2回
2023/05 訪問
燗の美穂さんに連夜の訪問
突き出し3点
お造り盛り合わせ
谷町納豆とパクチー白和え
甘鯛のウロコを焼いたもの。いただいちゃいました。
2023/05/08 更新
2023/05 訪問
燗酒を美味しいアテとともに堪能。ゆったりと飲めるお店です。
「燗の美穂」さん。
大阪メトロ谷町六丁目駅からほど近い、長堀通に面した日本酒を楽しむ居酒屋さんです。
かなり前から予約を入れて、GW連休中の午後6時に伺いました。
お店は、周りをオフィスビルに囲まれた古い一軒家をリノベーションしたもの。
カウンター席のみです（2階もあるのですが、イベント開催時などのみ使用するそう）。
女性ばかり3名でのオペレーション。
その3人がきびきびと働く厨房をカウンターが半円形に取り囲んでいます。
最初はビールがいいな。
置いてあるビールはヱビスの小瓶と地ビールのこれまた小瓶という2種のみ。
ヱビスを飲みながらメニューを拝見。
おつまみ、いやここは大阪だから酒のアテを選びます。
まずは突き出し3点が登場しました。
タケノコとキノコの炊き合わせ、えんどう豆のジュレがけ、そしてお好み焼きのようなチヂミのようなの。
酒呑みのための突き出しだけど、どれも素材の味を活かした薄味で、濃い味付けにはしていないのは、さすが関西。
見た目も美しいですね。
お造りの盛り合わせと、水なすとホタルイカ南蛮漬けをお願いし、お酒は「綿屋 特別純米酒 弐火」（宮城）をお燗で。
メニューには日本酒がこれでもかとばかりに多数ラインナップされています。
ユニークなのは、それぞれの銘柄と生産地の記載はあるけど、純米酒とか吟醸酒とか、また日本酒度がいくつとかの記載がまったくないこと。
代わりにそのお酒に対するひと言コメントが書いてあって、酒蔵の特徴などの説明もあれば、ホントかねと思わせるそのお酒の印象を述べた文章もあって、読み飽きません。
さて、小ぶりなちろりに入ってお酒が届きました。
何も言わずとも、一升瓶を目の前に置いてくださるのは日本酒好きのことをよくわかっていらっしゃる。
ラベルに書かれたうんちくなど読みながら盃を傾けるのがいいんですよ。
お造り盛り合わせも来ました。
おお、一人前なのに豪華。
金目鯛、イカ、カツオ、炙りホタテなどに加え、やまと鴨が入っているのは珍しいですね。
お造りを食べながら次のお酒は「日置桜 八割搗き 玉栄 純米酒」（鳥取）。
精米歩合が80％のどっしりとしたお酒、いかにもお燗に合います。
そして水なすとホタルイカ南蛮漬け。
水なすはご当地大阪の名物として知っていたけど、ホタルイカと合わせるとはね。
これはちょっとしっかりめの味付けですが、南蛮漬けで想像するような酢の強いものではありましたでした。
次のお酒はメニューにおすすめとあった「大号令 生もと純米雄町」（広島）。
このお酒はなんとも表現しにくい個性的な味で、酸味がとても強いけどもちろんそれだけではなくて…。
飲み手を選びそう（あいにく私には合いませんでした）。
で、食べものはまだもう少しいけそうだったんですが、量にしてはけっこう酔っぱらったので、この辺で終了。
お代は5,300円でした。
常連さんも来れば私のような一見客も来て、何よりお店を切り回すのが女性ばかりなのでお客さんも女性多い。
和やかな雰囲気でゆったりと飲めるお店です。
途中、飛び込みの外人さんがいらっしゃいましたが、予約満席で断わらていました。
予約は必須ですね。
突き出し3点
お造り盛り合わせ
水なすとホタルイカ南蛮漬け
2023/05/06 更新
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大阪、谷町六丁目の日本酒居酒屋、「燗の美穂」さんへ再訪です。
昨日に続き2日連続で。
今日も伺ったのは午後6時。
先客さんはご夫婦3組です。
今日もまた予約で満席の様子。
最初にビール（ヱビスの小瓶）をお願いすると、ビールに続いて突き出し3点が来ました。
タケノコとしいたけの炊き合わせ、にんじんの玉子和え、冷製茶碗蒸し。
中央にミニトマトがちょこんと載った茶碗蒸しは、冷製ということもあってまるでプリン。
もちろん甘くはないですが。
メニューを拝見すると、昨日と同じものもありますが、けっこう違っています。
昨日同様、お造り盛り合わせを、それと谷町納豆とパクチー白和えをお願いします。
お造りはカツオ、甘鯛、天然鯛、ホタテ、イカなど（メモしないせいで忘れるのはいかんですね）。
それと河内鴨。
昨日のレビューでやまと鴨と述べていますが、河内鴨の間違いでした。
河内鴨は大阪府松原市産のブランド合鴨。
やまと鴨は奈良県産のブランド合鴨です。
ここに訂正いたします。すみません。
お酒はまず「会津娘 特別純米酒」（福島県）。
お燗してもらいます。
今日の席からは、お燗している様子がよく見えます。
ちろりに温度計を刺したら頻繁にかき混ぜて内部の温度が一定になるようにし、お猪口はお湯で温めた後に紙でぬぐって水分を取る。
そして用意していただいたこの一杯の旨いこと！
量があまりない分、飲み干すまでぬるくならないのは、ちゃんと考えてありますね。
お酒は
「北島 玉栄 生酛純米」（滋賀県）
「群馬泉 山廃酛純米」（群馬県）
と続けます。
そして気になっていた谷町納豆とパクチー白和えも来ました。
「頼んでおいてナンですが、谷町納豆って何ですか？」と聞くと、この地、谷町で作られている、いわばクラフト納豆で、大粒なのが特徴なんだそう。
後で調べたら、らくだ坂納豆工房というところで生産されているようです。
白和えにしているので納豆本来の味はよくわかりませんが、なるほど大粒。
パクチーのほかにニンニク醤油漬けをカットしたのもあり、納豆、パクチー、ニンニクというクセ者たちが揃っているのに、うまく調和していて穏やかな味になっています。
と、そろそろ酔ってきたのでこの辺で終了。
お代は5,460円。
今宵も美味しいお料理とお酒に癒されました。
笑顔でお見送りいただきました。
大阪に来たら、また来ます！