職人!西島兵庫さんが投稿した鮨舳(香川/瓦町)の口コミ詳細

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職人!西島兵庫 (東京都) 認証済

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鮨舳瓦町、片原町(高松)、今橋/寿司

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2016/06 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

公式にすれば「最新のトレンド+香川の食材=鮨舳」だね。アハハハハッ!

◼︎ 基本情報
□ 地域:香川県>高松
□ ジャンル:寿司
□ 食べログでの評価
(2016/06/09)★3.69/20口コミ[1位/119軒]

◼︎ ディテール
香川県高松市瓦町近くにある寿司屋だよ。

詳しいことはわからないが、某レストランガイドでは高い評価を受けているよ(総合点ではなく、信頼あるレビュアーの評価が集まっているという意味で)。

だが、香川に行けば、うどんをchain eatingして、夜は満腹で動けぬ…というのうのが、おきまりのパターン。
当然、夜の店には食指が動かなかったんだけども、皆さんの評価に押され、お伺いした次第。

◼︎ 訪問時の状況

□ 訪問時間:休日20時半
□ 予約有無:事前電話予約済
□ 混雑状況:満席[待ち時間なし]

◼︎ 西島兵庫の感想

□ 料理・味:★4.0/ 2種の酢飯を使い分ける、手の込んだ握り
□ サービス:★3.5/ 大将との会話が難しいのが残念
□ 雰囲気 :★4.0/ 清涼な空気感がよい
□ コスパ :★3.5/ 2万円に届かぬ価格設定
□ 総合  :★4.1/ 香川はうどんと骨付鶏だけじゃない
(3.85)

□ オススメ:おまかせ

各項目の詳細は、下記に記載したので、お時間のある方、興味のある方はどうぞ。

◼︎ 料理・味

【料理】
□ おまかせ

小豆島の醤油にみりんと酒

酒肴① 地元産あまてかれい(まこがれい)
酒肴② 子持ちしゃこ 味付ずみ わさびのみ
酒肴③ まながつお 芽ねぎ
酒肴④ 能登産とり貝
酒肴⑤ 岡山産うなぎ
酒肴⑥ 肝であえたあわび
酒肴⑦ 剣先いか

寿司① あおりいかの握り
寿司② おこぜの握り
寿司③ ちゃりこ(かすご)の握り
寿司④ まぐろづけの握り 赤酢
寿司⑤ 中とろの握り握り 赤酢
寿司⑥ こはだの握り
寿司⑦ 徳島産赤うにの軍艦巻き
寿司⑧ 北海道産ばふんうにの軍艦巻き
寿司⑨ あなご(塩)の握り
寿司⑩ あなご(タレ)の握り

玉子

【飲み物】
□ 船中八策(高知県佐川/司牡丹酒造)
□ 凱陣(香川県琴平/丸尾本店)
□ 亀齢(広島県東広島/亀齢酒造)

まず、最初に酒肴と寿司を織り交ぜて出すか、酒肴→寿司と順番に出すかを聞かれるよ。
匠進吾をはじめ、酒肴と寿司を織り交ぜて寿司屋も増えているね。
ただ、保守的な兵庫は後者を選択。
やはり、酒には酒肴だよ。

--------------------
⚫︎ 酒肴全般
まず、提供数だが、計5品(酒肴⑤岡山産うなぎ)までが標準で、そのあとは追加扱いだろう。

どれも美味しかったが、特にまながつお・うなぎ・あわびが良かったね。

高級魚といえば必ず名前の出るまながつお。
この辺りでは、6月頃から、産卵のため、瀬戸内海に入ってくるところを水揚げされる、今が旬の魚だね。
おそらく、刺身でもいただけるまながつおを、厨房で表面を焼き、柑橘類の入ったタレをかけて提供されるよ。

表面の香ばしさの先には、刺身でも食べたかった、みずみずしい生状態のまながつおが登場。
香ばしさとみずみずしさが共存する新鮮出来立てのたたきを食べ、この時期の瀬戸内に思いをはせるのは、至福の時間だね。

そして、岡山産の天然うなぎ。
一度、京都の市場に出たもの取り寄せているそうだ。
身の厚い天然うなぎは、まながつお以上に表面は香ばしく、内面はほとばしる脂でジューシーに焼きあがってきたよ。
このうなぎを食べながら、高梁川に思いをはせるのは、至福の時間だね。
高梁川で採れたうなぎかどうか知りませんが…アハハハハッ!

極め付けは、あわびを肝で和えたもの。
雑味を含まぬ磯の味がする肝のソースは剣先イカともよく合うよ。
追加扱いのようだが、その価値ありだね。

⚫︎ 寿司全般
こちらでは、ネタによって赤酢と米酢のシャリを使い分けているね。
これも匠進吾などでいただいた手法だが、こちらのご主人の勉強熱心さをうかがわせるよ。

こうした寿司の中でも、触れておくべきは、おこぜ・あなごかな。

おこぜはモッチリねっとりした舌触りが印象的だったね。
江戸っ子には歯切れが悪いと言われそうだが、ゆっくり楽しむには、いいネタだよ。

そして、あなごはズバリ旨い。
月並みな表現だが、フカフカでトロッとした食感で、今まで食べたあなごの中でも一番じゃなかろうか。
旬が始まったこともあるが、兵庫や広島は日本有数のあなごの名産地であるし、その目と鼻の先にある香川もそうなのだろう。
これは是非、味わっていただきたいね。

ちなみにちゃりこは真鯛の子供だそう。
要はかすごだね。

--------------------
上述のような酒肴と寿司、そして県内外から集めた10種程度だったかの日本酒と共に過ごす時間は、至高の時間だよ。
ただ、この薄張りグラスは苦手なんだよね。
普通のお猪口の方が安心して飲めるんだけど…アハハハハッ!

◼︎ サービス
親切なご主人と気の回る奥さまのお二人で酉まわしていたよ。
客数が8名なので、ご主人はお忙しく、なかなかお話しすることが叶わぬのが、残念ではあるね。

◼︎ 雰囲気
禁煙であるのは当然で香水も不可としているのは嬉しいね。
臭いによって味は変わるわけで、そうした配慮はありがたいよ。

◼︎ CP
この内容がこの金額でいただけるは嬉しい限りだね。

◼︎ 総合
東京以外の寿司屋の伸長が著しく感じるが、こちらの店もそうした店の代表格だろうね。

東京で生み出された最新のトレンドをいち早く取り入れ、自分がリスペクトする地元ないし地元に近い産地の材料と組み合わせていく…
こうした寿司を食べられるのことが、各地で寿司をいただく醍醐味であり、ここもまた、そんな醍醐味を堪能できる店とオススメしたいね。

次はどこの町の寿司屋へ行こうかなんて、夢を膨らます兵庫でしたよ。アハハハハッ!

  • [2016/06]あおりいかの握り

  • [2016/06]おこぜの握り

  • [2016/06]ちゃりこ(ちゃりんこ)の握り

  • [2016/06]まぐろづけ(赤酢)

  • [2016/06]中トロ握り(赤酢)

  • [2016/06]コハダ握り

  • [2016/06]徳島産赤ウニの軍艦巻き

  • [2016/06]道産バフンウニの軍艦巻き

  • [2016/06]穴子握り(塩・タレ)

  • [2016/06]玉子

  • [2016/06]地元産あまてかれい

  • [2016/06]子持ちしゃこ

  • [2016/06]まながつお

  • [2016/06]能登産とり貝

  • [2016/06]岡山産うなぎ

  • [2016/06]岡山産うなぎ

  • [2016/06]肝であえたあわび

  • [2016/06]剣先いかの刺身。肝に絡めていただく。

  • [2016/06]船中八策(高知県佐川/司牡丹酒造)

  • [2016/06]鮨舳

  • [2016/06]JR高松駅

2016/09/17 更新

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