4回
2019/08 訪問
[再訪]おまかせ他@鮨おおね田【北海道茅部郡森町】
[2019/08]寿司① いかの握り
[2019/08]寿司② 鵡川産ひらめのえんがわの握り
[2019/08]寿司③ ほっき貝の炙りの握り
[2019/08]寿司④ ぼたんえびの握り
[2019/08]寿司⑤ 毛カニのほぐし身の握り
[2019/08]寿司⑥ まぐろづけの握り
[2019/08]寿司⑦ 中とろの握り
[2019/08]寿司⑧ いくらの握り
[2019/08]寿司⑨ 森産ばふんうにの握り
[2019/08]寿司⑩ 森産あなごの握り
[2019/08]追加① ますのすけの握り ねぎのペースと 白ごま
[2019/08]追加② つぶ貝の握り
[2019/08]お吸い物
[2019/08]お吸い物
[2019/08]サッポロクラッシク生
[2019/08]サッポロクラッシク生
[2019/08]鮨おおね田
[2019/08]鮨おおね田
[2019/08]鮨おおね田
[2019/08]本八戸から新青森、そして北海道新幹線に乗ると、一時間程度で函館山が見えてきます。
[2019/08]接続は随分と悪くなりましたし、トンネル内の速度規制もありますが、やはり早いです。
[2019/08]ですが、これが札幌まで延伸すると、並行在来線は多分、立ち行かなくなるでしょう。
[2019/08]新函館北斗駅から一山越えていきますと…
[2019/08]大沼・小沼が見えてきます(写真は小沼)。
[2019/08]ここで多くの乗客が降りてゆきます。
[2019/08]この列車は鹿部経由ではないので、駒ヶ岳の車窓が堪能できます。
[2019/08]日本一の跨線橋の風景…
[2019/08]JR函館本線・森駅。鮨おおね田の最寄駅です。
2019/09/23 更新
2018/09 訪問
[再訪]この店がある以上、森駅はもはや通過駅ではないよ。アハハハハッ!
◼︎ 基本情報
□ 地域:北海道>函館・松前・檜山
□ ジャンル:寿司
□ 食べログでの評価
(2018/10/21)★3.74/31口コミ[2位/156軒]
(2017/10/23)★3.70/24口コミ[2位/161軒]
(2016/04/02)★3.90/17口コミ[2位/170軒]
◼︎ ディテール
□ 2009年創業。
□ 北海道茅部郡森町にある寿司屋。
□ 最寄駅はいかめしで有名なJR函館本線・森駅。
□ 東京の寿司田や函館の梅乃寿司で経験を積まれたご主人が出身地である森町で満を持して開店されたそう。
□ 2012年に引き続き、ミシュランガイド北海道2017でも☆1つを獲得したことでも知られる。
□ 今回で3回目の訪問(夜2、昼1)。
◼︎ 訪問時の状況
□ 訪問時間:土日祝日18時
□ 予約有無:事前電話予約済
□ 混雑状況:先客なし[待ち時間なし]
⚫︎ 但し、この日は予約で満席であり、やはり予約は必須。
◼︎ 西島兵庫の感想
□ 料理・味:★4.0/ 旨さ噴火級!
□ サービス:★4.0/ ピークは外して楽しみたい
□ 雰囲気 :★4.0/ 相変わらずゆったり
□ コスパ :★4.5/ ジリジリ上がるも高CP
□ 総合 :★4.5/ もはや森駅は通過駅ではない
(4.10+0.05/ 訪問3〜4回)
□ オススメ:おまかせ
各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。
◼︎ 料理・味
[2018/09]
□ おまかせ
酒肴① たこの桜煮
酒肴② 噴火湾産つぶ
酒肴③ 噴火湾産いか
酒肴④ うなぎ
酒肴⑤ 噴火湾産毛蟹ほぐし
酒肴⑥ 駒ヶ岳産松茸の土瓶蒸し えび等 柑橘
寿司① 噴火湾産ひらめの握り 柑橘
寿司② 炙りほっきの握り
寿司③ ぼたんえびの握り 玉子 肝乗せ
寿司④ たらば剥き身の握り
寿司⑤ 赤身の握り
寿司⑥ 中とろの握り
寿司⑦ 天草産こはだの握り
寿司⑧ 煮あわびの握り
寿司⑨ いくらの握り
寿司⑩ うにの握り
寿司⑪ あなごの握り
追加① かつおの握り
御酒① 特別純米 奥尻(北海道夕張郡栗山町/小林酒造)
御酒② 二世古 純米吟醸原酒 吟風 秋あがり(北海道虻田郡倶知安町/ニ世古酒造)
御酒③ 上川大雪(北海道上川郡上川町/上川大雪酒造)
⚫︎ 酒肴6品+寿司10貫のコースに、1貫を追加してもらった。
⚫︎ 日本酒は北海道産のものばかりを3種類。
⚫︎ 結果から言えば、今回も満足であった。
⚫︎ 昨年と同じ時期の訪問ということもあり、魚種が似通るのは当然だが、旅先で一年も経っているので、素直に美味しくいただける。
⚫︎ ここのつぶ貝はいつもながら、コリコリと甘く、つぶ貝をあわびの代用品と見向きもしなかった昔の人がかわいそうだ。
⚫︎ 昨年はニュースにもなったいかの不漁は函館側は相変わらずも、噴火湾は去年よりも良いようで、透明感のあるボディがたまらない。
⚫︎ 築地からひいたといううなぎはあってもなくても良かったが、駒ケ岳産の松茸を使用した土瓶蒸しは美味しかった。
⚫︎ 握りは赤酢をブレンドしたシャリを適度に握ったもの。
⚫︎ 昨年の松川に代わり、ひらめでスタート。
⚫︎ 何でも、松川はここのところすごい値がついているそうだ。
⚫︎ 味噌と玉子が乗せられたここのぼたん海老の握りは、相変わらず、えびの東日本代表というに相応しい美味しさ。
⚫︎ 昨年ほど感動しなかったのはいくら。
⚫︎ 昨年は「他のいくらが食べられない…」と形容するほどだったが、これは昨年が幸運だったのかもしれず、朝どりのいくらはこれはこれで美味しいもの。
⚫︎ 今回改めて気がついたのは、満席だとややテンポが悪くなること。
⚫︎ 今まではマンツーマンという恵まれた環境での訪問だったから、それに比較した場合の話ではあるが。
⚫︎ それでも、森駅がもはや通過駅ではないことに変わりはないけどね。アハハハハッ!
[2018/09]寿司③ ぼたんえびの握り 玉子 肝乗せ
[2018/09]寿司① 噴火湾産ひらめの握り 柑橘
[2018/09]寿司④ たらば剥き身の握り
[2018/09]寿司⑩ うにの握り
[2018/09]寿司② 炙りほっきの握り
[2018/09]寿司⑤ 赤身の握り
[2018/09]寿司⑥ 中とろの握り
[2018/09]寿司⑦ 天草産こはだの握り
[2018/09]寿司⑧ 煮あわびの握り
[2018/09]寿司⑨ いくらの握り
[2018/09]寿司⑪ あなごの握り
[2018/09]追加① かつおの握り
[2018/09]酒肴① たこの桜煮
[2018/09]酒肴② 噴火湾産つぶ
[2018/09]酒肴③ 噴火湾産いか
[2018/09]酒肴④ うなぎ
[2018/09]酒肴⑤ 噴火湾産毛蟹ほぐし
[2018/09]酒肴⑥ 駒ヶ岳産松茸の土瓶蒸し
[2018/09]酒肴⑥ 駒ヶ岳産松茸の土瓶蒸し
[2018/09]御酒① 特別純米 奥尻(北海道夕張郡栗山町/小林酒造)他2杯
[2018/09]鮨おおね田
[2018/09]鮨おおね田
[2018/09]鮨おおね田・看板が塗り替えられていました。
[2018/09]JR函館本線・森駅
[2018/09]かつて室蘭と森を結んだ航路の発着場であった森桟橋跡です。
[2018/09]明治天皇が上陸した地点として知られます。
[2018/09]上陸地点へ行く方法は見つかりませんでしたが…
[2018/09]森駅の跨線橋からであれば、駒ケ岳や上陸記念碑が一望できます。
2018/10/21 更新
2017/09 訪問
[再訪]僕らが旅に出る理由ならぬ、兵庫が森へ寄る理由♪ アハハハハッ!
◼︎ 基本情報
□ 地域:北海道>函館・松前・檜山
□ ジャンル:寿司
□ 食べログでの評価
(2017/10/23)★3.70/24口コミ[2位/161軒]
(2016/04/02)★3.90/17口コミ[2位/170軒]
◼︎ ディテール
2009年創業。
北海道森町のJR森駅近くにある寿司屋だよ。
森駅と言えば、最近値上げを断行した駅弁・いかめしで有名な駅だね。
さて、こちらのお店、東京の寿司田や函館の梅乃寿司で経験を積まれたご主人が出身地である森町で満を持して開店されたそう。
そして、2012年にはミシュランで☆1つを獲得し、名実ともに北海道における名店の一つに仲間入りしたよ。
2016年3月の昼にお伺いして以来、いずれは夜にと思っていたが、ようやく念願叶っての訪問となった次第だね。
◼︎ 訪問時の状況
□ 訪問時間:平日20時
□ 予約有無:事前電話予約済
□ 混雑状況:先客なし[待ち時間なし]
◼︎ 西島兵庫の感想
□ 料理・味:★4.0/ ここのいくらを食べたら他では食えない
□ サービス:★4.0/ トークにも更なる磨きが
□ 雰囲気 :★4.0/ ゆったりした雰囲気が◯
□ コスパ :★4.5/ 夜はさらにCPが高い
□ 総合 :★4.5/ 最早森駅は通過駅ではない
(4.10)
□ オススメ:おまかせ
各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。
◼︎ 料理・味
[2017/09]
□ おまかせ
酒肴① たこの桜煮
酒肴② 戸井産まぐろ
酒肴③ 鹿部産つぶ貝
酒肴④ するめいか 鯛の酒盗添え
酒肴⑤ 子持ち昆布
酒肴⑥ 森産ほっけの大吟醸粕漬け
寿司① 松川の握り
寿司② 炙りほっき貝の握り
寿司③ さばの握り 昆布乗せ
寿司④ 毛がにの握り
寿司⑤ ぼたんえびの握り 味噌 玉子のせ
寿司⑥ あわびの握り
寿司⑦ ますのすけの握り
寿司⑧ まぐろづけの握り
寿司⑨ 初物いくらの握り その日に腹を開けたもののみ使用
寿司⑩ 室蘭産むらさきうにの握り
椀物 釣きんきのあら汁
玉子
御酒① 二世古 純米原酒 秋あがり(北海道倶知安町/二世古酒造)
御酒② 男山 特別純米 ひやおろし(北海道旭川市/男山)
御酒③ 華一風(青森県弘前市/玉田酒造)
酒肴6品+握り10貫+椀物+玉子という構成。
北海道、特に噴火湾の海の幸が楽しめるよ。
------------------
⚫︎ 酒肴全般
寿司割烹ほど凝った料理は出てこないが、これで良いのだろうね。
なぜなら、良質な素材に恵まれているから、無理に手を加える必要はないよ。
鹿部産というつぶ貝はその食感はもとより、味もルックスも抜群だね。
その証拠に、この旅でこのつぶを超えるつぶとは出会わなかったよ。
また、いかに合わせた鯛の酒盗というも面白いね。
先日、東京に行かれた際に買って来たとのことだが、他の酒盗に比べ、妙なクセがなく、いかと良く会うよ。
そして、噴火湾側で取れたというほっけを大吟醸の粕で漬けた焼き物は絶品だったね。
いやいや、恒例となりつつありますが、今回もまた適量を過ごしすぎてしまいました…アハハハハッ!
⚫︎ 握り全般
松川から始まる握りはこの土地で寿司屋を営まれることの集大成と言うべきものだよ。
だが、今回はご主人を恨むね。
何せ、ここのいくら、美味しすぎて、他のところのいくらが凡庸に感じられてしまうようになったからだよ。
その日に腹を開けた物しか使わないそうだが、この日は今年の初物だったそうで、それはツイテますねなんて話をしていたのですが、明らかにフレッシュなそのいくらは張り・香りともに明らかに他の寿司屋のものとは違うね。
そして、プチッと溢れ出る爽やかな旨味、これは筆舌に尽くし難いよ。
ぼたんえびも相変わらず美味しく、そして美しいね。
透明感のあるそのボディに、鮮やかな卵と濃厚な味噌が乗っているよ。
南のえび代表が鮨匠のむらのなみくだひげえびならば、北のえび代表は間違いなく、ここのぼたんえびで良いだろうね。
そして、釣きんきのあら汁を差し出し、「いやあ、こちらの身の方を食べていただきたかったですね」との一言。
この一言が好き者にはまた嬉しいね。
まさに全弾外れなし、噴火湾産の海の幸が口の中で旨味を噴火させているよ。
兵庫的北海道No. 1寿司屋だね。
◼︎ 総合
2016年3月26日に開業した北海道新幹線。
その開業への想いは人それぞれだが、旅の楽しむ向きからはあまり評判がよろしくない…
やはり、トンネルばかりで景観が楽しめないのでは旅の魅力は半減だろう。
だが、新幹線は更に多くの人達にとってはプラスに作用したようで、2031年には札幌まで延伸すべく、工事が進んでいるよ。
計画では、新函館北斗→新八雲→長万部→小樽→札幌となっており、森には止まらないようだね。
更に新幹線開通後は、在来線はJRから切り離されて、第3セクターによる運営となるらしい…
森はますます遠くなりにけりだよ。
だが、それであってもおそらく森へ足が向くだろうね。
前回のレビューで「森駅は最早、通過駅ではない」と書いたが、それもそのはずだよ。
「森駅は北海道へ行く目的地の一つ」と言っても過言ではないからね。アハハハハッ!
[2017/09]寿司⑨ 初物いくらの握り
[2017/09]寿司⑤ ぼたんえびの握り 味噌 玉子のせ
[2017/09]寿司⑩ 室蘭産むらさきうにの握り
[2017/09]寿司① 松川の握り
[2017/09]寿司② ほっき貝の炙りの握り
[2017/09]寿司③ 鯖の握り 昆布乗せ
[2017/09]寿司④ 毛がにの握り
[2017/09]寿司⑥ あわびの握り
[2017/09]寿司⑦ ますのすけの握り
[2017/09]寿司⑧ まぐろづけの握り
[2017/09]玉子
[2017/09]酒肴① たこの桜煮
[2017/09]酒肴② 戸井産まぐろ
[2017/09]酒肴④ するめいか 鯛の酒盗添え
[2017/09]酒肴⑤ 子持ち昆布
[2017/09]酒肴⑥ 森産ほっけの大吟醸粕漬け
[2017/09]椀物 釣きんきのあら汁
[2017/09]二世古 純米原酒 秋あがり(北海道倶知安町/二世古酒造) 他2銘柄
[2017/09]鮨おおね田
[2017/09]鮨おおね田
[2017/09]鮨おおね田
[2017/09]JR森駅
2017/10/23 更新
2016/03 訪問
この店がある以上、森駅は最早、通過駅ではないね。アハハハハッ!
◼︎ 基本情報
□ 地域:北海道>函館・松前・檜山
□ ジャンル:寿司
□ 食べログでの評価
(2016/04/02)★3.90/17口コミ[2位/170軒]
◼︎ ディテール
2009年創業。
駅弁のいかめしで有名な北海道・森駅にある寿司屋だよ。
ご主人は東京の寿司田で10数年間、修行された後、函館の名店「梅乃寿司」でも修行され、ご出身である、ここ森町で店を開いたんだとか。
確か、梅乃寿司も元は森町の寿司屋だから、いずれは函館へ…と余計な想像をしてしまうね。
そして、2012年にはミシュランで☆1つを獲得し、名実ともに、北海道における名店の一つに仲間入りしたと言って良いのではないかな。
そんなこんなで、20数年ぶりに森駅で列車を降り、お伺いしたよ。
◼︎ 訪問時の状況
□ 訪問時間:休日12時
□ 予約有無:事前予約済
□ 混雑状況:満席[待ち時間なし]
◼︎ 西島兵庫の感想
□ 料理・味:★4.3/ 少し変化を加えてくるのが面白い。
□ サービス:★4.0/ 森町愛に満ちたトークは必聴。
□ 雰囲気 :★4.0/ 高級店の装い。
□ コスパ :★4.0/ 昼とはいえ、飲んで食ってで1万円切り。
□ 総合 :★4.5/ 森は最早通過駅ではない。
(4.18)
□ オススメ:おまかせ
各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。
◼︎ 料理・味
【料理】
□ おまかせ
酒肴① つぶの醤油漬け
酒肴② 森産 ほたての炙り 塩
酒肴③ 森産 たこの桜煮
酒肴④ 森産 ぼたんえび 塩 かぼす
酒肴⑤ たらこ炙り
寿司① 噴火湾産 ひらめ昆布締めの握り
寿司② しめ鯖の握り 鹿部昆布 しそ
寿司③ 八雲産 炙りほっき貝の握り(写真失念)
寿司④ 森産 ぼたん海老の握り 味噌乗せ
寿司⑤ 毛蟹の握り
寿司⑥ 森産 バフンウニの握り
寿司⑦ いくらの握り
寿司⑧ 島根県産 まぐろづけの握り
寿司⑨ 島根県産 大とろの握り
寿司⑩ 穴子の握り
お椀
【飲み物】
□ サッポロクラッシック生
□ 雪の茅舎 純米吟醸(秋田県由利本荘)
おそらく、現在は昼もおまかせ一本だと思われるよ。
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⚫︎ つまみ全般
森町で水揚げされた材料を中心にした食材に、それぞれ、必要最低限の仕事を加えて出してきたという印象だね。
必要最低限の仕事とは、あくまでも主役は食材で、その良さを損なうことなく、引き出す方向で手を加えられたという意味だよ。
例えば、ほたてはそのまま食べても、旨いのだろうが、ほんの軽く炙ったものを塩でいただくとか、ぼたん海老もサッと柑橘を利かせてあるだとか、なかなかに手が込んでいるね。
また、ぼたん海老は、熟成はかけずに、朝獲れたものを、そのまま出してくれたよ。
これは当方が遠方から来たことを勘案して、あまり食べられない朝〆のものを出してくれたようで、こうした機微も感嘆するね。
⚫︎ 握り全般
北新地の「寿しおおはた」のシャリが、好みにドンピシャだったので、それ以来、シャリには随分厳しい感想が増えたが、赤酢と白酢を混ぜているというこちらのシャリは、申し分ないものだったよ。
それをベースに、握られる寿司の数々は、つまみ同様、何かしらの変化を加えてこられたね。
噴火湾産の弾力に富むひらめには柑橘を。
しめ鯖には、献上品でもある極上の鹿部産昆布としそを。
八雲産ホッキ貝は軽く炙り柑橘と塩を。
森産ぼたん海老にはその味噌を。
ほたて漁の際、一緒に取れてしまう未解禁の森産バフンウニには塩を…
一つ一つを取れば、他でもありそうな組合せだが、それが延々と続くのが面白いよ。
そして、バフンウニに見られるような、小ネタの数々も忘れてはならないね。
そして、最後は築地から引いているという正統派なまぐろ2貫と、ツメも旨いあなごで締め…
まるで、一つの劇のようだったよ。
⚫︎ 飲み物
サッポロクラッシック生と雪の茅舎という、好きなビールと日本酒に囲まれ、幸せだったね。
◼︎ サービス
やはり、ご主人の仕事を眺めながら、その合間に、色々なお話を伺いながら、いただく寿司は最高だね。
やはり、故郷への思い入れが強い人が振る舞う故郷の味に間違いはないよ。
◼︎ 雰囲気
高級寿司屋の佇まいと言って良いんじゃないかな。
快適に食事ができましたよ。
◼︎ CP
これで9,000円ですからね。
波やしとさえ比べなければ、ありがたい価格設定だよ。
◼︎ 総合
「最早、森駅は通過駅ではないな…」
店を出て、思わず、そう呟いてしまう店だね。
いかめしを食べたことのある人でも、森駅で降りたことのある方は、そう多くないのではないかな。
それだけ、森町というのは、あまり立ち寄ることのない町なんだよね。
ただ、この店の存在が、森駅の価値を変えてしまったよ。
ここを素通りするなんて、もうあり得ない。
だから、最早、森駅は通過駅ではないわけですね。アハハハハッ!
[2016/03]寿司① 噴火湾産 ひらめ昆布締めの握り
[2016/03]寿司② しめ鯖の握り 鹿部昆布 しそ
[2016/03]寿司④ 森産 ぼたん海老の握り 味噌乗せ
[2016/03]寿司⑤ 毛蟹の握り
[2016/03]寿司⑥ 森産 バフンウニの握り
[2016/03]寿司⑦ いくらの握り
[2016/03]寿司⑧ 島根県産 まぐろづけの握り
[2016/03]寿司⑨ 島根県産 大とろの握り
[2016/03]寿司⑩ 穴子の握り
[2016/03]酒肴① つぶの醤油漬け
[2016/03]酒肴② 森産 ほたての炙り
[2016/03]酒肴③ 森産 たこの桜煮
[2016/03]酒肴④ 森産 ぼたんえび
[2016/03]酒肴④ 森産 ぼたんえび
[2016/03]酒肴⑤ たらこ炙り
[2016/03]お椀
[2016/03]お椀
[2016/03]サッポロクラッシック生
[2016/03]雪の茅舎 純米吟醸(秋田県由利本荘)
[2016/03]鮨おおね田
[2016/03]鮨おおね田
[2016/03]鮨おおね田
[2016/03]JR森駅
[2016/03]鮨おおね田を支える噴火湾
2016/09/17 更新
◼︎ 基本情報
□ 地域:北海道>函館・松前・檜山
□ ジャンル:寿司
□ 食べログでの評価
(2019/09/23)★3.83/38口コミ[2位/160軒]
(2018/10/21)★3.74/31口コミ[2位/156軒]
(2017/10/23)★3.70/24口コミ[2位/161軒]
(2016/04/02)★3.90/17口コミ[2位/170軒]
◼︎ ディテール
□ 2009年創業。
□ 北海道茅部郡森町にある寿司屋。
□ 最寄駅はいかめしで有名なJR函館本線・森駅。
□ 東京の寿司田や函館の梅乃寿司で経験を積まれたご主人が出身地である森町で満を持して開店されたそう。
□ 2012年に引き続き、ミシュランガイド北海道2017でも☆1つを獲得したことでも知られる。
□ 今回で4回目の訪問(夜2、昼2)。
◼︎ 訪問時の状況
□ 訪問時間:平日12時30分
□ 予約有無:事前電話予約済
□ 混雑状況:満席[待ち時間なし]
◼︎ 西島兵庫の感想
□ 料理・味:★4.0/ 完成度の高い握り
□ サービス:★3.0/ 食堂として過不足なし
□ 雰囲気 :★4.0/ ゆったりとして広い視界が良い
□ コスパ :★4.0/ 価格競争力は相変わらず高い
□ 総合 :★4.3/ 選べるのであれば、秋の方がオススメ
(3.90+0.05/ 訪問3〜4回)
□ オススメ:(おまかせのみ)
各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。
◼︎ 料理詳細
[2019/08]
□ おまかせ
寿司① いかの握り 飾り包丁
寿司② 鵡川産ひらめのえんがわの握り
寿司③ ほっき貝の炙りの握り
寿司④ ぼたんえびの握り
寿司⑤ 毛カニのほぐし身の握り
寿司⑥ まぐろづけの握り
寿司⑦ 中とろの握り
寿司⑧ いくらの握り 地元客にはますのすけ?
寿司⑨ 森産ばふんうにの握り
寿司⑩ 森産あなごの握り
追加① ますのすけの握り ねぎのペースと 白ごま
追加② つぶ貝の握り
お吸い物
□ サッポロクラッシク生
⚫︎ 昼のおまかせは握り10貫、これに2貫追加してもらった。
⚫︎ 赤酢をブレンドした外連味のない握りは相変わらずだが、時期によるものだろう、あまり目新しいネタに欠けていた。
⚫︎ いつもなら味噌なり卵なりが乗せられたぼたんえびはそのままの提供であったし、いくらも秋に提供されるその日に腹を開けたものとは当然モノが違う。
⚫︎ 兵庫自身の過去レビューではぼたんえびといくらを絶賛しており、時期とはいえ、残念ではあった。
⚫︎ とはいえ、寿司は季節モノ、そのことばかりを言っていても仕方ないし、こちらの握りの基本性能の高さは相変わらずだし、結果的にうまくまとめてくるのはさすがだと思う。
⚫︎ なるほど、北海道観光のオンシーズンは夏、北海道を舞台としたNHK連続テレビ小説は「なつぞら」だが、寿司に限っては夏よりも秋かな。アハハハハッ!