サル男さんのマイ★ベストレストラン 2015

"姫路テイクアウト&デリバリー"というFBのコミュニティを御存知でしょうか。HOMESTAY期間中、テイクアウトを楽しむ私はグルメガイドブックみたいな感じで利用させていただいております。そこに出ていた情報、塩町の細工懐石の店「水葵」さんがテイクアウト用のお弁当を始められました。早速、問い合わせ。お弁当は3000円一種類のみ。"オードブルもできますよ"てコトで二人前のオードブルを4000円でお願いしました。

こちらのお店は手の込んだ八寸(洋食で言う所の前菜)が素敵な和食屋さんです。オードブルには、その素敵な八寸が何種類も入っていました。

例えば・・・・
「スナップエンドウ海老豆入り」　スナップエンドウの中に海老出作られた小さな団子が豆に見立てて入っています。
「海老ヤングコーン絹田煮」　海老のすり身でヤングコーンを包んでいるのですが、その切り口が、まるで菊の花に見えるという優れものの一品です。
「長芋矢羽根密煮」　長芋が矢の羽根に見立ててあります。
「白魚桜香煮」　今回のお料理の中の一番。白魚から甘い桜の花の香りが・・・。

上に挙げたのは、あくまでも一例です。この他にも色んな八寸が何種類も入っていて、目にも舌にも楽しめました。

今年のGWは、旅行をキャンセルしたり外出自粛をしてきましたが、なんだかんだでそれなりに楽しく過ごせました。トリを飾るに相応しいお料理でした。
塩町「水葵」さんです。好きなお店ではあるのですが、夜は基本5000円からのコースしかなく、値段的に、なかなか訪問することが出来ないのが実情でした。それが、この8月から3500円の夜のコースが出来たと聞きまして、3500円なら私にも払えるな・・・という事で、水葵ファン数人でお邪魔しました。

お昼には3500円のコースがありますので、大体似た感じですね。見目麗しい先付があって、お造り・焼物・揚げ物・土鍋ご飯・デザートです。5000円のコースに比べると量的には減りますが、女子には逆にコレぐらいがいいかな。

色々と難も多いお店ですが(笑)、ーお店が小さいとか、ビルが古いとかー、　それがまた面白い。頻繁に訪問できるというわけではありませんが、また、出来れば近い内に、訪問したいと思います。

情報の追加です。3500円コースについては、事前に連絡のうえ予約が必要とのことです。



２０１５．３　訪問
久々の訪問。写真が、やっと、撮れたのでアップします。

五人で訪問しました。水葵さんは、カウンターだけの小さなお店なので、五人で行くと、必然的に、貸切状態になってしまいます。
おかげで、他のお客さんに、気を使うことなく、ワイワイガヤガヤできました。
しかも、本来、コースは5000円からなのですが、無理を言って、5000円のコースを4000円にアレンジしてもらいました。

以下、コースの内容です。

①先付　眉目秀麗な先付は、水葵さんの名物です。カボチャで仕立てた桝の中にお豆さんが入っていたりと、相変わらずの芸の細かさです。珍しい野菜の和え物があって、三回ぐらい、名前を教えてもらったのですが、結局、覚えられませんでした。　

②お造り　白魚と、炙った太刀魚でした。

③煮物　マグロのロールキャベツならぬロール白菜。山かけになっていて、とろろがソースの役割をしています。出汁ととろろが混ざり合って、おいしかったです。

④焼物　穴子が竹に巻いてありました。こうすることによって、竹の香りが穴子に移るそうです。穴子が竹にくっついて食べにくいかと思ったけど、全然、そんなことなくて、食べやすかったです。付け合わせの人参は、人参と薩摩芋を練って、再度、人参の形にしたもの。凝ってますねぇ。

⑤ご飯　ホタルイカの炊き込みご飯。土鍋で炊くのが、水葵さんのスタイルです。

⑥デザート　キウイとイチゴに温かい生キャラメルをかけたもの。下の石のお皿は、冷やしてあって、生キャラメルが、お皿に流れていくと、その冷たさで固まるため、トロトロの温かい生キャラメルと、少し固くなった生キャラメルの、二つの食感が楽しめます。大将曰く「このデザートは、人気がある」とのこと。でしょうね。頷けます。


２０１５．１　
お正月に、おせちを注文しました。「水葵」さんは、細かい職人芸が売りの料理屋さんです。その職人芸が、一つ一つの料理にも、生きていました。おせちの品数も多く、いろんな味が楽しめました。ブリの照り焼きも、ブリそのものに油が乗っていて、「いい材料を使われているんだなぁ」ということがわかります。あと、シイタケの中にコボウを詰めた煮物もおいしかった。相変わらず、芸が細かいですね。ホントに写真を撮っていなかったことが悔やまれます。

私が「食べログ」を始めるキッカケになったお店でもあります。外観は目立たないお店だけど、「こんな所に、こんなお店があったんだ！」と思ったことが、最初の一歩でした。それから、気づけば、レビューも１５０件を超えました。でも、未だに、「水葵」さんを超えるお店は出てきていません。

正直、お値段が高いのが、玉に瑕ですが、それだけのことはありました。どうも、ごちそうさまでした。


２０１４．３訪問
塩町のちょっと古いビルの中にあるカウンター席だけの小さなお店です。一見、入りにくそうですが、でてくるお料理は、とにかく見た目がきれい。女子は、まず、この見た目の美しさにヤラれます。日本酒に合う料理ばかりなので、酒好きにもたまりません。夜は5000円からと、けして安くはありませんが、このコースだったら、かなりお得です。女子には、少々、量がおおいかも・・・。そこは、要相談で、品数を減らして4000円コースOKとのこと。このへんも、ありがたいですね。和食好きには、是非、行っていただきたいお店です。

私、食べログの愛用者ではありますが、人気店や高得点のお店を廻り歩くというような経済的余裕も、時間の余裕もありません。そんな私には珍しく、こちらのお店は、食べログトップ5000の一店でございます。多分、私史上、一番の高得点のお店と思われます。その上、このお店、かなりの老舗でございます。

鰻は注文を受けてから焼くとかで、30分ぐらいかかるとのこと。では、お酒など飲みながら待たせていただきましょうと、コハダの酢の物とビールを注文しました。ここは、日本酒の方が良かったかな・・・などと思いつつ、コハダをアテにチビチビ、やっておりました。コハダは、酢のものだけど、そんなに酢は強くないです。上品な味わいです。

そして、いよいよ、真打・鰻登場。一口目の、このおいしいこと。(私の表現力が乏しくて、おいしいしか書けませんが・・・。)いい感じで、脂が乗っています。一番、小さなうな重でしたが、お腹いっぱい。値段は3000円ちょっとで、お漬物が付いてます。キュウリの漬物から、糠のいい香りがしてきます。本格的な糠漬け、おいしかったなぁ。

・・・と、ここまでは幸せ気分で浮かれていたのですが、この後、事件が起きます。いやいや、事件なんて大袈裟なものではなく、私が、やらかしただけなんですけどね。なんと、鞄の中に財布が無いのです。青ざめましたよ。無銭飲食で、警察に突き出される・・・とか、いろいろ、考えましたよ。でも、四の五の言っててもしょうがないですからね。覚悟を決めて、帳場に行きました。(老舗では、レジのことを帳場と言う。)

帳場に行くと、品のいいお爺さんがいらっしゃいました。怒られるの覚悟で事情を説明すると、そのお爺さん、顔色一つ変えずに、こう、おっしゃいました。「こちらは、ようござんすが、そちらさんは大丈夫ですか?」と・・・。えっー、こんな大ボケをかました私に、まさかの気遣い。しかも、江戸弁で・・・。この余裕、さすがは老舗だ・・・と思ったわけでございます。

もちろん、私は大丈夫です。と言うか、大丈夫じゃなくても、自分で何とかします。いい年をした大人ですから。まぁ、いい年をした大人のやらかすミスではないですけどね。ちなみに、私の財布は、宿泊しているホテルのベッドの脇に落ちていました。お恥かしい～!

「代金は、請求書をお送りしますんで、振り込んでください。」とのことでしたので、住所をお知らせし「運転免許証か何か、身分証明になるものをお見せしましょうか」と申し出たところ、「いえいえ、必要ないですよ。」　との返事。「そんなに簡単に人を信じちゃっていいのぉ、私、本当は、無銭飲食しちゃうかもよ、この住所だって嘘かもしれないよ!」と心の中で思いましたが、お言葉に甘えさせてもらい、お店を後にしました。

もちろん、後日、代金は振り込みましたよ。そして、お店の寛大な対応に、感謝をしています。

「その節はありがとうございました。おいしい鰻、御馳走様でした。」

「グリル・テンペイ」さん。以前から行きたかったのだけど、お値段が、そこそこいくので、二の足を踏んでいました。平日なら、お得なランチがあるとのこと。意を決しての訪問です。

ほとんどのメニューが1500円を超える中、平日ランチは1300円ぐらいです。(ゴメン! 正確な値段、忘れた。)　本日の平日ランチは「ヒレポークカツレツ」。まず、野菜スープが、カップで登場。オニオンのスープかなぁ。まさに、まろやかな味とは、このスープのことでしょう。次に、メインの「ヒレポークカツレツ」です。白いお皿の中で、湯気をたてているポークカツレツの美しいこと。私、ポークカツレツ見て、美しいなんて思ったの初めてです。付け合わせは、ポテトサラダと茹で野菜。このポテトサラダがね、また、いいのですよ。ポテトサラダって、甘い味付けが多いじゃないですか。このポテトサラダは、甘くないんですねぇ。かと言って、存在感が無いというわけではない。ちゃんと自己主張しつつ、ポークカツレツの引き立て役に徹しているのです。渋い脇役のようなポテトサラダなのです。そして、主役のポークカツレツが柔らかい。カツにかかったデミグラスソースは、いい塩梅の酸味で、キツサを感じさせません。

今、「天皇の料理番」というドラマが放映されていますが、そのドラマの中に出てくるような、強く「日本の洋食」を感じさせてくれるお料理でした。

今夏オープンしたばかりの「つけ麺富」さんが、姫路のフリーマガジン「カフェマガ」さんとコラボてで、11/24までの限定メニューとして販売しているのが「四川坦々麺」(777円)。四川料理のシンボル花山椒がガツンと効いたまぜ麺です。言っときますけど、中国じゃ、まぜ麺が主流ですからね。

まず四川坦々麺を注文しますと「山椒は大丈夫ですか」と聞かれます。大丈夫ですよ。大丈夫と言うか、四川の味を求めて、それを食べに来ました。

店内には洋楽が流れています。音楽の趣味いいな。好きだな、このテイスト。

器は、かなり熱々です。カウンターに座ったので、カウンターの台に、器を置かれたのですが「これ、持てねぇかも・・・」と思うくらい熱かった。猫舌の私として「麺も熱々か・・・」と心配しましたが、麺は、熱くもなく冷めてもなく、ちょうどいい感じ。

自家製麺に、甘辛い味付けのひき肉、タマネギのみじん切り、ネギ、糸切唐辛子、ナッツをトッピング。それを混ぜ混ぜしていただきます。一口目、口の中に広がる上品な山椒の風味。うぉー、山椒、美味すぎる!!　それに、タマネギが効いてるなぁ。坦々麺の濃い味にタマネギのフレッシュ感が絶妙ですぞ。

確かに辛い。かなり辛い。しかしながら、ここまで四川の花山椒を使いきった麺は、姫路では、なかなか出会えませんよ。なんか、私、興奮してますね。いや、興奮するに足る味です。

これ、期間限定か。いやぁ、これからも、ずっと販売してほしい。何度も言うけど、この味、近場じゃ、なかなか、味わえないんだよ。

日本有数の市場として名をはせる築地市場。お店も、早朝から昼過ぎぐらいの営業が多いため、寝坊介の私も、本日は、早起きをして、築地にお寿司を食べに行ってきました。

有名なお寿司屋さんは、一時間以上並ぶのは当たり前のようです。正直、朝から、そんなに並びたくはない。かといって、誰も並んでいない店にも入りたくはない。哀しき人間の性ですね。・・・と、一組だけ、店の外に並んでいる寿司店を発見。これぐらいが、丁度、良いんじゃないの・・・と、このお店に決めました。それが、「龍寿司」さんです。

実際は、私の目論見違いで、外で待っていたのは一組だけでしたが、店の中にも列ができていて、結局、一時間半以上、待ちました。(笑)

やっと席について、「おまかせコース」4300円を注文。まず、鯛が出て来ました。「こちらの鯛は、塩を振ってありますので、醤油につけないで、そのまま召し上がってください。」とのこと。こちらのお店では、箸は使いません。手でいただきます。私も、言われた通り、手で、そのまま、パクッといただきました。山葵、けっこう、効いてますね。ツーンとします。しかしながら、コレはおいしい! ネタもさることながら、お寿司にふってある、お塩そのものが、美味なのです。このあとも、大トロ、白魚、うに、ヒラマサ、小肌、赤貝・・・と続きます。下味がついているのもあるのでしょうが、どのお寿司も、醤油につけなくても、そのお寿司の味だけで、十分いただけます。特に、車海老は、海老自体に甘味があって、とても、おいしかったです。シャリは柔らかめ。築地のお寿司は、お寿司を出された瞬間が一番おいしいので、少しでも早く食べてもらえるよう、あえてシャリを柔らかくして、お寿司を崩れやすくしているとか。そうすると、崩れる前に口にいれるから、ベストの状態でお寿司が食べれるそう。そんな話を聞いたことがありますが、本当かな。

味には、ものすごく、満足をしています。満足していますが、再訪するかと言われると、「う～ん・・・」て感じですかね。
確かにネタは良く、4300円で、これだけのものを食べれれば御の字なのでしょうが、私にとって、4300円という金額は、けっして、安いものではありません。それだけ払ったら、もっとゆっくりと食事を楽しみたいと思います。このお店は、カウンターだけの小さなお店で、そのカウンターに、キツキツに座った状態でお寿司をいただきます。隣の人と肘が当たったりします。バッグもヒザに抱えたまま、コートも着たままです。そのうえ、背後には、たくさんの人が並んで待っているし・・・とにかく、忙しいのです。料金は、もっと高くてもいいから、ゆっくり出来る方が、私は好きですねぇ。

こちらは、着物屋さんに併設されている和カフェです。元々、着物を買いに来られるお客さま用にカフェを創められたという話を聞いたことがあります。着物屋さんと併設ということもあり、駐車場からすでに、「和」の雰囲気です。お店は、広い土間のような造りですね。お客さんは、見事に女子ばかり。姫路城観光の帰りでしょうか、ガイドブック持参の方も、何人か、いらっしゃいました。

五目抹茶蕎麦(700円)を注文。ほうじ茶と一緒にサーブしてくれます。私、お茶の中で、ほうじ茶が一番好きなのですが、濃いぃのが好きなので、欲を言うなら、もうちょっと濃い目のお茶が良かったです(笑)。しかしながら、お蕎麦は、とても、おいしかったです。抹茶が練りこんであるためか、重量感のあるお蕎麦です。食べるうちに、抹茶の渋みが強くなっていきます。お出汁もおいしく、抹茶そばの風味を壊していません。ホントは、最後まで、飲みほしたかったんだけど、お箸しか無かったため、お蕎麦の器を持ち上げて飲まねばならず、さすがに私も、恥ずかしかったので、断念しました。

せっかくの「抹茶さろん」なのだから・・・と思い、食後に、抹茶を注文。(宇治の小山園さんのお茶を使用されているそうです。) 抹茶550円のところ、お蕎麦を頼んでいるため350円で、いただくことができました。

そして、この抹茶に付いて出てきたのが「抹茶わらび餅」。深い緑色のわらび餅は、翡翠の如し。その姿を見るだけで、美味しいのがわかります。トロトロなのですが(実際、口の中で、トロッと蕩けるのですが・・・)、弾力もあり、爪楊枝で刺しても、形が崩れません。この食感、クセになりそうです。

期せずして、抹茶の魅力を味わうことができ、今日は、良いランチになりました。

こちらのお蕎麦屋さん。いなり寿司なども人気なのですが、お昼のセットメニューが充実しています。握り寿司とお蕎麦のセット、天丼とお蕎麦のセット、巻物とお蕎麦のセット・・・etc。どのセットをいただこうかと悩んだ結果、本日は「天すけセット」1180円を選択。(お蕎麦・天ぷら・巻き寿司・いなり寿司のセット)

ほどなくして「天すけ」登場。さすがは、散々悩んで選んだセットです。お蕎麦・天ぷら・巻き寿司・稲荷寿司の光輝く雄姿。どこから攻めても隙無しの布陣です。

もちろん、ここは、お蕎麦屋さんなので、お蕎麦がメインなのですが、私のお勧めは、そのお蕎麦の脇を固める巻き寿司や、・稲荷や、天ぷらなんです。

天ぷら(エビ・いんげん・えんどう・なすび)は、サクサクに揚がってます。
稲荷は、一口で食べれるサイズ。食べやすいので、私は、これぐらい小振りの方が好きです。味は、かなり甘目。
巻き寿司は、大葉が一緒に巻いてあって、そのピリッとくる感じが好印象。

三者三様の個性を出しながら、いい感じで、お蕎麦を盛り上げています。

醤油ワンタン(900円)を注文。｢肉醤油を頼んだっけ?」と思うほど、お肉がタップリ。このお肉、いいお肉だと思います。臭みが、まったく、ありません。そう思うと、この900円というお値段は、けして、高いお値段では、ありませんよ。麺の固さもパーフェクト。スープは、あっさりなのですが、食べ進める内に、肉の旨味が、スープに浸みていきます。そのおかげで、最初と、最後では、違う風味のスープになっています。これも、計算でしょうか。

それと、このお店は、サービスがいいですね。店員さんの言葉遣いも丁寧です。ラーメン屋さんに有りがちな雑さや甘さがない。多分、きちんとしたポリシーを、お持ちなのでしょう。味もサービスも良質なお店です。

姫路名物「ぐじゃ焼き」で有名なお好み焼屋さん。それにしても、姫路には、お好み焼以外にも、どろ焼きだぁ、ぐじゃ焼きだぁと、色々ありますね。他にも、ネリ焼きってのも、メニューの中にありましたね。

「ぐじゃ焼き」は、平たく言えば、お好み焼の柔らかいの・・・です。お好み焼のタネを出汁で割って焼いてるのかな。もう、フワフワのトロトロですよ。美味しかったです。

「ホルモン焼うどん」や「ホルモン焼めし」も注文。こちらも、ホルモンがトロトロでおいしかった。

それと、こちらのお店、お好み焼屋さんですが、カンパチやタコの刺身もおいてあります。私は「オバケ」を酢味噌でいただきました。(オバケって、クジラのどの部位かと思っていたら、尾っぽの部分で「尾羽毛」と書くそうです)。最近、オバケを食べれる機会って、あまり無いですもんね。それほど脂ヶしてなく歯応えがあって、おいしいオバケでしたよ。

スタッフがフレンドリーで、アットホームなカフェ。お料理も家庭的です。

例えば、私が注文した「週替わりのヘルシーランチ」。メインは豚のピカタ。副菜が、わけぎのヌタ、豆腐の餡かけ、ちくわの磯辺揚げ。家族の健康を考えたお母さんが、作ってくれそうなメニューでしょ。

ちくわの磯辺揚げなどは、ちくわの穴に、里芋の潰したのが詰めてあって、ちくわの風味と芋の甘味が、口の中に広がります。そんな一手間かけてあることが、うれしい。

自家製のお漬物、御味噌汁、ご飯、デザート、コーヒーで1080円。ご飯とお味噌汁は、おかわり自由です。味も優しいが、値段も優しい。

それに、食事といっしょに、熱いお茶も出してくれるのですが、そういうお店って、ありそうで無くないですか。

そんな心にも体にも優しいお料理を、緑に囲まれた中庭のテラス席でいただくことができます。中庭というには、ちょっと小さいかもしれませんが、天気の良い日に、外でいただくランチは、それだけで格別です。