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【オレンジアメリカ】とは?
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ホテルの1階、右半分が当店
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これが「オレンジアメリカ」だ!
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混ぜた!(他のメニューにはオレンジアメリカンとも)
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2025/05/26 更新
つい先日レビュアーのterumame0603さんの投稿でこの店を知った。
その時の写真に写り込んでいた「オレンジアメリカ」というメニューが気になっていたのだが、偶然すぐに日暮里経由で行く大学病院の予約があって行くことが出来た。
実はterumame0603さんの投稿には、前にも他の店で刺激を受け、後追い実食・後追い投稿の前科があります。(笑)
悪気はないのですが、ついつい抑えられず再犯してしまいました。terumameさんどうぞお許しを!
その日は平日13時半頃、中は全員女性で客5名(2人客2組と単独1名)と店員1名。
おそらく日本人は私と2人客の内の1組だけだ。
思わず商談したくなるようなゆったり革張り?っぽい大型シートに心惹かれたが、あいにくそれらは先客女性に占拠されているので、入ってすぐ、ベンチシートの一番末席に座った。
ひょっとしたら中国じゃなくて東南アジア系の店員が注文を取りに来た。
すかさず「オレンジアメリカ」とキッパリ言ったつもりだったが、引き返さないので顔を上げたら「それだけ?」と聞かれた。
ま、確かにランチタイムだったし、この店は軽食メニューあるからね。
しかしこのお姉さん、一人で作業してる時は怖いぐらい真剣な形相をしてるが、接客時はフレンドリーな笑顔が可愛い。
ネット上のメニュー写真じゃ無くてナマのメニュー写真を見て、やはり上下2層に分かれる下の部分が十中八九オレンジであろう色をしてることは確認できた。
やはりオレンジとコーヒー(アメリカン)、ふたつの苦味を生かしたオトナのビタードリンクなんだろうな。
出来上がるまで少々時間が掛かったが、考えてみれば最初から最後運んで来るまで細心の注意を要する作業だから致し方ない。
私も注意深く下段の液体をチューチューすることにした。
『ストロー、細っ!』『短い!』
マックシェイクの上陸以来ストローが太くても当り前になったが、これはそれ以前のモデルだ。
で、やはりこれは果汁100%のオレンジジュースだ。ちょっと苦め。
一応上段も確かめるが、オレンジのえぐみで少しぼやけた感じだったが、アイスコーヒー以外には考えられない。苦味の程度は判らなかった。
次にこの上下を混ぜてみた。
途端に色味が怪しくなり、これはかなり味でカバーしないと負けるぞ、お前!
飲んでみると苦味がもう複雑になって、渋いレベルになってしまってる。
『やはりこれは、お姉さんが一緒に持ってきてくれたガムシロを入れて、完成なんだろう。』
実は初めから最終的にはガムシロを使わないことには大変なことになるだろうって思ってた。
満を持して、切り札のガムシロを投入。
しっかり混ぜて、真の「オレンジアメリカ」を吸い込んだ。
なるほど渋さに向かってケンカしていた両者が、ややオレンジ寄りの甘さを軸にしてひとつになった。
しかし辿ってきた味わいのプロセスはほぼ予想通り。
何だかよく解らない不思議な味だが、美味しくなってる。中には嵌まる人もいるかもしれない。
しかしこの完成形を確かめてしまうと、次はあるのだろうか。
また未知の飲物であった時には、そのネーミングにも想像力が掻き立てられ、楽しかった。
「オレンジアメリカ」
もしこの飲物が近い将来たまたま評判を呼び、人々が口々にその名を語り、その名前が一人歩きし出したらどうなるのか。
このパワフルでスケール感のあるワードに私は考えすぎて、1990年頃アメリカ産オレンジ自由化が大きな外交問題になった時、日本のスーパーでアメリカのサンキストオレンジの販促活動が盛んに行われた記憶が甦ってきた。
だから「オレンジアメリカ」という言葉だけ聞いたら、実はコーヒーそっちのけの、アメリカ産オレンジを礼賛、全米アゲアゲの販促ムーブメントかしら?なんてストーリーも思い浮かべてしまう。
もしかすると、「アメリカ」という名前に憧れを持ってパワーを感じているのは我々高齢者の一部の層だけなのかもしれない。
ただそれも、グラスにオレンジジュースとアメリカンコーヒーを混ぜた珍味のドリンクだという実体が判ってしまうと『あ、そうですか。』で終わってしまう。
これから猛暑の夏・TOKYO、このちょっと不思議で妙な体験にトライするお客さんがどれだけ現れるか?
600円でどうですか?
PayPay使えます!
※ところで、
私の席は同じビルの「ホテルハーモニー」の入口が目の前に見える位置だったのだが、平日午後なのに次々と魅力的なアジア系の若い単独女性たちが入っていくのを見た。
いや、ずっと見ていた。(笑)
何だろう。