オビキンさんが投稿したうを徳(東京/東向島)の口コミ詳細

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うを徳東向島、曳舟、京成曳舟/寿司

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

憧れの「うを徳」。素敵な夜になりました。

★殿堂メニュー 幸コース ¥9,500(税込)
 永き苦節を越えて初めて「うを徳」の暖簾をくぐりました。年に数度の贅沢です。席は、奥の座敷テーブルは使用せず、カウンター6席。先客2名がすでに舌鼓をうっています。もの静かな若旦那が丁寧に接客して下さいます。今夜は若旦那に時間を委ねたいと思います。
 先付けは「穴子の骨焼」。静かな滑り出し。添えられた藻塩、これが最後まで重宝する逸品です。

「新潟糸魚川こごみ、余市あん肝スモーク」
「京都塚原の筍、小柴の墨烏賊」
 立て続けのカウンターパンチにいきなりダウン寸前です。なんでしょう、このピュアな美味しさは。土と海の幸の融合。日本のトラディショナル。久しぶりに頬がキュッとする感じになりました。美味いーっ!あん肝、ブォーーノっ!筍と烏賊なんて、ミント和えですよ。まいりました。

「京都菜の花酢味噌、サワラの藁炙りニンニク醤油」
 なんというビジュアル。貫入青磁の器に、トロ鮪と見紛う鰆。脇侍はエメラルド色に輝く菜の花。抑え気味の酢味。鰆が纏うニンニク醤油の宴。美味すぎて目をつむるしか表現方法がありません。
 
「京都塚原の筍と奈良のフキのお椀」
 落ち着きを取り戻すお吸い物。我に返ります。いえ、このお椀も上等です。興奮冷めやらぬお椀です。

 ここで登場した醤油皿に注目です。伊万里焼ですが、なんとバルタン星人とウルトラマンの図柄です。このユーモアが「うを徳」にはあるんです。楽しませてくれますね。

「大分とらふぐ白子ポン酢かけ」
 黒と金の艶やかな器に、純白の白子。表面を覆う幕の弾力。中の身の甘さ。なんだーーこれ。こんな白子って、あるんかーい。最強やないかーい。いつまでも熱いのもいい。もう…あと一回しかダウンできないぞ。すごいぞ、うを徳。

「屋久島の鰹の炭火炙り、東京のウドきんぴら」
 志野焼の白釉の器に、これまたトロ鮪と見紛うカツオの赤い肌。脇侍は若草色のウド。きんぴらの概念、覆されますね。気持ちがチンピラみたいになります。ウドの名産地として名高かった武蔵小金井生まれの私、今はどうなんでしょうね。そして、カツオの炙り。屋久島のカツオとはあまり聞いたことがありませんでしたが、これは驚愕のカツオです。なんという上品な脂。舌でトロけてなくなっていく、しとやかな質。ああ。もう。

 ここまででも充分満たされたのに、ここからがいよいよクライマックス。寿司9貫の波状攻撃の始まりです。もうダメ、これ以上ヤメテ。

「那智勝浦のまぐろ中トロ」
 まるでライブで一番盛り上がる曲をオープニングで使ってしまうもったいなさを感じるファン心理の逆手をとるスタートです。最後にアンコールでお願いしたいネタです。でも、受け入れるしかありません。どれ。…。……。………。言葉にすれば放送事故となります。写真で察していただければ幸いです。こんな美味い食べ物が世の中にあったのか…。

「明石の鯛 塩とタレ」
「竹岡のサヨリ」
 もう私の拙い解説は逆効果かと思われます。とにかく、写真から読み取っていただければ幸いです。

「浜名湖の鰻小丼」
 どうしてこのタイミングでそんなところを攻めてくるの…。気持ち良すぎます。酢メシで鰻もハジメテ。これ、降参です。鰻、美味すぎです。

「まぐろ大トロ」
 どうしてこのタイミングでそんな攻撃をしてくるの…。私が一番感じるトコロを…。大トロは最後にして欲しいのに。見て、この肌を。感じて、この味を。おおおお。すげえ。解説不可能。

「淡路の鯵」
「有明の小肌」
 鯖の光り輝く肌。締まった身。江戸前鮨の真骨頂。

「まぐろ赤身」
 ここで定番の登場ですか。ものすごい流れです。なんという弾力か。赤身を食べてるんだか自分の舌を食べてるんだかわからなくなります。

「羅臼の馬糞雲丹」
 最後はバフンウニです。手巻きで登場です。苦み?ありません。甘いだけです。ただ甘いだけです。感動のフィナーレです。

「いばらきのシルキースイーツ焼き芋おきなわマンゴー長崎オレンジ」
 デザーーート。普段酒の席ではまったくデザートなど食べませんが、見るからに美味しそうなのでパクリ。うーーん。マンゴーってこんなに美味しいんだ…。芋も、まったくモッサリしてなくてサッパリしてます。おざなりな。形式的なデザートではありません。最後まで、本気。世界遺産の「和食」のプライド。

 料理も器も、一級です。このクオリティとボリュームに対する価格も驚愕です。記念の夜、素晴らしいお店と出会いました。東向島「うを徳」、いい思い出ができました。ごちそうさまでした。

最寄駅 東武伊勢崎線「東向島」(墨田区)

「うを徳」ホームページ CLIC → http://ameblo.jp/maguro39/

  • 那智勝浦まぐろ大トロ

  • 浜名湖の鰻 小丼

  • バルタン星人の醤油皿

  • 那智勝浦のまぐろ中トロ

  • 淡路の鯵

  • 竹岡のサヨリ

  • 有明の小肌

  • まぐろ赤身

  • 羅臼の馬糞雲丹

  • 明石の鯛 塩とタレ

  • 屋久島の鰹の炭火炙り、東京のウドきんぴら

  • 新潟糸魚川こごみ、余市あん肝スモーク

  • 京都塚原の筍、小柴の墨烏賊

  • 京都菜の花酢味噌、サワラの藁炙りニンニク醤油

  • 大分とらふぐ白子 ポン酢かけ

  • 穴子の骨炙り

  • まぐろをさばいています

  • カウンターの様子

  • 座敷の様子

  • 店構え

  • メニュー2

  • メニュー1

  • 店構え。

2017/04/23 更新

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