yoyoyo yossyさんが投稿した草喰 なかひがし(京都/出町柳)の口コミ詳細

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草喰 なかひがし元田中、茶山・京都芸術大学、出町柳/日本料理

15

  • 夜の点数:4.7

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:4.7

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.5
15回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

夏を五感で味わう大将の語るストーリーと京都の神聖な食卓

8月に訪問

伝統的な素材(琵琶鱒、鮎、鯉と、独創的な調理法(きゅうりのムース、目玉のおやじシャーベット)が見事に調和しており、単なる食事を超えた「食の体験」を提供していることが伺えます。季節の素材、特に山菜や川魚に対する敬意が随所に感じられました。

・季節感と文化の表現:神聖な食材へのこだわり

ひさごのお盆に葛のはっぱ、柊のさげ豆から、特定の季節や行事(節句や神事)に関連した伝統的な食材や縁起物を意識されているようです。
ひょうたんは古来より「除災招福」「魔除け」の縁起物とされているため、8月のお盆に合わせて、出されたと思われます。

伏見 無濾過 からくなど、お酒にも地域や製法への深いこだわりが見られます。

・伝統と革新の融合:独創的な「和」のテクスチャ

「琵琶鱒のお寿司」、「実山椒ときゅうりの巻物」は、伝統的な押し寿司にアクセントを加え、「香たけを米粉揚げ」は、精進料理のような繊細な天ぷらの技術を感じさせます。

鯉の平造り、ジュレにに泳ぐ鯉というお料理は、食材を立体的に見せる懐石料理の「盛り付けの美学」を象徴しています。

・健康と滋養:スーパーフードとネバネバ食材の活用

すべりひゆ、エゴマの葉、つるむらさきといった、昔から食べられてきた薬草的な要素を持つスーパーフードが多用されていました。

モロヘイヤ、長芋、オクラを組み合わせたねばねば料理は、消化を助け、滋養強壮に優れていて、体に良さそうでした。

・ 味覚の冒険:多様な「風味」のコントラスト

食事途中で出された汁物、「福井の白味噌、名古屋の赤味噌のブレンド」といった、地方色豊かな調味料の組み合わせ。

たっぷりの 山椒の風味やウドのソースなど、強い香りのアクセントを積極的に利用し、一皿一皿に深みを与えています。

・遊び心とサプライズ:記憶に残るデザート

「目玉のおやじシャーベット(バジルのシャーベットに、バルサミコ酢かけ)」というネーミングと、その独特な素材の組み合わせは、食事の終わりに強烈なインパクトとユーモアを提供し、記憶に残る体験を締めくくる役割を果たしていました。

季節の素材をそのときどきの京都の風物詩に見立てた繊細なお料理でもてなしてくれるなかひがしさん、次の季節のお料理が今から待ち遠しいです。

2025/12/09 更新

14回目

2025/03 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

春の息吹を感じるお料理とストーリーを愉しむ

3月中旬に訪問
今回も店先の季節の花が出迎えてくれます。

頂いたお料理の内容です。(漏れがあるかもしれませんがご容赦ください。)

はまぐりの飯蒸し 金柑のせ わさびの葉つつみ
紅芯大根につぶしお
菜の花煎り焼き
鹿肉海苔巻き、鹿肉はしょうゆづけで弾力あり
ホタルイカ燻製、燻製香が良い
自然薯と銀杏の素揚げ
赤蕪の酢漬け、干し柿、いりたまごのなますと昆布で椿を形つくられ

フキノトウの白和え、ふきのとうの花芽の素揚げ
ともに混ぜていただき、苦みで春の到来を感じました。

白味噌椀、とち餅入り
紅白の小蕪
たちびな
辛子のせ

イワナの塩焼き
各部位にわけて、焼いてある
あたまをえしろ、みかえりいわな
塩気のあるきゅうりにを芽キャベツ、ゆかり
豆をあげたせんべい
生セリ添え

鯉料理
しじみ皿は、しじみの粉を土と合わせて焼いたお皿だそうです。
辛味大根をおろして雪にみたてている
梅のたねのしん、
なづなの花、
すあか、うどの芽、のびるの軸、鯉の皮の湯引き、鱗の素揚げ
たねつけ花
なずなの葉
からし水菜などを醤油をかけて混ぜていただきました。
鱗のしゃりしゃり食感がたまりません。
こちらの鯉はほんとに美味しいです。

ごはん 煮えばな(アルデンテ)

生わかめ、3時間炊き上げた筍、生蓮根の素揚げ、鹿ウインナー
器の蓋の上に、乾燥花山椒を入れて一緒にいただきました。

笹かれいの炭火焼き、塩焼き、
皮までいただけるレモン

カレイの骨せんべい
菊芋のソース、山椒塩

ひよどりの器に入った小松菜おひたし
利休麩のからしのせ、(3月28日の利休の命日を偲んで)

おから、紫人参といっしょに炊き込み
祇園豆

山形つやひめ 土鍋炊きごはん
めざし 鰯雲の皿の上に
山椒オイルと塩

苺、酒粕シャーベット、ボンタン、キウイフルーツ

頂いた飲み物
エビスビール 瓶
英勲
純米 神蔵KAGURA 無濾過・無加水・生酒

今回も大将のダジャレとお料理にまつわるお話を伺えてとても楽しかったです。
春の食材の味わいの力強さを感じました。
食材を無駄にせず、見た目も美しく、素材の味わいを生かした心も体も健康になれそうなお料理だと思いました。
また季節を変えて伺うのが楽しみです。
どうもありがとうございました。

2025/04/28 更新

13回目

2024/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

季節のうつろいを大将の語るストーリーと五感で楽しむ

11月中旬訪問

前回はランチ訪問で(朝食を食べ過ぎて失敗し、)あまり食べられなかったので
今回は軽めのランチにして夕食にのぞみました。
先付から秋満載でした。
白味噌椀がだされたときに、11月の無病息災のまじないとした亥の子餅を食べる習慣のストーリーが面白かったです。
素材と素材の合わせ技がほんとにすばらしいです。
お料理には食用菊などをいれられて、鮮やかで季節も感じられました。
落花生は千葉のイメージでしたが、京都大原でもつくらてるのを初めて知りました。
いつもランチ訪問が多かったですが、夕食だったので、ランチ以上に品数が多く、食材もすっぽんや様々なきのこなど、多種多様につかわれておられました。
おくどのごはんも、香りも湯気も楽しく、アルデンテ、おこげも楽しみました。
すばらしいひと時をありがとうございました。

2025/02/22 更新

12回目

2024/10 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

季節やストーリーを感じる朝採れ摘み草料理

10月上旬訪問
季節の花で迎えてくれます。
コスモスが飾られ、秋の訪れを感じます。
のれんも毎月変わります。

毎回目を楽しませてくれる八寸
ごり、あじめどじょう
イノシシの燻製
水という山菜は数珠のような形
オリーブ・オイルマリネ
花束ライスぺーバーにおくら、香茸、蕎麦の花
無花果、萩の花
紫蘇の穂、豆
むかごの飯蒸し
銀杏と卵は、太陽と月にみたてて、
丹波の栗 焼き栗、

大根間引き菜
北海道鮭節、産卵後の鮭を鮭節に
京都大原のそら豆
菊の花が彩りを添えています。

白味噌椀
とうもろこしを寒天でかためて
七味唐辛子の葉
黒胡麻

子持ち鮎、味噌、幽庵漬け 笹に巻いてある
稲穂も実り収穫祭のお祝いのイメージ

テリーヌ。素揚げ、万願寺唐辛子。トマトを煮詰めたものが中に
落花生の蒸し焼き
鮎にトマトの煮詰めをつけていただく
実山椒

地下水で3か月飼いならしている鯉
畑のキャビア?かたばみ(夏野菜、野草)
赤と黄色唐辛子
熟したゴーヤ、マイクロきゅうり
四角豆、間引き菜、大根、かぐら、
みょうがの花
山椒の葉、カイワレ
鯉の湯引き、鱗の素揚げ、にこごりを野菜と共に全部絡めていただく
うろこのシャリシャリ感がたまらない。

「煮えばな」と言われるアルデンテのごはんを一口

蓮根餅の揚げ物
きのこ餡。いろんなきのこ、
生姜

ササガレイの 炭火焼き
すだち、うどの花、ビーツ、しがたかぼちゃ(鹿ケ谷かぼちゃ)

カレイの骨
カリカリ食感がたまりません。

花おくら、にとうり、モロヘイヤ
紫蘇の寒天

ごはんセット
炊きたてのご飯はほんとに美味しい!
でも今回は朝ごはん食べすぎて、お腹があまり減ってなくて
オプションまでは、たどり着けませんでした。
失敗です。
おこげも最高です。
メザシも美味しく、山椒オイルと塩で。

青みの残ったみかんに (ゼリー)月に
山椒糖 シャーベット
山梨葡萄  20世紀梨の生姜搾り汁かけ

今回も大満足の内容でした。
大将ともお話できて嬉しかったです。
どうもありがとうございました。

2024/10/27 更新

11回目

2024/06 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

摘みたての山菜や摘み草を味わう

6月上旬の訪問です。
今回はカウンター席でランチでした。

こあじさいが乗った籠にはいった八寸
大将が朝から積んできた季節の摘み草の料理で
器が華やかに彩らています。
4、500メートルの高地にあるというオオイタドリの巨大な葉が籠の内側に敷かれていました。
スナップエンドウ、白和え豆腐
てまえに
水菜、人参の花、ごりジャコ
わらびとさずつけは長いままで根に花山椒詰め白和えとびわ鱒の寿司、木の芽をはさんで
青梅に梅肉
八幡巻き、新ごぼうとふきの葉っぱ

空豆の焼き物、口を開けた蛙の合唱風の見立て


金雨、銀雨、阿弥陀めにみたてたお椀の中には
加茂茄子の素揚げ、辛子をのせて、

川面に鮎が泳いでいるかのように盛り付けられた
鮎の塩焼き、生のたまねぎ
柑橘の香り、甘み、苦みを愉しむ、

白醤油の入った器は、イタリアの作家、ボレノさんの作品とのこと。
おつくり


きゅうりと大根、春だいこんの花と実
京都の伝統野菜、朝風きゅうりのきゅうりもみ、搾り汁でムースに
しその芽とラデッシュ、山椒の皮
鯉の湯引き、素揚げ、鱗、トマトに実山椒をつめている、上から白醤油をかけていただきました。

日本酒を注文
長野、茜さす

箱舟型の器に山菜、ふき、鰹、筍、モロッコインゲン、出汁

日本酒を注文
神蔵、無濾過原酒

鹿のロースト
よもぎ、実山椒、白味噌のソース
新玉ねぎ、カリフラワー、りんご、クレソン、ルッコラ、セロリ、

わらびとウドのおひたし、黒胡麻

こちらのお店のメインディッシュはごはんなので
料理途中で「煮えばな」と言われるアルデンテのごはんを楽しみ。
お料理の最後には炊きたての土鍋ごはんとおこげを沢山いただいて、とても美味しくて幸せでした。

ヨモギと豆腐のシャーベット、
くわの実、紅茶のゼリー、いちご、夏みかん、夏みかんの皮のマーマレード
若い女性パティシェさんのお陰でデザートがどんどん進化しています。

大将の語るストーリーとともに味わうお料理、最後までとても楽しい時間でした。
いつもどうもありがとうございます。

2024/08/14 更新

10回目

2024/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

ストーリーのある季節感たっぷりの摘み草料理で春を大満喫

3月下旬ディナーで訪問

春の予約をもっていなかったので一般予約開始日に70回近く電話して、
ようやく電話が通じ、席を確保しました。
春は芽吹いた山菜がたくさん出てくるので
大変魅力的です。

まずはビールで喉を潤します。

頂いたお料理です。
(多少抜けがあるかもしれませんが、ご了承ねがいます。)

土筆、甘草
はまぐり
菜の花、煎り焼き
塩漬けわけぎ
自然薯と桜チップで燻製のほたるいか
くわいの松風
鹿の肉の海苔巻き、鹿は炭で炙り
一寸豆を埋め込んだ蕪の酢漬け、干し柿 柚子、なます、卵、

くちとり
ふきのとうの白和え、豆腐は残雪をイメージ
しいたけとこんにゃく
ふきのとうの花芽の素揚げ

白味噌椀。白味噌にとち餅
金時人参と蕪の葉で色鮮やかな三色椀


いわな、見返り岩魚
しゃくぞいな、たちばな、芹に橘(柑橘)をマーマレードにしてつけたもの
しじみを粉にして焼いたというしじみ椀のお皿に

めきょべつをむしやき、ゆかりのせ

からみ大根は残雪に見立て。梅の種、梅花祭、梅酢につけているほっけ、
もとのはなびら、大根の軸をからくさ、なずな、のびる、すいば(酸葉)、鯉の鱗を素揚げ、
日本タンポポ、レッドマスタード、種つけばな

若狭ぐじ(甘鯛)、ほうれんそう、うどのお吸い物
うどは大阪の三島独活
ほうれん草もうども生のままで

菊芋に聞く芋ペースト
キハダ
黒いのを先に
かんきつの香り、苦みが走る 
花は、ホトケノザ
炊いた金柑
こおりもち、ほしずいき
からめていただきます。
鯖のなれずし、2年前に漬け込んだ、乳酸発酵したもの

ナイアガラという葡萄酒

若竹の蒸し焼き。生ワカメ
蓮根の素揚げを出汁に浸して
花山椒は3月時点ではまだでていないとのことで、去年のものを乾燥したものをかけていただきました。

神聖 お酒

モリーユ(春のきのことのこと)
もろこ カラスミ
のびる酢で
和胡桃を飴炊きで

うぐいすのかたちの器
利休麩、辛子
菜の花、たけ菜
3月27日の利休忌にちなんだお料理とのこと

焼きメザシ
紫にんじんで色付けされたおから、真珠豆(固有種の豆)
かぶら

朝採れ苺
酒粕のシャーベット
文旦と夏みかんのマーマレード添え

春は苦みのある食材が多くて大好きです。
見た目も美しく、大将が語るストーリーもとても楽しかったです。

帰り際に対象にミシュランのグリーンスターをいただいて
You Tubeに紹介されているから動画を見てね!と言われましたので
ご紹介させていただきます。
https://www.youtube.com/watch?v=_oc2SvFItU4
ミシュラン2つ星とグリーンスターダブル受賞でおめでとうございます!

2024/05/21 更新

9回目

2023/12 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

冬の摘み草料理を楽しむ

12月後半にランチで訪問しました。
今回は久しぶりにカウンター席に予約が取れて
間近で大将のお話が聴けてとても嬉しかったです。

落ち葉
冬至のかぼちゃ小豆粥
無病息災の柚子風呂に蕪の軸
ブロッコリー、カリフラワー
諏訪地方特産の氷もち
かつお
ケシの実
鹿の燻製、林檎
くろまめの枝豆空入り
くりきんとん、銀杏、くわい、さざんかにみたて
太平洋の上流にしかいないというアジメドジョウ

むかごと熊の燻製
辛味大根
もち米

白味噌椀(お椀の内側は淀川の引船、お椀の蓋の形状が金色で三日月の形)
お椀のなかには、とちもち、
えのきだけ、滋賀県産のひゅうがだいこん

焼き物、枯れ木、かわせみがとまってる絵柄に
新巻き鮭、塩漬け燻製
九条葱と共に包んで焼いているそう
温州みかんのジャムをつけていただく
紫人参。黄色人参、さつまいも、安納芋と紫芋の焼き物、落花生蒸し焼き
雪かあられに見立てたボンライス
松葉は 雄松 雌松を組んでいる

アルデンテのお米
にえばな


じねんじょ、辛味大根とからめて
ラディッシュ、のびる
辛子水菜、鯉の皮の湯引き、うろこの素揚げ、にこごり、
山椒

たきあわせ
聖護院大根ほか、昔の京水菜

子持ちささがれい
カレイの真骨頂
山椒

鮭50日燻製のだし、
菊名のおひたし


いわし雲の空の上にめざし
塩、山椒オイル

かぶと赤万願寺とうがらし

雪のお皿
洋梨
人参の葉のシャーベット
冬苺
チョコレート
干し柿
キウイ
豆柿

冬の食材も趣があってとても味わい深かったです。
大将のユーモアあふれるトークも楽しめました。
どうもありがとうございました。

2024/02/20 更新

8回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

7月 夏の恵み

7月お昼に訪問
今回も2階席です。
和室にテーブルが入りました。
正座がきつい人にはありがたいですね。

祇園祭真っ只中のため、
床の間の掛け軸も、まさしく祇園祭のものになっておりました。

いただいたお料理の内容ですが
沢山の食材を使ってらっしゃるので
内容に漏れがあるかもしれませんが、どうかご了承ください。

くだいこんのなかに、牡蠣
とうもろこしの酢漬け
しそ巻の海老

鉾にみたてた茄子、枝豆入り

鱧寿司 梅肉和え、モロッコインゲン、胡麻和え
あかざとユリネのおひたし、たらの実の削ったもの

さんしようのあじが

大原産の桂うり
えごまのペースト、人参の花

じゃがいものかつらむき
みずたま冥加は、石にみたててある
蓬とじゃがいもの団子

白みそと赤みそ(名古屋の米原)の合わせみそ
瓜のお椀
うずまき形のポテトフライ

鮎の塩焼き
田中とうがらしの中に金時人参ペースト
まがりたけ
蓼酢 (たてず)
蓼という葉っぱの酢だそうです、
青くて苦みあり

なががわの鯉の薄造り 
ナスタチウム
オクラを星にみたて
胡瓜、稲妻切り、プチトマト、醤油
ホースラディッシュ
鯉の皮

黄色い、梅肉とかんすい
ばいにくをかんすいにつけてる
梅のあじが光る

炊き合わせ、茄子白みそペースト

すなかわをすあげ かもなす
さんしようのすあげ
インゲン、パプリカ、ラコンキー短冊にみたて、
楽器の琵琶のかたちをしたレンゲ
山椒オイル
琵琶のれんげで願かけ

北海道の放牧牛
山椒味噌ペースト
コリンキー
かぼちゃのいっしゅ

あかねさす
おさけ

あさかぜ胡瓜
ちりめんじゃこ 紫蘇、酢
マイクロ胡瓜

お米 山形のつやひめ
アルデンテもおこげも超美味しかったです。
ラタトウユ

冥加のはっぱ


あんずを炊いた出汁汁にエアをかけて入道雲をつくりました!
雲の下には
あんずとブルーベリー、やまもも
うえにはバジル
夏らしいデザートが素敵でした。

夏らしい食材を堪能できて大満足でした。
大将のダジャレが恋しいので、次はカウンターに行きたいところです。

2023/09/29 更新

7回目

2023/03 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

弥生 お花見しながら春の摘み草に舌鼓

3月下旬、タイミングよく桜が満開に近い季節にお伺い。

2階の座敷に上がると、女将さんが窓の障子などを全てとりはらってくれて
パノラマとなった硝子越しには満開の桜を眺められました。
なんという贅沢でしょう!

お料理の内容ですが
メモをもとに
多品目の食材のため
内容に一部漏れなどあるかもしれませんが、ご了承願います。


すく、山葵の葉っぱ
飯蛸
フライパンで焼いた菜の花
はまぐりのおこわ
だして、山葵のはっぱでくるんでいただく
きんかんとクワイ、 土筆
鹿の肉の海苔巻き、鹿は炭で炙り

しらたまつばきは、ゆりね裏ごし、一寸豆
赤かぶら スライスした酢漬け、昆布のほうからいただく
しろつばきとあかふだき

 ふきのとうの白和え
しいたけ、ひらこん、
ふきのとうの花の素揚げは、苦みを感じてまさしく春の味
器のデザインがなんとフキノトウ、この時期だけのための贅沢!
フキノトウが苦いので、豆腐が甘く感じられる春の味わい

 器、しじみのようにくるくるまわってるから、しじみ椀だそう
自家製の白みそ
甘草、とち餅

イワナ塩焼き
頭、骨、尾、別々にして焼いているとのこと
イワナの中がほくほく、外はカリカリ香ばしく
芹、のらぼう菜、ゆかりをふった菜の花、塩漬けきゅうりを黒糖で炊いたもの
手前に三重県 新姫みかんのジャムが添えられ、これは大将のオリジナルで甘さ控えめに作られているそう
このイワナととても合う。

 ニエバナのお米、アルデンテ

 陀羅尼助(だらにすけ)木肌の木の皮を炊いたお薬
木肌のみを乾燥 くろいの
苦いけど、ブルーベリーのような甘みがある

 

鯉のからさわぎ
すみれ、なずな、スイバ、たんぼぼ、レッドリアス、わさびな
辛味だいこん
乾燥山椒

若竹煮
京都、西山の筍
小浜のワカメ
むかごの素揚げ

 焼きもののむろこ
菊いも
もろこがこうばしくてよろしいです!
ブロッコリーにはに蕗ソース
のびる酢

おひたし
白菜、菜の花
利休麩、辛子
北海道の鮭節で合えている
お出汁ごといただきました。

 
めざし、漬物
紫にんじんで色付けされたおから、真珠豆
たてぼしがいとお大根の煮物

 おこげに山椒オイルとおしお
山椒オイルは米油に山椒の実を煮出してつくっているそう
イギリスの塩、マルドン

 卵かけごはん
白身がすみびでひきれ
じねんじょ

朝採れ苺、酒粕シャーベット。文旦の実と皮をマーマレードに
野人参と言われている葉っぱをのせて

春の季節の草花の恵みを堪能しました。
今回はほんとに2階の座敷でゆったりお花見しながらお料理をいただけて素晴らしかったです。
ありがとうございました。

2023/06/23 更新

6回目

2022/10 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

神無月のお料理、秋を満喫

10月に訪問
いただいたお料理の内容ですが
食材の種類が多いので抜けもあるかと思います。
秋にちなんだストーリー
この時期だけの食材を堪能しました。

柿の葉をしいた上に蕨
栗名月、生の栗を10字に切って素揚げしたもので、渋皮も一緒にいただける
銀杏、卵の味噌漬け、太陽と月のイメージ
ライスペーパーに大根、人参、きくな、ルッコラ、金平糖という花、さかもとぎく、イノシシの燻製
香茸
白いちじく、枝豆
萩の花みょうがと、葉物、押し寿司
ドジョウ (アジメドジョウ)
鮎のかさごし

雀の形のうつわ
大根の間引き菜
おひたし、
産卵の終わった鮭の燻製をけずったしゃけ節
そばごめ、

お椀の蓋に飛ぶ鳥とススキが描かれていました。

白みそ仕立て冬瓜のおわん、
さつまいもの葉っぱ、
サツマイモの形の月
黒ゴマを、星しに見立てる

子持ち鮎の味噌漬け 2がつから漬けている、
頭、骨を抜いて笹に巻いて焼いた、鮎の笹焼き
子を持った収穫さ、笹、お米をのしにして、ぽんらいすに
大徳寺納豆
温州みかんを半月に、
大原の落花生の蒸し焼き

鯉、地下水で3か月
実山椒をお酒で炊きだしてワイン醤油で
木の葉の皿、
鯉にとんぶり
マイクロトマト、ラディッシュ、新芽、
かいわれ山椒、四角まめ、かたばみ、のびる、かびらのまびきな、万願寺の唐辛子、鯉の湯引き、素揚げ、にこごりを全部絡めていただく
うろこのシャリシャリ感

日本酒
長野県、茜さす、無農薬の酒米使用

米、
煮えばな
有明の初摘みのり
山形のつやひめ

大正時代のお椀、研ぎ出しわん
若狭ぐじ
あまだい、湯葉、ゆず、水菜、松茸、出汁にひたして

第二部

ぎんのうつわ、お月見のさかっきの乳酸発酵
上に自然薯の蒸し焼き
黒いのは、キハダ(木)柑橘の香り、苦味、苦みを味わう
かきどおそ、漢方のはっぱ、あけびの皮と実を白みそで炊き出している
鯖のなれずし、2年発酵

むかご

長野県のナイアガラの葡萄ジュース
北海道のアンガス牛、チーズ
岡山の海鰻
松茸ご飯

あずき
蒸し焼きはさやをはずしていただける、
れんこんのすりおろして、俵に素揚げ。5種類のキノコあん、蕪
生姜

岡山のチーズ
まじあくり
えごま、せんまい。にんじん、ルッコラ、伏見、万願寺唐辛子の赤いペースト

岡山のうなぎ

黒川だけ
もものすけという蕪、大根と刻みネギ
モロッコさんしょう
みかんのマーマレードが添えられている

おひたし
はたけしめじと菊菜

ぎおん豆
さといも、かつおいも。ずいき、おくら
めざし

デザート
こくいってん、
山葡萄の葉っぱ、かいじぶどうら
温州みかん
きいちご
山椒ととうはをシャーベットとゼリー
たらの芽の実

そ(古墳時代のお菓子)
牛乳を煮詰めたもの
金平糖 黒糖、蕎麦の実

水出しコーヒー
エスプレッソ

毎回いろんな気づきがあって勉強になります。
ありがとうございます。

2023/03/07 更新

5回目

2022/05 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

大将の語る京都歳時記と摘み草料理が重なる

5月に訪問した時のお昼のお料理です。
料理の説明に一部聞き逃しなどもあり、抜けもあります。

山椒追いしょうぶ、よもぎ、「たけくらべ」で筍の皮を敷いて
鯉のぼりのきながし、鰹の生節の燻製に日本蜂蜜のはっか蜜、
若い銀杏の葉、酸味を愉しむ

5月母の日が近いので、母に感謝をこめて、ライスペーパーで花束を
からしな、菜の花、クレソンの花、ルッコラ、フェンネル、人参の葉をライスペーパーで
巻いてあり、彩どりがきれいで花束のよう

芹、たぜり、せりあって伸びるかろせり
金時人参きんときにんじんをぺーすとしたのがなかに、
筍の中に花山椒
そら豆の中に
5月15日が葵まつりなので
あおがえるに見立て
ちまき鮨は山椒を入れて炊いたもの


鮭節の出汁
うるい、鹿のすね肉の干し肉を削って
こごみ

白みそ椀
新たまねぎを蒸し焼き、みつばのせ
5月3日は流鏑馬会なのでそれにちなんで、
からしがおおあたり、三つ葉は3つの矢にみたてている

イワナの白焼き
鯉のぼりのきいにみたてて

葱ぼうず、挟んだポール
あさかぜきゅうり。きょうとのでんとうやさい
20年前の味噌をのせてるそう
きゅうりの蛇腹切り、ドラゴンボールにみたてているそう

お酒 京都のお酒 英勲

鯉、山椒、大原の紫蘇、山葡萄
大根の花
紅芯大根
だいこんの実
いたどり、クレソンの花
草や花を全てばらして鯉と一緒に混ぜておしょうゆをかけていただきます。
山椒が味のアクセントになってました。

ごはんは お米、にえばな、アルデンテ
食感が楽しい

たきあわせ、
桜鱒の味噌漬け
たきあわせ、
生のイタドリ酸味を抜いて、やまぶき、稚鮎
手前に田中とうがらし(田中の地名をもらってるそう)
サクラマスの味噌漬け
ブロッコリーソース

お酒 神蔵KAGURA

和え物
ハタ ほうばづけ
うす揚げ
下仁田ネギの葱ごぼう味噌和え

いわし雲のお皿の上にメザシが泳いでます
山椒オイル、塩 最高です。

ごはんはおこげがとてもカリカリ香ばしくて美味しい。
おかわりです。

きょうと、静原のいちご
胡麻豆腐のシャーベット
夏ミカンのマーマレード

楽しい大将の語りとお料理で心もお腹も大満足
見た目が繊細で野菜や草の恵みをあますことなく使った料理には
いつも感動を覚えます。

2022/07/14 更新

4回目

2021/12 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

師走の摘み草料理

12月ってことで
エントランスもお正月間近な雰囲気が漂ってました。

今回はカウンター席が予約できなくて
初めて二階席でお食事しました。
料理の食材が非常に多岐にわたるので
一部聞き逃したり、不明のものもありますがご容赦ください。

ひとでかえで 
銀杏、栗きんとんのくわい煎餅
あじめどしよう丹波黒豆を蒸して炒っている、むいて頂く
林檎の間に、大原北山の鹿のお肉
ブロッコリー、カリフラワー
こおりもち、和紙につつんで、かんざらししたおもち、
冬至の南瓜、小豆
いとこに、赤蕪の霙煮

おこめ、
むかご
ベーコン燻製、大根の葉っぱ

みかづき
なめたけのお椀、白みそ椀

北海道 鮭 朴葉焼き
かせみのよこ、みのむし
サツマイモ、 湯葉、ゆば、
下仁田ネギをくるんで
ジャムにしたみかん

にえばな
お米からごはんになるところ、アルデンテの米

お造り
鯉のおつくり、薄造り、2、3か月つけて泳がせてどろをはかせたもの
辛みだいこんのひるの球根、ラディッシュやだいこんの飾り切り、
鯉湯引き にこごり
自然薯をまぜていただく


しいざかな、
ほっかいどうの放牧牛

炊き合わせ
聖護院大根、みぶな、堀川ごぼう
きんとき人参ゆずみそ、お芋のすあげ
お出汁、お野菜だけ調味料だけの味
素揚げごぼうが絶品!

北海道の放牧牛
パルメジャンチーズ
もろこの焼き物、酢

和え物
しゃくし菜、広島菜ともいうらしい

メインディッシュのメザシ、自家製お漬物
あけびと白味噌
豆と紅芯だいこん

おこげ、山椒オイルと岩塩
この組み合わせが大好物でたまりません!

TKG
こちら+1000円になります。
からすみがたっぷり、自然薯で粘々~
とっても美味しかったです。


甘味は1階でいただきました。
洋梨
干し柿のそり、
人参はっぱのシャーベット
きいちご、ふゆいちご
地柿、キウイ、まめ柿。(柿の原種)中身だけ食べる
3種の柿の食べ比べ

2階のほうがお料理がでてくるスピードがかなりゆっくりペースでした。
大将と顔を合わさなかったので、ダジャレがきけなかったのが残念でした。

2022/01/30 更新

3回目

2021/08 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

秋間近の盛夏のなかひがし

8月末ランチにお伺いしました。
前回に引き続き、首からかけるタイプのポータブル空気清浄機をお客さん全員に配布され
ぶら下げました。

今回いただいたお料理です。

八寸
ひょうたんの器に屑の葉っぱ
ほおづき
ガラス器のなかにあかざ おひたし
極楽浄土にみちびいてくれる、
キヌア
ゆりねと塩鱈をほぐしたもの、氷山にみたてて、
ごりの佃煮
琵琶鱒のお鮨
実山椒と、きゅうりでまいてる
さざれ豆の味噌づけ
むぎなす、小なすにえだまめ詰め、川海老南蛮漬け
とうもろこしの寒天固め、(大徳寺納豆で固めてる)

胡瓜3種
したに敷かれたいたちきゅうり、
えびでたいた香たけのペースト
青いきゅうりのムース、上ににマイクロきゅうりをのせて

味噌汁
名古屋の赤味噌と京都の白味噌のあわせみそ、
かつらあおい 生をたいた
かつらうり、だそう
夏のきのこ、あまごだけ
はたけせいしてるやそう
スベリヒユ(フランスでサラダに使われているそう)

鮎の一夜干し
鮎の(去年の内臓を発酵させたもの)うるかをぬって焼いている
万願寺唐辛子

鯉のあらい
正倉院御物の写しの皿
鯉、ナスタチウム、オレンジの花、
黄色く完熟した梅をといてる、赤紫蘇
冥加の花
鯉の骨、
ゴーヤのたねいとうよを白酢につけてる
まいくろきゅうりの成熟したもの、トマト、ひよけに花オクラ、パラソルオクラ
紫蘇酢のジュレ

アルデンテのごはん

炊き合わせ
大原の椎茸、
南瓜、
オクラを炊いたもの
やまぶき、さんばんぶき
加茂茄子、ひすきなとたいてる、加茂茄子の皮と山椒を素揚げにして、のせている
からめていただきました

鹿の炭火焼き
山うどの葉っぱ、白味噌といっしょにのせてます
むらさきのはな、つるむらさきの花、クレソンの花、

じゃが芋そうめん
立秋も近いのでとんぼの器で
竹とんぼにじゃがいもを細く刻んでかけてあります
じゃがいもを芥川龍之介の小説「蜘蛛の糸」にみたててるそうな
モロヘイヤ、オクラ、長芋が中にあってねばねば
ういきょう

メインディッシュの釜炊きごはん
ごはんに
山椒オイル 岩塩
めざし
岩塩はイギリス、ドーバー海峡の塩だそうです

おこげが香ばしく、美味しすぎて何度かおかわりしました。
最後はニューヨーク (入浴?)
大根おろしと梅

水菓子
めだまおやじ
水寒天
すいかとまくわうり、桃、ブルーベリー!
金時豆と真珠豆
バジルと豆腐のシャーベット、バルサミコ
スイカ

季節を感じる摘み草料理を堪能しました。
大将のダジャレが今回も炸裂してました。
ごちそうさまでした。

2021/10/04 更新

2回目

2021/03 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

早春の野性味溢れる摘み草を堪能

春は弥生
久々のランチ訪問に胸ワクワクです

前回は出町柳駅からかなり歩いたのですが、今回は銀閣寺口までバスで来たので
楽々でした。

今回も8000円のコースです。
今回もカウンター席です。
いただいたお料理です。

わさびのはっぱ
はまぐりの蒸し物
ドライフルーツ状の金柑をいいめしにしてる
わさびの葉に包んで

菜の花蒸し焼き
雪山に見立てたかしら芋とゆりねの練り物
つくしそえ
甘草の新芽
ほたるいか、桜チップ燻製
鹿の醤油漬け海苔巻き、分葱
椿、赤蕪の酢漬け、ゆで卵、なます


フキノトウ白和え、椎茸、こんにゃく、豆腐和え
椎茸は土に 豆腐は残雪に見立てた
ふきのとうの素揚げは、雪からでてくるイメージ、
苦みで春の到来を感じつつ

続けて白みそお椀で
苦みから甘みへじわっと体験できる流れ

伏見の英勳 英勲
おさけ

白みそ椀
しじみの皮にみたて
とちもちいり
かぶら、赤蕪、白株の抱き合わせ
菜の花に辛子のせ

焼き物
川の岩魚の各部位
全て食べられますとのこと
背中にのってるのは、芽キャベツを金柑でたいてる、芽吹き、
手前には、和歌山産のジャバラという柑橘、邪気をはらうということで
無農薬なので皮も実もたべられるとのこと、
後ろには川に自生しているセリ
あたまから、カリカリ!
ひとつのお料理にストーリーがいっぱい

お造り
貝合わせのうつわ
鯉を3か月飼いならしたもの
梅の種の芯
いろをつけて、桃の花
鯉のうろこを素揚げ
辛み大根、ゆきどけにはえてる、なずなのはっぱ
辛子のえんどう
たんぽぽの葉っぱ
レッドマスタード
野生のからし菜
お醤油をからませて混ぜていただく
うろこがシャリシャリ!

若筍の炊き合わせ
花山椒を乾燥させたものがついてきたのでセルフでふりかけ
西山の筍のすりおろし揚げ

メインで
鹿か
こもちのもろこ三匹塩焼きが選択可能
鹿を選びました。
撮影しそびれて写真麩掲載

鹿は、熟成チーズ
だいこん、クレソン、人参、菜の花 椎茸
のびる酢

おひたし
ほうれんそう、こぶたかな
利休麩のせ
麩をあげてたいたのの上に辛子
うぐいすのくちばしから飲むようにとのこと


いわしぐものおさら
うしろみてもらったら、なかひがしのおさら

たてむしがい
赤大根

はねつけばな、
ブロッコリーと人参蒸し焼き、フキノトウ味噌とフキノトウ
メザシ

ごはんはまずアルデンテの固いものが提供後
おこげは山椒オイルと岩塩、これが最高に美味しくて病みつきになりそう!
ニューヨーク(入浴?)と言われるお茶漬け
たまごかけごはん、からしなを刻んでちらしてある、カラスミ、じねんじょ

甘味
朝取りいちご
ボンタンのマーマレード
ぼんたん、まんまで入ってました!
完熟キウイ
酒粕シャーベット

今回も野性味感じる春の恵みを味わえて大満足でした。
ひとつひとつ手がこんでいて、またお料理に意味があり
すばらしかったです。
大将のトークも楽しかったです。

瓶ビールと日本酒数種類、グラスワインをいただいて12000円程でした。
4月からお料理が2000円値上げされるとのことです。
今までがお安すぎたくらいですので、今後もうかがえたらと思っています。

2021/05/12 更新

1回目

2020/10 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

記憶に残る秋の摘み草料理

長年行きたかったお店です。
関西在住の旅友さんが予約をとってくださって
ついに行けました!
どうもありがとうございました!


ワラビ
銀杏と卵の味噌漬け
鱧、すしごはんで押しずし、栗
白イチジクに胡椒、萩の花、
祇園豆、
えごま、あきくさ、戻り鰹の生、黒皮茸

栗はりすのように手でつかんでいただきました。

ライスペーパーに菊菜、人参、ルッコラ、みずそばちいう、野草にきくのはなに、猪の燻製をまいてる、
くろかわだいの揚げ物

おひたし、北海道の鮭を薫製にしてかけた、シャケぶし
「もってのほか」という、食用菊、
大根のねっこを添えて

しゃけぶしのだしをのみほし、
しろい蕎麦米

白味噌のお椀、伏見唐辛子の葉っぱとみみを、炒めている
トウモロコシを屑に塗って、月を表現
黒ゴマはうさぎで月うさぎ とのこと。

雀の器。大根の間引菜、根っ子
北海道の鮭節、そば米、もってのほか(菊)
出汁は雀のくちばしから呑む


鮎の味噌幽庵焼き
鮎のこもち、
ぬいたほねを素揚げにしたものをのせている、
稲穂は、収穫の秋、実りの秋、
落花生をを米俵に

和歌山の無農薬の鉄火みかんをしぼって
あゆの蒸し焼きのなかには、鮎のテリーヌ

御飯は炊き加減ごとに味見をさせてもらえます。
まずはアルデンテのごはん
ごはんをむらす前の芯のあるごはんをいただきます。

地下水で飼いならした鯉のうすづくり、皮湯引き、 鯉の骨のにこごり
畑のキャビア、とんぶり、
なつのおわりとふゆのはじまり、
マイクロトマト、黄色い花がついたマイクロキュウリ、

だいこんのかいわれ、マイクロキュウリが実になったきゅうり、山椒のはっぱとノビル
はつかだいこん、10日しか経過してないラディッシュの葉っぱと水菜、冥加、
骨を素揚げ
実山椒、
上から、からめて、いっしょにいただきました
いろんな鯉をあじわってとのことで。
「鯉のから騒ぎ」だそうです。
山椒がかおってました!


炊きあわせ、
蓮根すりおろし揚げ
きのこ餡(舞茸、ハナイクチ、柳茸)
生姜のせ

鹿の焼き物
岡山のチーズ
赤く熟した万願寺唐辛子のソース
レッドオニオン
クレソン
鹿がとても柔らかくて美味しかったです。

冬野菜のおひたし、ほうれんそう、
ひらねだいこん
つるむらさきの花をゆがいてそえた

希望者には追加4000円で、オプション料理がいただけます。
カラスミとしおとゆずとまつたけ!
もちろんいただきました!
マツタケカラスミご飯
マツタケはご飯の間に挟んであります。
薫りが素晴らしかったです!

めざし、
いんげん胡麻和え
めざし
みゃうがおくら、しろみそあえ

ごはん、
さんしょう塩とオイル

おこげ バリ、山椒がきいてました!
めちゃくちゃ美味しかったです!

たてじまのしゅうかくのわらのお皿
豆腐と山椒オイルのシャーベット

あおみかんのゼリー、山椒オイルと
つきうさぎ
梨、生姜のしぼり汁で、ピリリと刺激的!

大原のマスカットベリー、甲斐路

ひとつひとつの素材を大切に
季節のものを慈しみながらお料理している感じがでていて
お気持ちがつたわってくるようなお料理の数々でした。
目にも美しく香りや食感を楽しみ、味わい豊かで、素晴らしかったです。
なによりも大将のダジャレになごみました。

お料理代はコース8000円に
オプション4000円 飲みものはビール、日本酒など友人とシェア 消費税
合計15690円でした。

2020/12/19 更新

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