しみる田課長さんが投稿したたいやき わかば(東京/四ツ谷)の口コミ詳細

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しみる田捜査日記

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たいやき わかば四ツ谷、四谷三丁目、曙橋/たい焼き・大判焼き、カフェ、和菓子

2

  • 昼の点数:3.8

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2025/11 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

しみぺディア 四ツ谷

――新宿の外れ、冷たい風の吹く夕暮れ前。
胃の底に重たい商談の残り香を抱えたまま、ふと足が向いたのは「東京三大たいやき」のひとつ、わかば。
ここは“天然物”のたい焼きを焼く店。
一匹ずつ、金型で丁寧に焼き上げる職人の所作に、
まるで江戸の火と息づかいがまだ残っているようだった。

ここは甘味ではなく、心の手当てをしてくれる場所だ。

一匹ずつ、金型で丁寧に焼き上げる職人の所作に、
まるで江戸の火と息づかいがまだ残っているようだった。

鉄の焼き型が鳴る。
油は少なめ、皮は薄く、あんこはぎっしり。
“効率”なんて言葉とは無縁の世界で、
一匹にすべてを注ぐように、火と時間が費やされていく。

手渡された包みの中、まだ湯気が逃げきらないたい焼きだ。

皮は香ばしく、あんこはほくほくとした甘みで、
まるで長い一日の緊張をすくってくれるようだった。

人工的な甘さじゃない。
火と手の仕事の温もりがある。
このたい焼きが“天然物”と呼ばれる理由が、やっと分かった。

――勝負の後に訪れた甘味処。
鉄と火と手仕事の世界に、心が静かに戻っていく。
東京の甘味の底力に、今日もしみた。
しみる田

2025/11/08 更新

1回目

行った

2023/05/13 更新

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