ぱおまめさんが投稿した京都和久傳(京都/京都)の口コミ詳細

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京都和久傳京都、九条、東寺/日本料理

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

脳天を撃ち抜かれる感動の和食!一口一口に感動が押し寄せるこの満足度なら、高くない!立地抜群だし、京都で必ず立ち寄りたい

京都に行ったら、和食食べたいじゃないですか。

でも、和食って結構難しいな、と。おいしい、という和食といっても、なんか、味の想像がつくというか。刺身も難しいし。おいしい刺身って、いうほどおいしくなくて。

なーんて、和食にやや不信感を感じなくもないところ、駅に近いのに、みなさんすごく褒めてるこちらのお店。なら、行ってやろーじゃん、と、訪問の数日前に予約。大人になったしね、おひとり様だし、いいでしょ。

しかも、一番安いコースなら1万円を切っているし、次のコースも1万円。本当はこの辺で手を打つつもりだったけれども・・・「賀茂茄子」って、京都に来たら食べてみたいじゃん。あと、〆のお食事を全種類頼めるのが、15,000円のコースから。

えー。せっかく来たら、全部食べたいじゃん。1万円コースの蛸飯もめっちゃ捨てがたかったけど、鯛の黒寿司とか、名物らしいから食べたいし。それ以外も気になるし。

ということで、はい~。15,000円にコース変更してください、と夕方に、嵐山あたりでチャリ漕ぎながら電話しました。無事、変更がとおり、一安心。

さて、チャリを2時間の強行軍で切り上げ、汗もひかないままぎりぎりに到着。こんなドシロウトしがない渋谷のサラリーマン、京都の名店に上陸です。

すみません、汗シミついた服で。。。

そんな私を、虫けらのように扱わない、さすがプロです。

お席は、厨房が見えるカウンター。いいねいいね、このライブ感。

竹酒は食前酒です。これ全部飲めるのかと思ってました。んなわけない。

ビールで汗をひかせながら、一品目の鱧落とし。鱧って、なんか淡泊で、どちらかというと、食べなくてもいい部類のお魚よね。なんで京都で鱧を食べるかといったら、内陸に運んできても生きていたのが鱧だけで、こいつだけ新鮮さを保って食べられたからって聞いたら、それ消去法じゃん。みたいな知識ばっかり入って、期待値ゼロな状態で迎え入れます。

・・・・ズギューーーン

脳天を撃ち抜かれました。いや、なんだろうな。淡泊なのはその通りなんだけど、梅肉のソースと、このふんわりとした触感に、なんとも言えない味わい。めちゃくちゃうまいよ。誰だよ、鱧なんておいしくないって言ってたの。

一気に鱧好きになりました。鱧ぷりーず。お代わりしたい。

さて、そんな願いむなしく、コースは無常にも進みます。

次は鮎、ヤングコーン、からすみ。どれが主役や。鮎は、まあ普通の食感。・・・と思いきや、からすみがうんめー。しみわたる。皿全体のバランスがとてもいい。

目の前では、鱧の仕込みや、黒寿司用の鯛の仕込みなど、名人芸を堪能しながら、味わいます。

蛤のお椀。あー、立ちあがる香りが素敵すぎる。蛤は、とろけそうな食感。貝に何した?となりのさつま揚げみたいなのは、チップスターの味がします笑。コンソメってこと?和食なのに?俺の舌はポンコツか?と思いながら。

おつくり。伝助穴子。

うおーーー。

なんちゅーうまさ。穴子なんて、味しないと思ったら。酢漬けしているといわれたが、酸っぱいとかはなく、締めたということなんでしょうけど、それによって噛みしめるごとに旨味がじわじわとにじみ出てくる。なんやこれ。うますぎやろ。その辺の寿司屋みんな廃業レベル。

すずきさんは、蓼酢という、口にしたこともない酢で食べるとうまい。キウイを思い出させるさわやかな風味が広がり、意表を突かれつつも、マッチした味に土下座させていただきます。

賀茂茄子。私は君に逢いにやってきたのだよ。それもそのはず。お肉のステーキのような芳醇な歯ごたえ。うわー、ランクアップして正解やったー。

続きましてクラゲきゅうり。こいつのすごいところは、この胡麻と、大徳寺納豆なる黒い粒が入っていて、こいつらだけで無限に食べていたい一品。クラゲときゅうりは脇役。主役はこの胡麻粒。胡麻がうますぎて一粒残らず食べ尽くしました。

岩がき、これが一番感動しなかった一品。薄いお汁に片栗粉をまぶした牡蠣が茹でられている。うーん、牡蠣らしさが足りず。

さて、お食事。まだおなかに余裕があるかな、と思い、鯛の黒寿司は一人前、それ以外は一口ずつでオーダーしました。

鯛の黒寿司は、旨味部分はちょっとよくわからず。酢飯もおとなしく。鯖寿司は、期待してなかったら、これはうまかった。期待していないやつがうまいのが、反則。そりゃ負けちゃうよ。

このあたりで満腹で、鱧うどんと鯛茶漬けは、消化試合になってしまいました。

それにしても。

う・ま・す・ぎ・る!!!

今まで食べてきた和食はなんだったのか。人生を反省する羽目になる、めちゃくちゃいい体験でした。これ、京都来たら必ず寄ります。誓いました。機会があれば、路面店の方(もっとお高い)にもぜひ行ってみたい。感動した!!どっかの首相みたいに叫びたい。

日本酒は、半合というのがあって、ちょっとずつ色々飲みたい私には好都合。ありがとう、和久傳。

点数も高得点付けたいが、路面店とか、もっと感動したときに採点が困る。それは、その時考えよう。。。

たぶん、このお店イチ品のないレビューですが、私の感動が伝われば幸いです。リピ確定。御馳走様でしたっ。

  • 鱧おとし

  • 鮎ヤングコーンからすみ

  • 蛤 新蓮根 椀

  • 本日のつくり(伝助穴子)

  • すずき炭火焼き蓼酢

  • 賀茂茄子 生姜

  • 海月胡瓜椎茸胡麻和え

  • 岩がき ずいき 小鍋

  • 鯛黒寿司

  • 鯖寿司

  • 鱧天冷うどん/鯛みそ茶漬け

  • 河内文旦のゼリー

  • 葛餅とじゅんさい

  • おうす

  • ビール

  • 食前酒とビール

  • 守破離 半合

  • 徳次郎 半合

  • 玉川 無濾過原酒 半合

2025/07/15 更新

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