六甲でんすけさんのマイ★ベストレストラン 2015

**********　2016年1月14日　久々のランチ…でも少々訳あり　**********
明けましておめでとうございます。本年の投稿初めです。
少々ズボラをしていまして、会社の周辺の弁当屋さんでランチを簡単に済ませていました。
ちゃんとしたランチは今年初めてです。
久々の玉鬘ランチです。実は食べログでも有名な「キャ○ンデール」さんが晴れて単身赴任解消、東京に戻られるとのことで20食限定の「送別ランチ」です。
僕も淀屋橋から堂島に職場が移転した際に、「キャ○ンデール」さんや「み○りん」さんのブログを拝見しながらランチのお店を考えていました。
ご縁があってリアでお会いした際も、なんとなく気恥ずかしく…複雑ですね。
先ずは単身赴任お疲れさまでした。
久々とはいえ「北新地最強のランチ」です。
メインは寒鰤、鯛のお造り。もちろん「消しゴム切り」です。これにドド～ンと貝柱が丸々1個。隣には出汁巻玉子と鰻の蒲焼が控えています。
獺祭の酒粕で作った粕汁。ご希望で鱈の白子が入ります。ヒロウスの炊いたもの。ご飯のお供にすぐきの漬物、南高梅の梅干し。
すごいですね～!!!嬉しいですね～!!!
久しぶりですが、いつも大満足のランチでした。

**********　2015年11月19日　「主婦歴30年・オカンのカレー」　**********
玉鬘名物のひとつがカレーです。ママ名付けて「主婦歴30年・オカンのカレー」。とにかくコクが深い、味わいあるカレーです。
聞けば牛スジ肉と上バラ肉を2日間コトコトと煮込んで、寝かせて……美味しくない訳がない!!!
11時40分前に伺うと先客は女性が3人。ママがサラダを作り、手が空いているお客さんが配膳を手伝います。
この「アットホームさ」も玉鬘の魅力です。
まず生ハムたっぷりのグリーンサラダ。もちろん「1個○○○円」のフルーツトマトも添えてあります。
サラダをつついて待っていると、お待ちかねのカレーです。
美味しい!! グリーンカレーやキーマカレーではない、もちろん欧風カレーでもないシンプルな家庭の味、「オカンのカレー」です。
聞けばスジ肉1kgとバラ肉1kgを入れて煮込んで、溶けてしまった…とか。いえいえ十分に深いコクに大満足です。
「スープ…入れ物どうしよ? カップ…? お椀でいいよね、中身は一緒だし。」この緩さです。いいですね。
デザートもあります。いつもの和栗の渋皮煮。美味しいです。満足です。
またランチ、お願いしますね!!!

**********　2015年11月17日　5か月ぶりの「昼ごはん」。いつも通り楽しい食事でした。　**********
昨日ふっとママのブログを見ると…「いきなりですが、明日の火曜日は、主婦歴30年・オカンの昼ごはんやります～」!!!
なんと、実に5か月ぶりの「昼ごはん」です。しかも限定20食。メニューは鯛のお造りと生ハムたっぷりのグリーンサラダ、小鉢が2つ、お汁。
早速予約です。
店内はほぼ満席です。予備椅子を出して11人。13時から予約が10人で、合計21人(食)です。
テーブル席でいただきます。もちろんメニューの他に数の子、釜揚げしらすが用意されています。
まずサラダ。生ハムがたっぷりと乗っています。フルーツトマトが美味しそうです。
鯛のお造りは名物「消しゴム切り」。厚いです。食べごたえがあります。
賑やかにおかずを食べていると、お目当ての炊き込みご飯が炊きあがりました。
牡蠣と蟹の炊き込みご飯です。美味しいです!!! 蟹の足肉がたっぷりと入っています。いいお出汁が出ています。
小鉢は白子かひろうす。もう一つは白菜の煮物。まさかの白子です。
お汁はいつものすまし汁ではなく、野菜たっぷりのお味噌汁です。
「今日はいつもとちがってデザートがないのよ」とのこと。いえいえ、十分すぎるほど十分ですよ。
玉鬘らしい、一見家庭料理…しかし豪華なランチを楽しい会話の中でいただきました。

実は明後日19日もランチ営業をされるそうです。
今度はこれまた名物の「主婦歴30年・オカンの牛すじカレー」です。美味しいですよ～!!!
こちらも早速、予約予約!!

**********　2015年10月27日　「朝ごはんファイナル」　**********
「朝ごはんファイナル」です。年内の「朝ごはん」の提供は今日がラストとあって、約40人の予約が入っているとか…。ママのテンションがものすごいです。今日は珍しくTKG(卵かけご飯)にして、イロイロ好きなおかずを乗せて食べます。う～ん、美味ぁ～い!!
「お約束」の赤いウィンナーもあります。湯木さんから差し入れられた明太子「誉」もたっぷりの2kg!!!
ご飯と元気をお腹一杯に詰め込んでもらいました。
「年明け、たぶん戎さん明けの週に粕汁定食をしようかなと思ってますよ」とママ。
楽しみですね。ママのブログは要チェックです。

**********　2015年9月22日　昼ご飯「食堂 たまちゃん」です。明日も営業予定ですよ～!!!　**********
6月4日の「すき焼き肉の牛丼(リベンジバージョン)」以来、3か月半ぶりの昼ご飯営業です。
(「リベンジ…」というのは、お客さんが多すぎて断ってしまった…ということの「リベンジ」なんですよ。すき焼き用の牛肉で作る牛丼が美味しくないわけがないですよね!!)
事情でお酒の飲めない僕としては朝ご飯、昼ご飯、特別企画などがあるのは嬉しいですね～。なんせ六甲～北新地はPitapa(通勤定期)がありますから!!

シルバーウィーク4日目の北新地です。心なしかけだるさを感じます。
ママのブログから予約で8割がた一杯、とのことでしたので僕も予約はしていたのですが…13時半頃に伺いました。
店内はほぼ満席です。常連さんが多いので予約しておくといいですね。いつもの「玉鬘ファミリー」的な和気藹々ランチです。
カウンターには出汁巻玉子、紀州南高梅と塩昆布、おでんの「基本セット」がセットされています。
白ご飯は炊いている最中なので「香り松茸、味しめじご飯」からとのこと…なんと!! 最初から松茸ご飯です。
いろいろと食べたいので小さいお茶碗でお願いしました。「基本セット」の出汁巻玉子とおでんを頬張っていると日本料理湯木さん謹製の高級明太子「誉(ほまれ)」も出てきます。美味しいです。松茸ご飯おかわりです。
出汁巻玉子はお味からして…ひょっとして北新地の土佐寿司のお店おらんく家の玉子焼き…でしょうか…??!
「生牡蠣も食べる?」って…大好きですよ。この時期に生牡蠣が食べられるとは…感激です。
しかも、この牡蠣は…北海道厚岸(あっけし)の仙鳳趾(せんぽうし)産とか。身が大きくて濃厚なお味です。まさに「海のミルク」です。
白ご飯が炊きあがり、いよいよ玉鬘名物の「主婦歴30年おかんのカレー」をいただきます。
(正確には「主婦歴32年」らしいのですが、語呂がいいので四捨五入でヨロシク～、ということでした)
このカレー、ママが自宅で作って持って来るのですが、野菜を炒めるのはカルピスバターをたっぷりと使っています。
コクと風味が絶妙です。しかも、作ってから1日半寝かせてあるとのこと。カレーは翌日、翌々日が美味しいんです。
このカレー、美味しくない筈がない!!!! 2杯おかわりしました。

物憂げな北新地の昼下がりでしたが、気持ちもお腹も元気を貰いました。
明日はどんなおかずが出てくるんでしょうか…???!!
サプライズに溢れたランチをありがとうございました。

**********　2015年9月19日　出汁茶漬けお披露目会&甘味玉鬘です　**********
世の中シルバーウィークです。5連休です。しかし愛犬しか遊び相手のいないおっちゃんには「喋る粗大生ごみ」扱いされる辛い5連休です(汗)。
そんな時こちらで「出汁茶漬けのお披露目会&甘味玉鬘」があるとの情報が…!!!(嬉)!!!
早速予約の電話です…通勤定期券の使える範囲は無敵ですから!!

シルバーウィークのお昼の北新地は予想通り閑散としています。
本日のメインは北新地の日本料理の名店、湯木さんの「基本だし」を使った出汁茶漬けのお披露目会です。湯木さんは料亭吉兆の創業者湯木貞一翁のお孫さんのお店です。また高級明太子「誉(ほまれ)」も差し入れていただいたようです!! 太っ腹～♡
もうひとつのメインは高麗橋菊壽堂さん謹製の和菓子をいただく「甘味玉鬘」です。高麗橋菊壽堂さんといえば天保元年創業の和菓子の大名店です。「ペリーの黒船が来る前から和菓子を作っていた」とのこと。「二十四節気」にちなんだ和菓子がそれぞれ二種類ずつあるとか…背筋が伸びますね!!
先ず、鯛のお造りが出ます。「お造り定食風に食べてね～」とのこと。玉鬘名物の「消しゴム切り」です。美味しいです。
出汁茶漬け用の出汁は2種類。「基本だし」だけのプレーンと松茸入りの「松茸バージョン」!!
この「松茸バージョン」、ママ曰く「松茸は噛み切るものなのよ～」。松茸はスライスではありません。サクッと1/4に切ったもの。まさに「噛み切るもの」です。「基本だし」のみのプレーンは上品なお味です。これだけでも十分美味しいのですが…いよいよ松茸バージョン!!! う～～～ん、美味しい!! 素晴らしい!!! この時期に松茸がいただけるとは…!!! これが出汁に馴染んでなんとも言えません。
「土瓶蒸し風にして食べてね～」とママ。今年最初の、そしてたぶん最後の松茸…心していただきました。
菊壽堂さんの和菓子は芋名月と初雁(はつかり)の2種類。初雁をいただきました。しっとりと上品な和菓子です。
玉鬘名物の和栗の渋皮煮も出てきて、大満腹です。ああ、シルバーウィークの北新地に出てきてよかった…!!!

ママのブログでも告知されていますが、22日(火)・23日(水)はお昼に久々に「食堂 玉ちゃん」が催されます。
休日なのでいままでの海鮮丼や牛めしではなく、おばんざい屋さんのような大皿に入れて取ってもらおうかな、とのこと。
どうせ犬しか遊んでくれないので、おっちゃんは火曜日もお邪魔しますよ～!!
「北新地の会員制バー」をちょっと体験してみたい人、予約の電話を入れて覗いてみてください。

**********　2015年9月8日　「日本の朝ごはん」　朝からお粥さんを1杯と白飯を1杯いただき…お腹いっぱい　**********
東京から出張できている後輩をつれて「日本の朝ごはん」をいただきに伺いました。
今日のニューカマーはウナギの蒲焼です。この調子だと…来週はどうするんでしょうか(汗)。
前回に続き「お粥さんもあるよ～」ということで、一杯目はお粥さんで…。
紀州南高梅…大粒です。塩昆布、味付け海苔、そして赤いウィンナ～♡
続いて二杯目は白飯で。出汁巻玉子、ちりめん山椒、磯じまん…パクパク食べてしまいます。
う～ん…このままなら昼ごはんが食べられなくなってしまう…(まだ朝8時過ぎなのに)!!
テレビの朝バラエティーを見ながら、なんとなく達成感に包まれて幸せな朝でした。

あ…!! 写真撮るの忘れたがな!!!

**********　2015年9月1日　「日本の朝ごはん」　ついに公開です!!　**********
日記でもご紹介していましたが、場所は公開しておらず、長い間「知る人ぞ知る」お店でした。
夜は「一見さんお断り」の会員制バーです。お店の入り口にも「当店はお馴染みのお客様だけで営業しております」とキッパリ書かれています。
一方で夜以外の「ゲリラ営業」では会員以外の誰でもOKということもあります。
現在、定期的には毎週火曜日、7時～ご飯が終了するまで(おおむね10時半前後)に「日本の朝ごはん」を提供されています。
今日は朝ごはんをいただきに伺いました。
こちらの朝ごはん、名物は2つあります。1つ目は「赤いウィンナー」です!! そう、運動会のお弁当にタコの形をして入っていた、あの赤ウィンナーです。懐かしい!!!そして関西名物ポテトサラダ～!
いくら、しらすは「お好みでど～ぞ!」状態でドン!と目の前に鎮座します。その他、小皿、小鉢がどんどん出てきます。
玉子焼き、ひろうす、ちりめん山椒、磯じまん、納豆、梅干、塩昆布…トドメは高級佃煮ふりかけの錦松梅!!!
割烹料亭のような手の込んだものではありませんが、素材の味を生かしたおかずとママの「おいしいものを食べさせたい」という気持ちが嬉しいです。
もう1つの名物はアットホームな雰囲気です。ママの元気なトークに連れられて、ついつい隣の人とも笑顔で世間話が弾みます。
お料理だけではない、お料理以上の名物だと思います。いつも朝から、ついつい食べ過ぎてしまいます。
フルマークを付けるのは初めてで、おそらく最初で最後だと思いますが、こちらにはお料理以上の「絆」を感じます。

この他に土曜日の昼バルや喫茶、不定期(ママが思い立った時)ですがランチも提供されます。
できるだけママのブログをチェックしておくといいと思います。(シレ～ッと「明後日ランチやりま～す」などと出ていたりしますよ)

何度も言いますが、こちらの本来の営業は夜です。そして夜は一見さんお断りの「会員制」です。
どうしても夜に利用したい時には会員の人に紹介してもらうか、何度か朝ごはんなどで実績をつくってママにお願いしてみましょう。北新地の会員制バーですよ、ダメモトですよ。くれぐれも突然電話をかけて「今から行きたいんだけど、空いてる～?!!」などと聞かないように…(笑)。

**********　2015年9月7日　再訪　**********
東京から出張で来ている後輩を連れて、少し早くランチに出かけました。
カウンター8席のうち11時35分(開店5分後)の時点で既に5人がおられました。しかも全て女性です。コスパの高さがうかがえます。
今日はヴィシソワーズ(冷製スープ)が温かいじゃがいものポタージュスープに変更になっています。う～ん…これも美味い!!
上品なお料理です。満足感がピークです。
食べ終わった時には少し物足りなさはありましたが、どうしてどうして、あとから満腹感がじわぁ～っときます。
スープとパンとサラダはおかわりできますが、おかわりは慎重に…。
後輩は「東京だと2,000円でも十分売れますよ」と大喜びでした。

**********　2015年8月27日　初報　**********
新地本通りの御堂筋寄り、ビルの2階にあります。落ち着いた外観で、店名や営業中とも出ていないのでドアを開けるのにちょっと勇気がいりました。
今週月曜日(24日)からランチ営業を始めたばかりです。
店内は高級感漂う、落ち着いた内装です。ステーキで大人気店の福多屋さんの姉妹店とか…期待です。
ランチは コクまろ「ハヤシライス」セット のみ。しかし、大満足の逸品でした。
①ヴィシソワーズ
　冷製スープです。コクがあります。おかわりできます。
②発酵バターの自家製ミルクパン
　バターの風味がたまりません。おかわりできます。
③ナポリタン・スパゲッティ
　パスタのもちもちとした食感がたまりません。自家製パンチェッタ(生ベーコン)がたっぷりと入っています。ケチャラーの僕にはもったいないようなナポリタンです。事前にパスタの量をレギュラー(50g)かスモール(30g)か聞かれます。
④季節野菜のサラダ
　水耕栽培の野菜だそうです。さっぱりと口の中を整えてくれます。おかわりできます。
⑤コクまろ「ハヤシライス」+福神漬
　いよいよメインです。事前にライスの量をレギュラー(120g)かスモール(60g)か聞かれます。
　牛肉ゴロゴロです。しかもA5ランク和牛を特製ドミグラス(demi-glass)ソース、ケチャップ、ボルドー産赤ワインで長時間煮込んで作っている、とのこと。言葉もなく…ただただ美味しいです。さらには福神漬は東京酒悦のものとか。最初に福神漬を販売したところだそうです。
⑥自家製プリン
　デザートです。自家製プリンにウエハースが乗っています。甘すぎず、上品なお味です。
⑦お飲み物
　コーヒー(温、冷)、紅茶(温、冷)を聞いてくれます。
どうです…。スープからデザートまでの全てが個々にレベルの高いお料理です。
しかしランチではカウンターのみ8席のみです。11時40分くらい(開店後10分程度)で満席になります。
しかし、待つ甲斐は絶対にあると思います。

船場吉兆さんの正統の流れにつながる、北新地の割烹です。思わず背筋が伸びます。
なんと、「お呼ばれ」なんですよ!!
恐る恐る伺ってみました。
こちらは「北新地の割烹中の割烹」です。ランチは比較的リーズナブルに…とはいえ「ご褒美ランチ」に近いものですが、利用できます。
本業の夜は……一言で言うと圧倒されました。
先付からワタリガニ、アワビ。椀物は茶碗蒸しなのですが具材はスッポンの湯葉包み、マツタケ、フカヒレです。
まさに盆と正月とクリスマスとハロインとイースターと、誕生日と勤労感謝の日と敬老の日と国民の休日(??)が容赦なく一時に降ってきたような、驚きと喜びのワンダーランドです(笑)!!!
季節の葉に彩られ、負けず劣らず艶々したお料理をいただく…日本食って本当にいいですね～。
お造りでは伊勢海老やこちらの名物のひとつ、このわた(海鼠腸)をいただきました。実はこのわたを食べたのは初めてで…まさに酒盗です。基本的には塩辛なのでご飯にも合うのかな…。
大判の形をした器が出てきました。聞けば船場吉兆時代のものとか…。開けてみると蓋の裏に「慶長大判百両也」!! ひぇ～ぇ!! 頭が下がりますぅ(笑)。
美味しい美味しい天婦羅でした。天つゆと塩が用意されていて、交互につけて楽しみます。
名物石焼きはイチボをいただきました。美味しいですよ。肉が口の中でとろけます。ただ…個室の中で焼いたので煙が籠ってしまいました。やはりお肉はカウンターですね。ちなみにランチの石焼きは海鮮です。
締めは名物中の名物、鯛茶漬けです。ご飯の上に鯛の薄造りをのせて、胡麻味噌をかけて、たっぷりとお出汁をかけます。
別腹でどんどん食べられます。
今回、ひょんなことからこんな立派な席に「お呼ばれ」させていただきました。たぶん自腹で今日のコースは完全に無理ですね…。
でも、おぢさん族のみなさん、半年に1回ボーナス支給日と誕生日くらいは、いつもの倍くらいの「ごほうびランチ」を食べても罰は当たりませんよ。
そんな時には「和食の正統」のちょっぴり豪勢なランチやディナーもいいのではありますまいか!!!
北新地から六甲でした～
ごちそうさまでした。

**********　2015年12月11日　再々訪　**********
東京からお客さんが来ていて、一緒にランチを…ということになりました。
では…北新地で握り寿司ランチでも…ということで、3か月ぶりのリピートです。
でもついてくる方にしては怖かったでしょうね。ランチとはいえ、あの北新地で握り寿司です。いくらするのか…緊張しています。
あいにく小雨がパラついています。店内を見ると「年内のランチ営業最終日は12月11日です」とのこと…今日やん!! ラッキーですね。
まずアナゴの押し寿司と細巻、それから握りが8貫と白石ううめんです。
握りにはイクラが出てきてちょっとビックリ。最後は玉子です。
玉子は大好きなので、とても美味しくいただきました。
いつもながら大ぶりのネタを丁寧に握って食べさせていただきました。

**********　2015年9月8日　再訪　**********
台風接近中で細かい雨が断続的に降っています。ガッツリと朝ごはんを頂いたのですが、結局時間がくると条件反射的にお腹が減った気がしてきます。
まさに「パブロフのおっちゃん(大汗)」。
半月ぶりにこちらに伺いました。もちろん東京から出張してきている後輩も一緒です。
こちらは寿司ネタに紫(醤油)を自分でつける江戸前ではなく、あらかじめ刷毛で醤油やタレを塗ったり塩を振って、そのまま食べる大阪寿司です。
そして嬉しいことに職人さんが、それぞれのお客さんの食べるペースで握ってくれるんですよ。
ネタも年代や性別によって微妙に変わります。男性には鰹の握り、女性にはサーモンの握り。
僕たちが伺ってすぐに女性の二人連れ、男性の二人連れ、と15分足らずのうちに限定15食の6食が売れました。
寿司ネタのよさは折り紙つきです。
少し分かりづらいですが「マイ隠れ家寿司」、いかがですか。

**********　2015年8月20日　初訪　ネタで勝負!という心意気が伝わってきます。お寿司8貫+押し寿司・巻き寿司3個+にゅうめん　**********
新地船大工通りを東へ少し行ったビルの2階です。1階は別経営の割烹です。
エレベーターで上がると2階でドアが開いた目の前です。
落ち着いた内装です。ランチは限定15食。おおむね11時30分頃開店するそうで、12時過ぎには完売終了という感じでしょうか。
こちらの特徴は目の前の黒い横長のお皿に出されたお寿司を、そのまま(お醤油をつけずに)いただくことです。
濃口の甘辛タレが塗ってある場合は当然ですが、例えばハマチや鯖もあらかじめ味付けがしてあります。
「そのままでどうぞ」と言われて…ちょっと戸惑いましたが、確かにお醤油がありません。
そのまま口にいれてみると…これが絶妙の加減です。
また、こちらが食べるスピードに合わせて握っていただいているようです。
にゅうめんもいいタイミングで出てきます。
ネタもイクラや鱧が出てきて、正直驚きました。ランチのお寿司ではあまり見ませんね…。
限定15食ですが、ササッと行っていただく価値がありますよ。

**********　2015年10月26日　穴子ご飯　**********
前回予約で完売していた穴子ご飯をいただきました。少し小ぶりではありますが柔らかく調理された煮あなごが、ご飯の上に敷きつめられています。
丁寧な仕事です。これならば完売は納得です。
土手鍋のご飯はおかわりできるからでしょうか、穴子ご飯の量も 軽く、普通、多目 と指定できるようになっていました。
サラリーマン相手のランチではそうなんだろうなぁ…。夜の営業では「お任せ」なんでしょうが。
土手鍋も美味しいですが、穴子ご飯もなかなか捨てたものではありません。
是非両方食べ比べてみてください。

**********　2015年10月19日　穴子ご飯をいただきに　**********
もうひとつの「神無月のランチ」メニュー、穴子ご飯をいただきに2週間ぶりにリピートです。
ところが「すみません…穴子ご飯が予約で売り切れてしまいました」とのこと…。ガ～ン!!
そうですか…でもランチを電話で予約できるようになったのがわかっただけでも収穫ですよ。
土手鍋をいただいて帰りました。
これは是非食べなければいけませんね…。

**********　2015年10月1日　「神無月のランチ」　**********
昼前からシトシト雨が降り始めました。イマイチですね。
こちらは2014年ミシュランガイドひとつ星のお店です。一時ランチをお休みされていましたが、再開され、今日見てみると「神無月のランチ」とメニューも変わっています。秋らしく「かきの土手鍋」と「穴子ご飯」ですね。どちらも食べた～い!!
オーダーは土手鍋にしました。ただし月内に穴子も食べようと思います。
かきは少々小ぶりではありますが、北新地の割烹ランチをこのお値段で…文句はありません! 全然ありません!!!
お味は変わらず唸りたくなるような上品です。それでいて気取ったところはありません。
お店はご店主と若い職人さん3人がテキパキと動いていて、とても活気を感じました。
先月までのランチは1,600円で「ご褒美ランチ」でしたが、今月からは普通にいただけます。ただ…名物の自家製アイスもなかがなくなったので、ちょっと寂しい…かな。+100円の別料金でもいいので復活すれば嬉しいです。
同じ「ミシュラン☆店」でもランチで3,000円! というところもあります。それに比べてこちらはリーズナブルに北新地の割烹料理を楽しませてくれます。

**********　2015年5月21日　ランチ再開「ちょっとご馳走なランチ」　**********
一年ぶりにランチ時に神留さんの看板を見ました。待ってましたよ～。
名付けて「ちょっとご馳走なランチ」
メインは鱧の玉子とじ丼か鰻のまぶしご飯、それぞれお造り、小鉢、お味噌汁、香の物、甘味がつきます。
たしかに「ちょっとご馳走な」お値段ですが…ボーナスでたら言って見よ～!!

**********　2014年6月20日　最近ランチをお休みしています…ちょっと心配　**********
ミシュラン☆(ひとつ星)の名店です。
4月に新入社員を連れてランチして以来伺っていなかったのですが、久しぶりに覗いてみると…「ランチお休み」…次の日も、また次の日も「お休み」です。ひょっとしてこのまま…寂しいですね。

ランチメニューは親子丼と鯛めしの二種類。にゅうめんとデザートがついています。
鯛めしは炊き込みご飯に鯛のほぐし身が入っているのではなく、鯛の薄づくりにたれをかけてご飯のうえに乗せて食べます。
たれがたまり醤油ではなく専用のもので、お刺身定食よりも数段美味しいです。
もちろん親子丼も「さすがミシュラン☆!!」と言える、上品で丁寧な逸品です。
にゅうめんは具材に季節感を出しており、出汁もしっかりと丁寧にとられています。
デザートはもなかアイス!! 食べ終わったタイミングで準備しているので、食べる時にもまだ皮がパリパリです。
美味しい、美味しい、大満足ランチです。

一日も早いランチ再開を祈っています!!!!

**********　10月23日　再訪　東京からの出張来阪者を連れて　**********
東京から出張で来阪している後輩をつれて、約2週間ぶりですがうかがってみました。
とはいえ、ちゃんと予約しています。最近あろうことか社内で食べログのことが知れ渡り、出張で来阪する後輩連中は「昼飯ご一緒に…お願いします!!」ということになっています。ハイハイ、そうやって「慕われている」うちが華ですからね～(苦笑)。
オーダーは漬け丼です。小鉢は豆腐、鯖は前回と同じですが、もう一品は金目鯛の一夜干しでした。
漬け丼は同伴の後輩は大盛りにしてもらいました。
デザートはほうじ茶と和三盆のシャーベット。上品な甘さです。
丁寧で質量ともに大満足のランチでした。
後輩も東京だったら倍の値段しますよ、とのことでした。
でや、「恐るべし、大阪の…北新地のランチやろ!!!」(誇)。

**********　10月7日　初訪　予約必須の「隠れ家割烹ランチ」　**********
実は昨日伺ったのですが、11時半の開店と同時に満席で残念ながら食べられませんでした。
今日こそは…とあれこれ口実を作って11時20分にお店に行ってみると…すでに奥様3人組がいます。でも4番目なら楽勝ですね～v(^^)v。
お店の人が出てくると、くだんのマダム達「あの、予約している○○です。」「はい、伺っています。」
…お゛…予約ぅ～…!!??
僕に向かって「予約はされてますか?」「ぃぇ…」
しばしの沈黙… (>_<)。
「お一人ですか」「はい」「わかりました」
なんと!! 予約するくらいの人気店なのか…。
オーダーは「天然まぐろ御膳」です。
まず小鉢と香の物が出ます。
小鉢はイカとレンコンの明太子和え、自家製豆腐のサラダ仕立て、秋サバとサツマイモの菊花餡かけの3品。どれも上品な逸品です。
続いて天然マグロの漬け丼とアラの赤だし。漬け丼の上にはマグロの炙りなめろうも乗っています。赤だしも丁寧にお出汁がとられています。
最後はデザート、ピンクグレープフルーツのシャーベットです。
とても美味しく、予約必須のお店として納得でした。

**********　2015年9月1日　朝ごはんを食べすぎて…アッサリ、サッパリと酢飯が食べたくなりました　**********
朝ごはんを調子に乗って食べ過ぎました。ランチタイムでもあまり空腹感がありません。とはいえ食べないでおくと、しばらくしてお腹がグーグー鳴ります。とりあえずさっぱりと…そうだ、酢飯…ちらし寿司を食べよう。
ちらし寿司で安定した美味しさのお店はこちら、磯寿司さんです。「北新地でも安くて旨い寿司をお客様に」がモットーです。
涼し気な器に酢飯と錦糸卵、寿司ネタが並びます。おっ?!! ウミブドウですね?!! これは嬉しいですね。プチプチという食感がたまりません。
結局一人前のちらし寿司をぺろりと平らげてしまいました。

**********　2015年5月22日　再々訪　**********
行って見ようと思ったお店がお休みでした…急遽、どうしよう、ということになりました。「美味しいお魚を食べる」モードだったので「ランチ難民」になる前にこちらに駆け込みました。およそ3か月ぶりのリピートです。
いただいたのは「にぎり寿司1.5人前」。通常の1人前にプラスして半人前のお寿司が別皿で出てきます。
相変わらず丁寧な仕事です。ネタそのものはランチのお値段相応ですが鮮度もよく、アラの赤だしもとても美味しいです。
個人的にはこちらの茶碗むしが大好きです。適度な弾力とツルンとした食感はたまりません。

**********　2015年3月3日　再訪　今日はお雛の日　**********
♪今日は楽しいひな祭りぃ～♪　ということで、美味しいちらし寿司を食べに9か月ぶりのリピートです。
こちらは北新地という立地にもかかわらず、リーズナブルに寿司ランチを提供されています。
通常のランチ「にぎり寿司1人前」で、にぎり寿司8かん、太巻き2かん、茶碗蒸し、魚のアラの赤だし、デザート(フルーツ)で1,000円以下です。ネタには驚くようなものはありませんが、このコスパでは言えませんね。とは言うもののイクラや貝柱は出てきます。
全然OKです!!
今回はお雛ということでちらし寿司です。ちょっと大盛り気味に、1.5人前ということでお願いしました。
大きめの鉢に酢飯と錦糸卵、その上に寿司ネタが並びます。美味しいです。
大々々満足です。
北新地で同じ値段で寿司を食べさせてくれるおみせはありますが、バランスを考えるとこちらが個人的にはイチオシです。

でも…よく考えると昨日も加代さんでツキイチちらし寿司を大盛りで食べたよね…。
好きだからいいんだけどね…(笑)。

**********　2014年6月12日　初訪　**********
「北新地でも 安くて旨い寿司を お客様に」という看板に誘われて伺いました。
ビルの地下に降りていきます。女性には少し勇気がいるかもしれません。
こちらの特徴もコストパフォーマンスの高さです。
「北新地・堂島エリア」ランチのにぎり寿司相場は10貫(にぎり貫、巻き2貫)、1,000円です。
こちらもお寿司のボリュームは10貫ですが、そうめんと魚のアラの赤出し、フルーツ(カットパイン)が出ます。しかも、これで950円です。お寿司のネタも新鮮で、お値段相応ではありますが丁寧につくられています。きっと夜も…いやいや、僕たちでは行けないお店ですね。
人気店で12時前には行列ができることもしばしばです。
是非ご賞味あれ!!

暑い暑いと言ってばかりでは夏バテしてしまいそうです。幸い雲が出てきて陽射しがかくれてきました。
ノコノコと新規開拓をはじめます。
やってきたのは堂島アバンザの東向かいにある堂島メリーランドビルです。このビルは、いやこの一角は堂島でも有数の激戦区です。
ミシュランの☆(ひとつ星)店あり、割烹の老舗あり、ステーキの人気行列店あり、「和食の鉄人」に勝った職人さんの店あり…。特にこちらのビルはどこも「外れ」はないと断言できます。
こちらはビルの地下1階です。地下に降りて左手に少し進むと入り口があります。
ランチは大将と若い職人さん2人で切り盛りしています。厨房の中には赤いシャツを着た大将と年長の職人さん(それでも10代に見えましたが…)、年下の職人さんはこまごまと動き回っています。
オーダーは「クリームコロッケ野菜あんかけ」。
まず3連小皿に前菜が出てきます。こんにゃくのピリ辛煮と高野豆腐、アラ煮した大根、ピーマンの胡麻和えです。しっかりとした仕事がわかります。
メインのクリームコロッケです。野菜たっぷりの和風あんがかかって、上品でとてもおいしいです。若い職人さんがテキパキ、キビキビと気持ちがいいです。お味噌汁もきちんと出汁が出ていてとても美味しいです。
残ったあんまで全部いただきました!!
デザートとしてスイカが3切れ出ました。甘くていい感じです。
丁寧な仕事がわかる割烹ランチでした。

**********　2015年7月24日　再訪　**********
こちらは大阪の洋食における「レジェンド」です。ナイフとフォークでサクサク食べられるコロッケ。しかもカニ身がずっしりと入っています。これは美味い!!
ということで1年ぶりにリピートしました。しかし…注文したのは茶美豚のスペアリブ…。意気地なしですね。
カニクリームコロッケは定番料理として基本的に毎日提供されますが、スペアリブは時々だから…と理由にもならない言い訳です。スペアリブも柔らかくてとても美味しいです。骨付き肉を最後にかぶりついて、あ～ぁ、満足満足!!!

**********　2014年7月25日　初訪　**********
昭和3年8月に大阪北浜に大阪初の西洋レストランが営業を開始しました。それがこちらアラスカです。
谷崎潤一郎、菊池寛、吉屋信子らの文化人、小林一三(阪急電鉄)、武田和敬(武田製薬)ら財界人等に愛され、谷崎の「細雪」にも登場します。こちらのランチの名物は数量限定のカニクリームコロッケです。
以前より気にはなっていたのですが、ついつい他へ浮気していました。きょうは…なんとランチバイキング!! 逸品カニクリームコロッケも出ます。行かねば!!
メニューは①カニクリームコロッケ、②茶美豚のローストポーク、③まかないビーフカレー、④シーフード冷製パスタ、⑤かぽちゃの冷製スープ、⑥パウンドケーキ、⑦フルーツゼリー、ドリンクバーとしてコーヒー(冷・温)、紅茶(冷、温)、オレンジジュース、アップルジュースです。
コロッケは評判にたがわず非常に美味しかったです。さすが…と思いました。ローストポークも丁寧に作られていて、上品に仕上がっていました。カレーもコクが深く、美味しかったです。シーフードパスタは美味しかったのですが少々乾燥してしまい、大皿から小皿に取り分けるときに固まってしまっていました。スープも美味しかったです。
全体としてお料理は非常に美味しかったです。問題は…ボリューム(種類)が少ないことです。適当にあれこれ食べるともう食べるものがなくなってしまいます。お料理個々が上品で美味しかっただけに惜しかったです。それにサラダがないことで、ランチのバランスがわるくなっています。サラダバーをつくってほしいです。率直に言うと「これで1,500円?」というのが感想です。
でも個々の料理は本当に美味しくて、さすが大阪洋食発祥の店と思いました。

今度はバイキングではない時に伺います。

北新地の永楽通りのひとつ北の通り、驚異のコスパを誇る行列店「○鯛」の隣です。とは言えお店は階段を降りて地下にあります。通りには「日替り定食」のお品書きだけです。
こちら板さん一人で切り盛りしています。混んで来たらちょっとアップアップですが、お料理には手抜きなし、丁寧なランチを提供してくれます。11時40分前に伺うと先客は女性2人、その後15分の間にどんどん来店がありカウンターは満席、奥のお座敷は相席になりました。
本日の「日替り定食」のメニューは
①秋刀魚(サンマ)の開き…サンマの焼きもの
②ロールキャベツ…ご存じ挽肉をキャベツで包んで煮込んだものですが、ウィンナー・ヤングコーン・ブロッコリー・うずらの卵も炊き合わせしてあります。
③シラス冷奴…冷奴に釜揚げシラスが乗っています。
あとは十五穀米、お味噌汁、香の物、カステラ、コーヒー(セルフサービス)。
秋刀魚は本当によく焼けていて、頭と尻尾と中骨以外は全部食べてしまいました。ロールキャベツも上品な味付けです。
なかでもお味噌汁は絶品です。美味しい! これだけでご飯が一杯いただけます。
久しぶりの絶品ランチでした。