Whiskey Catさんが投稿したcenci(京都/神宮丸太町)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

グルメの旅人

メッセージを送る

この口コミは、Whiskey Catさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

cenci神宮丸太町、東山、三条京阪/イタリアン、イノベーティブ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

人生の中で忘れられない素晴らしい時間!完璧のさらに先を目指して挑戦し続ける京都に根差したイノベーティブイタリアン!

ミシュラン一つ星を獲得し、Asia’s 50 Best Restaurantsにもこれまで何度もランクイン。
オーナーシェフの坂本健氏は、2024年度の Best Chef Award を受賞しています。

平日のランチタイムにもかかわらず、店内は国内外からのゲストでほぼ満席。
日本のお客さんも、海外から訪れたお客さんも自然に混ざり合い、そのすべてに対して、スタッフ一人ひとりが丁寧で的確なプロフェッショナルな対応をしているのが印象的だった。
英語でのコミュニケーションもごく自然で、ここでは「インターナショナル」であることが特別な価値ではなく、当たり前の空気として存在していました。

料理は、いわゆる“イタリアン”という枠には収まらない。
京都の食材や季節に深く根ざしながら、発想は国境を越えていて、一皿ごとに「これは何の食材や調味料を使っているんだろう?」と好奇心を刺激される。
驚きがあり、探す楽しさがあり、そして不思議と温かい。
完璧に整っているのに、常にその先を見据えている 、そんな印象を受けました。

また、ソムリエの方のお料理に寄り添うワインのセレクトも実に秀逸でした。
単にペアリングの理由を説明するにとどまらず、そのワインが生まれた土地の風景や、生産者の哲学、背景にある物語までを、丁寧に、そして熱をもって語ってくれる。
グラスを傾けるたび、ワインの味わいは料理と呼応しながら立体的に広がり、ワインを“添える存在”ではなく、この時間を構成する重要な一部として届けようとするそのソムリエさんの情熱が、体験全体をより豊かなものにしていました。

坂本シェフは、東京・青山の「アクアパッツァ」日高良実が掲げる「もしイタリアに東京という州があったら」という”クチーナ・トキオネーゼ”の精神を継ぐ京都の「イル・ギオットーネ」で長く研鑽を積んできた料理人。
そして今、「もしイタリアに京都という州があったら」という視点のもと、京都の食材や調味料などを軸にしながら、アジア各地のシェフとのコラボレーションを通じて得たスパイスや食材のユニークな使い方で、独自の世界を描いている。

間違いなく、このお店には価格以上の感動が確かにあり、私見ではありますが、ミシュランが三ツ星に必要な要件「その料理を味わうために旅をする価値がある卓越した料理」があるお店だと思います。
2時間半という時間が、食事というよりも、ひとつの記憶として心に残る。
食べ終えたあとも、ずっと余韻に浸っていました。

私には、人生の中で忘れられないレストランがいくつかありますが、「cenci」さんiは、間違いなくそのひとつになりました。
京都に来る理由になる場所。
そして、こちらでの食体験を通して、自分自身も「もっと誠実に、もっと真摯に向き合って生きよう」と思わせてくれるような、特別な時間でした。


【Today’s Course】ランチコース 21,780円(ディナーと同じメニュー)*ドリンク別
・海藻 モロッコいんげん セタシジミ 子持ち鮎
荏胡麻の葉で具材を巻く、さながら韓国料理を思わせるようなスタートの一品。葉の香りとサクサクの子持ち鮎の食感、いんげんのソースという最初からワクワクさせられました

・ペルシュウ
日本唯一のパルマハム職人多田昌豊氏によるパルマハムに添えられたのはターメリックを練りこんだ生地にリコッタやカルダモン、きのこ、銀杏を入れて。

・ビーツ キヌア 黒大蒜 赤玉葱 バジル 鰹
皮目が香ばしく身が柔らかな鰹。キヌアやビーツが一緒に添えられていて、コリアンダーやレモンシードなどが東南アジアのお料理を思わせるような味わいが新鮮。黒麹や鮎の魚醤、鰹節で作ったソースが全体を引き締める。

・万願寺唐辛子 ゴーヤ じゃがいも ティルムペッパ― ホッキ貝

・枝豆 金糸瓜 パプリカ 落花生 川津エビ 新イカ
サクサクに揚げられた川津エビの食感や新イカの甘みに加えて、パプリカやピーナッツもやしなど。全体はジンジャークラブソースでまとめているというマレーシア料理を思い出させてくれるような一品。

・蓮根 椎茸 檸檬 カシューナッツ 九条葱 湯葉 酢橘
これまた楽しい一品スライスした蓮根の下にスライスした椎茸。炭で炙った蓮根餅や湯葉など、これらのまるで方向性が違いそうな食材が旨味で纏まっていて見事。

・茄子 荏胡麻 ミント レモンタイム 丸麦 タカナード 羊
放牧羊のグリルとつくね。火入れがこの上なく最高。
焼茄子を使った付け合わせのスモーキーな香りと滑らかな食感がお肉とバランスが取れていて素晴らしい。

・葡萄 ハイビスカス 赤紫蘇 フィンガーライム ジン
フェンネルのジンを使った口直しのソルベ

・ツルムラサキ すぎ青のり からすみ タリオリーニ
自家製の濃厚なからすみとすぎ青のりがたっぷりと掛かって、運ばれてきた瞬間から磯の良い香りに包まれる一品。ツルムラサキの実の香りと味わい、ねばねばした食感が新鮮で手打ちのタリオリーニと良く合っていました。


・胡瓜 生姜 完熟山椒 伝助穴子 リゾット(+3,000円)
希少な国産、宮城のお米クリエイター佐藤さんのカロナローリ米を使ったリゾット。伝助穴子は炭火で焼いてしっかりと旨味を感じられるほどに。

・栗 アマゾンカカオ 黒糖
栗のスープの中に黒糖のゼリーが入っていて、シナモンが香る秋を感じるデザート。

・無花果 ブルーベリー アーモンド 放牧乳
香ばしく濃厚に揚げた栗、放牧乳のジェラート、無花果という組み合わせ。食材の良さが引き出されていて、甘すぎないので最後まであっという間にいただいてしまいました。

・食後のドリンク
コーヒー豆や紅茶、ハーブティーは、それぞれ豆や茶葉を香ってから選べるという素敵な心遣い


【オススメシーン】
記念日ディナー、京都旅行の思い出に

2026/01/04 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ