Yoko-chin-51さんが投稿したプエブロ青山(東京/表参道)の口コミ詳細

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飲むために走る、走るために飲む。

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閉店プエブロ青山表参道、明治神宮前、渋谷/スペイン料理

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2014/07 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

通常利用外口コミ

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創業36周年、南青山の「パエージャ」に舌鼓。気取らないけど期待を裏切らない、カジュアルなスペイン料理屋さん。

南青山骨董通りに鎮座する、創業36周年を迎えたスペイン料理店、それが「プエブロ青山」さんです。
もうかれこれ7年程前が初訪問と記憶していますが、会社の同僚と上半期のお疲れ様会を開催するにあたり、利用させてもらいました。
ついでに後輩2人が誕生日が近かったので、後輩女史に食べたいものを聞いてみます。

私「よし、皆でお誕生会をやろう、何が食べたい?リクエストある?」
後輩女史「パエリアが食べたいです(即答)。」
私「(二秒ほど思案し・・・)よし分かった、青山へ行こう!」

と約30秒ほどで訪問が決まりました。
久しぶりに幹事役を引き受け、気が引き締まります。
「パエリア」と「マッシュルームのオリーブオイル焼き」が名物のプエブロさんのHPを久しぶりに拝見します。
すると、「36周年記念コース、¥3,990」の文字がっ!!
コースの内容を見ると、前菜2種、オリーブオイル焼き、エビのアヒージョ、パエリア、パンが付いてくるスペシャルコースです。
しかも、「スペインワイン赤or白、1人1本お付けします」と、酒飲みにはたまらない優しいコースとなっています。
7月31日まで、他のクーポンとは併用出来ません、という紹介文を観て、早速予約の電話を入れました。

訪問する当日が訪れ、会社のメンバーと6名でお店に伺います。
7年前から変わらない白髪にメガネ、ヒゲのマスターが出迎えてくれました。
厨房には、2名のキッチン担当の方がいらっしゃいます。
エレベータと店内が直結しているため、降りたらすぐに店内です。
アンティーク調の調度品があったり、壁画のある店内は昨今の新しい店では到底演出出来ない雰囲気を漂わせています。
キレイに使えばお店は長持ちする、ということの典型例のように思います。

コースに含まれてはいませんが、乾杯のみグラスビール、後輩女史はサングリアを注文することにしました。
グラスビールはアサヒスーパードライです。暑い日でしたので男性陣はあっという間にグラスビールを飲み干してしまいます笑。

続けて、白ワインをいただくことにしました。もちろんコースに入っているボトルの1本目です。
提供されたワイングラスにワインを注いでいると、前菜2種盛り合わせが提供されます。
生ハムと、キュウリとトマト、オニオンスライスを特製ドレッシングで和えたサラダです。
生ハムがまた美味しく、サラダもちょうど良いボリュームです。
冷えたワイングラスを傾けながら、1月から6月までの会社の出来事を振り返ります。

そうこうしているうちに、名物2番手のマッシュルームのオリーブオイル焼きが提供されました。
オリーブオイルが沸騰しているため、グツグツグツ!という音とともに登場です。
3人前のためいつもよりポットというかお皿が大きめで、マッシュルームが所狭しと入っています。
一緒に竹串が提供されますので、熱々のうちにマッシュルームを突き刺していただきます。
オリーブオイルの中に刻みニンニクを中心とした、外見と裏腹のしっかりした味付けが実はしてあります。
これだけでワインをすいすいと飲めてしまう位の味の濃さです。
皆しばし沈黙、次々と竹串がポットへ沈んでいく不思議な絵が出来上がりました笑。
しばらくマッシュルームを食べ進めていくと、熱さの少し落ち着いて来たオリーブオイルの海が広がります。
ポットの底にたまったニンニクや薬味をすくい上げるようにしながら、パンを突っ込みます。
温まっているとさらっとしているからなのか、あっという間にパンにオイルが染み込み、
パンを噛むごとに味わい深いオリーブオイルがじゅわっと口の中に広がります。不思議と油っこく感じることもなく、ベストマッチですね。

あっという間に白のワインボトルが2本空き、マスターへ追加のワインをお願いすることにします。
私「マスター、ワインのお代わりをお願いしたいのですが、次のお料理は何でしたっけ?」
マ「はい、次のお料理はエビのアヒージョをご用意しております。
皆様オリーブオイルにパンを付けて召し上がっていますが、次のアヒージョも同じように召し上がっていただくと大変美味しいです」
私「(アヒージョ。。。何度かお邪魔しているけどまだお目にかかったことが無い。。。)それは絶対に白ですね、白ワインを3本目お願いします。あと、追加でパンもお代わりお願い出来ますか?」
マ「コース以外にパンはお代をいただいてますがよろしゅうございますか?」
私「もちろんです!」

というわけで、白ワイン3本目に突入です。この36周年記念コースは1人1本ですからあと3本は飲めますね笑。

マッシュルームどころかオリーブオイルも大分無くなったので、エビのアヒージョの登場です。
これもまたグツグツに温まってます。
先ほどのマッシュルームで既に口腔内はやけど発生中です笑。
我先にと食べた後輩男子が一言「エビがぶりぶりしてるっ!!美味しいですコレ!」
どれどれ、とフォークで丸まった艶のあるエビをいただきます。
食べた瞬間の感想は、「ソーセージみたいな歯ごたえのエビ」ですね。
ぷりぷりではなく、ここまでぶりぶりしたエビは初めてかもしれません。
ピリ辛のソースも絶品です。途中からパンがダイブされ始めたことは書くまでもありません爆。

エビのアヒージョが片付いて来たところで、赤ワインにチェンジします。
本来はパエリアですから白が望ましいのでしょうが、パエリアには鶏肉も入っているしせっかくだから、と頼んでしまいました。

そして、いよいよパエリアの登場です。
このお店では本場の発音なのか、「パエージャ」と呼ぶそうです。メニューにもパエージャと表記されています。
おそらくはマッシュルームを食べているあたりから火を入れていたのでしょう、しっかりと火が通っていて盛りつけられたエビやムール貝、ピーマンがしんなりとしています。
パエリア用のふちが盛り上がったお鍋の脇には、炊きあがったご飯が黒く「おこげ状」になっています。
さっそく大きなスプーンを使って取り分けましょう。
お店のスタイルもあると思うのですが、お鍋にスープが残って水分のあるタイプは個人的には好きではありません。
プエブロさんのようなしっかり火が通っていて、チャーハンのようにご飯がぱらぱらとしながらも魚介類の味が染みたのがとても美味しく感じます。
ご飯だけでなく、ムール貝や鶏肉も旨味は出てしまっていますが、皆思い思いの方法で食べています。
しばらくはまた静かになってしまいました。

大皿二つがあっという間に空になってしまいました。
どうやら、お連れした上司や同僚はすっかり気に入ってくださったようです。
幹事冥利に尽きますね。
結局赤ワインはボトル2本で、白と赤で計5本をスカッと飲み干してしまいました。

「マスター、今度はちゃんとした正規のコースをいただきにお邪魔します。あと、エビのアヒージョもう一回食べに来ます」
と心に誓ってお店を後にします。
3時間弱も滞在してしまったので、マスターへ丁重にお礼を言い、お会計をしてもらいます。
テーブルチェックです。

お会計を済ませ、皆でエレベーターに乗り込んで1階へ向かいます。
その後、興の乗った上司は「もう一軒行くぞ!」と言い原宿の居酒屋へ繰り出していったのでした。
ご馳走様、青山でクラッシックなスペイン料理を食べたくなったら是非。
記念日や家族での食事にも使えると思います。鶏肉の香草パン粉焼きも絶品です。


  • 名物パエージャ!いつ食べても最高に旨い!!おこげまでパッリパリ。

  • 骨董通り入ってすぐです。3F部分。スターバックスコーヒーの隣のビルです。

  • 本日のオススメメニュー。内容はあまり頻繁には変わらないかも。。。笑。

  • 36周年記念コースの本日のおつまみ2種盛りです。これで3名分。生ハムもキュウリも美味しい。

  • 名物その2、マッシュルームのオリーブオイル焼き。竹串でマッシュルームを刺してアツアツのうちにいただきます。

  • ある程度マッシュルームが無くなってきたら、パンをダイブさせてガーリックオイルを楽しみます。

  • 名物その3、海老のアヒージョ!!何年か来ていますが、初めて食べました。エビがぶりっぶりです。

  • 余りの美味しさに次々と料理もワインも片付いていきます笑。

  • パエージャ様近影。

  • 創業から36年経った店内はとてもクラッシックですが、赴き深いと言っても過言ではありません。

  • 左端のストッカーには、ワインが所狭しと。店内はゆったりしています。テラス席は喫煙可能です。

2014/07/09 更新

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