オビキンさんが投稿したインカント(東京/広尾)の口コミ詳細

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インカント広尾、白金高輪/イタリアン、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 4.4
1回目

2016/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

シェフとソムリエが織りなす柔らかな空気感。心地いい2時間30分。

incanto プリフィクスコース ¥7,500
 今日はイタリアンの巨星「インカント」に来ました。天現寺橋からほど近いビルの2Fにあります。ひと月ほど前に予約しておきました。お店に入ればすぐにウェイターが丁寧に応対してくれます。堅苦しい感じはありません。
 スパークリングワインを飲みながらメニューを検討します。コースですが、各カテゴリーから自分で好きなものを選べます。ほぼアラカルトオーダーに近いです。好きな物を食べたいのでコース料理は気が引けるのですが、このシステムは本当にありがたいですね。しかも何と豊富なラインナップ!迷うなあ。散々悩んで5分ほど、ようやくオーダーが決まりました。一安心。他のテーブルのグループは、何と20分近く迷っていました。わかるけど…長すぎ笑。

メニュー写真をアップしたので、拡大して参考にしてみて下さい。お店でスムーズにオーダーできるかと思います。

突き出しはレバパテとパプリカ。パプリカがいきなり美味い。どうしたらこうなるの?
 
<アンティパスト>
「珍しいサンマリノ共和国産プロシュットコット」をセレクトしました。ソムリエによるとビールに合うそうです。一杯目ビールにしておいて良かった。サンマリノ産のハモンはかなり珍しいそうです。脂身が脂ぎってなくてサッパリした肉です。妙な塩っ気も全く無し。ナンテコッタ。ちょっと苦手のピクルスも、全然酸っぱくない。これならイケます。

<ミネストラ>
「プーリアの魂 乾燥空豆のピューレと季節青菜のソテー」をセレクト。そら豆のペースト状ピューレにケールのソテーがトッピングされています。家庭的な雰囲気があります。ケールをこう料理しますか。好物になってしまいそうです。絶品。

<パスタ2種類>
 選ぶためにパスタの生標本を持ってきてくれるので、その中から食べたいパスタを選ぶと具材も大体決まるようです。せっかくなので食べたことがない「全粒粉のビーゴリ」、「かぼちゃのトルテッリ」をいただきます。

「全粒粉のビーゴリ カワスズキとカルチョーフィのインビアンコ ヴェローナ風」。麺は小麦の殻ごと練ったような黒い麺です。すごいコシです。これは美味い!モチモチしていい歯応え。スズキは少し水っぽい仕上げですがソースとよく合いますね。

「かぼちゃのトルテッリ マントヴァ風 ヒラ茸とサルヴィアのバターソース」。ラビオリのように中にかぼちゃなどの餡が入っています。初めての食感。ピールも入っていて柑橘の味も強めです。なるほど。不思議なパスタです。好みでいうともう少しスタンダードなパスタの味が良かったかも知れませんが、珍しもの好きなので、食べておいて良かったです。

<メイン>
ジビエが多いです。エゾシカ、仔鳩、ガチョウ、仔羊など。やはり珍しい料理を食べたくて「ガチョウのフィレ」をお願いしました。

「ガチョウのフィレのインパデッラ 季節のキノコとマルサラのフィナンツィエーラ風」。
いかにも「肉っ」というヴィジュアル。鼻が膨らみます。甘さと酸味のバランスがいいソースと共に、肉の旨みが口に広がります。ほぼレア。美味いっ。オーストリッチ!鞄や財布で見るあの革の見た目です。皮の脂感と野生的な赤身。うーん。美味だなあ。
 ただ、噛み切れない。いつまでも肉と筋が飲み込めません。お年寄りには勧められない料理です。いつまでも口の中にあるので、いつまでも旨みが楽しめます。「噛み切れない」ことだけ除けば素敵なメインディッシュです。ワインは赤でも白でも合います。

<デザート>
別メニューで選び直しです。これも迷います。シュークリーム風のものをオーダーしたら、ソムリエからパリパリするパイ生地のものが私には合っているのではと勧められたので、そうしてみました。
「スフォリアテッラリッチャ」。
くるくる巻き巻きの薄生地ちゃん、という和訳の料理だそうです。クロワッサンのような見た目で、中身は説明がなければ何を食べているのかわかりません。セモリナ粉、リコッタ、ピール、シナモンが入っているそうです。不思議な食難。
 フィニッシュは濃ーいエスプレッソと、三大チョコレートと評されるチョコをいただきました。砂糖を溶かさずにそのまま固めたものだそうです。堅いチョコレートでしたが深みがあって美味しいです。

 堅苦しくなく、初めてのお客さんにも丁寧に説明して、食事に合わせていいワインを合わせてくれます。チーズのこともワインのこともパスタのこともほぼ素人の私ですが、肩肘張らずにリラックスして本場イタリアの料理をいただけました。居心地いいですねえ。料理とお店の方が織りなす空気感、素敵です。またいただきにきます。今夜はごちそうさまでした。

 今からここで書いたイタリア語の素材や調理法を調べます。何をどう食べたのかよくわかっていないんです。調べ学習、時間がかかりそう…。

最寄駅 メトロ日比谷線「広尾」(港区)

「インカント」ホームページCLIC→http://incanto.jp/

  • ガチョウのフィレのインパデッラ 季節のキノコとマルサラのフィナンツィエーラ風

  • ガチョウのフィレのインパデッラ 季節のキノコとマルサラのフィナンツィエーラ風

  • かぼちゃのトルテッリ マントヴァ風 ヒラ茸とサルヴィアのバターソース

  • かぼちゃのトルテッリ

  • 今日のメニュー

  • 珍しいサンマリノ共和国産プロシュットコット

  • プーリアの魂 乾燥空豆のピューレと季節青菜のソテー

  • パスタの生標本

  • 全粒粉のビーゴリ カワスズキとカルチョーフィのインビアンコ ヴェローナ風

  • スフォリアテッラリッチャ

  • くるくる巻き巻きの薄生地ちゃん

  • デザートのチョコレートとメレンゲのお菓子

  • 店内の様子

  • 白&赤ワイン

2016/11/23 更新

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