2回
2025/11 訪問
四季 武むらで味わう上品な魚の煮付け定食
サメかれいの煮付
ランチメニュー
2025/11/20 更新
2025/06 訪問
四季 武むらで丁寧な魚定食をいただく
平日昼、以前から食べログ高評価で気になっていた「四季 武むら」に初訪問した。なかなか機会に恵まれなかったが、ようやくタイミングが合った。混雑状況が読めなかったため、開店10分前に到着。駐車スペースは4台分あり、その時点で先客の車は1台のみであった。
開店時刻になると、店頭にランチメニューが掲示された。店内に入りカウンター席に着く。入店後も続々と客が訪れ、一人客が中心のためすぐに全6席のカウンターは埋まった。
この日は「ほっけ 煮付」（1,000円）を注文。干物やフライは馴染み深いが、煮付は珍しく、惹かれるものがあった。注文から10分ほどで料理が提供され、その内容に驚かされた。メインのほっけ煮付に加え、かつおのたたき塩昆布和え、もやしのお浸し、漬物、ご飯、味噌汁という充実ぶりである。
ほっけの煮付は輪切りで提供され、上品な盛りつけ。味つけは控えめで、魚本来の旨味を引き立てる。添えられたほうれん草もよいアクセントになっていた。かつおのたたきは塩昆布とピリ辛の風味が新鮮で、初体験の組み合わせながらクセになる味。もやしのお浸しも出汁がよく効いており、脇役ながら印象深い。味噌汁はキャベツ、油揚げ、ねぎの取り合わせ。子どもの頃は敬遠していたキャベツ味噌汁だが、こちらの一杯は滋味深く、むしろおかわりしたいほどだった。
唯一、漬物の酸味がやや強く好みではなかったが、これは好みの問題。最後に提供された温かいお茶で締め、満足度の高い昼食となった。
全体に料理も接客も丁寧で、店の評価が高い理由が実感できた。
ほっけ 煮付定食
店頭メニュー
食後のお茶
2025/06/19 更新
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平日のお昼ご飯を頂きに久しぶりに訪問した。定期検査を控えていたこともあり、この日は体に優しく、それでいて満足感のある魚料理が食べたくなり「四季 武むら」を選んだ。以前訪れた際の印象が良く、今回も期待が高まる。
開店時間の少し前に到着すると、先客はおらず駐車スペースにも余裕があり一安心。11時ちょうどにオープンし、一番手で入店した。
この日のメニューは、焼き魚が銀鮭、マトウダイ、サメかれい、汐サバ。煮付魚はほっけ、サメかれいと、どれも惹かれるラインナップ。その中から「サメかれいの煮付（1,100円）」を注文した。かれいは骨が多くやや食べにくい魚ではあるが、たまにはいいだろう。
やや時間をかけて提供された定食は、メインのサメかれいの煮付に、小鉢2種、漬物、ご飯、味噌汁が付く充実の内容。煮付けは色合いも美しく、香りからして上品である。箸を入れると身はふっくらと柔らかく、甘辛い煮汁がしみ込んでおり、素材の良さを引き立てている。長時間煮込むタイプではなく、魚の持つ旨味を活かした軽やかな味わいであった。当初の懸念どおり細かい骨は多少気になったが、それを補って余りある美味しさであった。
味噌汁も印象的で、厚揚げとなめこ入りという豪華仕様。しっかりとした出汁が効いており、最後まで飽きずに楽しめた。食後には温かいお茶が提供され、心遣いを感じる対応である。
後から来店した常連客らしき人たちはアジフライを注文している人が多く、こちらも人気の一品のようだ。次回はぜひ揚げ物も試してみたい。落ち着いた空間で丁寧な魚料理を楽しめる、貴重な一軒である。