2回
2014/02 訪問
割烹のお店として時代で最高のお店・・・・食べる料理を楽しむお店です。
(今回)
すっかり元気になられたご主人の西さんが、厨房に入っていろいろ手を加え、確認されてました。
頭で楽しむ料理ではなく、お腹で楽しむ料理ですね。
鱧や、鮎が初夏を感じさせます。
(前回)
家族で何度も出かけてるという、レベルの高い食事の目利きのお友達に何か月も前から誘っていただいて、はじめてお邪魔しました。
見た目や、香りの誇張がないぶん、内なるパワーを秘めた料理って感じで、食べてこその割烹料理です。素材の質が高く、包丁技も何気なく冴えわたっている感じが伝わります。
松葉蟹の身のつまり具合から、断面など尋常ではありません。
はじめて食べる子持ち白魚の天ぷらも上品で美味。ふぐの白子、鯛のお造り、あいなめの汁椀、若狭湾のぐじの焼き物、たけのこ、鴨のしんじょ、どれもお皿の上の各素材の塩加減がいいというか、しっかりしているというか力があります。
〆のシャケごはん、甘味3種類(葛きり、蕨もち、ぜんざい)すべて満腹まで食べてしまいました。次にお邪魔できるかはわかりませんが、驚きの品々でした。
2019/01/25 更新
何度も訪問出来るお店ではないのですが、今回はお誘いいただきいつもの飲食友達との訪問です。自分で予約するのは今やほぼ困難なくらいにハードルが上がってしまった感があり、喜ばしいのか、悲しいのか。また、インスタ流行の今、あえて写真撮影✖️になってしまったのも何か時代の変化とともに矜持を感じます。
1月なので、スタートは麹がしっかりとした白味噌のお雑煮より。時々、西さんがいらっしゃり、下げ膳やら恐れおおい(笑)夕食となりました。季節がらしっかりと暖かい煮物が多い感じでしょうか。ふぐの白子や、身や皮の使い方が飛び抜けてます。出汁の絶妙な濃淡も素晴らしい。あっという間にほぼ4時間が経過。途中で西さんの興味深い話に皆聞き入り、葛切りを食べる為の、湿り気を帯びた香り高いお箸に、伝統に触れた喜びを感じました。