淡々斎さんが投稿したとんかつ とんき 目黒本店(東京/目黒)の口コミ詳細

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淡々斎 (男性・東京都) 認証済

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とんかつ とんき 目黒本店目黒、不動前/とんかつ

2

  • 夜の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
2回目

2017/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

『とんき』という「お持て成し」

2017年4月27日

「美松 離れ」さんで、美味しいお昼を頂き、山手線に乗って目黒に向かいます。
今日は、畠山美術館「茶の湯の名品展」と松岡美術館の梯子をする予定なんです。

池袋に腰を据えちゃったんで、目黒方面にはなかなか伺う事が無くなってたんですが……
実は、昭和の終わり頃に、庭園美術館の近くに住んでたんですよ(^_−)−☆
(目黒区でなくて「品川区民」なのね〜)

車窓から見えた
恵比寿の「サッポロ ビアステーション」も、とっくの昔に無くなってましたね〜


目黒駅に降りると…………

懐かしい様な
変わりすぎて、寂しい様な、不思議な気分(。-_-。)

JRさん
駅舎建て替えるのは良いけど、何処も彼処も「アトレ」ばっかり!
何処の駅も同じ顔になっちゃいましたね〜

昔は、駅の「ドンク」でバケット買って、庶民御用達の「東武ストアー」でお買い物。

御近所の方は、車で「明治屋」「ナショナルマーケット」ww

我が家と逆方向の権之助坂を降りると、其処は「目黒エンペラー」‼️
大人のディズニーランド シンデレラ城

我が家の近くには、「メリーチョコレート」のショップとか「31アイスクリーム」本社ショップ
がありましたわ。

そうそう
インドネシア料理の名店「せでるはな」も
「レンダン」「ナシゴレン」「アヤム何とか……」
辛くて、美味しくて
エスニック料理好きになったきっかけの一つでもありました。

インドネシア料理屋さんは、新宿と新橋の「インドネシアラヤ」さんと、此処くらいでしたな。

先頃、閉店されたそうで、残念です。


さて
畠山美術館「茶の湯の名品展」は、まさに名品揃い❤️

小学校に上がる前から、一度は拝見したかった「伊賀花入 からたち」にやっとお逢い出来ました❣️
志野の水指にも溜息

畠山コレクションの一部は、現在 東博で開催している「茶の湯展」に貸し出してますが……
それでも、これ程の名品が此処にある!
「即翁」の眼力 目利きの力 に感服しました。

「茶道具」の展示方法でも、東博 出光 国立近代美術館を超えてました!
「焼き物」と対峙出来る、優れた美術館。

庭園を散策し、茶室を拝見。

青もみじに心洗われ、足を運んでいると、棕櫚縄で括られた「石」

「止め石」「結界」です。
「此処からは、ご遠慮下さい」という印

「立ち入り禁止」なんて無粋な立て札より、ずっと良いです。

畠山美術館を出て、松岡美術館に向かう途中で「利庵」さんで蕎麦を軽く手繰りましたが………
此の日の「心地よい流れ」を打ち壊されてしまいまして、早々に退散‼︎

松岡美術館で、美術鑑賞。

そして
17時に美術館を出たなら……

今宵の夕餉は「とんき」さんと決めております。
「とんき」さんで無くてはならないのです。

「とんき」さんに初めて伺ったのは、目黒に引っ越した当日の夜
部屋で食事が出来る状態で無かったので、手伝いに来ていた「里のオババ」と二人で

(これが「東京のとんかつ屋さん」……)

青山の「まい泉」さんにも連れて行った事がありましたが、
「とんき」さんのとんかつを頂いて、二人して、店の居住まいと「とんかつ」の味の見事さに感動‼︎

目黒に住んでた時は、しょっちゅう食べに行ってました!

今でも、母の東京の思い出話には、「空也」と「とんき」が出てきます。


あ~~
まだ早い時間ですからね〜
ゆっくりお店に向かいましょう。

「ドーナツ プラント」さんを過ぎ、庭園美術館の前を通って行きます。

まだ休館中ですねー

「メリーチョコレート」さんと「せでるはな」さんも無くなっててます。
「せでるはな」さんのホロが寂しげですわ……

(。-_-。)

駅に着きましたが、まだまだ早い。
本屋で時間を潰すとしましょうかね〜


17:30
「とんき」さんに伺いましょう!

ちょいと坂を降りて、すぐに左折

「とんき」さんです‼️

変わりませんね〜

あの時のまんま

店内に入ると
席は7割程埋まった状態です。

外国からいらしたお客様も多くなりましたね〜

とりま、職人さんに合図して、入り口近くのカウンター席に座ります。

「ヒレになさいますか?ロースになさいますか?」

で、「ロースカツ定食」を注文!

直ぐに、熱々のお茶と布のおしぼりがきます。

注文が立て込んでると、職人さんが数種類の新聞を持ってきて下さったりします。
(あくまでも、さりげなく勧めてくれますよ!)

明るい店内照明

きっちりと磨き上げて、シミ一つ無い「白木のカウンター」
清々しいです。

更に凄いのが、客席側だけで無く、厨房 板場の床板まで、きっちりと磨き上げてあると言う事‼︎

ほぼ中央の揚げ場で、御主人がカツを揚げています。
職人さんは、それぞれの持ち場をキビキビと動きいています。

でも、煩く無い。

商売上手 利益重視の今時の店なら、調理場を狭くして、席数を稼ごうとするでしょうねー

クリンネス メンテナンスの不備は、照明落として、BGMにジャズでもかけて、誤魔化すところです。

調理場が狭いと、職人さんが「キビキビ」ではなく「殺気立って」ます。
ギスギスした雰囲気が、此方に伝わり、味もトゲトゲしたモノに感じてしまいます。
床板なんて、見られたもんぢゃありません!


いつ伺っても、綺麗な「白木のカウンター」

きっと、創業以来変わらないのでしょうね~~
頭が下がります。


「ロースカツ定食」が届きました‼︎

コレ! 此れです‼︎
此れが「とんき」の「ロースカツ定食」❣️

頂きます。

ロースカツに、ソースをかけて~~

先ずは、椀の蓋を取って、「豚汁」を頂きます。

サムギョプサル用の肉かと思わせる、厚めに切られた豚バラ肉
バラ肉は、脂っぽく無く、旨味が残ってます。

汁には、豚肉の出汁が効いてます。
美味い 旨い 美味い‼︎

御飯を一口頬張り、ロースカツをパクッ❣️

昔ながらのカツですねー

「衣が剥がれて、一体感が無い」とか「揚げ過ぎ」
いろいろおっしゃる方々増えてますが……

此れが「とんき」のトンカツ‼️

女性でも、大口開けずに食べられるサイズ
噛めば噛むだけ、ジュワッと、肉の味が染み渡ります。

蕎麦屋で、かき揚げの衣を突きながら一本傾ける御仁がいなさるでしょ⁈
あれと同じで、カツの衣でビールが呑める❤️

皿に添えられた「辛子」の溶き具合
衣にチョンと着けてパクッ‼︎

ソースは、ウスターよりも、ちょいと濃い目
シャバシャバでも無く、ドロドロでも無く~~
皿に「ソースの池」なんて事にはならない。

此処で
「塩」だの「おろしポン酢」だの、しのごの言わずに、食べて御覧❣️

美味いからさ!

食べてると、頃合いを見計らって、

「キャベツお付けしますか?」
「御飯のお代わり なさいますか?」
「豚汁は、どうですか?」

自分から頼むより、良いタイミングで声掛けしてくれる。
当然、お代わり頂きます(^O^☆♪

そうそう
御飯だって、しっかり美味い!

米の銘柄なんて、メニューの何処にも書いちゃ無いけど、

炊き方なのか?

美味いンだなぁ~~♪


この「目配り」
お茶事の「水屋仕事」と全く同じ心得です‼️

「とんき」というお店
「トンカツ」と言うお茶事の「水屋仕事」を拝見 と言うか頂いている様なもんですね❤️

ザ「お持て成し」!!!


だから……

肘ついて、御飯茶碗置いて「犬食い」

とか

「寄せ箸」「舐り箸」
してたら、周りの人に見られてますよ❗️

美味しい「トンカツ」は、居住まいを正して頂きましょう❣️


美味しかった~~~♪♪♪

御馳走様です。

又、畠山美術館 庭園美術館の帰りに寄せて頂きます。

  • 「とんき」のロースカツ定食

  • ロースカツ❣️

  • お新香❣️

  • 御飯

  • 蓋つきの豚汁椀

  • お二階もあります。

  • 店頭

  • 心遣い

  • ずっと変わらない。

  • 3点セット

  • お品書き

  • 畠山美術館

  • 畠山美術館

  • 灯籠

  • 待合

  • 『止め石』『結界』

  • 躙り口

  • お茶室

  • お茶室

  • 待合

  • 伊賀の「からたち」という名品

  • 松岡美術館

  • 展示内容

  • 庭園美術館

  • 休館中

  • 「せでるはな」跡

2017/05/24 更新

1回目

2014/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2014/06/02 更新

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