3回
2022/05 訪問
季節の素材が感動するお料理に大変身!
前回訪問して、すっかりシェフのお料理に魅了されてしまい、またまた訪問しちゃいました。
今回は、五月のランチコースを予約して訪問です。
お料理の内容は・・・
*稚鮎のフリチュール
千切りにした大葉を素揚げしたものの上に稚鮎が乗っています。
大葉の下には、アボカドのペースト。
抹茶、昆布、塩、山椒のパウダーで春の川をイメージしています。
稚鮎が仲良く泳いでいるかのようです^ ^
*鯵のマリネ
鯵の上には、茗荷のビネガー漬けが飾られています。
きゅうりと鯵の端材、オクラを叩いて作ったタルタルが、きゅうりのワタをくり抜いた部分に入っていて、その上にバーナーで炙った鯵がのっています。
肉厚の鯵はほのかに焦げた部分が芳ばしくて絶品です。
トマトの昆布のソースと紫蘇のオイルと一緒にいただきます。
底には桜の葉が飾ってあり春を感じますね^ ^
*北寄貝とインゲン豆のブールモンテ
さっきまで生きていた北寄貝を使ったお料理です。
北寄貝は弾力と甘味がすごく、とても美味しいです。
1番上の泡はあさりのお出汁で作られています。
泡の中には、インゲン豆、豆乳と葛粉で作ったムースや北寄貝が入っています。
今回のコースで、1番のお気に入りのお料理でした。
*筍のポタージュ
人生初の筍のポタージュ。
メニューを見た時からわくわくが止まりませんでした。
筍のとお米を使って作られたポタージュです。
お米の甘みと筍の風味がたまりません。
上には桜海老に米粉を付けて揚げあたものと木の芽が飾られています。
桜海老の芳ばしさがポタージュのアクセントになっていて美味しいです。
*黒毛和牛のロティ
内腿の部分のお肉です。
程よい弾力と旨味が濃いお肉です。
付け合わせのお野菜は、ルッコラ、菜の花を素揚げ、茹で、焼きと3種の調理法でグラデーションを作り綺麗に盛られています。
ソースはフォンドボーを煮詰めて甘くしたものです。
お野菜もお肉もとても美味しいです。
*アーモンドのチュイルと桜桃
レモンと砂糖でマリネしたさくらんぼとさくらんぼのシャーベットで飾られています。
メインは、お米、バニラビーンズ、牛乳を柔らかくしたものをアーモンドチュイルで包んだものです。
ヨーグルトソースと桜とお砂糖のパウダーを付けていただきます。
優しい甘さのデザートでとても美味しいです。
*珈琲(紅茶)
五月のコースも視覚、味覚、嗅覚とどれも刺激され感動するお料理たちでした。
一品一品、シェフの心のこもったお料理が伝わってくる素晴らしいお料理です。
終始美味しく、大満足のご馳走タイムでした。
また来月伺いたいと思います。
ご馳走さまでした☆
稚鮎のフリチュール
稚鮎のフリチュール
自家製パン
鯵のマリネ
鯵のマリネ
鯵のマリネ
北寄貝とインゲン豆のブールモンテ
筍のポタージュ
黒毛和牛のロティ
黒毛和牛のロティ
アーモンドのチュイルと桜桃
アーモンドのチュイルと桜桃
アーモンドのチュイルと桜桃
2022/05/11 更新
2022/03 訪問
視覚、味覚共に楽しめるお料理
以前から気になっていたお店に訪問です。
*アミューズ
ホワイトアスパラガスのブラマンジェ
1番下の層は、アスパラのお出汁を使ったものが敷き詰められています。
真ん中の層は、アスパラのペーストとお出汁をブラマンジェにしたもの。
1番上はアスパラのペーストをそのまま使ったもの。
その上にはキャビアが。
キャビアと3層を合わせて戴くと、キャビアの塩味とアスパラガスの風味がよく合いとても美味しいです。
優しいお味です。
*前菜
甘海老のタルタル
甘海老をマリネにしたものをペーストにしてアボカドで包みました。
上には、ラディッシュと赤キャベツの芽を、ソースは山うどを使ったソースが添えられています。
シェフの技術の凄さを感じるアボカドのスライスに包まれた甘海老は、甘味が強く美味しいです。
リードヴォーのムース包み焼き
仔牛の第一リンパ(胸腺)を鶏のお出汁で煮込んだものの間には、
鶏胸肉を使ったムースが挟まれています。
1番下にはグリルしたほうれん草。
ソースは、焦がしバターとシグレット、ゆずの皮、レモン汁とレモンピールを合わせたものです。
鶏のお出汁が効いたムースと香ばしい焦がしバターのソースが良く合います。
ふわっと香るレモンピールと柚子の香りが爽やかです。
*スープ
蛤の冷製スープ
蛤とじゃがいもをペースト上にして牛乳と合わせたポタージュスープ。
上の透明なものは、桜の花の塩漬けを昆布出汁で炊いたものをペーストにしたもの。
白いのは生クリームです。
じゃがいもの風味の中に仄かに香る蛤の磯の風味がいいですね。
こちらも優しいお味です。
*肉料理
黒毛和牛のもも肉のロースト
添えられているのは、牛蒡のピューレと安納芋のローストにグリュイエールチーズをたっぷりかけてバーナーで炙ったもの。
ソースは赤ワインのソースで、パウダー上のものは牛蒡パウダーです。
もも肉のローストは旨味が強くとても美味しいです。
程よく弾力があるが、柔らかく美味しいです。
本当は蝦夷鹿のロティだったのですが、ジビエが食べられないので変えてくださいました。
*デザート
柑橘のタルト
レモンのタルトの上にヨーグルトを乗せ、ハッサクの果実をペタペタと貼り付けたタルト。
ハッサクの中には、ヨーグルトクリームが詰まっています。
ソースは、ヨーグルトソースのホエーにライムの皮とハチミツを混ぜたソースです。
レモンタルト好きの私には嬉しいデザート。
レモンの風味とハッサクの風味がとても爽やかです。
甘すぎず、程よい酸味も感じられ美味しいです。
ソースもライムが香る爽やかなソースで、レモンタルトと良く合います。
*コーヒー(紅茶)
〆のコーヒーは、ラマ・オ・レに変更していただきました。
ネルドリップで丁寧に一滴一滴淹れられた珈琲をそのまま氷にしたものに、たっぷりのミルクをかけていただきます。
濃いミルクにゆっくり溶け出す珈琲氷が合わさると風味豊かなカフェオレの出来上がり。
氷が溶けるまで時間がかかりますが、ゆっくりと溶け出す珈琲がミルクの中で段々と濃くなっていく味わいも楽しめます。
シェフの手が込んだ、もはや感動してしまう一品一品のお料理。
どれも美味しく、美しいお料理に大満足でした。
鵠沼でまた素敵なお店を見つけてしまいました!
毎月お料理の内容が変わるそうなので、来月も伺いたいなと思います。
ご馳走さまでした☆
ホワイトアスパラガスのブラマンジェ
ホワイトアスパラガスのブラマンジェ
自家製パン
甘海老のタルタル
甘海老のタルタル
リードヴォーのムース包み焼き
蛤の冷製スープ
黒毛和牛のもも肉のロースト
柑橘のタルト
柑橘のタルト
柑橘のタルト
ラマ・オ・レ
2022/03/28 更新
夏です!
ランタンさんの毎月変わるお料理メニュー。
夏のメニューをいただきに予約して訪問しました。
今回のランチコースの内容は・・・
*生雲丹のコンソメジュレ
見るからに絶対美味しいやつです!
雲丹好きの私は大興奮。
雲丹の殻の底にはとうもろこしのペーストが敷いてあります。
その上に生雲丹、コンソメジュレ、1番上の泡は雲丹を昆布入りの塩水に漬けた時に出た泡を使っているそうです。
コンソメジュレの塩味と濃厚な雲丹の味わい。そして、昆布の旨味、とうもろこしの甘味が合わさり美味しさの相乗効果がすごいです。
これぞ計算し尽くされてる技ですね。
最初の一品からシェフの凄さを改めて感じます。
*ずわい蟹のカプレーゼ
トマトをピクルスにしたものを器にし、その中には、モッツァレラチーズのブラマンジェ、
その上には、ずわい蟹と桃のかき氷、底にはバジルのオイル、タピオカのようなものは、トマトのエキスで作った一粒一粒スポイトでいくらのように丸くしたプチプチとした食感のあるものです。
なんと素晴らしい一品なんでしょう。
ずわい蟹の旨味とトマトの酸味甘味がとても美味しいです。
トマトの器の中のブラマンジェも最高に美味しいです。
*穴子のカツレツ
胡桃の味噌を穴子に塗って、紫蘇と一緒にくるくると巻き、黒胡麻の衣をつけて揚げた芳ばしい一品です。
上にはモロヘイヤの素揚げをしたものがのっており、底にはカボチャのピューレと穴子の出汁でとったソースが敷いてあります。
胡桃味噌のカリカリとした食感と黒胡麻のサクッとした衣、サクッとした中にふっくらとした食感のある穴子。
さまざまな食感が楽しめます。
胡桃味噌の甘さと黒胡麻の風味、カボチャのピューレの甘味がたまりませんね。
*とうもろこしのパリ・ソワール
夏といえば、とうもろこしの冷製ポタージュ。
底にはコンソメジュレが敷いてあり、その上にとうもろこしのポタージュが入っています。
真ん中にはとうもろこしのアイスが添えられ、
上には、焼きもろこしを凍らせたものが飾り付けされています。
まさにとうもろこし尽くし!
甘味旨味の強いとうもろこしは優しい味わいで美味しいです。
*鶉のロティ
うずらのオーブン焼きです。
ズッキーニのタワーの中には、うずらのラグーをポレンタとジャガイモのピューレで包んだものが隠されています!
ソースは、うずらのお出汁を使ったソース。
実は鶉が苦手だった私。
(過去に初めて食べた鶉で苦手になってしまいました)
メニューを見た時悩んだのですが、ここのシェフが手掛けるもので美味しくないものはないとチャレンジしました。
美味しい〜!!
弾力のある鶉は、表面はカリッと中はふっくらとしています。
鶉がこんなに美味しくいただける日が来るなんて。
ランタンさんでいただけて克服できました!
*ココナッツのブラマンジェとパッションフルーツ
パッションフルーツをくり抜いた皮の中にはココナッツのミルクプリンが入っています。
その上には、マンゴーシャーベット。
パッションフルーツの下にはココナッツのカスタードクリームが敷いてあります。
メレンゲを焼いたものを砕いて、ココナッツの繊維と混ぜて雪のように飾り付けしてあります。
毎日暑いので、少しでも涼しい気持ちになって欲しいとのシェフの優しさの演出です。
ソースはくり抜いたパッションフルーツを使っています。
パッションフルーツの酸味とココナッツの甘さが合わさることにより、すっきりとした味わいになっています。
ココナッツのミルクプリンだけだと甘味が強いのですが、パッションフルーツのソースがあることで、爽やかな甘さと変身します。
夏に合うすっきりと味わえるデザートです。
初夏のコースも最初から最後まで感動の嵐でした。
どれも素晴らしく、甲乙つけがたい全部が甲の美味しさ。
また来月のお料理を楽しみに、とりあえず今の暑さを乗り越えようと思います!
ご馳走さまでした☆