1回
2014/09 訪問
シェフの感性を感じる現代スペイン料理
ラベントス デ ニット
ピストゥスープ ひまわりとかぼちゃの種のスパイシースティック
豚の顔、ブラックベリー、ピスタチオ、野菜
鱈とお米を詰めた椎茸のフリット、大葉、緑パプリカ
チョミン エチャニス ロゼ 2013
魚介のセビーチェ
魚介のセビーチェ
グランリバ 2012
鯖のコカ
アバンシア 2012
アバンシア 2012
尾長鯛 サフランとわさび菜のソース
イベリコ豚のプルーマ
カミンデプリオラト 2007
チーズの説明
Lagunilla Gran Reserva 2002
Lagunilla Gran Reserva 2002
5種類のチーズとそのコントラスト
サラダディル ヘーゼルナッツのブーケ
チェリートマトのコンフィ
リフレッシュフルーツ
桃アールグレイのテキスチチャー
桃アールグレイのテキスチチャー アールグレイソース投入後
ピルレタ
10種類のプティフール
10種類のプティフールの説明
海苔とカカオ
ミニクレーマアカタラーナ
エスプレッソ
2014/09/09 更新
数年前にディナーで一度だけ来たことがありました。
久しぶりにランチで訪問です。
入口を前にキッチンの様子がすこし見えますが
これからのお料理の期待にワクワクしました。
店内に入るとBGMにボサノバかかっていて夏っぽいイメージ
案内された席は目の前には緑が見えて心地よい雰囲気です。
喉がかわいていたのでさっそく、、、、
ラベントス デ ニット
Raventos i Blanc Rose de Nit CONCA DEL RIU ANOIA BARCELONA
淡いピンク色をした繊細なロゼカバ
お料理はMENU PONTをオーダー。
お料理に合わせたワインのコースもオーダーしました。
まずは3種のアペリティーボ
ピストゥスープ ひまわりとかぼちゃの種のスパイシースティック
キャビアライムつき
スープは冷製バジル、パセリ パルメジャーノチーズ
クッキーを浸して食べて 飲むスープ
食感を楽しむスティック、キャビアライムのプチプチが面白い
スープ爽やかな味わい
豚の顔、ブラックベリー、ピスタチオ、野菜
デトロイト、エンダイブ
ブラックベリーの酸味が爽やか
脂がのっている
甘くないものと合わせているのがいい
食感を大事にした料理が多い印象
鱈とお米を詰めた椎茸のフリット、大葉、緑パプリカ
グリーンのパプリカのマヨネーズソース 粒マスタード
シイタケ、お米 たらのコロッケと言った感じ
フリットに何もつけなくても美味しい
中には紫蘇の葉も入っていた
アペリティーボからすごい内容
Txomin Etxaniz 2013
チョミン エチャニス ロゼ 2013
バスク地方のロゼ
チャコリデゲタリア、オンダラビ、スリ種
魚介のセビーチェ
ほたて、本ミル貝、赤貝
3種のパプリカ、大根、いんげんまめ
中央には、レチェ・デ・ティグレという、爽やかな酸味とぴりっとした辛さがアクセントのソースを注いでくださった。
透明な筒状に見えるものは、海の塩で作られたゼリー
貝好きな私にはうれしい一皿目でした。
貝とソースの味がとても合っていました。
ペルー料理そのままではない、ひとひねりあるセビーチェが楽しめました。
塩のゼリーが海っぽい味わいでした。
Vicky Catalan
ミネラルウオーター
Grand Ribad 2012
グランリバ 2012
ビアスバイシャス アルバリーリョ種 ポルトガルのすぐ近くで作られた白ワイン
魚介類に合わせて 酸があってすっきりとしたワイン
さっぱり、すっきりしていてお魚に合いそうなワインという印象
鯖のコカ
コカとは、上に具材をのせたパンケーキのようなものカタルニアやマヨルカで食べられる郷土料理で
ピザのようで、イタリアの食文化の影響も多少受けたのではないかと思われる料理だそうです。
軽く炙った鯖、モッツァレラ、チェリートマト、マスカット
セルバチコ、オレガノ
鯖が表面だけ炙った生、
良く見ると表面に薄い衣がついていて、揚げたのかも?
とても鮮度が高い
チェリートマトの糖度がかなり高く、甘みが際立っていました。
マスカットが爽やか
コカはパリパリした生地でした。
お料理運んでこられたときに「様々な食感を楽しんでください」と言われましたが、ほんとにそんなお料理でした。
Avanthia 2012
アバンシア 2012
ガリシアのワイン バルデオラス (ポルトガル国境近く)
ゴデーリョ種
芳醇な香りとコクのあるタイプのワイン
お魚に合わせてフレッシュな若いワインを提供とのことで、
香りを楽しむために大ぶりのグラスをサービスされる
尾長鯛 サフランとわさび菜のソース
白身魚にオリーブオイルで軽くフリットでレアに仕上げた
メークイーンのフリットとわさび菜
わさび菜とサフランのソース
わさび菜をイメージした絵のソースになっているそう
周りがカリっとしていて中がすごく柔らかい
ワインに合いそうな料理でした
メークイーンも薄くてカリカリ!
Camin dl Priorat 2007
カミンデプリオラト 2007
ブリオラート産
ガルナッチャ種、カベルネ種、シラー種
複雑な香り
イベリコ豚のプルーマ
イベリコ豚の希少部位
付け合せは
フレシュなバナナでつくったおだんご
京都産の黒ニンニクをねりこんだカリカリのパン
小さなペコロスという玉ねぎ
色が黒っぽいのにバナナが不思議。
プルーマが香ばしい
バルサミコの味わいも
デザートワインをチーズに合うワインに代えていただけるとのことなので
そのようにお願いしました。
Bodegas Lagunilla Gran Reserva 2002
ボデガス・ラグニージャ グラン・レセルバ 2002
リオハ 産
テンプラニーリョ80%、ガルナッチャ20%
12年熟成
5種類のチーズとそのコントラスト
左から
ハーブとオリーブのフォカッチャ (すみません、画像、オリーブの部分を一口食べたあとです。)
プロヴォローネ・ヴァルパナーダ (イタリア産)牛のチーズ
梨、りんご、セロリのチャツネ
ルブロション フェルミネ (フランス産) 牛のチーズ
サラダ、ディル ヘーゼルナッツのブーケ
モンテ・エネブロ (スペイン産) 山羊チーズ
パン、赤ワイン、DO. ラマンチャ、 砂糖
マンチェゴ (スペイン産) 羊のチーズ
チェリートマトのコンフィ
ゴルゴンゾーラ (イタリア産) 牛のチーズ
右になるにつれだんだん濃厚なチーズになっている
右3つのチーズが結構好きでした。
付け合わせも凝っていて楽しめました。
リフレッシュフルーツ
ソルダン (西洋と日本すももを掛け合わせたフルーツ)
ライムとミントの泡状のソースを目の前で注いでくださった。
桃アールグレイのテキスチチャー
アールグレイのムース
アールグレイのクッキー
中央には桃と桃で作っシャーベット
また上に透明ゼリーが!桃で作ったゼリー
アールグレイにレモンをくわえたレモンのスープを注ぐ
アールグレイの紅茶の味わいたっぷり
とろりとしたシャーベット
桃ゼリー、なるほど!桃な味!
ひんやりとした季節を感じる一皿
10種類のプティフール
ピルレタ
アイスキャンデー
海苔とカカオ
海苔にカカオパウダーをつけてオーブンで焼いたもの
抹茶とガナッシュ
パイナップルのクランブル
バジルのマカロン
クランチチョコ
チーズケーキ
ワサビチョコレート (黒ゴマつき)
クリーミーチョコレート
ミニクレーマ カタラーナ
デザートも完成度、満足度が高いですね。
飲み物は
エスプレッソ
を選択
今回もカルメ・ルスカイェーダの世界観がたっぷり味わえて大満足のお料理でした。
添えられたイラストのメニューがとても可愛らしかった。
お料理の説明やソムリエのワインについての説明が丁寧で
とてもわかりやすかったです。
サービス全般がとてもレベルが高く満足感がありました。
これほどのお店になると、お皿、料理の味、プレゼンテーション、サービス、店のインテリアなどなど、ひとつひとつの要素が組み合わさってより良いハーモニーを奏でるオーケストラのようなものだなと感じました。
シェフとサービスの方が見えなくなるまで
お見送りして下さいました。