ノアマンクロウさんが投稿したすし いわお(東京/赤坂見附)の口コミ詳細

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noamankurou

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すし いわお赤坂、赤坂見附、溜池山王/寿司

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.1
1回目

2022/10 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

手間や効率を置き去りに、ただ、この瞬間の『旨い』のために。さざれ石が巌となりて、その口福は悠久に。【夜 大将のおきまり】

(味の感想は★からです)

今回のお店は【すし いわお】さん。
赤坂にありますは、5つ星ホテルや都内のミシュラン店で料理長を務めていた店主さんが営むお寿司屋さん。


店主さんの星の数が多すぎて、カイジの星のバッジだったらいくら勝ってるんだろうなーって頭の悪い事を考えながら、お店に向かう。


お店は赤坂駅から歩いて5分程。ライトアップされた赤坂の街並みを抜け、マップを頼りに浄土寺の中へ。
完全に寺の参道なんですけど?って思っていたらお店を発見。
まさかのお寺の敷地内にお店が。


時刻は20時半。
右手にワインセラーとソファー。
左手には8席のカウンター。BGMは無く、なんとも格式高いお店!って感じで緊張していましたが、店主さんがめちゃくちゃフランクな方で一気に居心地の良い空間に。


私は【夜 大将のおきまり】を頂く事に。
お昼間は、激映えビジュの『ちらしらず』が人気のいわおさん。
夜は大将の拘りが詰まった握りのコース。
一本。


最初のドリンクで箕面ビールかROCOCOビールか迷っていたら「グラス二つ用意して、飲み比べてみてはどうですか?」と鶴の一言。
晴天の霹靂。なんて優しい。その発想があったかと、優柔不断な二人を差し置いて、おビール到着。


そして、お寿司屋さんでは定番のしじみの一番出汁からコースが始まる。
その中には遠目でも香る松茸の香り。


えっ、一番だしに松茸入ってんの?
豪華すぎん?


そう、いわおさんではこんな嬉しい驚きが沢山待っています。結果から言うと、お寿司が大好きな若い人にも、全ても知り尽くした食通の方にも、オススメできるお店です。
それくらい私は感動しました。ネタバレ失礼しました。
さぁ、これから始まる素敵なコース。
是非皆さまと共に。

それではいただきます。

Report〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜★
★・夜 大将のおきまり   22000円


・しじみの一番だし
お寿司屋さんでは定番の、しじみの1番出汁。
本来はこの後のコースでの肝臓を労わる意味で飲むものなので、正直そこまで美味しい!って印象はない。いわおさんのしじみ出汁以外は。

がっつりと旨味のでたしじみ。明らかに香りだけでは無く、旨味も溶け出した松茸。こいつがやばい。もはや一つの料理となっていて、この時点で感動。しじみ出汁のおかげか、松茸がとにかくジューシー。こんな記憶に鮮烈なしじみの一番出汁は初めてだ。
出鼻を完全にへし折られた。


・揚げ銀杏
秋の菜、2連チャン。いつからだろう、銀杏が美味しいと思い出したのは。
ホクホクの銀杏に、抜群の塩味。
シンプルだが、ここまで甘さを感じる銀杏も珍しい。豆みたいな単調な甘さでは無く、銀杏らしい渋さもチラつく。この時点でビールは乾いてしまいました。


・大間 ヒラメのお刺身
大間と言えばマグロ。ヒラメと聞いて少しびっくり。塩と山葵でいただきます。
ぷりぷりの食感と淡白な味わい。塩と山葵との相性も良く、かなり美味しいですね。
ヒラメはどこか食感優先なイメージですが、こちらのヒラメは旨味、甘味も程よく乗っていて、三拍子揃っているイメージ。


・鰯海苔巻き
鰯の海苔巻き、中には芽葱とガーリックと胡麻をあしらう。まさに四天王。
鰯のいやらしい程の甘さがジュワジュワと溢れて、芽葱とガーリックがさらにそれを加速させます。
鰯の海苔巻き自体も初めてでしたが、ここまで身が美味しいと思った鰯も初めて。
この海苔巻きを、私は一生食べていたい。


・水蛸の旨煮
ぷりっぷりの水蛸を旨煮に。
さりげにかかった酢橘の皮?を削った、柑橘の香りが堪らない。
連れも同じところで興奮していたので、これが酢橘の皮じゃなかったら私だけのせいではない。ってかもはや、うんちくとかそんなものは無意味。五感の全てを使い、このコースを全力で楽しむ事を胸に誓った。


・あん肝
サッと甘辛に仕上げたあん肝。
ねっとりとした食感と、凝縮された旨味。
あん肝って、勝手に癖っぽいイメージがあったのですが、いわおさんで、その心配は杞憂。
旨味の凝縮感と、甘辛ながらさっぱりと仕上がったあん肝はまさに無敵。


・キャビぐろ
のどぐろは『紅瞳』と呼ばれるブランドのみを使用、キャビアは『N25』と呼ばれる、調べて値段を見ると絶句する、まさに高級キャビア。
初めにキャビアのみを頂く。
キャビアなんて、正直プチプチしてて、高級感出すためだけの飾りだと思っていました。


もはやキャビアと言って良いのか、ねっとりとした食感に濃厚な塩漬けの香り。
私の知っているキャビアとは似て非なるもの。

このキャビアと脂の乗り切ったのどぐろを、シャリと一緒に混ぜて頂く。なんたる贅沢。
のどぐろの脂もやばいが、これがキャビアと混ざるとさらにやばい。
今までの食経験と私の語彙力では到底表現ができない『旨い』の形。また新しい旨いを見つけてしまった。えげつないよほんと。


・菊花餡の茶碗蒸し
完全に面食らってる私と連れを、いわおさんは休ませてはくれない。
菊花餡で見た目も美しい茶碗蒸し。
上品で程よい旨さのあるお出汁とふわふわのたまご。こんなん旨いに決まってる。
正直ここで終わってもいい程満足したが、ここからがまさかの本番。
そうだった、まだ握り食べてなかったわ。


・小肌
先鋒は小肌。ぶりぶり大判な小肌は小肌らしからぬ、ジューシーな旨味。そして後から追いかけてくる青っぽさ。このコントラストが良いですよね。めちゃくちゃ美味しい。


・白いか 塩 酢橘
続いて白いか。塩と酢橘で。
さっぱりと頂けるが、白いかはねっとりと、しかしぷりっともした不思議な食感。
もぐもぐと噛み締める毎に、いかの甘さが溢れてきます。


・ほっき貝
食べた瞬間笑ってしまったほっき貝。旨すぎて笑っちゃった。口いっぱいに広がる貝の旨味。ふんだんに込められた包丁のおかげで、貝なのに溶ける。ここが爆笑ポイント。
柑橘の香りも心地よく、後半はしっかりと貝のコリコリ感が残る。貝って正直そんな好きじゃないんですけど、これは好きだね。なんせ笑っちゃったからね。


・漬け
シルキーという言葉が似合いすぎるルックスの漬け。
溶ける食感は抜群で、少し濃いめの漬け具合もめちゃくちゃ美味しい。
少し強めの山葵も良い感じで、ここからシャリは濃いめにシフトチェンジ。


・トロ
トロって勝手に上振れしないイメージがあったんですよね。どこで食べてもある程度旨いって感じ。
いわおさんのトロは一言で抜群。旨いのど真ん中をついたトロは、とろけるなんて当たり前。
旨味がふわっふわと広がる、広がる。


・さんま
お次はさんま。ここまで照りの激しいさんまは見たことない。
光り物が大ぶりだとテンション上がりますね。こちらのさんまもかなり大ぶり。
またしても旨味がとんでもなく、上部の薬味のにんにくが特に、更にさんまの旨味を増幅させる。
これもちょっとびっくりしたなぁー。さんまってこんなに旨いんだって。


・銀鱈西京漬け
焼物は銀鱈の最強漬け。ちなみに連れはこいつが一番最強って言ってました。所謂お気に入りというやつです。
フワッフワ、ホックホク、なのにぷりぷり。そんな訳ないと思うんですけど、実際に食べたら同じ事を思いますよ。いやもう何これうっま!って。


・鯖たく
トロたくではなく、鯖たく。鯖の棒鮨のアレンジし、鯖、シャリ、鯖の贅沢なサンドイッチ。
鯖の旨味、海苔の香りが華やかで、素材の旨さを思う存分楽しめる。
鯖寿司って正直縁起物で、美味しいものではないってイメージでしたが、いわおさんではそんな固定概念は通用しません。
旨い鯖寿司はあります。


・くるま海老
少し前まで生きていた車海老を真っ赤にボイル。素人目に見ても綺麗すぎる赤。いや、朱。
目の前で開き、サッと握る。
ぷりっぷりの食感。ボイルの海老では珍しいなぁって思う食感。甘さはガツンと。なんだよこの海老馬鹿旨いんだが。
店主さん曰く、海老は一番シンプルなので、けっこう作り方というか、拘りというか、個性がが出るのだとか。
まさか素人が海老で違いを感じるなんて思いもしませんでした。これは一食の価値、大あり。


・雲丹といくらの小丼
いくらがある時だけの期間限定小丼。いくらに旬?って思ったが、醤油漬けにしないものは当然鮭の産卵前しか食べられない。つまりその時期しかいくらを使わないという拘り。
大きい粒のいくらは、プチプチというよりかはトロトロと弾ける不思議。
雲丹といくらなんて間違いないなんですけど、ここの雲丹いくらは幾分特別。


・鮑肝のソース
鮑の切り身を、鮑の肝のソースでいただく。
鮑はぷりっぷりで、もちもち。淡白さはなく、味わい濃厚。
そして、なんといってもこの肝のソース。これがもう旨すぎてやばい。肝の癖が一切なく、旨味だけを凝縮しているのだ。
どうやってんのこれ。

店主さんにお聞きしたら、この肝のソースは1週間かけて火入れしているそう。フレンチと和の技術を掛け合わせているらしく、手間の膨大さを理解する事で、なんとかこの味を理解する。
それにしたってちょっとうますぎるだけどなぁ。

〆的な感じでシャリを投入して余す事なくいただく。こんなん旨いに決まってるんですよね。


・穴子 お吸い物
ふっわふわの穴子。口一杯に広がる穴子の旨味、甘だれの程よい甘さ。
そしてなんといってもこの食感。本気で溶ける、無くなるを体現した穴子は、思わずグッとくるぐらい美味しい。
ちなみにお吸い物の出汁はまさかののどぐろ。
スッキリとしているのに旨味が強い。
のどぐろの灰汁を丁寧に濾したお出汁らしく、こんな細部にまで美味しいが紛れ込んでいて、もはや脅威。


・干瓢巻き
握りの〆は干瓢巻き。この干瓢巻きが美味しすぎてびっくり。思わず、感想を残してしまう。
少し味を強めに炊いているらしく、干瓢巻きなんてスルーしてしまいそうですが、思わず連れと見合わせるくらいには美味しかった。
干瓢巻きまで感動させてくるなんてさぁ。
そんなん普通できへんやん。


・あんこ玉
デザートもいわお流。まさかのデザートも握り。あんこに山葵を込めてシャリで握る。たっぷりの胡麻を纏わせて、あんこ玉の完成。
胡麻の香り、あんこの甘さに、山葵の辛さ、シャリの塩気。そのどれもが上手く混ざり合い、とても上品な赤福のような、最後まで驚きの連続だった。


epilogue〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
コースの値段だけみればなかなかのお値段ですが、出てくるお料理の質、単純な量やバリエーションから見るとめちゃくちゃ安く感じてしまった。

お昼のちらしらずも気になりますが、夜のコースが大満足すぎて悩んでしまいそうです。


店内の雰囲気、店主さんやお弟子さんたちの人柄、そしてもちろん、握りをはじめとしたお料理の数々。
どれも素晴らしいとしか言いようがなく、たまの贅沢や、大切な人や大切な時間を過ごすお店としてこれ以上ないお店ではないかと思いました。


店主さんとは色々なお話をさせて貰いましたが、ここでは割愛。だって素敵な思い出って誰かに見せびらかすものではないですからね。
皆さんも是非、素敵な思い出を作りに。
いわおさんへ。


それではごちそう様でした。
とても美味しかったです。

2022/10/21 更新

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