頑張れ自分さんが投稿した味ひろ(東京/新富町)の口コミ詳細

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頑張れ自分 (50代後半・男性・東京都) 認証済

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味ひろ新富町、八丁堀、築地/日本料理

3

  • 夜の点数:5.0

    • ¥60,000~¥79,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
3回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

華美さを排し手間を掛ける

10月の水曜日に訪問。この日は松茸が主役。松茸は長野県のもの。

とはいえ、一番美味しく感じたのは、茄子の上に甘味噌を乗せて、その上にウニを乗せたもの。郡司さんには珍しく味を重ねるタイプのお料理であったが、甘味噌の塩梅が良かったのか、とても美味。

もちろん、松茸は定番のお椀や焼き物に加え、一品目の煮麺にも追加されていたし、炊き込みご飯も松茸たっぷり(いや、本当にたっぷり)で、松茸尽くしコースといっても過言ではないほどであった。

+++ 下記はベース投稿 +++
新富町のちょっと侘びた雰囲気のある界隈。新富町駅や築地駅からそんなに遠い訳ではないが、なぜか、周りに何もないと感じさせる風情がある。

今は銀座に移った有名蕎麦店「流石」の居抜きとのこと。とてもシンプルな店内。最大7名くらいのカウンターが一つ。カウンターの後ろには細長い荷物置き場があるのだが、大きい荷物だと収容が難しい。その荷物置き場は実は造作ではなくて置いてあるだけで、一度倒してしまったことがある。

店主である郡司さんは寡黙な方だ。話しかければにこやかに返してくれるが、ご自身の方から積極的に話しかけてこられる感じではない。お料理の説明も余りしてくれない。とはいえ、いままで自分が訪問した際には6人程度のグループでの訪問だったので、話しかけるまでもないということだったかも知れず、一人とか二人で伺えば話しかけてくれるのかもしれない。

お料理は京味らしさを踏襲していると言って差し支えないであろう。自分の京味経験は5回ほどなので余り偉そうなことは言えないが、しっかりめの出汁使いに京味らしさを感じる。芋茎の餡掛けは京味で頂いたときも食感の良い美味な料理だと思ったが、味ひろさんの芋茎餡掛けもやはり美味で、生姜の量までまったく京味と同じ印象だ。華やかな八寸のようなものがないところも京味っぽい。とはいえ、「京味のコピー」などと批判しているわけではまったくない。そもそも「京味のコピー」と言えるほど京味に通っていたわけではないし。というか、西さんのお料理のコピーだなんて言われたら逆に嬉しいのかもしれないが。

記憶に残るお料理は、ある年の年初に頂いたホンモロコ。ごくごく軽く照り焼きにしてあって、そのまま食べるとふわふわな食感と仄かな甘さを楽しめるが、上品な味の土佐酢と一緒にいただいてもよく、そうするとスッキリと楽しめる。照り焼きか土佐酢の一択ではなく、どちらで食べても美味なように仕上がっていた。

常に出てくるわけではないが、ご飯のお供に供される牛肉のしぐれ煮がなかなか美味でご飯がススむ。京味では一部の常連さんだけが頂くことができたという噂の魯山人ご飯は・・・うーん、どうかな、批判を覚悟で申し上げれば、北大路魯山人って茶道といえば千利休のような人物という印象で、何もないところから自分で価値を創出した人だから、さほどでもない食材を使ってうまくプロデュースしたよなぁという感じか。

また、郡司さんは大変なコーヒー好き。コーヒー歴は料理人としての経歴より長いと自負されていらっしゃるほど。ホットももちろん美味しいが、アイスコーヒーはとりわけ美味しいので、最後のお飲み物としてはぜひコーヒーを選ばれることをオススメする。

お値段は決して安くはない。豪勢な食材で唸らせるわけでもないし、華やかさを求めるわけでもないから、高く感じる人もいるのではなかろうか。松茸シーズンにはかなり質の良い松茸を持ってくるということもあるけど、2025年は7万円オーバーだったことを付記しておく。

京味らしさを静かに楽しむことが出来る名店である。もちろん

2025/10/03 更新

2回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

華美さを排し手間を掛ける

新富町のちょっと侘びた雰囲気のある界隈。新富町駅や築地駅からそんなに遠い訳ではないが、なぜか、周りに何もないと感じさせる風情がある。

今は銀座に移った有名蕎麦店「流石」の居抜きとのこと。とてもシンプルな店内。最大7名くらいのカウンターが一つ。カウンターの後ろには細長い荷物置き場があるのだが、大きい荷物だと収容が難しい。その荷物置き場は実は造作ではなくて置いてあるだけで、一度倒してしまったことがある。

店主である郡司さんは寡黙な方だ。話しかければにこやかに返してくれるが、ご自身の方から積極的に話しかけてこられる感じではない。お料理の説明も余りしてくれない。とはいえ、いままで自分が訪問した際には6人程度のグループでの訪問だったので、話しかけるまでもないということだったかも知れず、一人とか二人で伺えば話しかけてくれるのかもしれない。

お料理は京味らしさを踏襲していると言って差し支えないであろう。自分の京味経験は5回ほどなので余り偉そうなことは言えないが、しっかりめの出汁使いに京味らしさを感じる。芋茎の餡掛けは京味で頂いたときも食感の良い美味な料理だと思ったが、味ひろさんの芋茎餡掛けもやはり美味で、生姜の量までまったく京味と同じ印象だ。華やかな八寸のようなものがないところも京味っぽい。とはいえ、「京味のコピー」などと批判しているわけではまったくない。そもそも「京味のコピー」と言えるほど京味に通っていたわけではないし。というか、西さんのお料理のコピーだなんて言われたら逆に嬉しいのかもしれないが。

記憶に残るお料理は、ある年の年初に頂いたホンモロコ。ごくごく軽く照り焼きにしてあって、そのまま食べるとふわふわな食感と仄かな甘さを楽しめるが、上品な味の土佐酢と一緒にいただいてもよく、そうするとスッキリと楽しめる。照り焼きか土佐酢の一択ではなく、どちらで食べても美味なように仕上がっていた。

常に出てくるわけではないが、ご飯のお供に供される牛肉のしぐれ煮がなかなか美味でご飯がススむ。京味では一部の常連さんだけが頂くことができたという噂の魯山人ご飯は・・・うーん、どうかな、批判を覚悟で申し上げれば、北大路魯山人って茶道といえば千利休のような人物という印象で、何もないところから自分で価値を創出した人だから、さほどでもない食材を使ってうまくプロデュースしたよなぁという感じか。

また、郡司さんは大変なコーヒー好き。コーヒー歴は料理人としての経歴より長いと自負されていらっしゃるほど。ホットももちろん美味しいが、アイスコーヒーはとりわけ美味しいので、最後のお飲み物としてはぜひコーヒーを選ばれることをオススメする。

お値段は決して安くはない。豪勢な食材で唸らせるわけでもないし、華やかさを求めるわけでもないから、高く感じる人もいるのではなかろうか。松茸シーズンにはかなり質の良い松茸を持ってくるということもあるけど、5万弱したことを付記しておく。

京味らしさを静かに楽しむことが出来る名店である。

2025/08/08 更新

1回目

2024/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

華美さを排し手間を掛ける

同じ新富町界隈で移転された「味ひろ」さん、この日は移転後の初訪問であった。

お店のなかに入ると移転前と随分と似た感じの内装。お尋ねしたところ、前回のイメージを出来る限り踏襲しようとしたとのこと。移転前にはいらっしゃらなかった方もスタッフとして加わっていた。

この日のお料理は以下のとおりで、基本的には移転前と何一つ変わるところがないという感じ。

◯八寸(鯛昆布〆のコノワタ和え、若狭ガレイ、バチコ、ウド、蕗の薹)
◯バフンウニ、鰹出汁のジュレ
◯利休麩の胡麻酢和え
◯ウスイマメ
◯タケノコとグジの挟みあげ、タケノコは合馬から
◯お造りは鯛と鳥貝
◯お椀はアイナメとタケノコ
◯若狭グジの塩焼き
◯炊き合わせ(メバルの煮付け、タケノコ)
◯筍とウスイマメのご飯
◯魯山人ご飯
◯わらび餅にきなこを掛けたもの

飲み物はビール1杯と日本酒2合。

下記はベース投稿
***
新富町のちょっと侘びた雰囲気のある界隈。新富町駅や築地駅からそんなに遠い訳ではないが、なぜか、周りに何もないと感じさせる風情がある。

今は銀座に移った有名蕎麦店「流石」の居抜きとのこと。とてもシンプルな店内。最大7名くらいのカウンターが一つ。カウンターの後ろには細長い荷物置き場があるのだが、大きい荷物だと収容が難しい。その荷物置き場は実は造作ではなくて置いてあるだけで、一度倒してしまったことがある。

店主である郡司さんは寡黙な方だ。話しかければにこやかに返してくれるが、ご自身の方から積極的に話しかけてこられる感じではない。お料理の説明も余りしてくれない。とはいえ、いままで自分が訪問した際には6人程度のグループでの訪問だったので、話しかけるまでもないということだったかも知れず、一人とか二人で伺えば話しかけてくれるのかもしれない。

お料理は京味らしさを踏襲していると言って差し支えないであろう。自分の京味経験は5回ほどなので余り偉そうなことは言えないが、しっかりめの出汁使いに京味らしさを感じる。芋茎の餡掛けは京味で頂いたときも食感の良い美味な料理だと思ったが、味ひろさんの芋茎餡掛けもやはり美味で、生姜の量までまったく京味と同じ印象だ。華やかな八寸のようなものがないところも京味っぽい。とはいえ、「京味のコピー」などと批判しているわけではまったくない。そもそも「京味のコピー」と言えるほど京味に通っていたわけではないし。というか、西さんのお料理のコピーだなんて言われたら逆に嬉しいのかもしれないが。

記憶に残るお料理は、ある年の年初に頂いたホンモロコ。ごくごく軽く照り焼きにしてあって、そのまま食べるとふわふわな食感と仄かな甘さを楽しめるが、上品な味の土佐酢と一緒にいただいてもよく、そうするとスッキリと楽しめる。照り焼きか土佐酢の一択ではなく、どちらで食べても美味なように仕上がっていた。

常に出てくるわけではないが、ご飯のお供に供される牛肉のしぐれ煮がなかなか美味でご飯がススむ。京味では一部の常連さんだけが頂くことができたという噂の魯山人ご飯は・・・うーん、どうかな、批判を覚悟で申し上げれば、北大路魯山人って茶道といえば千利休のような人物という印象で、何もないところから自分で価値を創出した人だから、さほどでもない食材を使ってうまくプロデュースしたよなぁという感じか。

また、郡司さんは大変なコーヒー好き。コーヒー歴は料理人としての経歴より長いと自負されていらっしゃるほど。ホットももちろん美味しいが、アイスコーヒーはとりわけ美味しいので、最後のお飲み物としてはぜひコーヒーを選ばれることをオススメする。

お値段は決して安くはない。豪勢な食材で唸らせるわけでもないし、華やかさを求めるわけでもないから、高く感じる人もいるのではなかろうか。松茸シーズンにはかなり質の良い松茸を持ってくるということもあるけど、5万弱したことを付記しておく。

京味らしさを静かに楽しむことが出来る名店である。

2024/06/13 更新

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