北新地・堂島エリアのランチをレポートして一年経ちました。夜ではとても入れないお店も、ランチでは比較的リーズナブルに営業しているのがよくわかりました。そして夜の仕込みをしながら若い板前さんの指導をしているのもよくわかりました。もちろんそれぞれのお店には「看板」というものがあります。「夜の○○は名店だけど、ランチは平均以下」とか「ランチ手抜き過ぎ」などと言われることがないように気遣われているんでしょうね。
ランチのレベルを図るものとしてコストパフォーマンスという考え方があります。基準となるモノサシがないので主観的ではありますが、評価者個々がコスパが高い、低いを判断して表明しています。そしてこのコスパをどの側面から見るかで評価は変わってきます。ボリュームなのか、素材なのか、手間ひまなのか、味なのか…、そのどれもがモノサシになりえます。だから高コスパといわれるお店に行くときには、事前にいろいろ調べてみます。
前回「北新地最強ランチ」とご紹介した玉蔓さんのランチです。
夜は会員制小料理バーです。「当店はお馴染みのお客様だけで営業しております」と入り口に書いてあります。
昼(ランチなど)はオープンで誰でも歓迎してくれます。ただし不定期営業です。
お料理は写真をご覧いただくとわかりますね。質量兼ね備えたまさに「高コスパ」ランチです。お料理自慢でお世話好きのママが、思い立った時にゲリラ営業します。時々ビルの前に看板が出ることがありますが、大概は口コミで満員になります。なんせ店内は10席ですから…。
結構有名なんですが、なぜか食べログには出てません。
それはたぶん…載せるとみんなが押し寄せて、自分が食べることができなくなる恐れがあるからではないでしょうか…。実際にある有名なブロガーさんも「玉蔓さんのランチが食べられなくなった」とこぼしていたようです。
サラリーマン・OLにとってランチは一日で一番の楽しみです。美味しいお店を見つける、あるいは友達と楽しく過ごすことは何物にも代えがたいことですよね。
あ、写真のお料理に追加して甘味「丹波栗の渋皮煮とダークチェリー」、それにコーヒーが付きます。どうですか…。すごい!!の一言でしょ…??!
このお店、やはり非公開にしたほうがいいのかな…。