NHKの朝ドラで、国産ウィスキーに纏わる番組が放送されていて、
それを機会に、ウイスキーにまつわる本を数冊購入して、読んでみることにしました。
そのうちの一冊「ウイスキーの科学(古賀 邦正))」を読みましたので、記録がてら、食べログ日記帳機能を利用してみます。
「科学」を主軸としているだけあって、
酸素の有無によって酵母の糖代謝が変わる現象を発見した著名な化学者パスツールが発見した事象についての記載や、化学式・酵母・乳酸菌の活動に関する記載が目立ちます。
また、
産業革命後の蒸留器の改良についても、面白く読めます。
「揮発成分・不揮発成分」についても、蒸留工程までの由来物質・樽由来の物質などの分析もあり、重面白く読めました。
「貯蔵・後熟」についてや、「純粋・純エタノール溶液・エタノールと水の溶液」についての記載もありますが、「科学の領域でも、熟成するとなぜウイスキーが美味しくなるか…ということはあまりよくわかっていない」ということはよくわかりました。
なかなか読み応えがある本でした。