レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2014/05訪問 2014/05/06
今回別所温泉へ行くにあたり楽しみにしていたひとつでもある、こちらのカフェ。
天気も良かったので、散歩がてら別所温泉から歩きました。ほぼ一本道で40分くらい。
足腰に自信がなければ車が良いかと思います。
連休中で予想はしていたけれど、開店後10分ほどに着くとすでに満席。
外の名簿に名前を書いて、周りを散策。電話番号を書いておけば少し離れていても席ができ次第呼んでもらえるようです。
テラスか店内か選べますがやはりテラスが人気で、店内ならばと10分ほどの待ち時間で通してもらいました。
みなさんどうやってここを知ったのか、店内は圧倒的に女性。
リピーターが多いようで、店員さんに「今日は混んでるみたいだから、また来るね」といって帰っていくお客さんも。
こちらはスタッフの方がとても気持ち良い。品のよさそうなマダムと、若いお姉さんと。
まるでジブリの映画に出てきそうな生き生きと働く女性たちで切り盛りされていました(ひとりダンディな男性もいました)
常連客だけにではなく、誰に対してもお皿を下げるときや会計時などのふとしたところで会話を大切にされており、それが一見客の私にはとてもうれしいことでした。
オープンサンドと苺のタルト、カボチャのプリンを注文。
バターを薄く塗ってトーストされた胡麻のパンが絶品!これだけで食べられました。
ハムはほんのりスモークの香りがしてこれもまた美味しかった。
あとはコーヒーもとても飲みやすかったです。
古民家とはまた少し雰囲気が違うけれど、樹のぬくもりでいっぱいの店内はいつまでもいたくなる雰囲気。
テラスで食べたらまたおいしさも倍増しそう。
12~3月はお休みしているようで、春が待ち遠しくなるようなお店でした。
3位
1回
2014/08訪問 2014/09/07
友人の誕生日をお祝いすべく、こちらのグラスシャンパン付ブッフェ&選べるメイン付(時間制なし)¥4100
というプランを一休で予約し、お昼ごろ伺いました。
後で知ったことなのですが、実はこのとき私、重複予約をしてしまっていたようで、事前確認のメールを頂いていたのです。
それを気づかずに伺ってしまったものの、当日お店の方がそのことに触れることは一切なく、私が気がついたのは美味しい料理とサービスに満足して帰ってからのこと…申し訳なくて仕方なかったと同時に、予約者に恥を欠かさないでくれた配慮にものすごく感激しました。
さて、店内はハイクラスホテルのラウンジというだけあって、開放感とほどよい高級感。高い天井はガラス貼りなので、光が射し込んでいかにも優雅なランチタイムを演出してくれます。
そんなすてきな雰囲気の中いただいたのは、以下のメニュー。
■スターター(前菜)(ブッフェ形式)
品数こそ多くないですがどれも見た目・味レベルが高い!生野菜も新鮮。
お好きなだけ、というありがたい言葉に甘え、たくさんいただいてしまいました。フランがすごく美味しかった!
■スープ
ビシソワーズ スープ
ジャガイモだったかな?夏らしくさっぱりと頂けました。
■メイン1品
・豚肉のグリルをいただきました。
付け合わせのグリル野菜も美味しかった!
■デザート(ブッフェ形式)
■コーヒーまたは紅茶
料理が美味しかったのは言うまでもなく、それ以上にこちらはうれしい心遣いに本当に感激させられました。
前菜のブッフェを楽しんでいる間、こちらが落ち着くまで、次のメニューは出さないでいてくれたのです。
あくまで私たちのペースで楽しませてくる、その器量の広さ!時間制限のあるお店だとこうはいかないと思います。
そしてもう一つ、今回インターネットで予約した際、利用目的に誕生日のところにチェックしただけで、かわいらしいスイーツプレートを用意してくださったのです!
偶然かもしれませんが、それを出してくれたのはちょうどプレゼントを渡そうとした時のタイミングでした。これには祝う側の私たちもびっくり。
スイーツこそブッフェ台に並ぶものと変わりありませんが、チョコペンでのメッセージ、とてもありがたかったです。
これだけ楽しんで、感激して¥4100。文句のつけようがありません。
最近行ったレストランの中では最上級のサービス、最高に大満足のランチでした。
4位
1回
2014/02訪問 2014/02/17
タイトルの通りです。
ランチコース2,750円という対価に、それ以上の感動を頂けたお店。
平日の13時ごろに伺うと、食後のコーヒーを飲んでいる方が多く、すぐに案内してもらえた。
店内は意外に賑やか。
シェフ(かな?)をはじめとして、店員の皆さんドアが開くたびに「いらっしゃいませ」じゃなくて「こんにちは!」っていう挨拶が気持ちよかった。
奥のカウンターに通される。椅子が豪華。
本日のアミューズは、レバーのムースをパイ生地を挟んだもの。
口に近づけた時点でふわっとレバーの香りが。
添えられているチョコソースとの相性が良く、勢いよく完食。もっと上品に味わえるようになりたいけれど、美味しかったからつい。
オマール海老のビスクとプチパン。
こちらはけっこう普通だった。スープはたっぷりの量で、体があったまる。
メインはガレット。鴨が売り切れだそうで、蕪・ねぎ・牡蠣を使ったガレットを。
紙みたいにぺらっぺらじゃないガレットを初めて食べた!!
メインがガレットなのを見て「これは食後にデセール単品でいっこいけるな」と思ったけど、
もちもちでとても食べごたえがあり、美味しかった。
グリュイエールチーズがとろーり、牡蠣とねぎでちょっと和風な味わい。レモンクリームと聞いたけれど、レモンぽさはあまり感じなかったかな。
そしてお楽しみのデザートは本日のデザートを。
バラをたっぷり使ったスイーツ(名前忘れた)だったけれど、
このデザートだけでも、今日ここに来た甲斐あったと思った。
マロンのクリームをあたまにのっけた半円のピンクのドームはメレンゲ。この中にはバラのアイスクリームが!!
このメレンゲとアイスの組み合わせに心底感激。
春色のかまくらみたいな見た目もかわいいし、シャクッ、ひんやりの食感も面白いし、何より控えめなバラの味が上品で文句なく美味しい!
食後はコーヒーとワインのゼリー・バジルのチョコを。
コーヒーはちょっと濃いめだった。
胃袋に余裕があればスフレを頼みたかったのだけど、もうお腹いっぱい。
比較的落ち着いた頃に伺ったからか、お料理もすぐに運ばれてきてありがたかった。
こちらのお店のために、すぐにでもまた浦和へ来てしまいそう。
一皿一皿に静かに興奮したひとときでした。
5位
1回
2014/11訪問 2014/11/03
忙しい日々の合間に挟み込みたいのは、「栞」のようなこんなお店。
久しぶりに町家カフェ巡りです。
丸太町駅からは歩いて10分ほど。
外見からだとぱっと見、なんのお店かわか等ないくらい、控えめな店構えです。
それでも決して入りづらい雰囲気ではなく、物静かそうな奥様が出迎えてくれました。
店内は窓際に10席ほど。
奥にも空間があって、ソファがひとつだけ置かれていたけれど、客席としては使われていなさそうでした。
はじめは貸切状態でしたが、席について少しするといつの間にか満席に。
テイクアウトしていくお客さんもいて、静かに人気なお店な様子。
柿のタルトとアイスティーを注文したのですが、
この柿がとてつもなく糖度が高く、メロンのようなみずみずしさ!
生クリームはくどくない甘さで、柿の甘さとのバランスがとれています。
タルトもフルーツの水分に負けることなく、サクサクしています。
ひとつひとつのパーツはしっかり、でもそれぞれを協調しあっている感じでとても食べ応えありました。
「美味しいお店」というより「町家カフェ」というくくりで見つけたお店ですが、ケーキ好きの友人も大満足していました。
調べると、マルクパージュとは「栞」という意味のようです。
毎日ではないけど必要な存在、なんだかすごいぴったりな店名。
また、友人がちょうどお手洗いで席を離れている時にケーキを持ってきてくれた奥様が「お連れ様のケーキはまだ冷やしておきましょうか?」と言ってくださって、その優しさにあふれた一声にも感動!
より一層満足のいく時間にしてくれました。
また近くまで行ったときは是非お邪魔したいです!
宿泊客でなくても利用できるアフタヌーンティーは、ハイクラスホテルに泊まる機会のない私にとってつかの間の非日常を味あわせてくれる、とてもありがたいものです。
今回、あこがれのシャングリラホテルデビュー。
手すりまでキラキラスワロフスキーのエレベーターに乗って店内に向かう間、小市民の私と友人、「場違いでは…」と身が縮こまる思いに。
それでもいざ28階に着くとはやる気持ちが止められません!
お店まで小走りになりそうなところを、平然装うのが大変だった…
案内してもらった席は半円型のソファー席。
残念ながら景色は間近で望めませんが、遠く高層ビル郡が見れました。
まずはスパークリングで乾杯。
地上28階で昼からお酒を嗜むなんて!この雰囲気だけで酔ってしまいそう。
マスカットのようなみずみずしい飲み心地でした。
まずはカンパリと柑橘のスイーツをいただき、二段重ねのティースタンドがテーブルに着いた時には気分の高まりは最高潮に!
大人げなくはしゃぐ私たちに「すてきな反応、ありがとうございます」と、優しくほほえむ店員さん。むしろその反応がすてきです!
お料理はイギリスの王道のアフタヌーンティーにイタリアンをミックスした遊び心あるメニューが目も舌も楽しませてくれました。
全部美味しかったですが、その中でも冷めても柔らかくサクサク感が楽しめたスコーンと、イチジクとポートワイン・サラミの一皿がちょうどいい塩気で印象に残っています。
コーヒーと紅茶は様々な種類を何度でもいただけます。シャングリラのオリジナル紅茶がくせがなくて美味しかった!
14時30分からたっぷり2時間、非日常な高級空間に包まれ、リフレッシュさせてもらえました。
もうこのまま時間が止まってしまえば良いのに、と思えました。
またぜひお邪魔したいです。