2回
2024/09 訪問
クオリティ重視なら間違いなく吉澤
もう5年以上は昔のことだが、銀座に「びふてき松江」という島根牛のステーキ店があった。銀座のハズレにあったし、オープンして5年ほどしか経っていない割にはクラシカルな内装だったりお料理だったりしたこともあったのか、あまり人気を博していなかったが、ステーキのクオリティの高さは素晴らしく、お値段もこなれていて、よく利用させていただいた。そのお店の店主さんから「都内で牛肉を買うなら吉澤さんがベストですよ」とおススメ頂いたところ、たまたま友人がこのお店の常連だったので連れてきてもらったことがこのお店に通うようになったきっかけである。
1924年に精肉店として創業、今でも肉卸として一流のお店が経営していて、拙宅では年末になると吉澤で買い求めた牛肉ですき焼きを食べて年を越えることになっている。
当時は銀座三丁目にあり、ランチの定食ものはインバウンド客などが長蛇の列を成していた。現在地に移転して再オープンしたのは2024年7月のこと。
以前はすき焼きを単品でオーダーすることができのだが、いまはコース仕立てのみ。すき焼きとしゃぶしゃぶという移転前からあった二つに加え、ステーキ、焼肉、蒸籠蒸しも追加された。
すき焼きだが、調理はすべて仲居さんにお任せである。一人前でお肉4枚、大体120グラムほどだそうだ。自分はお肉をお代わりすることが多いが、そうでなければ、4枚のお肉を4回に分けて頂くことになる。1枚目はお肉だけで頂き、2枚目は白ネギと、3枚目は椎茸と豆腐と、4枚目はシメジと春菊と、それぞれ一緒に頂くということになる。お味は濃いめだが、濃過ぎると感じるのであれば、その旨を伝えて調整して貰えば良い。ちなみに、シラタキは料理の最後の〆として頂く。写真をご覧いただければお分かりいただけると思うが、シラタキだけをすこしカラッとした感じになるまですき焼きのタレで焼いて(要するにキンピラ)、一味唐辛子を加えて頂くという独特なスタイルだ。一味唐辛子の辛さがなかなか凄いので注意されたい。
ただただ美味しいお肉を食べたいときにはこのお店を思い出して欲しいと思う次第である。
2024/12/03 更新
もう5年以上は昔のことだが、銀座に「びふてき松江」という島根牛のステーキ店があった。銀座のハズレにあったし、オープンして5年ほどしか経っていない割にはクラシカルな内装だったりお料理だったりしたこともあったのか、あまり人気を博していなかったが、ステーキのクオリティの高さは素晴らしく、お値段もこなれていて、よく利用させていただいた。そのお店の店主さんから「都内で牛肉を買うなら吉澤さんがベストですよ」とおススメ頂いたところ、たまたま友人がこのお店の常連だったので連れてきてもらったことがこのお店に通うようになったきっかけである。
1924年に精肉店として創業、今でも肉卸として一流のお店が経営していて、拙宅では年末になると吉澤で買い求めた牛肉ですき焼きを食べて年を越えることになっている。
当時は銀座三丁目にあり、ランチの定食ものはインバウンド客などが長蛇の列を成していた。現在地に移転して再オープンしたのは2024年7月のこと。
以前はすき焼きを単品でオーダーすることができのだが、いまはコース仕立てのみ。すき焼きとしゃぶしゃぶという移転前からあった二つに加え、ステーキ、焼肉、蒸籠蒸しも追加された。
すき焼きだが、調理はすべて仲居さんにお任せである。一人前でお肉4枚、大体120グラムほどだそうだ。自分はお肉をお代わりすることが多いが、そうでなければ、4枚のお肉を4回に分けて頂くことになる。1枚目はお肉だけで頂き、2枚目は白ネギと、3枚目は椎茸と豆腐と、4枚目はシメジと春菊と、それぞれ一緒に頂くということになる。お味は濃いめだが、濃過ぎると感じるのであれば、その旨を伝えて調整して貰えば良い。ちなみに、シラタキは料理の最後の〆として頂く。写真をご覧いただければお分かりいただけると思うが、シラタキだけをすこしカラッとした感じになるまですき焼きのタレで焼いて(要するにキンピラ)、一味唐辛子を加えて頂くという独特なスタイルだ。一味唐辛子の辛さがなかなか凄いので注意されたい。
ただただ美味しいお肉を食べたいときにはこのお店を思い出して欲しいと思う次第である。