2回
2025/05 訪問
本物はここにある！
2025/05/11 更新
2019/04 訪問
未体験の中華に新たな可能性を感じさせられる！
休日の夜に訪問。
前日にダメ元で予約の電話を入れたところ空きがあった。
中国の地方料理が食べられるということで期待に胸を膨らませ入店した。
先ずは人気メニューのレモンサワーを注文。
普通のレモンサワーと違い、甘さがなく、
サッパリとした味わい。
しっかり目の味付けの中華によく合った。
前菜5種
押し豆腐
押し豆腐には野生のミントの香りやレモンの香りが
合わさって美味しい。
とうもろこしの葉 怪味ソース
初めて食べたが、甘い香りとシャキシャキの食感が良い。
太モヤシ
もやしのシャキシャキした食感とミントと
レモンの組み合わせがよく、爽やかさがある。
王様アスパラのフリット
太めだが、根元まで柔らかくみずみずしい。
レモンスパイスの味付けが食欲をそそる。
クレソンと干し肉のトマトサラダ
クレソンの苦味と干し肉の塩気とトマトの酸味が
よく絡んで美味しい。
ターサイ
いわゆる青菜炒め
ニンニクが結構効いているが、気にならない。
シャキシャキの食感とピリ辛が食欲をそそる。
白ワイン
優しい甘さと香りに程よい酸があり、
スパイシーな中華に良く合う。
発芽大豆 プーアル茶
スパイシーな味付けの大豆は酒のアテに最高。
鳮の10年陳皮漬物風味蒸し
柔らかく、酸味の効いた鳮は噛むほどに旨味が出る。
春巻 ポルチーニ入り
スパイシーな味付けと濃厚なポルチーニ茸は
ワインとよく合う。
春キャベツ ハム唐辛子炒め
春キャベツのシャキシャキした食感にハムの塩気、
唐辛子の辛さが食欲を増進させる。
エビときのこのバナナリーフ包み焼き
ほのかに香るバナナリーフを感じながら、
ぷりぷりのエビと一緒に食べるきのこは不思議な感じ。
もちろん旨い。
生青海苔の煮込みそば
あおさの香りが高く、モチモチの麺とよく絡んで、
とても旨い。あまりの旨さにあっという間に食べてしまった。
デザート
涼粉と赤砂糖密
中華のイメージは油っぽい、辛い、ニンニクが効いているというイメージだったがそれを覆された。
未体験の中華の形に驚かされつつ、中華の新しい可能性を感じさせられた。
コースの量、値段共に大満足！
こんな店がもっと増えると中華をより好きになれると思った。
2019/04/12 更新
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休日の夜に訪問。
当日は暑く、良く歩いたので、疲労もあったがそれよりも腹が減っていた。
この店は2度目だが、昔の感動を思い出し久しぶりにうきうきしながらやってきた。
今回は3名だったので、ホームページのクーポンを見せ一人ずつドリンクが一杯無料に。
極上レモンサワーで乾杯、やっぱりこのレモンサワーは旨い。
カリフラワーの怪味ソース、皮付ヤングコーンウイグルスパイス、細切り豆腐、サクラマス
安定の前菜、特にカリフラワーのソースや皮付ヤングコーンが個人的にはまった。
油麦菜の雲南唐辛子強火炒め
シンプルに言ってしまえば青菜炒め、但しその辺では簡単に再現できない味わい。
得意ではないニンニクもこの日は美味しく感じられバクバク食べれる。
発芽大豆、ササゲの漬物、ひき肉炒めとポルチーニ入り春巻き
名脇役ともいえる発芽大豆、ササゲの漬物と合わせれば酒のつまみにも良し、家に常備されていればご飯のお供にも尚良し。
春巻きは官能的ともいえるポルチーニの風味が口いっぱいに広がり笑みがこぼれる。
連れは初めてだったが、すでにこの日の勝利を確信したのか、握手を求めてくる。分かるよその気持ち。
この辺りからこちらもエンジンがかかってきたのでワインに移行。
2900円均一のボトルからスペインの白ワインを拝借。
さっぱりとキレがあり、中華の油を切ってくれる。
チェーサーにはレモンジャスミンで。
鶏肉、発酵とうもろこし
しっとりとした鶏肉にこれまた謎の味付けが旨い。
この辺りからパクチーをあしらった料理が続くが、寧ろ合う。
生姜茄子、焦がし醤油炒め
麻婆茄子をカスタマイズするとこんな感じですといった料理だが、言語化が難しい。
生姜がたっぷり効いていながら、焦がし醤油で香ばしく仕上がっている。
ワインがスルスルと入っていきます。
真フグの白子、さつまいも春雨香り蒸し、雲南唐辛子醤油
個人的本日のハイライトのフグの白子。
和食で見かける食材だが、中華との相性がここまでいいとは。
クリーミーで濃厚な味わいに唐辛子醬油の辛さのある味わい、マッチング制度が成立する。
春雨が良い演出をしてくれて旨い。
揚げ豆腐、干し舞茸、干し肉辛味噌
干し舞茸の風味と旨味がすごいですね、甘辛い味付けの中に舞茸の主張がしっかりある。
素材だけであれば一般的なものばかりだが、決して到達できなそうな味にまで昇華されている。
桜えびのチャーハン
ここでシンプルに桜えびの風味をふんだんに生かしたチャーハン。
しっかりした味が続いていたのでこの軽いチャーハンは口内をリセットしてくれる。
担々麺
500円で担々麵を作れますと言われたので即答でお願いすることに。
麺は山椒が練りこまれており、具材と絡めて食べるとあなたは幸せになれます。
パクチー、ナッツの風味に麻辣の味わいでしっかりと辛く後を引く美味しさ。
デザート
牛肉プリンに玫瑰糖のジャムを乗せたもの、現地で買ってきたもので複雑な味わいがするが旨い。
以上、しっかりと食べしっかりと飲み一人1万円と恐るべき費用対効果。
そして高級食材は使わずとも、食材の組み合わせ、味付けで唯一無二の料理と成している。
以前来た時の感動は間違いなんかじゃなかったんだと実感するとともにまた来れた喜びをしみじみと感じる。
おおよそ中華における最高到達点であり、本物はここにあります。
ごちそうさまでした。