106panda(オス)さんが投稿したごだん 宮ざわ(京都/五条)の口コミ詳細

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ごだん 宮ざわ五条(京都市営)、四条(京都市営)、烏丸/日本料理

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2019/07 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

料理、酒、お茶、全てに好印象。若々しく爽やかな名店。

 今回はランチで使用。京都市内のホテルやレストランによる強気な価格設定に批判的な高城剛氏も著作でオススメしているだけあって、もっと高い値段でも文句は決して言えないであろう味である。

 まず、食前酒に出てきた日本酒が、たまたま僕の好きな夏酒の一つである「みむろ杉 ディオ・アビータ」(奈良県)であった点で期待感が増したが、全体的にその期待を裏切らない展開であった。どれも美味かったのだが、こちらの定番である、カラスミを沢山まぶして金色の粉が山のようにかかったお蕎麦、とうもろこしの焼胡麻豆腐の甘みが印象的だった。あと、ここはお酒のセレクトと同じくらいお茶のセレクトが凝っている。高級茶と一緒にじっくり料理を味わうのも、茶懐石をキーワードとしたこのお店のコンセプトと合っているだろう。

 一方で、茶懐石の流れを意識しているとはいえ、正式な茶懐石では最初に出てくるご飯は(通常の会席料理のように)最後の方で出てきており、今風のアレンジも加えている。このご飯はひと口くらいづつ盛って、お代わりを重ねる度に水分を調整して味と固さを変化させるという芸の細やかさなのだが、このひと口盛りは茶懐石の作法に則ったものである。勿論、最後は抹茶とお菓子で締める。

 また、窯の土地や新・旧を自在に組み合わせた器づかいも楽しい。店主のお話を伺う限り、現代作家モノも積極的に取り入れているご様子である。カウンター奥の生け花も美しく、店の清潔な雰囲気、若々しさが気持ちいいお店だった。

 実は僕が伺った時は、キャバクラにいるかのように大騒ぎする男女二人客の隣席になり、料理や店の雰囲気に集中できなかったのだが、カウンターのみの小さなお店である以上は、このような運・不運は付きまとうものなので減点対象にはしていない。次は静かに味と美学に浸りたいものだが、どんどん人気店になっていって、予約が取れなくなっちゃうんだろうなあ。
 

2019/07/18 更新

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