食メニューや一品メニューも充実しており、週1で通いたくなる良店である。
6位
1回
2015/12訪問 2015/12/09
鳥羽湾を見下ろす最高のロケーション、「鳥羽国際ホテル」のメインダイニングである。ここでは、地元で獲れた旬の素材を最高の調理で提供する‘‘地産地食’’のフレンチを楽しむことができる。
「セゾンコース」6,480円は、「海の幸と彩り野菜のマリナード」「季節野菜のクリームスープ」「志摩大王崎産 伊勢海老のグリエ」「鳥羽産 平目のポワレ」「シェフ特製デザート」「コーヒーor紅茶」「自家製バゲットとロール」である。
前菜の「マリナード」は地産野菜の彩りが美しく、たっぷりの魚介をホワイトバルサミコにからめていただく。タイラガイが特筆の味わい。「クリームスープ」は地産のサツマイモで、ほんのりとした甘みで心地よいのどごし。
大きな「伊勢海老」は、緻密な身が海藻風味のブールブランソースと絶妙なハーモニーを奏でる。エシャレットとベーコンのクリームソースでいただく「平目」は、身が柔らかく上品な味わい。添えられた地産野菜も、素材のうまみが感じられる。
皮が香ばしい「自家製バゲット」は生地がソフトで、オリーブオイルでいただいた。デザートの「アールグレイのパンナコッタ」は、舌ざわりが滑らかで風味も絶品。
カジュアルではあるが、本格的な味を追究した一皿一皿を心ゆくまで堪能することができた。翌朝のバイキングも‘‘地産地食”に徹底的にこだわり、地元で水揚げされた魚介や地産野菜がふんだんに使われたものばかり。秀逸はもちろん「伊勢海老のビスクスープ」であった。
地産の旬の食材にこだわった料理の数々は、旅行者にとって最高のもてなしである。ここは何度も訪れたいホテルである。
7位
1回
2015/07訪問 2015/07/28
土佐堀通沿い、スーパー銭湯の隣。遅いDinnerで訪店、午前2時までなのがうれしい。カウンター席と窓側にテーブル席が2つ、こぢんまりとしているが洗練された店内である。中途半端な時間だが、半分以上席は埋まっている。なかなかの人気だ。
辛口白ワインのボトルをセレクトし、連れと一緒に「イサキのマリネ」「鶏レバーのパテ」「グリーンサラダ」「生ハム(ハモンセラーノ)」をオーダー。よく冷えたワインで乾杯、キリッとしたのどごしである。
サラダはシャキシャキで、みずみずしい食感。イサキは上品で、爽やかな味わい。バゲットにつけていただくパテは、濃厚で絶妙な味。原木スライスの生ハムは、塩分が少なく舌溶けするうまさ。
後半は赤ワイン、リーズナブルだが香りがよく深みもある。「オリーブのマリネ」「焦がしタマネギのキッシュ」「鴨のグリエ」を追加オーダー、オリーブをつまみながらワインを楽しむ。
キッシュはタマネギのうまみが凝縮された一品で、まるでスイーツのよう。カリカリにローストされた鴨肉は、中は柔らかくジューシー。口いっぱいに鴨のうまみが広がる。
ワインとともに創作フレンチを存分に楽しむ、なんとも幸せな時間!しかもリーズナブル!来阪の折には、是非また立ち寄りたい。
8位
1回
2015/11訪問 2015/11/03
登戸にあった「肉の伊勢屋」とともに、今夏旧店舗の向かいに新規移転オープンした。TV番組で紹介されたこともあって、大人気である。駐車場待ちの車が、近隣の道路に大渋滞を引き起こしている。
日曜日の午後、立ち寄ってみた。運よく駐車場は2台分空いており、難なく停められた。店入口には列ができていたが、5分ほどで店内に案内された。
まず、おやつに「コロッケ」120円と「メンチカツ」190円をGET。ショーケースに目を移すと、様々な精肉や自家製ソーセージが並んでいる。その中から、一番人気といわれる「和牛コンビーフ」1,730円/1本、珍しい「椎茸入りフランク」360円/100g、美しいハム「パプリカリオナー」390円/100gをチョイス。
会計を済ませ、外のベンチでおやつ。どちらも揚げたてサクサクで、ベタつき感がない。国産牛を使った自家製「メンチ」は肉汁がジュワー、男爵芋を使った自家製「コロッケ」はホクホクでうまい。
帰宅後、コンビーフは野菜と炒めて、フランクはボイルして、リオナーはサラダでいただいた。どれも本場ドイツ製法により、自家製造されたもの。原材料にこだわり、保存料等も不使用で上質な味わいである。
新百合と言っても駅から遠く不便な立地だが、「本物」が手に入る名店。近隣の渋滞をよそに、まだまだ人気は続きそうである。
9位
1回
2015/02訪問 2015/03/06
富良野の冬は、旅行者に容赦ない。小雪まじりの冷たい風が頬を打ち、足元の道路は凍てついている。こんな夜は、熱々のうまいラーメンが食べたい。
暖簾をくぐり、店内の暖かさにほっと一息つく。夕食時を過ぎ、客は数人である。「みそラーメン」700円をオーダーすると、5分強で着丼した。
トッピングは、チャーシュー・キクラゲ・豚肉と野菜炒め・長ネギ。背脂たっぷりのこってりスープが、身体の髄から温めてくれる。この絶品スープには、ちぢれ麺が抜群の相性。厚切りのチャーシューは旨みがあり、キクラゲや野菜はシャキシャキとした食感。完成度の高さに、思わず唸ってしまう。
極寒の富良野で出会った絶品みそラーメン、是非また訪れたい。
10位
1回
2015/09訪問 2015/10/16
仙台市街から山形方面に車で40分、定義如来西方寺を休日の午前に訪問した。人気の理由はわからないが、西方寺にはたくさんの人が参詣に訪れている。
その門前町でひときわ賑わっているのが、創業126年「定義とうふ店」である。もちろんお目当ては、「三角定義あぶらあげ」120円。老いも若きも、店先で三角形の大きなあぶらあげを頬張っている。
このあぶらあげ、新潟の「栃尾あげ」より更に大きく厚い。素材にこだわる大豆100%のあぶらあげは、一枚一枚手揚げである。揚げたてのアツアツを、七味と醤油でいただく。低温油と高温油の二度揚げにより外はカリカリと香ばしく、肉厚の中身はふんわりホクホク。素朴だが、素朴さゆえに味わいは奥深い。そして風味も豊かである。
すっかり気に入ってしまい、自家用に「5枚入り」550円を購入。家では味噌や納豆を挟んでいただいた。
2015年のマイ★ベストレストラン上位には、仙台の牛タン店「真助」がランクインするはずでした。「閉店」との情報を知り、残念でなりません。