オビキンさんが投稿した鳥茂(東京/南新宿)の口コミ詳細

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鳥茂新宿、南新宿、代々木/もつ焼き

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2019/04 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

上シロ、のどわ、タンもと、竹鶴 …極稀少! 恍惚のやきとん「鳥茂」。

★殿堂メニュー 上シロ
 常連の知人に連れられて憧れの新宿「鳥茂」へ! この一等地に二階建ての自社ビルとは贅沢ですね。やきとん以外で儲けようとしない頑固さ。一階は二代目のお弟子さんが切り盛りし、二階は三代目が仕切ります。今夜は二階での宴です。三代目がにこやかに挨拶に来てくれました。

 今夜はメニューにある「おまかせ」とは別の、三代目による本当のおまかせコースです。楽しみだあー!
 厨房には13,4名の店員がひしめいて皆さん威勢よく言葉を発するので、すごく賑やかというより騒がしい店内です。もっと静かでシックなお店かと思ってました…。

 始めに言っておきますが、最初の一杯以外は飲み物は時間がかかるので、グラスの4分の3飲んだら次の飲み物を頼んだ方がいいですね。

「レバー」
 いきなりレバー半生風です。なんてなめらかな肝臓でしょう。先頭打者初球ホームランの衝撃。

 写真、見て下さい、この繊維を! これが肝臓。これがレバーの繊維です。

「たんもと」
 レバーをちびちびゆっくりいただきたいのに、どんどん串が運ばれて空いたお皿が持っていかれます。
 豚一頭から一つしか採れない「タンもと」! 稀少ですよ。舌の付け根の方はあまり筋肉質ではないので、とんでもなく柔らかいです。タンが舌で溶けるとは。

「上シロ」
 これホントにシロか! どんなにシロが自慢のお店に行ってもこの食感はなかった。フワッと口の中で溶けていきます。これ、湯葉と相違ない食感です。さすが名物、これは知っておかないとダメなやつですね。すげえ!

「つくね」
 鶏肉、豚肉、牛肉の合わせミンチのつくねです。複雑な味です。しいて言えば牛肉の味が若干強いのかもしれません。この繊細で絶妙なつくねも初めての出会いです。

「はつ刺、がつ刺、コブクロ刺」
 おおお。何だこのコブクロ! まるで胎内の優しさ。そしてハツもソフトな味と食感です。ガツは少し硬めですぐには噛み切れません。たまに脳みそ(ブレンズ)刺しの時もあるようです。
 タレが美味しいですね。卵も濃い。オレンジに近い黄身。刺し身三姉妹によく合う濃厚なサポートです。

お店の方が一品一品説明をしながら提供してくれるのがいいですね。

「シロ塩焼き」
 今度はシロの「よく焼き」です。味はモツなれど湯葉を焼いたのと同じことです。このシロ、一体どこから仕入れているのか…恐るべしシロです。

「軟骨つくね」
 先ほどのつくねに軟骨が混ざったものです。肉も軟骨も美味しいのですが、軟骨が硬くて歯が大変です。

「こめかみ」
 カシラかと思いきやこめかみでした。部位は近いですが。それほどコリコリ感はなく、こめかみというより「肉」ですね。

「ピーマン肉詰め」
 こちらも名物です。元祖との呼び声の高い焼き物です。肉はさっきのつくねと同じにしては肉汁が多い気がします。うーん、これは家では絶対に出せない味だなあ。

「のどわ」
 一頭の豚から一つしか取れない希少部位で、ノドの奥の方の骨つき肉です。これは手でつかんでかぶりついて食べる料理です。柔らかくてコラーゲンも豊富。豚は声以外全て食べられるといいますが、ノドの奥にもこんな美味しい部位があるとは。
 下の写真は、食べ終えた後の骨です。ノドっぽいですよね。

 日本酒を二合以上オーダーすると、鉄瓶で持ってきてくれました。鉄瓶の蓋にはしっかりと「鳥茂」の文字が鋳鉄に浮かんでいました。

「豚バラ丼 生山椒かけ」
 高級な豚生姜焼き丼のようです。タレは串焼きのタレだそうです。隠れて見えていませんでしたがご飯が敷かれています。だから丼なんです。生山椒がいい風味でアクセントです。

「卵ととろろとおくらとニンニク」
 箸休めにならない主役級の肴です。これは次に来るステーキ丼と合わせると最強だったのでゆっくり食べた方がいいかと思います。

「牛ロースステーキ丼」
 まるで握りのようです。豪快な漆器に、タレが滲みたシャリとほぼレアのステーキ。これにさっきのとろろを合わせると…うまーっ!

「キャビアおむすび 三代目から手渡し」
 手渡しでいただきました。海苔の陰にこぼれそうなキャビア! もったいぶらず、一口でえいっ、と。海苔も相当美味しいですよ。

「竹鶴25ピュアモルト」
 知人が三代目に耳打ちして、世界的人気で手に入れづらくなったニッカ「竹鶴」の25年をショットでいただきました。おおおお、濃厚でスモーキー! くーーるーーーー! これは飲むためでもありますが、塩アイスにちょっと垂らすと最高なのだそうで。ちょっともったいない…。

「塩アイス竹鶴がけ」
 で、これです。150,000円は下らない高級ウィスキー「竹鶴25」を少し垂らして…と。なるほど! これは美味い。これって竹鶴だから美味しんでしょうねー。ぜいたくなデザートとなりました。

 これだけ呑んで食べて約10,000円。賑やかな喧騒の森、史上最高のやきとんの楽園といえるでしょう。ちょっとショックを受けました。私も何度か通って大将に顔を覚えてもらおうかしら。
 しかしここはすごい! ごちそうさまでした。

最寄駅 「新宿」南口(新宿区)

  • レバー

  • 竹鶴 25 ピュアモルト

  • 上シロ

  • レバー

  • 豚タンもと

  • つくね

  • はつ刺、がつ刺、コブクロ刺

  • コブクロ刺

  • シロ塩焼き

  • 軟骨つくね

  • こめかみ

  • ピーマン肉詰め

  • のどわ

  • のどわの骨

  • 牛ロース ステーキ丼

  • 鉄瓶で日本酒を

  • キャビアおにぎり 三代目から手渡し

  • 豚バラ丼 生山椒かけ

  • 塩アイス 竹鶴がけ

  • 店頭の屋号

2019/04/27 更新

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