50回
2021/12 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日はクリスマスディナーを堪能
毎年恒例のクリスマスディナー、既に24日は予約で埋まっているとの事でしたので、その一週間前にお伺いしました。この時期はシェフのチカラの入った料理を楽しみにしております。
先ずはクリスマスらしくシャンパーニュで乾杯。今回は炭酸と酸味、アルコールが強めな味わい。
Amuse
スモークサーモン グージェール モンドールチーズとブリオッシュ
何れも一口サイズ。スモークサーモンにはあっさりしたクリーム。モンドールチーズと菓子パンのブリオッシュは独特の風味と味わい。モンドールチーズは9月から5月迄の期間限定のチーズだそうで、チーズにも旬が有るのですね。
Entrée Froid
三陸産ホタテと鳥取県産ズワイガニのムースとタルタル仕立て ホタテのマリネ キャビア添え ドライトマトとバシルのソース
ホタテとズワイガニは淡白な味わいですが、仄かな蟹の風味が鼻腔を擽ります。ドライトマトの甘味が濃厚でバジルのソースと絡めて頂くとまた違った味わい。ホタテのマリネのキャビア添えもアッサリした贅沢な味わい。
ここでお酒登場。本日は新潟県の越乃八豊純米原酒。此方も確りした味わい。
Entrée Chaud
黒毛和牛頬肉の赤ワイン煮込みとカリフラワーのパイ包み焼き 山形県産有機野菜とローストビーフのサラダ
パイで包まれて団子状態の牛頬肉とカリフラワーは、肉の旨味とカリフラワーのサッパリ感が良い味を出しています。
ローストビーフのサラダは新鮮シャキシャキな食感。
Poisson
冬の魚介と秋田県産天然キノコのコンソメスープ 熱々のココットで
魚介は海老、牡蠣、白子、真鯛、天然キノコはアミタケ、金茸、霜降り平茸、アメリだけ、ユキノシタ、里芋も入って海の幸、山の幸が豊かに入っております。
Granite
青梅のグラナダ
冷たい青梅の味が口直しに。
Viante
フランス産マグレ鴨胸肉とフォアグラのステーキ 有機冬野菜添え トリュフ風味の山葡萄を使ったソースと共に
鴨肉は肉繊維を感じる野性的な風味。それをフォアグラとソースの甘みが加わり調和のとれた味わい。有機野菜も香ばしく甘味が有ります。
Dessert
イチゴのムースとクレムダンジュ ビスタチオアイスのパフェ仕立て
クレムダンジュはさっぱりしたチーズのような食感、甘味を抑えたビスタチオアイスに、イチゴのムースの甘さと3種類の味を堪能。
今年を締め括る料理の数々。旬の食材や高価な食材に野菜も多くヘルシーに頂きました。ご馳走さまでした。
ジャンバーニュ
スモークサーモン グージェール モンドールチーズとブリオッシュ
三陸産ホタテと鳥取県産ズワイガニのムースとタルタル仕立て ホタテのマリネ キャビア添え ドライトマトとバジルのソース
本日の日本酒は越乃八豊純米原酒
黒毛和牛頬肉の赤ワイン煮込みとカリフラワーのパイ包み焼き 山形県産有機野菜とローストビーフのサラダ
冬の魚介と秋田県産天然キノコのコンソメスープ 熱々のココットで
青梅のグラニテ
フランス産マグレ鴨胸肉とフォアグラのステーキ 有機冬野菜添え トリュフ風味の山葡萄を使ったソースと共に
イチゴのムースとクレムダンジュ ビスタチオアイスのパフェ仕立て
メニュー
ドリンクメニュー
2021/12/31 更新
2021/10 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 秋を感じにお伺い
時短要請は一部残るものの、漸く緊急事態宣言解除がされた週末のこの日、4ヶ月振りにお伺い致しました。
メニューはいつものおまかせコース。何時ものようにビールとワインで乾杯。
先ずは北海道の牡蠣。肉厚で濃厚。ジュレに塩味が有り、磯の香りと風味のよう。喉越しはアッサリ。
アミューズは和風お摘み5種。東北の食材を使った素朴で身体に優しい味。
ここで早くも日本酒。本日は秋田県横手市の純米ひやおろしまんさくの花。程良い酸味を感じるスッキリした喉越し。
パンは自家製。コロナ禍の休業期間でパン作りを始めたそうです。何でもこなすご主人です。
前菜は秋刀魚のカルパッチョと季節の野菜。新鮮な野菜に包まれて、適度な酸味の有るカルパッチョ。
牛テールのコンソメスープ。中にはサワモダシ、原木ナメコ、ハタケシメジのきのこが沢山入って、牛テールの出汁と共に秋らしい暖まる一品。
フエフキダイとオマール海老。 サクッと香ばしい歯応え感にオマール海老の濃厚な出汁が美味しい。
黒毛和牛の頬肉。じっくり煮込んて柔らかく、ソースが染み込んで深みの有る旨味。こんがりグリルされた野菜も甘味が有ります。
デザートはレモンのシャーベット。下にはチーズケーキ。
いつもながら野菜が豊富で身体に優しい料理の数々。コロナ禍の影響で、食材の仕入れもままならない状況の中での提供に感謝。ご馳走さまでした。
2021/11/14 更新
2021/06 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 10周年記念コースを味わいに
開店からめでたく10周年迎えられたという事でお伺いしました。
コロナ禍による緊急事態宣言で4月後半から都の要請を受けて休業されてましたが、6月より土日のみ16時~20時迄のディナー営業。10周年記念コースを注文。
料理名は聞いた範囲内での記載ですので、正式料理名は分かりません。悪しからずご承知置き願います。
アミューズ
左からパンの上にフォアグラ、ルバーブのジャム、真ん中にワラビのピクルスとさくらんぼ、
右にハムの燻製にモッツァレラ。
前菜
稚鮎のコンフィと鯵とアボガトのタルタル
鮎は柔か、大き目のアスパラは甘味が有ってみずみずしい食感。野菜豊富で身体に優しい。
スープ
ホワイトアスパラのフルーテとオマール・ヌーヴォー
トロリとしたアスパラの自然な甘味は濃厚でクリーミーな味わい。オマールの身は引き締まってプリプリで今が旬。然り気無いですが、手間隙かけた一品だと分かります。
魚料理
マトウダイとズワイガニ、雲丹のソース
フワッと揚がったマトウダイはアッサリ淡白ながら鯛の風味を感じます。ライスと温かい雲丹ソースの相性も良し。
肉料理
本日は鴨。野性味溢れる適度な歯応えと柔らかさ、口の中で広がる肉汁。ネマガリダケや他の野菜の自然な甘味。
マンゴーシャーベット パイナップルとグレープフルーツのアイス
マンゴー、パイナップルの強い甘味とグレープフルーツの甘酸っぱい味わい。
1ヶ月超の休業期間は10周年記念メニューを考えてご準備をされていたそうです。職人気質なご主人、然り気無い料理と見せながら、珍しい食材や手間隙掛けた一品を本日も堪能させて頂きました。
早くコロナ禍が終息して欲しいと心から願います。ご馳走さまでした。
2021/06/09 更新
2021/03 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 緊急事態宣言解除後の春を味わいに
本日の休日ディナーは正月にお伺いして以降、緊急事態宣言も解除されましたので春を味わいに伺いました。何時ものようにシェフお任せ。
料理名は聞いた範囲内での記載ですので悪しからずご承知置き願います。
アミューズはジャージー牛のコンビーフ、バテトカンパーニュ、特に干したサクランボは凝縮された甘味が印象的。
初鰹のカルパッチョ
酸味の有るドレッシングに鰹や野菜の瑞々しさ。
ホタルイカやプチトマトの自然な甘味。
軽やかな春を感じます。
ビールから日本酒へ
福井県産しぼりたて生酒伝心はキリッとした飲み口。
牡蠣とホワイトアスパラのムニエル
牡蠣の柔らかな身の甘味と苦味。
菜の花のほんのりした苦味。
ホワイトアスパラのさっぱりしたサクサク感。
あっ、写真取り忘れた、盛付けも綺麗だったのに、それ以上に美味しそうだったので。
サクラマスと春キャベツ サクラエビのスープ
サクラマスは今しか取れない旬な魚。
スープも出汁が取れて程よい塩味。
バゲットと食べるとまた美味しい。
キャベツとサクラエビの春を感じる一品。
上喜元大吟醸 限定品
スーッと喉ごし良く切れが有ります。
豪州牛ヒレ肉とフォアグラ 春の野菜添え
ヒレ肉の柔らかくも肉本来の確りした味わい。
フォアグラの濃厚なほろ苦甘味。
蕗の薹のフリットに春を感じ、彩りを飾るゴボウ、ブロッコリー、筍、大根、ジャガイモ、人参も香ばしく、大地の持つ甘味を感じます。
デザートはアップルパイ オンバニラアイス
初めてのアップルパイ。
提供前から良い香りがしていました。
温かいアップルパイと冷たいバニラアイスの両極な甘味。添えられた苺の酸味の有る甘さも印象的。
健康的で爽やかな春を感じる料理の数々。素材の持つ味わいを引き立てる品々が多かったとの印象。
コロナ禍はまだまだ予断を許さない状況で飲食店にとって厳しい状況が続きますが、微力ながら応援しております。ご馳走さまでした。
2021/04/01 更新
2021/01 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日は新年のフレンチを堪能
明けましておめでとうございます。年初早々お伺いしたのが此方。20数回とお伺いしながら正月は初めてです。
クリスマスディナー以来間隔を置かずの訪問。裏を返せばコロナ禍で帰郷も叶わず、ならば年初早々に美味しいものでも頂こうかと伺った次第。
例年正月三が日はランチから営業されて、その後は遅い正月休暇を取られるそうです。
いつもの奥のカウンター席に陣取り、いつものお任せコースで。先客は2組。先ずは私は瓶ビール、連れはロゼで乾杯。
サーモンのタルタルにキャビア添え
酸味の効いたサーモンにキャビアの粒々感がアクセントのアッサリした一品。
フォアグラ、無花果ジャムで頂く胡桃パン
手作り無花果ジャムで食べるパンは塩と胡椒でも合います。フォアグラは濃厚なので少し私にはキツかったかな。
本日の日本酒は山形県の特撰純米酒白露垂珠
芳醇な風味に円やかな辛口系。
岩手産牡蠣のグラタン
甘辛のソースで身体が温まります。
4種類の茸のブイヤベース
中には海老、ホタテ、浅利、烏賊、4種類の茸、里芋、葱等、魚介出汁に香味野菜が加わり深い味わい。
ニュージーランド産ラム肉のグリル
柔らかく適度な歯応え感、口の中で滲み出る肉汁が堪らない。今までのラム肉のイメージを覆します。
シフォンケーキとアイスクリーム
蜂蜜を塗って焼いたケーキと甘さ控えめなアイス。
年末年始は何処にも行けなくてステイホームでしたが、フレンチの高度な調理法による素材を生かした美味しい料理で活力が沸いて来ます。
今年こそはコロナ禍が終息に向かい、早く日常生活が送れる事を祈りたいと思います。ご馳走さまでした。
サーモンのタルタルにキャビア添え
フォアグラ、無花果ジャムで頂く胡桃パン
山形県の特撰純米酒 白露垂珠
岩手県産牡蠣のグラタン
4種類の茸のブイヤベース
ニュージーランド産ラム肉のグリル
シフォンケーキとアイスクリーム
2021/01/03 更新
2020/12 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日はご主人の気合いの入ったクリスマスディナーを堪能
年末近く我が家の年中行事のクリスマスディナーでお伺いしたのが此方。毎年色々有った年の瀬の締めくくりに使わせて頂いています。
特に今年は飲食店にとって厳しい年で有ったと思います。知っているお店が閉店されたのは数知れず。ですが結局は馴染み客に支えられたお店が残っているかなとの印象。
19時に伺い。1席毎に席を空けて本日満席。クリスマスディナーはご主人の気合いの入ったメニューが提供されます。
先ずはスパークリングワインで喉を潤し料理がスタート。
Amuse 本マグロのタルタル・鮑の燻製 キャビア添え・蝦夷鹿のコンソメスープ
ねっとり濃厚な本マグロ、柔らかく後味さっぱりな鮑の燻製、浮いているキノコのムースの何とも言えない味わいの有る蝦夷鹿のスープ。小品ながら手が込んでいます。
本日の日本酒は超特撰惣花純米大吟醸
スッと飲めて切れと清涼感の有る味わい。
Entree Froide 秋田県産比内地鶏のバロティーヌ 白レバームースとブリオッシュ 砂肝のコンフィのグリエ 有機サラダのリース仕立て
柔らかくソースとの相性良いモモ肉を使ったバロティーヌ、香ばしいレバー、適度な歯応えの有る砂肝、比内地鶏から3種3様の異なる味わいが一皿に共存。有機サラダも甘味が有って美味しい。
Entree Chaud パンチェッタを巻いた三陸産牡蠣と白子のベニエ 冬瓜のムニエル 菊芋のビュレとトリュフの軽い泡ソース
塩漬け熟成された豚バラ肉と牡蠣との組合せがこんな未体験な味わいになるなんて。フワッと揚げた白子は綿菓子のよう。冬瓜と菊芋の自然なふくよかな甘味もトリュフソースによって筆舌に尽くしがたい味わい。
Poisson フランス産セップ茸のクリームソースで仕上げた新鮮魚介のドリア
ヒラスズキ、鮑や蟹、ブロッコリーも垣間見えて魚介と茸の美味しいハーモニー。
Granite 国産檸檬と大葉のグラニデ
大葉の国産レモンの皮も使っているようで仄かな苦味が感じられます。
Viande 国産黒毛和牛ヒレ肉とフランス産鴨フォアグラのステーキ 山形県産有機冬野菜添え マデラ酒を使ったソースと共に
国産和牛とフランス産フォアグラなんて最強でしょう。何を書いても陳腐な表現になるので止めます。只、あっという間に食べてしまいました。
Dessert 温かいチョコレートケーキとコニャック風味のヴァニラアイス
ふんわり温かいケーキと冷たいアイスの両極な甘さ控えめな味は大人の美味しさ。
相変わらず知識と経験に裏打ちされたご主人のフレンチ料理の引出しの多さに感服致します。まだまだ未体験のフレンチ料理の奥深さが楽しめそうです。ご馳走さまでした。
スパークリングワイン
本マグロのタルタル・鮑の燻製 キャビア添え・蝦夷鹿のコンソメスープ
本マグロのタルタル
鮑の燻製 キャビア添え
蝦夷鹿のコンソメスープ
本日の日本酒
秋田県産 比内地鶏のバロティーヌ 白レバームースとブリオッシュ 砂肝のコンフィのグリエ 有機サラダのリース仕立て
パンチェッタを巻いた三陸産牡蠣と白子のベニエ 冬瓜のムニエル 菊芋のビュレとトリュフの軽い泡ソース
フランス産セップ茸のクリームソースで仕上げた新鮮魚介のドリア
本日のワイン
国産檸檬と大葉のグラニテ
国産黒毛和牛ヒレ肉とフランス産鴨フォアグラのステーキ 山形県産有機野菜添え マデラ酒を使ったソースと共に
温かいチョコレートとコニャック風味のヴァニラアイス
店内
クリスマスメニュー
2020/12/31 更新
2020/09 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日は秋を感じに
9月の4連休最後の日に伺いました。メニューはいつものシェフお任せで、席はカウンター席の端奥。
店内はコロナ対策の3密対策で間隔を空けて3組のみ。此で満席。お店の自主規制はお客にとっては安心ですが、特にコース料理等の長い時間サービス提供する飲食店にとって厳しい状況は続きます。
最初のドリンクはロゼで乾杯し喉を潤します。
アミューズは焼きとうもろこしのゼリー
口当たりはあっさりしながら確り甘味の有る濃厚コーンの味わい。
オードブルは一口サイズか9品
何れもお酒に合います。特にチーズをパルマ産ハムで巻いたものとパテドカンパーヌュが美味しい。
ここで日本酒に入ります。今回は秋田県横手市のまんさくの花、スッキリした飲み口。
ハモのソテー
ハモは淡白な味ながらクレソンの濃厚な味わいで引き立ちます。
ムール貝の蒸し焼き
これだけのムール貝は食べ応えが有ります。その後のライスのソテーは出汁が取れて絶品。
ボルチーニとワイン豚
香り豊かなボルチーニの柔らかさとワイン豚の風味の有るサクっとした歯応え感が絶妙です。
桃のコンポート
甘さを抑えながらもゴージャスな盛り付け。瑞々しさを感じます。
何時もながらの基本フレンチですが、和食の要素も取り入れた和洋折衷、お酒にも合う料理の数々で満足です。ご馳走さまでした。
2020/10/14 更新
2020/07 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日は夏本番に備えて
コロナ感染者増大によりGoToトラベルどころではなくなった7月の4連休。天気も悪いのでそれではと久方ぶりにお伺いしました。テイクアウトで何度か利用しましたが、店内で頂くのは4ヶ月振りです。
店内はカウンター席、テーブル席も1組ずつ空けて席数半分ですが、コロナ対策の為これで満席。後から予約無しで来られたカップルは入れませんでした。
此方に伺う前に覗いた他の飲食店は明らかに3密と思われる状態でしたが、結局お店側とお客さん側の自己責任と防衛策に委ねられているそうです。
何時もの奥のカウンター席に連れと19時過ぎに着席。コースはこれまた何時ものシェフお任せでお願いしています。
最初にカリフラワーのムースとコンソメゼリー ズワイガニ、ホタテ、キャビア添え
言われなければ分からないカリフラワーのムースにコンソメ味を香りながら、ズワイガニ、ホタテ、キャビアも確り入ってデザートのような味わい。
鯵のカルパッチョとつぶ貝のマリネサラダ仕立て
今が旬の鯵とつぶ貝。他にアスパラ、アボカド、プチトマトに酸味の有るドレッシングで味付けされた爽やかな一品。
夏野菜のガスパチョ トマトのシャーベットをのせて
程よい甘味と酸味が有り、キュウリの切身も入ってさっぱりした夏らしいスープ。
ここで日本酒に切り替え。本日は山形県の枯山水。淡麗でキレの有るお酒を冷やで頂きます。
江戸前穴子 天使の海老包みとホタテのフリット 夏野菜のラタトゥイユ
紫蘇巻きの穴子と海老、ホタテの揚げ物はサクッとしながらソースと相まってこんがりした味わい。下地は玉葱、茄子等の煮込み。
鴨胸肉のロースト フォアグラのステーキ トリュフソース
フランス産鴨肉は国産と違い、肉の中に血が残っている分、濃厚な味わいになっているとか。鴨肉の上にはフォアグラが乗り、トリュフソースがかけられて贅沢な一品。回りを囲む温野菜も香ばしい。
プラムのパルフェ
ご主人の実家で採れた山形産のさくらんぼは甘味が強くバニラアイスとの相性も良く美味しい。
やはりテイクアウトよりも旬で希少な具材を目にも鮮やかに出来立ての料理をその場で頂くのは実に美味しい。
加えてご主人のご実家である山形県産の有機野菜が多く使われ、野菜本来の旨味や味わいが感じられ、身体にも優しい。
何よりもウチの連れが贔屓にしているのでまたお伺いします。ご馳走さまでした。
カリフラワーのムースとコンソメゼリー ズワイガニ、ホタテ、キャビア添え
鯵のカルパッチョとつぶ貝のマリネ サラダ仕立て
夏野菜のガスパチョ トマトのシャーベットをのせて
本日の日本酒 山形の枯山水
江戸前穴子 天使の海老包みとホタテのフリット 夏野菜のラタトゥイユ
鴨胸肉のロースト フォアグラのステーキ トリュフソース
プラムのパルフェ
2020/07/27 更新
2020/04 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん テイクアウトでフレンチを楽しむ
コロナウイルスによる非常事態宣言を受けて、現在営業自粛されていますが、HPでテイクアウトをされているとの情報から予約させて頂きました。
フレンチ料理でテイクアウト出来るのかな、味はどうなのかと思いつつ、結局料理のレベルの高さに驚きました。
尚、2週続けて利用させて頂いたのですが、纏めてのご報告となります。また化粧皿や盛り付けによって料理の印象は変わりますが、自宅の皿で連れが盛り付けておりますので、美味しそうに見えなかったらご容赦下さい。
1回目
オードブル盛合せ
何と言っても凄いのは14種類詰まっています。
ズワイガニのテリーヌ、
自家製カラスミ、
スモークサーモン、
小エビのマリネ、
牡蠣のコンフィ、
桜エビと春キャベツのマリネ、
フルーツトマトのカプレーゼ、
菜の花と五月菜のマリネ、
オリーブマリネ、
自家製パテドカンパーニュ ピクルス添え、
レバームース、
パルマ産生ハム、
黒トリュフ入りサラミ、
牛もも肉のコンフィ
一品一品少量で有りますが、ご主人の拘りも詰まっています。
美桜鶏モモ肉のロースト粒マスタードソース
南アルプス連峰の大自然の中でストレスを与えずに穏やかに育てられているだけあって肉質は確りした印象。
和牛すね肉のポトフ
和牛と野菜出汁が良く出尽くしていて、アッサリ味ながら確りした味わい。すね肉も固くならずに美味しい。
牛タンと春野菜のシチュー
この中では一番のお気に入りです。煮込んで味が染み渡り、牛タンは柔らかくホロホロした濃厚味。
2回目
三元豚のローストポーク 木野子のクリーム
肉質はきめ細かくて柔らかく、噛むと旨味が溢れてジューシー。木野子のクリームソースに良く合います。
仔羊のケバブサンドイッチ
柔らかな肉質でそれほクセの無い味で異国情緒を感じる味わい。
北海道産合鴨モモ肉のコンフィ
オイルに浸して低い温度で数時間煮込んで調理されているので、肉汁を逃がさないジューシーな味わい。
この他にも豊富な目にも鮮やかな野菜が彩られて美味しく身体にも優しく頂きました。テイクアウトでも充分に美味しかったです。ご馳走さまでした。
14種類のオードブル盛合せ
14種類のオードブル盛合せ
美桜鶏モモ肉のロースト粒マスタードソース
和牛すね肉のポトフ
和牛すね肉のポトフ
牛タンと春野菜のシチュー
牛タンシチュー
三元豚のローストポーク 木野子のクリームソース
三元豚のローストポーク 木野子のクリームソース
北海道産合鴨モモ肉のコンフィ
仔羊のケバブサンドイッチ
仔羊のケバブサンドイッチ
2020/04/30 更新
2020/03 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 今夜は心機一転気持ちを切り替えて
本日は心機一転の日として伺いました。理由は3月某日母親が亡くなってから二七日(ふたなのか)である事、辞令で3年間在籍した新橋から浜松町へ異動した事によるものです。
2月に入って母親の様子が思わしくないとの父親の連絡から僅か1ヶ月半で母親は亡くなりました。
コロナウイルス感染防止から身内でさえ見舞いも制限され、最後に母親に会えたのは亡くなる前日で殆ど意識も無い状態でした。
残された父親も齢80を越え、耳と腰が悪く、週末毎に実家迄様子を見に行っています。
そんな状況の中、新たな気持ちで仕事に打ち込もうとした矢先、今度は私の異動辞令が有りました。コロナウイルスで人の動きも停滞しているこの時期に?との気持ちも有りましたが、これは環境も変えて一からやり直せとの天命かと思うようにしました。
前置きが長くなりましたが、そんな訳で心機一転、気持ちを切り替えて新たな門出として伺いました。
コースは勿論シェフのお任せ。
コロナウイルスの猛威により国内外からの食材仕入もままならない中、以下の料理を頂きました。
焼きパテとレバームース
香ばしい焼きパテと濃厚ムース。
海鮮サラダ
ホワイトアスバラ、菜の花、プチトマトの新鮮野菜につぶ貝、甘エビ、ズワイガニのテリーヌ、サーモンの海産魚介が豊富に散りばめられ、少し酸味が効いたドレッシングで味付けされています。
ここで早くもビールから日本酒へ。今回は珍しい山口県萩市の純米大吟醸東洋美人。山田錦を40%迄精米した少し後引く芳醇な味わい。
菊芋のポタージュスープ
真ん中にフォアグラが添えられ独特のコクと風味を醸し出しています。
石鯛とホタテのドリア 蕗の薹添え
蕗の薹は香ばしくカリっとした食感。石鯛は調理によって身が締まり旨味や甘味が感じられます。ホタテは柔らかく塩味付けは抑え気味。奥には桜エビも入っていました。
ここで本日のワインはスペイン産の赤。渋味のある上品な味わい。
和牛ランプグリル
ブドウを主食にした和牛だそうです。肉質はきめ細かく柔らかな赤身。あっさりとした脂と濃厚な赤身の味が楽しめました。
イチジクのタルト
酸味が少なくクセの無いあっさりした甘さです。
フレンチ料理と言うと都会的で少し構えてしまう気がしますが、此方は家庭的で寛ぎながら料理が味わえる居心地の良いお店として利用させて頂いています。
新たな門出に気持ちを切り替えて明日から頑張りますか。ご馳走さまでした。
2020/04/29 更新
2020/03 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日はアラカルトで春を味わいに
親の介護の合間を縫って平日にお邪魔。色々有って遅ればせながら今年初訪問です。
昨今のコロナウイルスの影響で来客が激減しているようですが、細やかながら気分転換を兼ねてお伺いしました。今回はコースではなくアラカルトで注文。他にご同輩方のグループと個室にカップルがいらっしゃいます。
最初は季節の野菜たっぷりのクレープ。
レタス、ラディッシュ、トマト等の新鮮な有機野菜に生ハムが加えられ、上にはチーズが散りばめられてヘルシー感満載です。
二品目は野菜たっぷりのミネストローネ。
トマトベースの野菜スープの中にニンジン、ポテト、玉葱、ベーコン等が入って野菜の甘味と微かな酸味が感じられます。
ここで早くもビール、ワインから日本酒へ。本日の銘柄は山形県鶴岡市の本醸造しぼりたて大山。スッキリした飲み口とキレのある味わいです。ご主人の日本酒のセレクトはフレンチにも良く合います。
三品目はエスカルゴ。
粒が大きく、チーズをふんだんに使って味わいも濃厚。ざく切りのポテトも有ってお酒のお摘みにも活けそうです。ついつい日本酒が進みます。
箸休めとしてご主人より提供して頂いたのは白魚の揚げ物。適度な塩加減でまたまたお酒が進みます。
四品目は牡蠣のグラタン。
トマトベースの酸味のあるソースに大粒の牡蠣の濃厚な旨味と円やかなコクを堪能。マガキの最後の旬を味わいました。
五品目は鹿肉のグリル。
赤身の残る肉質は最初は多少の歯応え感が有りますが、食べ進めていくと柔らかく、じんわり甘味の有る肉汁と共に口の中で広がります。
最後にデザート。
いつも盛付けが綺麗です。冷たいアイスの下には温かいアップルパイ。温度差の違う食感が良いですね。
強か日本酒を飲み過ぎたせいか、酔った勢いでアラカルト料理も居酒屋メニューのようで美味しい、と申し上げたら、後で連れから居酒屋メニューとは何ですか、と怒られてしまいました。本意はカジュアルにフレンチ料理が楽しめると言う意味で申し上げたつもりなのですが。
いつも美味しく、豊富な野菜も添えられて身体に優しい料理を有難うございます。ご馳走さまでした。
2020/03/29 更新
2019/12 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 今夜はクリスマスディナーを堪能
本日はクリスマスディナーでお邪魔。我が家では毎年年末恒例行事です。この時ばかりはご主人も何時もより気合いを入れた食材や料理を提供してくれます。本日はどんな料理か楽しみです。ですが2人共病み上がりで少し元気が有りませんが。
Amuse
ズワイ蟹のトマトファルシキ・キャビアブリニ・自家製スモークサーモン
ズワイ蟹はアッサリオリーブ油で味付け。キャビアブリニは柔らかなパンにふんわりバターの味わい。スモークサーモンは下に菊の花が敷かれていました。
Entree Froide
フランス産鴨とフォアグラのテリーヌ フレッシュグリーンペッパー風味 鴨もも肉のコンフィと里芋のクロケット 有機野菜のサラダ添え
フォアグラは鴨の濃厚ながらしつこさは感じない脂身。野菜とパンと一緒に食べると一際美味しい。
里芋を鴨もも肉に包んだコンフィも素材の風味が引き立って素晴らしい。残念ながら写真を取り忘れました。
Entree Chaud
パンチェッタを巻いた三陸産牡蠣と帆立のムニエル 雲丹のクリームソース ホタテの出汁で仕上げた天然キノコのリゾットと共に
パンチェッタとは豚バラ肉の事だそうです。巻かれた牡蠣の味はカリッとして豚バラと牡蠣との絶妙な味わい。帆立のムニエルも肉厚。帆立の出汁で仕上げたリゾットも雲丹のクリームソースと相まって贅沢な味わい。
Poisson
小さなココットで仕上げた、秋田県産比内地鶏のコンソメと旬の新鮮魚介
比内地鶏、ヒラメ、海老、白子、鮑も入った出汁が渾然一体となった深みの有る味わい。洋風と言うより和風出汁に近いかも。野菜も豊富に入って身体が暖まります。
Granite
赤葡萄 スチューベンのグラニテ
Viande
国産黒毛和牛ヒレ肉とフランス産鴨フォアグラのステーキ ルビーボルト酒を使った冬トリュフのソース
コンパクトサイズながら和牛ヒレ肉の極上の柔さかさに鴨フォアグラの甘味と冬トリュフの香ばしさが織り成すクリスマスらしい豪華な一品。写真ではあまり美味しそうに写っていないのが残念。
Dessert
ラ・フランスとアーモンドの温かいパイ仕立て ビスタチオのグラス
アーモンドクリームの温かいパイ仕立てが今迄のデザートの中でも斬新でした。
何れもご主人のクリスマスディナーに対する気合いの度合いを感じます。病み上がりの身体に贅沢な料理を頂きました。来年も宜しくお願い致します。ご馳走さまでした
ズワイ蟹のトマトファルシ・キャビアブリニ・自家製スモークサーモン
バンチェッタを巻いた三陸産牡蠣と帆立のムニエル 雲丹のクリームソース 帆立の出汁で仕上げた天然木野子のリゾットと共に
小さなココットで仕上げた秋田県産比内地鶏のコンソメと旬の新鮮魚介
赤葡萄 スチューベンのグラニテ
国産黒毛和牛ヒレ肉とフランス産鴨フォアグラのステーキ ルビーボルト酒を使った冬トリュフのソース
ラ・フランスとアーモンドクリームの温かいパイ仕立て ビスタチオのグラス
本日の日本酒
メニュー
2020/01/02 更新
2019/09 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日は秋を頂きに伺い
2ヶ月ぶりのお伺い。コースは何時ものようにシェフお任せで。ファーストドリンクも何時ものように私がプレミアムモルツ、連れはロゼワインで乾杯してコーススタート。
最初にフォアグラテリーヌの最中とパテ・ド・カンパーニュ
フォアグの脂身が最中の皮に包まれて適度にマイルドな味付けになっています。パテ・ド・カンパーニュもしっとりした味わい。
ズワイガニとホタテのテリーヌ、海苔のソース、天然クレソンのサラダ
テリーヌは淡白で柔らかくふんわりした味わい。ソースがアクセントを与えています。
モンサンミッシェル産のムール貝の白ワイン蒸し
少し小振りですが味は濃厚で出汁が美味しい。
オマール海老のテルミドール
昔の結婚式では定番であった気がします。半割りの黄金色のオマール海老にチーズ、バター、卵黄等のクリームソースで焼き上げた一品はゴージャス感が有ります。
美桜鶏のバロティーヌ
ブランド鶏肉に詰め物をして火を入れた料理ですが、美桜鶏の肉厚で柔らかい歯応え感と自然な甘味に加え、詰め物肉は何でしょうか、鶏肉との相性良く味わいに幅を広げています。
桃のコンポート
桃の旬は夏場と思っていましたが、品種も多いのでどうなのでしょう。ですがさっぱり爽やかな酸味を感じる一品でした。
本日も贅沢な素材に一手間掛けた料理の数々。美味しく頂きました。ご馳走さまでした。
フォアグラ・テリーヌ最中とパテ・ド・カンパーニュ
ズワイガニとホタテのテリーヌ、海苔のソース、天然クレソンのサラダ
特別純米酒 あさ開
モンサンミッシェル産ムール貝の白ワイン蒸し
モンサンミッシェル産ムール貝の白ワイン蒸し
オマール海老のテルミドール
美桜鶏のバロティーヌ
桃のコンポート
桃のコンポート
2019/10/06 更新
2019/07 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日は私の誕生月のお祝いで夏を味わいにお伺い
本日は私の誕生月のお祝いでお伺いしました。コースは勿論シェフのお任せで。どんな料理か提供されるか毎回楽しみです。先ずは私はビール、連れはグラスロゼで乾杯。
最初はパテドカンパーニュ、フォワグラのテリーヌ 青トマトのジャム添え、黒トリュフ入りのサラミ
私がお気に入りの此方のパテドカンパーニュとフォワグラのテリーヌが登場。
パテドカンパーニュはミンチ状の中にレバーペーストが混ざっていて滑らかな味わい。
フォワグラはねっとりした独特の食感に青トマトがアクセントになって美味しい。
黒トリュフ入りのサラミは言われないとトリュフとは分かりにくいですが、ワインと良く合います。
ここで早くも日本酒登場。今回は純米吟醸生原酒まんさくの花特別限定酒を頂きます。キレの有る爽やかな味わいが特徴。
仔羊グリルの有機野菜のサラダ 米粉のクレープ包み
中身が気になりクレープ包みを取り払うと、仔羊の肉が有機野菜に包まれています。柔らかくジューシーな仔羊の肉は、有機野菜の甘味と包み込む米粉クレープと相まって美味しい。
サザエのサラダとイワシの香草パン粉焼きラタトゥイユ添え
夏が旬のサザエとイワシ。普通サザエの肉質はコリコリしていますが此方のは柔らかく、独特な苦味も有りません。
パン粉焼きのイワシの下には夏野菜を炒めてトマトや香草を加えてワインで煮たラタトゥイユが有り、ワンランク上のイワシ料理になっています。
夏野菜と魚介のスープ仕立て
魚介は日本では馴染みの薄いマトウダイ、海老、ホタテ、ズワイガニも入っています。甲殻類と白身魚の出汁、加えて夏野菜の出汁が重曹的な奥深い味わいを作っています。
低温調理したローストポーク
ワイン豚で有名な山梨県の㈱ミソカワイントンのローストポークは10時間低温調理されています。
肉質は何処までも柔らかく、肉汁もぎゅっと詰まって脂身のしつこさはなく、ポークの甘味が適度に有って美味しい。これ以上だと脂身で食べられないし、これ以下だと物足りない丁度良いボリューム感。アスパラも含めた野菜全ても美味しい。
プラムと自家製ヨーグルトのクープ仕立て
甘味料を使わない自然なプラムの甘味と、逆に甘さを抑えた自家製ヨーグルトは別腹でお腹に入っていきます。
最後に店主のご厚意でご実家の山形県産のさくらんぼ2種(紅秀峰と佐藤錦)の食べ比べを頂きました。さくらんぼが旬のギリギリの時期に残して頂きました。
国内外の旬な食材をフレンチをベースにしながら和のテイストも織り混ぜた料理の数々。味もさることながら料理の見栄えにいつも感動させて頂いております。
いつも齢50台後半のオジサンの身体に優しくバランス取れた料理のご提供有り難うございます。また心身共に疲れた頃に伺います。ご馳走さまでした。
パテドカンパーニュ、フォワグラのテリーヌ青トマトのジャム添え、黒トリュフ入りのサラミ
仔羊グリルの有機野菜のサラダ 米粉のクレープ包み
サザエのサラダとイワシの香草パン粉焼きラタトゥイユ添え
夏野菜と魚介のスープ仕立て
低温調理したローストポーク
店内
プラムと自家製ヨーグルトのクープ仕立て
さくらんぼ
2019/08/12 更新
2019/06 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日はお店の8周年と連れの誕生日でお伺い
本日は此方の8周年記念と連れの誕生日祝いでお伺いしました。勿論コースはシェフお任せでお願いしております。
最初に岩牡蠣塩のゼリー仕立て キャビアブリニー 稚鮎のリエット キュウリのソース
今が旬の岩牡蠣。塩のゼリーが磯の薫りを演出して牡蠣のクリーミーな味を引き立てます。キャビアブリニーと稚鮎のリエットはパンケーキのような感じ。
豚足とアキレス腱のコロッケ
コラーゲンたっぷりの部位に豊富な山形産のアスパラと野菜を添えて、綺麗に盛り付けられていましたが、写真を取り忘れました。美味しいのが罪なのです。アスパラは自然の甘味を感じます。
途中で秋田産の純米吟醸酒のまんさくの花を頂きます。店主の晩酌酒を少し頂きます。
カナダ産ムール貝の白ワイン蒸し
プリプリのムール貝が豊富に入っています。出汁も甘味が有ってパンに浸けると美味しい。
長尾鯛と海老のカダイフ包み焼き
カダイフのパリッとした食感。下にズワイガニとレタスのリゾットが有って、オマール海老の濃厚ソースに良く合って深みの有る味わいを感じます。
空豆と細筍
此方も今が旬の2品。フレンチ料理店ですが、出来るだけ日本の食材を使用する事に拘る店主の心意気を感じます。
鴨胸のロースト フォアグラののステーキ添え
鴨肉は少し口の中で歯応えが有って絡みますが、食べ応え充分。大きめのフォアグラは適度な量で甘くて美味しい。
フルーツのエクレア
適度な甘さで美味しい。ケーキよりもフルーツが個人的には好きです。
7月は私の誕生月で既に予約済み。今からどんな料理が頂けるか楽しみです。ご馳走さまでした。
岩牡蠣塩のゼリー仕立て キャビアブリニー 稚鮎のリエット キュウリのソース
岩牡蠣
キャビアブリニー、稚鮎のリエットキュウリのソース
豚足とアキレス腱のコロッケ(食べ掛け)
秋田のまんさくの花
カナダ産ムール貝の白ワイン蒸し
尾長鯛と海老のガタイフ包み焼き オマール海老のビスク仕立て
空豆と細筍
鴨胸肉のロースト フォアグラのステーキ添え
フルーツのエクレア
2019/06/18 更新
2019/03 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん 本日は春を味わいに
3月も終わる頃、春の美味しい料理を味わいたくてお伺いしました。何時ものように本日もシェフお任せコースでお願いしました。
最初は彩り鮮やかな7種類のアミューズ。
鯵のカルパッチョ、モンゴウイカのマリネ、自家製からすみ、鱈にジャガイモを加え混ぜてペースト状にしたブランダード、生ハムカプレーゼ、パテドカンパーニュ。全て一口サイズですが一品毎に手間隙かけた深い味わいを感じます。
今回特に印象的だったからすみは何日も天日干した逸品。熟成した塩味の強いねっとりとした食感でワインよりも日本酒の方が良く合います。なので序盤から日本酒を頂きます。
前菜はホワイトアスパラとフォアグラをメインに、たんぽぽの芽等の季節の野菜。深い甘味と酸味のバルサミコソースが味を引き立てます。
魚料理はトマトソースの広島産牡蠣。
旬の時期が間もなく終える大きな牡蠣の深みのある味わいを楽しみました。
続いても魚介と春野菜のフリット。
ふきのとうの甘さや海老のホクホク感、スズキの季節の味わい、旬の終わりを懐かしむホタテ甘さがフリットにより際立ちます。
メインは子羊のロールキャベツと温野菜。
ほろほろと柔らかい株、味の染みたブロッコリーや大根はあっさり目な味付けで体に染み渡ります。
ロールキャベツに包まれた子羊はトマトベースのスープと相まって重層的な味わいがします。肉料理と言うとグリルが一般的と思っていた私にはある意味新鮮でした。
いつも季節の野菜を多めに、味わい深い旬の魚や肉料理を手間隙かけて提供して頂き有り難うございます。本日も美味しく頂きました。ご馳走さまでした。
2019/04/07 更新
2019/01 訪問
ジビエの王様ベギャスを初食
前回のクリスマス料理の時にご主人から少し値が張りますが、珍しいジビエが手に入ったので如何ですか、と言われ伺いました。
ジビエの王様ベギャス(ヤマシギ)だそうです。お肉は繊細が柔らかく、内臓や脳みそが珍重されるジビエだそうで、近年フランスでも保護鳥に指定されて流通量が少なく、希少価値の高い食材だそうです。それでいて食べるには熟成が必要で手間隙がかかるそうです。
今回特別な料理だということでフランス産ブルゴーニュ産のピノ・ノワールのワインを頂きながら食事開始。軽口ながら渋味を感じるワインです。
最初は突き出し代わりにベギャスの腸、ハツ、フォアグラをオーブンで焼き上げた一品。 バターとフォアグラの香りがしたフワッとした味付けです。
次が頭と出羽先。少しグロテスク感はありますが、出羽先はコリコリ感、頭はクチバシ迄香ばしい。
ベギャスのもも肉と有機野菜炒め
実は柔らかいながら歯ごたえ感が強く 噛めば噛むほど味が広がります。
次が熱々牡蠣が2つ。濃厚で味わい深いものが有ります。
ヒラスズキ、ホタテ、白子、いんげん豆のフリット
最初はサクッと中はふんわり熱々。ヒラスズキは淡白。柔らかいホタテ。濃い牛乳のような白子。
ベギャスのスープは鶏ガラスープみたいで私には違いが良く分からず。
メインはベギャスのむね肉。 野生鳥だからでしょうか、脂肪が少なく繊維質が多い感じがしますが、香りと旨味がレバーのソースと相まってまずまず美味しかったです。
初めてベギャス料理を頂きました。美味しかったと言えば美味しかったのですが、食べ慣れていない食材の分、味の尺度が分からず、その価値や味わい深さが何とも言えない所も有りました。
ですが良い経験になりました。ご主人のご配慮に感謝します。ご馳走さまでした。
2019/01/17 更新
2018/12 訪問
我が家で贔屓にしているビストロ屋さん 今夜はクリスマスディナーを堪能
今夜はクリスマスディナーを堪能しに伺いました。メニューは本ディナーのみ。ご主人も数週間前から準備されているとの事で、毎年楽しみにしています。
先ずは少し気取ってシャンパンで乾杯。以下ディナーメニュー。
Amuse
活オマールエビとアヴォカドのタルタル コンソメジュレとキャビア添え
グラスの中のコンソメジュレを掻き分けると、活オマールエビがアヴォカドのタルタルにまぶされて、お味はアッサリヘルシーな一品。
Entree Froide
フランス産鴨のフレッシュフォアグラのテリーヌと自家製の鴨生ハム イチジクのコンフィチュールとプリオッシュのトースト
初めてフォアグラのテリーヌを頂きましたが、脂身が濃厚で塩分も有りアルコールが進みます。自家製の鴨生ハム、プリオッシュのトーストも美味しかった。残念ながら写真を取り忘れました。
Entree Chaud
ズワイ蟹と天然木野子のパータフィロ包とホタテ貝のカダイフ包焼き
包みの中にクリーム状のズワイ蟹と4種類の木野子が入って熱々ホクホク。野菜も味が濃厚です。
Poisson
小さなココットで仕上げたスッポンのコンソメと旬の新鮮野菜
具材はスズキ、白子、牡蠣、海老、鮑、野菜等にフレンチでは珍しいスッポンのコンソメを使用。具材の旨味が出尽くした出汁にスッポンのサッパリした味わいが印象的。
Granite
山形県産 富士林檎とシードルのグラニデ
口直しのかき氷。甘さを抑えながら林檎の酸味も残っています。
Viande
オーストラリア産仔牛ロース肉とリー・ド・ヴォーのロースト マデラ酒のソースと冬トリュフのクリームソース
リー・ド・ヴォーとは仔牛の胸線と膵臓だそうで希少部位。フレンチの食材としてよく使われるそうです。味は柔らかくふくよかな感じ。只、少し肉の繊維質が多い気もします。
Dessert
山形のラフランスとキャラメルのムース 干し柿のグラス添え
素材の自然な甘味を活かしたデザートです。いつも独創的なデザートに感心致します。
毎回美味しく頂いておりますが、やはりクリスマスメニューはご主人の気合いの入れようも違うようで、食材も特別な希少部位やワンランク上を仕入れているので、いつも以上にゴージャス感が出ていたと思います。それでいながら下町価格で楽しませてもらえるので有難いです。ご馳走さまでした。
活オマールエビとアヴォカドのタルタル コンソメジュレとキャビア添え
ズワイ蟹と天然木野子のパータフィロ包とホタテ貝のカダイフ包焼き
小さなココットで仕上げたスッポンのコンソメと旬の新鮮野菜
山形県産 富士林檎とシードルのグラニデ
オーストラリア産仔牛ロース肉とリー・ド・ヴォーのロースト マデラ酒のソースと冬トリュフのクリームソース
山形のラフランスとキャラメルのムース 干し柿のグラス添え
2019/01/03 更新
2018/10 訪問
我が家で贔屓にしている下町のビストロ屋さん
平日飲んだくれて体が疲れたと感じる時や、体に優しく美味しい料理を食べたい時に伺うのが此方。
夜は久方ぶりに訪問です。コースは何時ものようにシェフお任せで。
先ずは私がプレミアムモルツ、連れがロゼで乾杯。
本日の料理は以下の通り。
アミューズ:オマール海老と秋茄子のキャビア添え。
秋茄子の淡白な味にオマール海老の上品な味が加わった小品。
前菜:有機野菜たっぷりの秋刀魚のカルパッチョ。
秋刀魚はグリルしてあり、内臓付きでほろ苦さも加わり美味しい。たっぷりの野菜はシェフのご実家からで、野菜本来の苦味や甘味が濃いです。フルーツトマトが甘い。残念な事に写真を取り忘れてしまいましたが。
ここでビールから山形県の純米吟醸、無濾過生原酒栄光冨士を頂きます。すっきりキレのあるフルーティーなお酒。
私が日本酒好きなのをご承知で、シェフの晩酌用と言いながら、いつもハイグレードな日本酒をご準備して頂いてくれています。
暖かい前菜:栗と3種類の天然茸にフォアグラ乗せリゾット
味わい深い3種の茸に濃厚なフォアグラで秋を感じる逸品。
魚料理:魚介出汁のクレソンスープ
苦味のあるクレソンスープかと思いましたが、天然真鯛、ホタテと海老、烏賊の深みのある魚介出汁とポテトの円やかさで、非常にマイルドで美味しかった。
肉料理:青森県産の短角牛ロースト温野菜添え
国内和牛流通では年間1%程のシェアで希少性の高い短角牛。脂肪分が少なく、霜降り脂身から来る甘味とは違い、確りした噛み応えが有りながら、硬さはなく歯切れも良い赤身肉です。
温野菜のポテトも甘味が有りますし、秋茄子も円やか。独特の甘味のあるブロッコリー。肉と野菜のバランス取れています。
デザート:桃のコンポート
クリームの下にはヨーグルト、ジェルの上にはバニラアイス。クリームベースの滑らかで濃厚な味わいです。
何時もながら美味しく、体に優しい料理は食後の胸焼けも無く、明日も仕事頑張ろうと言う気にさせてくれます。ご馳走さまでした。
オマール海老と秋茄子のキャビア添え
栗と3種類の天然キノコにフォアグラ乗せリゾット
天然真鯛とホタテと海老、烏賊のクレソンスープ
青森県産短角牛ロースト温野菜添え
短角牛ローストアップ
温野菜アップ
桃のコンポート
桃のコンポート側面
栄光冨士 純米吟醸
2018/10/10 更新
年初早々お伺いしたのは、去年同様我が家で贔屓にしている此方。クリスマスディナーからまだ間もないてすが、本日はアラカルトで。
先ずはビールと白ワインで乾杯。
パルマ産生ハムと山形県産有機野菜のサラダ 米粉のクレープ
アラカルトで必ず注文する一品。薄地の米粉のクレープにパルマ産ハム、有機野菜、粉チーズがたっぷり掛かったヘルシーメニュー。トマトも甘い。あっさり味で正月の食べ過ぎた身体に優しい。
ここで本日の日本酒は特別純米酒寒おろし浦霞。口当たりは柔らかいですが、生詰めの確りした味わい。
自家製田舎風パテ・ド・カンパーニュ
久方振りに此方を頂きたくて注文。まったりしながらも、しつこさは無く、旨味の有る脂身が口の中でとろけるのが美味しい。
牡蠣のグラタン
今が旬の大き目の真牡蠣が4つ。熱々で甘辛のソースにチーズも入って牡蠣本来の旨味に膨らみを持たせた味わい。
本日のジビエ料理は鹿
肉質は柔らかいてすが、脂身は少ないので確りした歯応え感。昨今のジビエ料理ブームは増加する鳥獣被害対策の一環として、従来処分していた鹿や猪を有効活用して提供している、との新聞記事を読んだ記憶が有ります。
デザート
連れが注文。リンゴと苺にバニラとビスタチオアイス。
いつもシェフお任せフルコースでお願いしておりましたが、少し軽めに当方チョイスで野菜と肉、魚介を頂きました。休暇明け仕事始めから頑張れそうです。ご馳走さまでした。