この口コミは、桂かえでさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
夜の点数:4.0
-
~¥999 / 1人
-
-
料理・味 2.5
-
|サービス 4.0
-
|雰囲気 4.0
-
|CP 3.5
-
|酒・ドリンク 4.0
-
-
[ 料理・味2.5
-
| サービス4.0
-
| 雰囲気4.0
-
| CP3.5
-
| 酒・ドリンク4.0 ]
全国各地の埋もれた銘酒が味わえる。
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-35261517 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-35261517","content_type":"ReviewImage","content_id":35261517,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
2015/05/24 更新
【2015/05再訪】
遂に、これまでの体調不良もあり、ちょうど3か月振り2回目の来店を果たしたが、店主のSさんはしっかり私めの顔を覚えてくださっていた。
今回も7時半くらいだったか、一番乗りだ。
今宵は「澄みきった」、とまでは言わないが、「すっきり」したお酒を所望。
前回の<七田>と対照を成す一杯を呑みたかったのだ。
Sさんが<東鶴>を差し出してくれた。
確かに、その味は、予め決められた四角い箱の中にきれいにすっきり収まってくる。
ただ、その時は私の舌が直前に飲んだホットコーヒーで曇ってしまっていて、なかなか味わいの像を描けなかった。
入店してイの一番、お冷をいただいたのだが…。
でも、その曇りを晴らしてくれたのは、それまでちまちまと口にしていたのをガバっと口いっぱいに頬張った、お通しの「しゃくし菜」だった。
途端に我が舌の情報処理能力が全開になったのか、<東鶴>は一瞬の内に明確な姿かたちを見せつつ、私の舌を鮮やかに抜けていった。
ここでやっと、この酒のスッキリした軽快な、澱のない持ち味を実感することが出来た。
しかしその時、私はもうほとんど飲み干してしまっていた。(汗)
★今日のお酒
<東鶴> 特別純米酒 無濾過生
【2015/02初訪問】
年末、近くの床屋のにいちゃんに教わってから、ずっと気になってたんだけど先週遂に行ってきた。
思ってたよりずっとフォーマルな雰囲気だった。
それは、そこがまさしく本来静寂なギャラリーの中であること。
そして店主のキャラクターによるものだ。
僕は還暦を過ぎて、一旦は根津のこうした新しいバーに少しずつ顔を出し始めようとしたのだが、半年もせぬうちに宅内の階段から転げ落ち、以後もあちこち病気・ケガが絶えなかったのである。
この一年、家内の外食嫌いもあって、いっそう家に籠りがちな日々。
再びその傾向を少しでも修正しようとするフックとして、この店は格好に思える。
お通しは出るが、おつまみメニューは少しだけ。
本当に日本酒本位主義!
いいねえ。
その時仕入れている15~20種くらいの銘柄を供している。
どれも個性豊かなお酒で、おそらく50代と思しき店主が落ち着いたいい声で、注文したお酒について丁寧に紹介してくれる。
今日呑んだ銘柄は次も呑めるとは限らない。
ちなみにこの日のお通しは「あしたばのおひたし」だった。
あくまでお酒が主役ということなのか、醤油など調味料は置いていない。
どうせなら、お通しはナシでその分安くなった方が、余計気楽かもしれない。
また、7時から営業開始なので、我が家の晩飯前、楽に一杯呑める計算だ。
私はあまり長居をせず、一杯ひっかけて出るパターンが得意?なので、また利用したい。
ただ、この店は次の点で評価が難しい仕組みになっている。
・市販の日本酒を提供しており、これを最適な条件下で保管し、客にその銘柄が持っている長所(つまり味わいどころ)を正確に伝えるというサービスは最大限に評価できる。一方、市販でありながらどれも地元に行かないとなかなか口に出来ないという稀少価値を有しており、それを「コスパ」としてどう評価するべきかは非常に悩ましい。
20150310・追記
肝心の当日呑んだ銘柄を記しておくのを忘れていた。
ここにでも書かない限り、絶対忘れちゃうのに…
あの日は【七田】をいただきました。
初めて呑んだ。
お酒600円にお通し300円で、お勘定は900円でした!