supreさんが投稿したモノリス(東京/渋谷)の口コミ詳細

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supre (男性・東京都)

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モノリス渋谷、表参道、明治神宮前/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.7
1回目

2022/11 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.2
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

お祝いで利用しました。食べログ フレンチTOKYO百名店2021

先日、休日にこちらのフレンチにお邪魔しました。「モノリス(MONOLITH)」さん。地下鉄表参道駅から徒歩8分くらいでしょうか。渋谷駅からもたぶん同じくらいかな。青山学院大学の裏辺りにあります。個人的には表参道からの方がゆったり下り坂で、気持ち的には楽か?表参道方向からだと、青学側の路上をまっすぐ渋谷方面に進んで、最近できた「I'm donut ? 渋谷店」さんが見えたら左折すれば迷わず店にたどり着けます。

シェフの方は、丸の内にある「モナリザ丸の内」で料理長をされていたそう。そのときからのファンの方などが独立した後もこぞって訪問しているのかな?と思います。こちらもネクストミシュランかもしれませんね。最近は、食べログ フレンチ TOKYO百名店2021にも選ばれています。

私たちは、

お一人様  7700円(税込み)
ムニュ・ロゼッタ


を予約しておきました。これとは別途、サービス料がランチでも10%かかります。コース内容は

・アミューズ
・モノリスエッグ
・季節のお任せ前菜
・お魚料理
・肉料理
・デザート
・コーヒー、紅茶、ハーブティー


にしました。その日のメニューは写真のとおりですが、

アミューズ
モノリスエッグ
鰆、柿、カラスミ、ハチミツ
真鯛、ピスタチオ
山形豚、マスタード
パフェ・モンブラン

と書かれてました。事前に苦手な食材やアレルギーは確認されていましたが、改めて確認がありました。丁寧な対応です。

ドリンクメニューも渡してくれました。

グラスシャンパン  2000円
本日のグラス(白) 1500円~
本日のグラス(赤) 1500円~
ペアリング


などもありました。そのほか、キールやビール、ソフトドリンクのほか、ミネラルウォーターも用意されています。

さて、アミューズからスタートですね。

アミューズは、いかにも秋って感じですね。これは凄いな・・・。見た目がアートです。でも、食べられるのは一部です(笑)。内容は、竹炭のマカロン~クミン風味のニンジンムース、中央の方は、キノコのムース、コンソメジュレ、柚子、きのこが入った物。そして、左のがいわゆるシューグジェールだと思います。竹炭のマカロンはクミンの風味があるので、エスニックというかインド料理みたいな風味。ちょっと甘い味付け。個人的には左のシューグジェールが一番好きだったかな。フランスでは割と一般的なもので、チーズを練り込んだシュー生地です。サーブの方によると、コンテチーズを練り込んでいると説明していました。中には釜揚げしらすがはさんであるそうです。和洋の融合みたいな味。

Vincent Fleith Edelzwicker

ですね。これはフランスアルザス地方の白ワインです。生産者は、René Fleith Eschard & Fils (ルネ・フライト・エシャール・エ・フィス)だと思います。このワインはちょっと面白い特徴があって、たぶん、ソムリエさんやワインエキスパートの方は試験の時に、本を読んで、複数の白品種を混醸又はアッサンブラージュしたワインとか説明を読んだことがあるかも。私のノートにもそんなことが書いてあった(笑)。ぶっちゃけ飲んだのは初めてです。私がリースリングを飲みたいとサーブの方に言ったのでこれになった感じ。これ自体はリースリング単体ではなく、ピノブランなどがブレンドされているみたいです。味わい的には、やや透明に近い色。柑橘系ですかね。フルーティな感じですが、酸はそこまで強くない。アルコール度数も12.5%でバランス型という感じに見えます。ヴィンテージは書いてなかった気がするな。このシリーズは表のエチケットの右上に書いてあるみたいだけど、これには書いてないので、ちょっと分かりません。食事を邪魔しない飲みやすいワインだと思いますが、そこまで刺さりはしませんでした。

次に、お店のスペシャリテらしいモノリスエッグですね。実態は卵の殻の中に滑らかなスクランブルエッグ、ソテーしたベーコン、冷製のハチミツとシェリビネガーのクリームなどが入っているらしいです。木の上の鳥の巣をイメージしているとのことです。アミューズといい、何やら見せ方に特徴がありますね。味的にはですね・・・。私にはちょっと味が濃いですかね。私はちょっとしょっぱいなと感じました。コテコテの関東人なんですけど。もうちょっと薄い方が私は好きかな。

次のワインは何にしようかな。白は私が飲んだやつのほか、ロワールのソーヴィニョンブラン、ブルゴーニュのちょっと熟成感のあるシャブリがあるとのことでしたが、いろいろ相談の結果、お魚でもいけそうなピノノワールを選択。

MARKGRAFLERLAND SPATBURGUNDER 2019
マルクグレーフラーラント シュペートブルグンダー 2019


をお願いしました。エノテカでも扱っているドイツのバーデンのピノ。エチケットの中央に書いてあるマルティン・ヴァスマーはドイツの赤ワインの銘醸地として有名です。エノテカによると(笑)、ドイツの権威ある評価誌Vinum誌において、「ドイツで最もコストパフォーマンスに優れたピノ・ノワール部門」でトップに輝いたワインらしいです。1本3500円くらいで売ってますね。普段飲みとしてはいい感じです。これ買おうかしら。味的には、赤系果実のすっきりした感じ。ルビーラズベリーレッドの色味。2019年なので、まぁ、そこまでの熟成感は感じませんが、若々しいピノの果実味があって、シルキーなタンニン。アルコール度数も13.5%出ているので、しっかりブドウは成熟しているのかな?という印象です。この価格帯としては美味しいピノだと思います。

バターとマドレーヌはサクっとして温かくほんのり甘くて美味しいです。パンは、いわゆるバゲットですが、木箱に入っており、保温されていました。この箱面白いな・・・。外はカリっとして中は熱々でふっくら美味しいですね。

次に、季節のお任せ前菜ですが、鰆、柿、カラスミ、ハチミツですね。鰆は脂が乗った皮目の部分をスモークにして香ばしく仕上げており、フレッシュなマッシュルームと季節のフルーツの柿。ハーブのサラダとハチミツ、シェリービネガーのドレッシング、オレンジ色のは自家製のカラスミらしいです。香草の風味とカラスミの塩味がいい感じ。個人的には好きなお料理でした。

次に、お魚料理ですが、天然の真鯛とホタテのムースを合わせていったん蒸している。表面はビエノワーズ風というピスタチオナッツ、パン粉などで焼いているらしい。ソースはアルベールソースで、シャンピニョンとエシャロットを炒めた中にノイリー酒を加えて煮詰め、魚の出汁に少量のフォン・ド・ヴォーを加えたものらしいです。上品な味ですね。この歳になると優しい味の魚料理が好きかもしれません。やはりフレンチはソースの妙ですね。美味しいです。

お肉料理の前に赤ワインへ

BAROLO BIOLOGICO 2012 Azienda Agricola Erbaluna di Oberto Andrea
バローロ ビオロジコ 2012 アツィエンダ・アグリーコラ・エルバルーナ


ですね。フレンチでイタリアのバローロを飲む。言わずもがなですが、ピエモンテの赤ワインでネッビオーロ100%です。 アツィエンダ・アグリーコラ・エルバルーナが造り手ですね。結構、しっかりした味わいで、色は赤系果実っぽいのですが、ネッビオーロらしいというか、しっかりしたタンニンがあり、余韻も長い感じ。正直、最初に飲んだシュペートブルグンダーとは別格な感じの味わいでした。3杯飲んだ中ではやはりこれがダントツに美味しいかな。アルコール度数も14.5%出ており、ややブドウを成熟させ過ぎか?それとも天気がメチャ良かった年なのか???そこらへんはよく分かりません。ただ、しっかりした骨格のあるワインで滑らかなタンニン。美味しいワインでした。これ買いたいな・・・どこで売ってるんだろう。

ワインを飲みながら、お肉料理ですね。山形豚、マスタードと書かれていますが、山形豚とジロール茸、ゴボウなどいろいろな野菜が焼き野菜がのっています。お肉はしっとりと焼き上げられており、脂もしっかりのっており美味しい。野菜も食感が残してあって美味しいですね・・・。ジロール茸は風味が良いキノコでした。美味ですね。

最後にパフェ・モンブランですね。モンブランのカフェ仕立て。表面に栗の渋皮煮、バニラアイス、ホイップクリーム、ビターショコラ。サクサクっとした葉っぱのようなオーナメントが付いています。ラム酒の風味がします。大人なデザートですね。これも結構美味しかったです。

お飲み物は、コーヒー、紅茶、ハーブティーがありました。私は、ハーブティーをお願いしました。大体ハーブティーというとカモミールティーなのはなぜだろう(笑)。というかほかの物を見たことがあまりないような。私は、カモミールティーが好きですね。

店内の様子はピアノの演奏が流れている感じでオシャレです。テイスト的にはジャスピアノみたいな感じ。昼間でも落ち着いた雰囲気で薄暗く雰囲気がありました。店員さんは丁寧な対応。滑らかにお料理の説明もしてくれました。荷物カゴやハンガーなどは席の周りにはなく、すっきりしていますが、入口のところで基本的に預かっていただけました。お会計はクレジットカードも使えました。便利ですね。お店はデートや会食向きですが、女子会も開催されていました。帰りは外までお見送りにシェフが出て来てくれました。素敵なフレンチやイタリアンはこうやってお見送りしてくれる店も多いですね。

ごちそうさまでした。素敵なお店でした。帰りに神宮外苑の銀杏を見に行きたいというので、行ってみました。秋っていいですね。良かったらどうぞ。

  • アミューズ

  • アップ

  • Vincent Fleith Edelzwicker

  • エチケット

  • 裏側

  • モノリスエッグ

  • アップ

  • 木の上の鳥の巣をイメージ

  • 横から

  • マドレーヌとバター

  • パン(下が保温されていました)

  • 立派な箱に入っている

  • MARKGRAFLERLAND SPATBURGUNDER 2019

  • エチケット

  • 裏側

  • 鰆、柿、カラスミ、ハチミツ

  • アップ

  • 鰆、香草、カラスミのマリアージュ

  • 真鯛、ピスタチオ

  • アップ

  • 山形豚、マスタード

  • アップ

  • 季節の野菜やジロール茸もいい感じ

  • BAROLO BIOLOGICO 2012 Azienda Agricola Erbaluna di Oberto Andrea

  • エチケット

  • 裏側

  • パフェ・モンブラン

  • アップ

  • 上から

  • 小菓子

  • アップ

  • ハーブティー(カモミール)

  • ドリンク

  • その日のメニュー

  • テーブルセット

  • ロゴ

  • 外観

  • 神宮外苑は見頃でした

2022/12/19 更新

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