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完全予約制で常に準備中
夜なのでフラッシュ撮影
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前菜
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ソフトシェルクラブとトースト
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北京ダック
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北京ダックの完成
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ワタリガニとホタテを卵白で炒めたもの
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フカヒレ
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朝天と鶏モモ
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タイ米の炒飯
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取り分けた炒飯
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シジミのスープ
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三不粘
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20才代の招待からうん十年ぶりの再訪。
今回、両親が美味しいものを食べたいとリクエストするので行きたかった店からここを思いながら「中華？」と尋ねる。
すんなりと「行きたかった」というから、すぐ予約の電話。
明後日3人と告げると、意外とOK。
予約は通常4人以上だそうで幸先が良いなあ
予約出来ない人は10年出来ないそうです（笑）
これには、奥さんと「そんなわけないでしょ」と大笑いしました。
コースは、5,000円6,000円8,000円です。
プラス3,000円で上海蟹があるそうだが、私は上海で食ったし両親に尋ねると要らないというのでお断りしました。
現地に行ったらわかるが上海は濁流の大河なので、かなり上流で取れる蟹です。
因みに、蟹は広東語では蚤と表されるので中国南部では注意してください。
近くに駐車しますので、私はアルコール抜き。
前菜 クラゲとピータンを胡麻だれで
クラゲはコリコリしてるけど柔らかいのでクラゲと言われないとわからないし、ピータンは臭みのない仕上がり。
揚げ物 ソフトシェルクラブとトースト(ケチャップか塩を付けて)
段々他の店の中華と違う美味しさが増します。
北京ダック
初めて作ってもらいました。
今までの北京ダックは何だったのか？
北京でも食べたがこちらが美味し。
ワタリガニとホタテを卵白で炒めたもの
蟹の甲羅は有るが、中華にしてはあっさりした味わい。
フカヒレ
かなり大きいです。
四川の唐辛子(朝天と言うそうです)を入れた鶏モモ
辛いが最高に美味しくいただきました。後ろの席も「辛い」「美味しい」と声が高くなった時です。
宍道湖の小さなシジミのスープとタイ米の炒飯
優しい味わいのシジミのスープは、舌先で殻から剥がしチマチマ食べます。
タイ米は通常3期作なのですが、使用している米は年に1回しか獲れず日本の米より高いそうです。タイ米は、日本のものより水分が少なく炒飯に向いているそうです。
(米の関税は778%だし)
最後に点心です。箸、皿、歯にくっつかないのが語源の三不粘です。
点心の宮廷菓子の三不粘は日本では「龍水楼」（神田）竹爐山房（吉祥寺）、芙蓉菜館（三鷹）やここ恵比須軒（広島）のみの提供らしいです。
中国では料理人が2人で、しかも龍水楼から習ったそうですから、中国には宮廷文化はないのかもしれないな。
故宮の宝物は、台湾に持ち去られたらしいし。(本土の故宮は建物だけです。)
店の中華料理は、油でコーティングしているから意外と油っこくないと強調される。
確かに、食後も全然油が残りません。
油も良いものを使っているのでしょう。
店主は、北海道生まれで東京の成城にあった中国貴族が開いた店マダムチャンホームキッチンで修行されたそうです。(今マダムはアメリカ在住94才)
奥さんにはお忙しい中で色々、詳しくうかがったのに嫌な顔１つせずお答えいただき店先での世間話やお見送りを感謝します。
おしぼりやジャスミン茶、箸の交換を何度もしていただき気持ち良い時間を過ごせました。
両親もすこぶる喜んでくれました。
昔の話に花が咲くから、ずっと昔話を聞かされましたが（笑）
ご馳走様でした。