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味わい、歩く。
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味歩 (50代前半・女性・神奈川県) 認証済
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1回
昼の点数：3.5
2016/03 訪問
２０１６年１月から、待望のランチ営業スタート☆
ずっと気になっていた飲食店です。なかなか訪問がかなわなかったのは、営業時間が夜のみで、子連れには難しかったから。子連れ可とはなっているけれど、店の雰囲気やメニューを見ると、小さい子ども連れは場違いな雰囲気。しかし、ある日、ランチ営業の看板が！！！念願かなって、やっと入店。-----ＪＲ平間駅から徒歩３分。商店街ではありませんが、場末の居酒屋が連なっている一軒のうちのひとつ。２０１２年９月オープンとのことで、ココにこんなお店がオープンした！と思った記憶はありますが、その前の店が何と言うスナックだったは、もう思い出せません。２０１４年には、ある日、急にシャッターがカラフルになっていて驚いたり。有志で、シャッターに手書きのあたたかみあるイラストを描いたようでよく、我が子が見入っていました。店の前には、「ユーラシア大陸→←アメリカ大陸」との看板があるのですが、子どもがカタカナを覚え始めの頃、この看板を見て「こっちがアメリカで、こっちがコーラシアだね！」と指でさして覚えていました^^;-----伺ったのは、平日の１２時半頃。悪天候につき、最初から最後まで、お客は私一人のみ。でも、そんなに居心地が悪くなかったのは、もともとランチで混雑しそうな立地じゃないし、スナック風の薄暗い雰囲気からでしょうか。ランチメニューは、最初は欧風カレーのみだったのですが最近パスタも加わりました。カレー２種・パスタ２種から選べます。基本は、ランチは子連れで行くことにしているのですが、カレーもパスタも、我が子は好まないので、一人で訪問。どちらも気になりますが、ランチ開始当初からのメニューの欧風カレーが看板メニューなんだろうなと判断。◆本日の前菜 ２００円前菜のメニューが目についたので、注文。＋２００円で前菜が頼めるなんて！！前菜好きには嬉しいです。一皿に前菜二種が盛られてきて、間にはフランスパンが１枚添えられています。◇さつま芋とフォアグラのパテ人生何度目かのフォアグラ。私はレバーが苦手なのですが、フォアグラだけは食べられるし、食べるたびにおいしいと思います。こちらは、さつまいものほんのりとした甘みが強く感じられ、……フォアグラって、どんな味だったっけ？って印象です。スミマセン…、フォアグラ食べなれてなくて…。スプーンでアイスクリームをすくったようなかたちで盛り付けられていて添えられているのは、おそらく夜のメニューにもある、エスプレッソとバルサミコのソースかと。これがまたおいしいんです。エスプレッソのコクや苦味と、バルサミコの甘みの融合！これは、パテだけを味わいたい気持ちもあるし、ソースとパテをあわせたものも味わいたいしで、どうやって食べたらいいか、非常に迷いました。さつまいも×フォアグラ×エスプレッソ×バルサミコ、だよ。こんな組み合わせの前菜が、２００円で平間でいただける幸せ！◇ヒイカとズッキーニのスパイス煮込みヒイカの魚介のコクや旨みと、スパイスが絡まってアジア料理が好きな人には嬉しい一品。ズッキーニはくたくたです。前菜はどっちもおいしくて…、おかわりしたくなりました。２００円だったら、２人分頼んでもいいかも、と思いました…。◆欧風カレー １０００円 ＋５００円 牛シンシンのロースト サラダ・ドリンク付カレーは、豚バラ肉の塩茹で と 牛シンシンのローストの２種。牛シンシンがなんだかわからなかったのですが、店主から内モモの部位だと説明があります。豚バラよりは、モモ肉の方がヘルシーそう、という理由で、５００円追加のことはあんまり気にせず、牛シンシンを選択。◇サラダサラダは、両手に一杯程度の葉物野菜が、お皿にこんもり盛られてきます。春菊やベビーリーフ、ミニトマトや、フリルレタスのようなものなど、多種の野菜に粉チーズがかかっています。ランチのサラダで、シンプルな味のものをたくさんいただけるのは嬉しいですね。◇欧風カレー 牛シンシンのローストイメージする欧風カレーとは、少し違っていました。私が今まで食べたことのある欧風カレーは、神保町のボンディのものなのでもっと、小麦粉量の多いドロっとしたものを想像していました。こちらのカレーは宙の欧風カレーはフォン（牛骨と野菜の出汁）をベースに、デミ（デミグラスソースで御馴染みの）にしてコクと濃度を付け、最後にルー（小麦粉とスパイスとソフリット）をブレンドしたものを加え完成となる。ソース（カレールー）を仕込むのに最低4日は必要だ。引用とのことで、さらっとしていてスープ…まではいかないけど、スープとかソースという表現があいそうなトロトロ感。味は、デミグラスソースの味が強く、カレーというよりも、ビーフシチューに近いかんじで辛～っ！という辛さはなく、スパイスが縁の下でささえているかんじ。かといって甘口ではないので、やはり子どもにはスパイスの刺激が強いだろうなと思う。それから、欧風カレーには、野菜がゴロゴロ入っている入っているイメージがあったのだけれど宙の欧風カレーは、カレーの海の中に、岩礁のようにお肉や玉ねぎが鎮座していてシンプルなたたずまい。グリルした１／４カットの玉ねぎは甘く、例の牛シンシンは、５～６枚スライスされて、ルーに添えられていてルーだけスプーンですくって食べてもおいしく、牛シンシンが、大ぶりにスライスされているため、１枚で牛肉のうまみが味わえるけど、これまた柔らかくて噛みちぎりやすく、肉の臭みもなく、あ～久しぶりに、イイ牛肉を堪能した…。ちなみにシンシンとは牛の後ろ脚の付け根、ウチモモより下部にある部分。肉質は筋はあるがきめが細かく柔らかい。弾力のあるなめらかな食感が特徴的。味は癖なく脂もしつこくない、上品な味わいで通好みの部位とも言える。名前の由来は、「シンタマの芯」ということで「シンシン」になったとのこと。 引用さらに、シンタマっていうのは牛の内股の下部にあたる部位の総称引用だそうで。カレーを食べた後にありがちな、にんにくによる胸焼けもありませんでした。ライスは、かなりかためのターメリックライスが１８０ｇ位？で女子でも完食できる、良心的な量。ドリンクは、ブラッドオレンジジュース や 烏龍茶 などから選択できるのですが「お酒を飲まれる場合は、メニュー価格から２００円引きします」とのことだったのでもちろんアルコール注文。いや、割引がなくなって、注文するつもりだったけどね…。◆日本酒サングリア ５００円→３００円３種類用意があって、ポンカン×キウイ×レモンを選択。日本酒を頼むことは滅多にないのですが、日本酒サングリアなんてメニューがあったら、頼まずにいられないでしょ。どちらかというと、キウイの味を強く感じますが果物が入ったことで、日本酒をさほど好んで飲まない人にも、かなり飲みやすくなっていると思います。グラスに氷が入っているのと、ポンカンとキウイの果実がたっぷり入っているため、やや口に流し込みにくく、沈んだ果実がもったいない感はありますが次も絶対に、日本酒サングリアを頼むと思います。というのも、こちらのお店は日本酒とベルギービールがメインとのことでどちらも飲まない私は、これしか選択肢がないというのもあります。果実酒もあるけど、オリジナリティがあるのは断然日本酒サングリアだもんね。総じて満足。-----店内は暗く（天気が悪かったせいもあるけど）、日本酒の瓶やラベルがたくさん。アルコールは日本酒やベルギービールで、食事はイタリアンやエスニック…と、まさに無国籍。で、前菜も、昼のアルコールも、イタリアンもエスニックも、隠れ家も好きな私は…予想通り、ツボなお店でした。いや、予想以上だな。「うまい！に国境は必要？」と考える店主の料理がランチでも味わえるようになったので、夜に伺う機会がないという方は、是非。でも、絶対！夜の方が、楽しそうだよなぁ…。-----食べログの点数を細かく設定すると、そのときの気分でブレてしまうのがわかっているので、３．０→１回行けば満足３．５→他人にもオススメできるとしています。個人では満足しても、他人にすすめられる店というのはなかなか出会わないので３．５以上の評価をつけることはあまりないのですが、最近、自分が弱い店っていうのがわかってきました。おいしいっていうのはもとより・昼から創造的な前菜が楽しめる・昼から飲める・店主との距離が近い…っていうお店が、私は好みのようです。子連れだと、どうしてもチェーン店や、持ち帰りのレビューが多くなってしまいがちですが…こういう、人にすすめたくなる飲食店に出会えると嬉しくなりますね。応援したいお店です。
2016/03/10 更新
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指定なし
ランチ
夜10時以降入店OK
夜12時以降入店可
始発まで営業
朝食
カード可
個室
貸切可
駐車場
飲み放題
食べ放題
子供可
ペット可
クーポン
テイクアウト
家族・子供と
デート
女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
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ずっと気になっていた飲食店です。
なかなか訪問がかなわなかったのは、営業時間が夜のみで、
子連れには難しかったから。
子連れ可とはなっているけれど、店の雰囲気やメニューを見ると、
小さい子ども連れは場違いな雰囲気。
しかし、ある日、ランチ営業の看板が！！！
念願かなって、やっと入店。
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ＪＲ平間駅から徒歩３分。
商店街ではありませんが、場末の居酒屋が連なっている一軒のうちのひとつ。
２０１２年９月オープンとのことで、
ココにこんなお店がオープンした！と思った記憶はありますが、
その前の店が何と言うスナックだったは、もう思い出せません。
２０１４年には、ある日、急にシャッターがカラフルになっていて驚いたり。
有志で、シャッターに手書きのあたたかみあるイラストを描いたようで
よく、我が子が見入っていました。
店の前には、
「ユーラシア大陸→
←アメリカ大陸」
との看板があるのですが、
子どもがカタカナを覚え始めの頃、この看板を見て
「こっちがアメリカで、こっちがコーラシアだね！」
と指でさして覚えていました^^;
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伺ったのは、平日の１２時半頃。
悪天候につき、最初から最後まで、お客は私一人のみ。
でも、そんなに居心地が悪くなかったのは、
もともとランチで混雑しそうな立地じゃないし、
スナック風の薄暗い雰囲気からでしょうか。
ランチメニューは、最初は欧風カレーのみだったのですが
最近パスタも加わりました。
カレー２種・パスタ２種から選べます。
基本は、ランチは子連れで行くことにしているのですが、
カレーもパスタも、我が子は好まないので、一人で訪問。
どちらも気になりますが、ランチ開始当初からのメニューの欧風カレーが
看板メニューなんだろうなと判断。
◆本日の前菜 ２００円
前菜のメニューが目についたので、注文。
＋２００円で前菜が頼めるなんて！！
前菜好きには嬉しいです。
一皿に前菜二種が盛られてきて、間にはフランスパンが１枚添えられています。
◇さつま芋とフォアグラのパテ
人生何度目かのフォアグラ。
私はレバーが苦手なのですが、フォアグラだけは食べられるし、食べるたびにおいしいと思います。
こちらは、さつまいものほんのりとした甘みが強く感じられ、
……フォアグラって、どんな味だったっけ？って印象です。
スミマセン…、フォアグラ食べなれてなくて…。
スプーンでアイスクリームをすくったようなかたちで盛り付けられていて
添えられているのは、おそらく夜のメニューにもある、エスプレッソとバルサミコのソースかと。
これがまたおいしいんです。
エスプレッソのコクや苦味と、バルサミコの甘みの融合！
これは、パテだけを味わいたい気持ちもあるし、ソースとパテをあわせたものも味わいたいしで、
どうやって食べたらいいか、非常に迷いました。
さつまいも×フォアグラ×エスプレッソ×バルサミコ、だよ。
こんな組み合わせの前菜が、２００円で平間でいただける幸せ！
◇ヒイカとズッキーニのスパイス煮込み
ヒイカの魚介のコクや旨みと、スパイスが絡まって
アジア料理が好きな人には嬉しい一品。ズッキーニはくたくたです。
前菜はどっちもおいしくて…、おかわりしたくなりました。
２００円だったら、２人分頼んでもいいかも、と思いました…。
◆欧風カレー １０００円
＋５００円 牛シンシンのロースト
サラダ・ドリンク付
カレーは、豚バラ肉の塩茹で と 牛シンシンのローストの２種。
牛シンシンがなんだかわからなかったのですが、
店主から内モモの部位だと説明があります。
豚バラよりは、モモ肉の方がヘルシーそう、という理由で、
５００円追加のことはあんまり気にせず、牛シンシンを選択。
◇サラダ
サラダは、両手に一杯程度の葉物野菜が、お皿にこんもり盛られてきます。
春菊やベビーリーフ、ミニトマトや、フリルレタスのようなものなど、
多種の野菜に粉チーズがかかっています。
ランチのサラダで、シンプルな味のものをたくさんいただけるのは嬉しいですね。
◇欧風カレー 牛シンシンのロースト
イメージする欧風カレーとは、少し違っていました。
私が今まで食べたことのある欧風カレーは、神保町のボンディのものなので
もっと、小麦粉量の多いドロっとしたものを想像していました。
こちらのカレーは
宙の欧風カレーはフォン（牛骨と野菜の出汁）をベースに、
デミ（デミグラスソースで御馴染みの）にしてコクと濃度を付け、
最後にルー（小麦粉とスパイスとソフリット）をブレンドしたものを加え完成となる。
ソース（カレールー）を仕込むのに最低4日は必要だ。
引用
とのことで、さらっとしていて
スープ…まではいかないけど、スープとかソースという表現があいそうなトロトロ感。
味は、デミグラスソースの味が強く、
カレーというよりも、ビーフシチューに近いかんじで
辛～っ！という辛さはなく、スパイスが縁の下でささえているかんじ。
かといって甘口ではないので、やはり子どもには
スパイスの刺激が強いだろうなと思う。
それから、欧風カレーには、野菜がゴロゴロ入っている入っているイメージがあったのだけれど
宙の欧風カレーは、カレーの海の中に、岩礁のようにお肉や玉ねぎが鎮座していて
シンプルなたたずまい。
グリルした１／４カットの玉ねぎは甘く、
例の牛シンシンは、５～６枚スライスされて、ルーに添えられていて
ルーだけスプーンですくって食べてもおいしく、
牛シンシンが、大ぶりにスライスされているため、
１枚で牛肉のうまみが味わえるけど、これまた柔らかくて噛みちぎりやすく、
肉の臭みもなく、
あ～久しぶりに、イイ牛肉を堪能した…。
ちなみにシンシンとは
牛の後ろ脚の付け根、ウチモモより下部にある部分。
肉質は筋はあるがきめが細かく柔らかい。弾力のあるなめらかな食感が特徴的。
味は癖なく脂もしつこくない、上品な味わいで通好みの部位とも言える。
名前の由来は、「シンタマの芯」ということで「シンシン」になったとのこと。
引用
さらに、シンタマっていうのは
牛の内股の下部にあたる部位の総称
引用
だそうで。
カレーを食べた後にありがちな、にんにくによる胸焼けもありませんでした。
ライスは、かなりかためのターメリックライスが１８０ｇ位？で
女子でも完食できる、良心的な量。
ドリンクは、ブラッドオレンジジュース や 烏龍茶 などから選択できるのですが
「お酒を飲まれる場合は、メニュー価格から２００円引きします」とのことだったので
もちろんアルコール注文。
いや、割引がなくなって、注文するつもりだったけどね…。
◆日本酒サングリア ５００円→３００円
３種類用意があって、ポンカン×キウイ×レモンを選択。
日本酒を頼むことは滅多にないのですが、
日本酒サングリアなんてメニューがあったら、頼まずにいられないでしょ。
どちらかというと、キウイの味を強く感じますが
果物が入ったことで、日本酒をさほど好んで飲まない人にも、かなり飲みやすくなっていると思います。
グラスに氷が入っているのと、ポンカンとキウイの果実がたっぷり入っているため、
やや口に流し込みにくく、沈んだ果実がもったいない感はありますが
次も絶対に、日本酒サングリアを頼むと思います。
というのも、こちらのお店は日本酒とベルギービールがメインとのことで
どちらも飲まない私は、これしか選択肢がないというのもあります。
果実酒もあるけど、オリジナリティがあるのは断然日本酒サングリアだもんね。
総じて満足。
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店内は暗く（天気が悪かったせいもあるけど）、
日本酒の瓶やラベルがたくさん。
アルコールは日本酒やベルギービールで、
食事はイタリアンやエスニック…と、まさに無国籍。
で、前菜も、昼のアルコールも、イタリアンもエスニックも、隠れ家も好きな私は…
予想通り、ツボなお店でした。
いや、予想以上だな。
「うまい！に国境は必要？」と考える店主の料理が
ランチでも味わえるようになったので、
夜に伺う機会がないという方は、是非。
でも、絶対！
夜の方が、楽しそうだよなぁ…。
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食べログの点数を細かく設定すると、
そのときの気分でブレてしまうのがわかっているので、
３．０→１回行けば満足
３．５→他人にもオススメできる
としています。
個人では満足しても、他人にすすめられる店というのはなかなか出会わないので
３．５以上の評価をつけることはあまりないのですが、
最近、自分が弱い店っていうのがわかってきました。
おいしいっていうのはもとより
・昼から創造的な前菜が楽しめる
・昼から飲める
・店主との距離が近い
…っていうお店が、私は好みのようです。
子連れだと、どうしてもチェーン店や、持ち帰りのレビューが多くなってしまいがちですが…
こういう、人にすすめたくなる飲食店に出会えると嬉しくなりますね。
応援したいお店です。