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昼の点数：3.9
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￥8,000～￥9,999 / 1人
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料理・味 -
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ここの名物いただきます! 滋賀「近江牛のステーキ」
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2025/02/05 更新
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精肉店直営の近江牛専門店。A5ランクの肉のみ使用。このお店への訪問は今回の滋賀旅行のメインイベントといっても過言ではありません。
さすが高級店、お店の前には立派な石庭。見事な「かど萬」の看板。心臓に毛が生えてる私も暖簾をくぐるのに少々緊張。1Fは精肉販売店。販売店と言っても店員さんはいらっしゃらなかったので精肉店というより殆どレストランとして営業されているのでしょう。エレベーターで2Fへ上がります。そこで受付。このお店は個室の席しかありません。2Fは半個室、3Fは完全個室。半個室といっても私が通された部屋は二方向に木製の襖戸があり、残り二方向を壁に囲まれた完全個室と言って良い空間でした。お陰で他人目を気にすることもなく、ゆっくりとお肉を楽しむことが出来ました。
注文したのは「近江牛ステーキコース<ロース150ｇ>」(8000円)。付き出し(牛佃煮)・サラダ・近江牛・焼き野菜盛合せ・御飯〔近江米〕・デザート付き。
ステーキなので焼いたお肉が出てくるかと思ったら、自分で石のブレートで焼くスタイル。
タレは、お店秘伝のポン酢にケチャップ・タバスコ・スライスレモンなどを加えた特製ダレ。ポン酢とケチャップって異色の組み合わせが合うのかい? しかもタバスコ入りかい? って思ったけど思いの外上品な味に仕上がってました。
飲み物は「サングリア<赤>」を注文しました。ホントは赤ワインと行きたいところでしたがグラスワインがなかったため(小瓶はあった)「サングリア」にしました。この「サングリア」が濃厚で、しっかりと果実が浸けてあることがよくわかりました。
そうこうしている内に焼かれる前のお肉登場。黒いお皿の上に綺麗に並べられたその御姿、まぁ美しい。でも美しいのはお肉だけではありません。セットの焼野菜盛合せ、こちらも美しい。ホウレン草なんて葉の一枚一枚が綺麗に伸ばされてガラスの器の上で誇らしそう。
お肉は塩・胡椒で味付け済みではありますが、半分をお塩、半分をタレでいただきました。
微妙な焼き加減が素人の私には判りませんが、これぐらいかなと思ったところで一口目、口の中に入れた瞬間に肉が蕩けた。"何、この肉!"、思わず声が出たわ。こんな柔らかい肉、初めて食べた。これを衝撃と言わずして何を衝撃と言う? 聞けば近江牛の特徴は"とろけるような柔らかい食感"だとか。そうか、この衝撃こそが近江牛なのだな。
お肉は勿論美味しかったけどデザートのメロンがこれまた絶品で。食べ時を判ってらっしゃる。この熟れ具合、完璧ですわ。