2回
2021/05 訪問
確かに旨い。
食べログ上、福山のとんかつNo.1の座に輝いている「豚笑」。
ようやく訪問の機会に恵まれました。
店横から駐車場に入ります。1台空いていました。らっきー!
そして重みのある扉を左に引き、靴を脱ぎ、アルコール消毒。
しばらく待つようですが、丁寧にメニューブックを渡されました。
店内を眺めると、カウンター、テーブル、奥には座敷。
お客さんで埋まっているので手狭に感じますが、「密」な作りではありません。
選んだのは、ロースカツ定食基本で、ヒレカツをミックス。初心者らしく行きましょう。
汁は豚汁ではなく、しじみ赤みそに。
めしは玄米ではなく、白米に。大盛もできるそうですが、普通にしました。
食べ終わったお客さんが、満足そうに出ていくので、こちらも楽しみになります。
案内していただいたのは、奥の座敷。掘りごたつで4-6人座れそうなところでしたが、独り占め。
テーブルには、マスク入れがおいてあります。
さて数分でいろいろ運んでいただきます。
ゴマとすり鉢、3種類の塩(ゲランド、アンデス、マルドン)。期待が膨らみますね。
そして、キャベツメインのサラダと瓶入りドレッシング2種(人参ベースと玉ネギベース)。
漬物3種、しじみ汁、米飯(沢庵つき)。
ちびちびやりますが、本当にこれは、メインをワクワク待つ演出に思えます。
更に数分でメインが来ました。
ロース5カット、ヒレ2カット。見かけが上品です。黄色い辛子とレモンも付いています。
卓上のソースも、普通と辛めの2種類。
迷っちゃうなあ。
レモンは掛けてしまって、と。
まずロース1カット目をゴマ・普通ソース。
衣が優しいし、肉もジューシー。旨い!
ロース2カット目は塩。イギリスのマルドン。大きめの平たいカケラです。旨い!
ヒレ1カット目。ゴマ・ソース。旨い!
ロース3カット目、アンデスの赤い塩。旨い!
ロース4カット目、ゴマ・ソース、更にフランスのゲランド。しょっぱいけど、旨い!
ヒレ2カット目、辛いソースにチェンジし、マルドンを。旨い!
最後のロース、迷いましたがゲランド単独で。旨い!旨い!
失礼いたしました。
2021/05/16 更新
待ち時間を覚悟の上でランチで訪問した。二回目の利用である。
今回はかろうじて駐車場の空き一台。でも車中で三十分待ち。
いやいやそれでも、その価値が十分にあるランチメニューを楽しめた。
しかもお値段1,680円だなんて、いいんですか? ホントに……
ランチメニュー2種類のうち、ミックス盛り。
ヒレカツ、エビフライ、ミンチカツの3種類がメインでした。
米飯は白米、玄米から選択。大盛・特盛可。
みそ汁は豚汁、なめこ赤だしからのチョイス。
今回は白米、なめこ赤だしでお願いした。
胡麻を擂って待つこと五分くらいでまずはキャベツ中心の生野菜。
トマト、キュウリなども入っている。
ニンジンと玉ねぎのドレッシング二種があり、どちらも楽しめる。
食べていると白米、赤だし、漬物、さらにそぼろ肉と卵焼が運ばれてきた。
漬物は大根、キャベツ、ニンジンなど。これはあとから頂こう。
生野菜を食べ終わり、そぼろ肉を白米にかけて数口。
ちょうどそのころに、いよいよメインプレートが登場。
タルタルソースから順に、ヒレカツ、エビフライ、ミンチカツと並んでいる。
いやーん、好看な見栄えだ。
胡麻の入った擂鉢に辛い方のソースを浸し、まずはミンチをいただいた。
えっ、なんだこのあふれ出る肉汁はぁ! しかも上品な味わい。
前回はカツオンリーだったので、この旨さは初体験。
久し振りに味皇さまが降臨してしまった。
うーまーいゾーーー
すっかり感激した舌は次のエビフライを求めた。
いやしかし、その前に赤だしで落ち着こう。そのまま漬物とごはん。ふーふー。
さあ、エビフライだ。タルタルソースも手作り感あふれる外見であり、
これを頭側(ついていませんが)からサクッといただく。
うーん、いいねえ。これも。
もっと行きたいのを我慢して、満を持してのヒレカツへ。
三つにカットされているそれをやはり擂鉢をくぐらせてから口へと運んだ。
ううーんっ、これも美味だ。衣のさっくり感もしっかりあっている。
全く顎が疲れることもなく噛み進め、堪能できた。
カツたちには三種類の塩、二種類のソース、マスタード、さらには醤油と
なにを付けて食べるかという点でも楽しめてしまう。
今回の場合、ヒレカツは三ピースなので、全部を堪能できていない!
ということで、いずれの御時にか、再び相まみえんことを誓って店を出た。
全く胃もたれのない、口福感が私を包んでいた。