3回
2017/08 訪問
大将、奥の部屋は寂しすぎるよ…。
16時開店の人気店。平日で16時台に到着できることは中々ありませんから、今日は気合いが入りました。16時50分到着。が、しかし。皆さん、なんでこんな時間に飲みにいけるんですか…。すでに外に2組待ち。みんな、仕事しろっていうの。若旦那が外に出て来て「1時間くらいかかるよ」との忠告。いいですよ。(心の中であと30分だな、と確信しました。)
想定通り、並び始めから30分で入店です。が、おかしいのは、誰も退店してきてないのに、なぜ急に? 店内に入ると、大将が笑顔で「奥へ奥へ」と最奥の間へと通されます。こんな部屋があったんですか! 何の活気もない奥の間です。こんな部屋に、串が運ばれてきて飲むのか!…埼玉屋の魅力、半減以下です。憂鬱になります。
定石通り「和牛」から運ばれてきました。美味いっ。大将が云うには「国産牛と和牛は違うんだよ」。国産牛はホルスも含んだ総称ですが、こちらで使う和牛とは「黒毛」のことを指します。これが美味いんです。
3本目が来たあたりで伝家の宝刀「ポルコ」をオーダーしました。すると「今日はもう切れちゃいました」と! はあ? まだ2回転目の客ですよ、私。「最初のお客さん達が結構食べてしまって…」とのこと。最初の団体がどうやら激しく飲み食いしてしまったようです。
串を5本ほどいただいた後、ようやくカウンター席が空いたので席を移ることになりました。やった。ここからが埼玉屋での本来のお楽しみです。カウンターに案内されると、焼き台の目の前でした。つまり大将と向かい合って飲めるわけです。これからが私の青春かな。
大将の話だと、今日から市場が盆休み明けで、上質の食材もあまり多く仕入れられなかったそうです。なるほど、団体客のせいだけではないようです。
大将のワンマンショーを見ながら、いよいよ後半戦のスタートです。
やはり大将を前にして飲むのが一番ですね。さっきまで私は淋しい部屋で意気消沈してましたが、俄然盛り上がってきました。大将の口癖「他の店のは腐ってんだよ」が心地よく響きます。腐ってる、は大将独自の言い回しで、根拠がある話なんですね。
今日は19:20でのれんを降ろしました。もう肉が無いそうです。というより、一見さんに食べさせる分はない、といったところでしょう。
本日私がいただいたのは、
・和牛アブラ
・シロ
・レバー(「甘いよっ」が売り言葉)
・ハツ
・豚バラ
・ちれ(バジルバターを添えて)
・カシラ
・タン
・シャモ サルサソース(結構辛いソース)
の9本。さすがどれも一級品です。前半は気持ちの問題でいつもより味も落ちてるんじゃいかと勝手に考えてしまいましたが、実はどれもいつも通り。
もしかしたら、海外観光客向けの何かで紹介されたかも知れません。外国人旅行者も結構いますね。大将の英語の洗礼も外国人にウケています。でもなあ。地域の常連の分が無くなっちゃうのは残念ですよ。ポルコ、食べたかった…。
大将、若、今日も美味しかったです。ごちそうさまでした。
2017/09/06 更新
2014/11 訪問
この味を知らずに逝ってはいけません
★殿堂メニュー/ポルコ ¥350
(再訪1104)
さあ久しぶりの埼玉屋です。マスターも若も相変わらず元気です。今日はマスターが焼いています。カウンター越しにヌッと顔を近づけてきて、「このシロ食べたら他の店のは食えないよっ」といつもの決め台詞。ポルコと同時にパンを頼んだら「わかってるねぇ」だって。マスターが昔教えてくれたんですけどね。しかしこの店は、串も美味いが、レモンハイがいい。とにもかくにも、ぜひ行ってみて下さい。
(前回までのレビュー)
まず、初めての来店か聞かれ、店が9本のやきとんをどんどん提供していくシステムであることを告げられる。あとは呑む酒によって若旦那とマスターが部位と焼き方を選んで一本づつ順番に出してくれる。その他の肴もオーダーできる。シロ、レバーのレア、チレのフレンチ風、上品な上アブラ、ハツにシャモにタンにネギマ…。一本いっぽんいちいち美味い。写真のポルコは豚耳をオリーブオイル・ガーリック・ブラックペッパーなどで合えたもの。運よくカウンターに座れたので若旦やマスターと会話が弾む。このオイルにパンやタンをつけて食べるとのこと。店内も店員も客もみんな明るい、パンチの効いた素敵なお店だ。
訪問時間 19:30
待ち時間 0分
2014/11/06 更新
コロナが明けて久しぶりの訪問です。コロナ禍は営業していなかったようなことを大将がおっしゃっていました。カウンター越しにそんな話をする大将、いつも顔が近すぎる。
今日は若が焼き台にいましたが、若もかなり大将に話ぶりが似てきました。知らない顔を見ると「お客さん、初めて?」と必ず聞き、その都度店のシステムを教えています。
そのうち奥から大将が出てきていつもの毒を吐き始め、場が賑やかになってきます。大将に「ポルコ持ってきてあげて」と言われます。このようにポルコはお通しのように強制的に提供されます。もともとオーダーするつもりでいたので、皆さんそう考えているので、初めての方は驚くと思いますが、ポルコはマストなのです。
美味しそうに串打ちされた肉たちのトレイを目の前に差し出しては「写真撮るなよ」と。一枚いいですか、と聞くとダメだっ!と叱られます。でも本当は撮って欲しそうなんですけどね…。
今夜の9本縛り大将おまかせコースは…
● 和牛
● ポルコ
オリーブオイルはスペイン産。
● 上シロ
トロッと溶けるようになくなっていきます。
● 白レバ
大将が顔を近づけ過ぎるから何て言ったかわからなくて二言目の「ミディアムレアか?」しか聞こえなくて、それで(お願い)と伝えると「ホントにいいんだな」とか言われて、本当に目の前に生の白レバを突き出してきます。ホントは「ベリーレア」がおすすめなんだそうです。ホントは焼かないのが一番美味しい新鮮なレバーだそうです。しかし条例上そのままでは出せませんから。
● ハツ
● カシラという名の肩ロース
見た目カシラアブラ。
● ねぎま
鶏じゃないよ、岩手の豚&深谷のネギ。
● 煮込み
もつ煮じゃないよ、牛肉だよ。コラーゲンたっぷりぷり。
● チレ? バジルバターを乗せて溶かして。
● タン 今度こそベリーレア。
● シャモ 女将さんがサルサソースを掛けてくれます。ハラペーニョ効いてピリ辛です。
一気にコース終了。私のペースには一度もならないので気持ちも胃袋も疲れるのです。これでも昔に比べれば会話のキャッチボールができています。昔は一方的にしゃべり倒されましたから。楽しいですよ、大将とのやりとりは。
ごちそうさまでした。お腹いっぱい。自分のペースでもう少しゆっくり味わいたい串焼きです。どれも一級品です。大将も一級品。