1回
2019/07 訪問
タンもレバーもハラミも……〆さえも全て旨かった〜
2022/03/09 更新
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・おまかせで色々食べました。
JR山手線高田馬場駅を出て１分も歩かず着きます。
駅近の焼肉屋さんです。
1人でも楽しめるカウンターメインのお店で、
お肉と向き合い食事のおいしさを堪能できるお店です。
私は焼肉は好きではありますが、自分から進んで探して食べに行くことはないんですが、今回は人伝てに紹介して頂き、やってきました。
お店はカウンターメインですが、大テーブルもあり大勢で食べるスペースもあります。
なんなら大勢で行っても良いと思いますが、
正直なところ、ひっそり1人で肉を楽しみたい時に行くと良いかも。
でも、おいしいものって食べるとそのおいしさを話したくなると思うので、
可能であれば独り占めせず誰かを連れて行くのが1番良いような気がします。
私は平日の夕方、まだ早い時間に行き、空いていました。
店には常連客と思われる先客が2名、
ゆっくり食事を堪能していました。
私は連れと2人で肉を楽しみましたが、
後から予約や飛び込みのお客さんが1〜3人ぐらいの組み合わせでやってきました。
平日は飛び込みでも席はありそうですが、予約すると安全かと思いました。
すっごい前置き長くなってしまいましたが、
正直肉は最高に美味いです。
店主チョイスで薦められるがままに食べましたが、
いずれも素晴らしい。
どれが1番良かったか、ともし訊かれたら回答するのに1時間以上悩むかなと思うぐらいに。
うーむ。強いて言うなら……うーむ……
やっぱり先が進まなくなるのでやめておきます。
食べた物の順に感想を。
［梅干キムチ］
最初に出された珍味。
キムチと聞くと凄く辛いのかと思いきや、
また、見た目も梅干の周りに赤い唐辛子が大量に絡みついているにもかかわらずほとんど辛くないです。
蜂蜜漬けの梅干しのように甘く、酸味は控えめな梅干しと捉えたらいいかと。
つかみとしてかわったものを出されたので、次以降の期待が膨らみました。
［タン］
少し薄めに切ったタンと厚切りのタンを2種類盛り。
店長曰く舌の根元の柔らかい部分だけを出しているということです。
正直これだけ柔らかいタンはなかなかお目にかかれないと思います。
多少のコリコリした歯ごたえがあるのでしょうが、タンなのに柔らかさしか心に残らない。
特に秀逸なのは厚切りの方。
たしかに包丁で丁寧に切れ目を入れて食べやすくはなっているものの、これだけの厚みのあるタンなのにややレア目で焼いても歯で問題なく噛み切れてしまうのだから凄い。
そもそも何も言われずに出されたらタンとわからないぐらいの厚切りなのも魅力的。
必ず食べるべき。
［レバー］
これもやばい。
軽く焼き目がつく程度にしてごま油をちょいと付けて食べる。
トロットロ。
レバ刺しでも確実にイケてしまう臭みのない新鮮なレバーでした。
「お店側としては、このご時世なんで、しっかり焼いて食べてください、とは言いますけど……」と店長は言っていましたが、
まぁヤバいです。この旨さ。レバ刺し食べたいなぁ…
これまた、ここまでのレベルのレバーはなかなかお目にかかれないと思います。
［ハラミ ステーキ］
店長が目の前で塊肉を焼いてさばいてくれます。
綺麗なハラミ。
表面に焼き目がつく程度に焼いて適当なサイズにしてカット。
レア焼きしたものを弱火の網に戻して大量にネギを乗せてくれます。
レアが好きな人はすぐに肉を取り、その上にネギを乗せ直して頂きます。
ポン酢ダレ、からし、わさびなど好みで付けて食べます。
店長のオススメはからしだそうです。
わさびを出すお店はよくありますが、からしが出てくるお店はあまりないかと。
確かによく合ってました。
それより何よりそもそも肉が美味い。
とろーり滑らか、多少の弾力もありつつもすぐに千切れてしまう肉肌と噛んだ後にジワリと滲み出る肉の旨味がなんとも言えず。
焼き目からほのかに肉の香ばしさが出ているものの新鮮で臭みのないのも驚くほど。
私の個人的なオススメはネギと肉だけ。
もしくはポン酢とわさびか。
このわさびも丁寧におろしたものが添えられていて過度に辛くなく、スッとすっきりした香りが付いて重厚なハラミを軽く感じさせてくれます。
「これとライス、スープだけを食べにくるお客さんもいます」と店長が言ってましたが、納得。
このハラミステーキでライス何杯かイケそう。
普通に焼肉を食べたいと思っていた人にはこれを食べさせてあげたい。
［赤身盛り合わせ］
赤いタンパク質の塊が3種類。
噛み締めると牛肉の味がジワッと出てくる。
筋肉が喜ぶ肉なのでした。
［ホルモン］
ハチノス、上ミノ？だったかな？
ハチノスがめちゃ旨。
ホワッホワッな仕上がり。
柔らかくややもするとマカロニに似たそれぐらいソフトな食感。
面白い。
ホルモンは見た目では焼き加減がわかりにくく、
店長には「皮3中7ぐらいで」焼くと良いと言われたのでなんとなくそんな感じで焼きました。
［スペシャリティ］
ザブトン、と、あと一種類なんだったか……
口の中であっという間に溶けていくザブトンが強烈過ぎて…
［おおにしカレー］
〆のつもりで食べたカレー。
食べ始めはハチミツやリンゴなど入っているであろう甘みが先行。
そして後から辛味がブワッとくる。
レッドペッパーもしっかり入っているのね。
とろりとよく煮込まれて滑らかな舌触りになったカレールウはご飯とよく馴染みうまいなぁ。
肉とはまた違う感じだけれど、タレ付きの肉を食べた後の〆だったので甘辛つながりでなかなか良かったです。
［たまごスープ］
カレーが最後のはずが、最後に店長からスープも飲んでみますか、との一声に甘えてしまい、
たまごスープをオーダー。
旨味たっぷりな上にごま油が効いて、サッパリでは終わらせない重厚なスープでした。
ふんわり柔らかく、ダマになってないたまごの白身の仕上げ方も秀逸なのでした。
いやぁ、素晴らしい。
この旨さ、他の人も堪能して頂きたいです。
ホントにホントにご馳走さまでした。