2回
2024/06 訪問
驚愕の三層麺、旨し
《 特製 鴨の中華そば/醤油 @中華そば鴨福 》
八王子の名店「ほっこり中華そばもつけ」が、惜しまれつつ5月末で閉店…
八王子で新店はないものかと検索してたら、先月オープンの此方がヒット。
正確には「もつけ」で修行されてた店主が同じ屋号で八王子→立川→そして又、八王子…に戻られて再出発したお店。
*2018年にFBにも投稿あげてますが、交通事故で色々苦労されてる、まだ若いご店主なのです。
当時の一杯も自分的には高評価だったので、久しぶりの再開が楽しみです♪
出汁は… 昆布、煮干し、合鴨、軍鶏。
香味油に岩手の鴨を使っているそうです。
最初から中盤までは鴨油の豊潤な風味が支配的で、煮干しの気配は隠れています。
中盤以降、鴨油を飲み尽くした頃からは、煮干しやそこそこの甘みを伴った醤油ダレの風味が顔を出し始め… ラーメンスープというよりは蕎麦つゆ系の風味に変化していきます。
麺は昔と変わらない極太平打麺。
しかし中身はかなり進化しているようで、今は三層構造なんですと!
表層と二層目は、多加水麺でよく使われる「もち姫」と「さぬきの夢」
そして中心部は「セモリナ粉」とのこと。
表面はヌメッとした舌触り…
ムチりとした弾力のある歯触り…
そしてパスタのアルデンテを想わせる噛みごたえ…
うん旨い…
豊潤な鴨油にも負けない存在感。
豊かな風味と相まって、低加水好きの自分でも此れなら納得の麺ですね♪
具材は… ハンガリー産鴨、スペイン産ガリシア栗豚肩ロースのチャーシュー、焼きメンマ、三つ葉、長ネギ、ラディッシュ (ここまでがデフォ中華そば)
特製には、鴨肉ワンタンと、別皿で鴨の串焼き、奥久慈卵の温泉卵が付きます。(鴨肉わんたんは美味しいけれど、特製でなくても十分かな)
チャーシューは何れも秀逸の一言♪
特に豚肩ロース… 火の通し方(低温調理系)、下味の付け方、分厚い肉に隠し庖丁の入れ方… いやぁ絶品です♪
スープも残さず完飲。
美味しかったです♪
ご馳走さまでした〜
2024/06/29 更新
《 中華そば 塩 @中華そば 鴨福 》
・2025年7月16日
・東京都八王子市
・¥1,600
約1年ぶりの訪問です。
やっぱりお勧めなのは変わらずです!
初訪の前回は醤油…
今回は塩をいただいたのですが、麺の太さが違うとは知リませんでした。
醤油の方は12〜3mmくらいはありそうな平打ち麺だけど、塩は5mm程度。
中心部にセモリナ粉を使った 3層構造は変わらないし、唯一無二の食感はそのまま♪
細くなった分、ズズズっと啜りあげ易くなってる訳だから… 断然こっちの方がいいかな!
スープのベースは同じく、昆布/煮干し/鴨/鶏… 加えて、塩タレに貝の旨みも加わります。
そして表層には鴨油。
醤油に比べると甘み成分が少し控えめなのと、魚介系が若干前に出てきてるように感じました。
具材の肉3種(鶏胸/豚肩ロース/鴨)、卵黄、は別皿で提供。
この肉がね… スープに浸さずとも、山葵やタレや塩で食す…実に旨し!
卵黄は肉に絡めたり、麺を絡めたり…ご自由にどうぞ。
自分は最後の方に丼に投入していただきました。
いやいや…醤油も美味しかったけど、やや細麺の塩も素晴らしいですね。
八王子に用事がなくても、是非一度は食べに行ってみてください。