桂かえでさんが投稿した甲州屋(東京/浅草)の口コミ詳細

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【東京下町】昭和の呑ん兵衛備忘録

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甲州屋浅草(つくばEXP)、浅草(東武・都営・メトロ)、田原町/そば、うどん、天丼

3

  • 昼の点数:3.0

      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -

9月も引き続き、せいろ日和

そう言えば、「8月1日から値上げさせていただきます」という貼り紙が貼ってあったなー。
と、思い出したのは店を出てカード払いの控えを見てからだった!

ということで、もりそば800円也。
店内のテレビで大相撲を観ながら、ゆっくりそばをついばんでいた時はそれこそ大名気分だったのだが、「My そば Life」の危機を感じた。
私自身この辺では最強のコスパと見ている「翁そば」は大丈夫だろうか?

甲州屋だって比較的リーズナブルなイメージを持っていたが、今回700円から800円と約15%近い値幅なので今後同じマインドでは立ち寄れないと思う。
とは言え、私の場合涼しくなるとカツ丼への欲求が高まるので、今回カツ丼がどう値動きしたかが今後の来店動機に影響を与えるだろう。

ところで、ここの蕎麦は東京下町では平均的な細さだが、箸に挟んだ蕎麦がそのままダランとしな垂れかかる程ヤワではない。少しまとめて箸でつまんでは、若干膨らんだ塊を口へと運ぶ。
今日、口はもりそばを求めていたが、あまり空腹ではなかったせいか、今までになく喉ごし、食い応えを感じた。前回みたいに商店街のくじ引きで千円当たったとかのアゲアゲボーナスも無いしな。(笑)

表面は適度に水分を含んでいるので滑らかだが、僅かにごわつきがある。
そしてここは蕎麦を短く切りそろえているので、一度に口内に大量投入することはない。
でも、そのことで食べ易くなってるかというと、必ずしもそうではないと思ってる。
箸からスーっと直線的に伸びた蕎麦を、一気に啜った方が、やはり流れがいい。
これを2度3度と分けて食べるのはやはりリズムが悪い。

  • 前回来た時、凄い達筆だったので撮った値上げのお知らせ(前回も名古屋場所見てたw)

2024/09/28 更新

相変わらずスッと入る!

私も寄る年波のせいか、酷暑の中でこってりしたものを避けるようになった。
今日も何日も続く猛暑日に押し潰されそうになりながら甲州屋にたどり着く。
しっかり食べる気はさらさら無い。
軽く軽く、「もりそば」をリクエスト。
いつの間にか、ざっくり数年前に比べると盛りが少なくなったように見える。
でも、これ位がちょうど良い。これ位の方が涼しげでもある。
前が多すぎたんだ。
相変わらず、蕎麦の細さや堅さが私の口と相性がいいのか、ちょうど良いスピードで胃袋に収まってゆく。
ご馳走様。

店に入る前、ひさご通り商店街のくじ引きに寄ってガラガラを回したら、見事1,000円の商品券が当たった。
実は昨年末に続いて私史上二度目の快挙である。
それまでは4年以上に亘って、全てポケットティッシュの最弱王だったのに、何故か昨年末商品券の他、ひさご通りオリジナルカレンダー、同オリジナルトイレットペーパーも同時に当てて謎の狂い咲きを果たした。
そして今回で二連勝!
神様も、齢70年を経てようやく私の存在に気付いてくださったのかなと、少しだけ思えた出来事だった。
出来ればその調子で「雨男」という評判も、何とかして欲しい。

  • もりそば 700円

  • 1,000円分の商品券

2024/08/12 更新

1回目

2019/04 訪問

  • 昼の点数:3.0

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-

お食事として食べ、満足する蕎麦!

最近、毎日のように歩いているひさご通り。

そこで時々目に止まる度に気になっていたのがこの甲州屋さん。
普段は忘れているので全く予備知識ナシのままだったが、口の中が「蕎麦カモン!」だったので、土曜日であることも忘れて店の中に吸い込まれてしまった。

1組のカップルと入れ違いに入店。
なおも店内には1組のカップルと、大テーブルの奥の席に左右一人ずつの年配男性が競馬中継に視線を注いでいた。

私は大テーブルの右側・手前の席に座ったが、じいさん達の存在で「チンマリ盛りのは気取った店ではない」と確信し、ホッとした。

今日は無難なところでざるそばを注文。

さて、出てきたざるそばの盛りのいいのにビックリ大盛り!
奥のじいさんの盛りも山のようだ。
チンマリ盛りどころじゃない。
「そういう店なのか」と理解し、いっそう気楽になった。

日本そばは久しぶりだ。
「あれ、食感がおかしいぞ?」と思ったら、パスタのようにモグモグ食べていた。
久しぶり過ぎた!(汗)

さて、ちゃんと啜っていただくと程良いコシを、うまく味わえて、つゆを抑えめに、軽く浸けるとどんどん入っていく。

そしてふと思い出したのは、子供の頃にしょっちゅう行っていた谷中の蕎麦屋だ。
55年位前まで谷中銀座近くの七面坂を下りきったところにあった「大黒屋」。ずっと忘れられない。
私が生まれて初めて知った蕎麦の味だ。

その頃の蕎麦は実に実用的な味と量で、十分に満足できる一食であった。
肉体労働の比率が高い時代だし、子供は一日外で走り回っていた。

大好きで、小学生でも一人で行っていたその大黒屋の盛りやコシの具合が似てたんだろうなあ。
一回すすっただけで、大黒屋が過ぎってきたので…。

結論としては、他のレビュアーさんの見解に乗っからせていただくと、ゴンドラムさんと無条件同意だ。

見事に2行で言い切られてる。

> 腹いっぱいになる、普段使いのおそば屋さん
> そば屋らしい酒のあてもあってね、いいんですよ。

そのとおり!


  • 揚玉付きもり

2019/12/24 更新

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