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煙がモクモクと流れ出す、雰囲気のある外観です。
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バイス、新メニューぢゃないじゃん!?笑
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今は亡きレバ生。
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日曜日の営業、いまや懐かしい張り紙です。
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バイス!梅入れてもらうのを忘れずに!
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土曜日限定「きのうのカレー」スタッフのまかないですね。
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名物ボール。ストロング危険。
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ナンコツ皿、通称コツ皿。七味をたっぷりかけていただきましょう。
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ホルスタ串と、なんだっけ?
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I♥ガツ醤油!!
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この看板が目印です。
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レバ刺し〜。
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自家製辛味噌をつけていただきます。
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ボールはこのサイズが基本です。氷無し。
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フランスパーン。
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ガツ醤油天国。
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ガツ醤油様近影。
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ホルスタ串とウインナー。
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たくあん、1本50円です。
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趣のあるメニューです。
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サランラップ。。。
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年季を感じさせる店内です。
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初訪はかれこれ7年ほど前かと思います。
私がまだ駆け出しで若いダメな時期に自分の希望が通り、意中の部署で働くようになった時にrikueri師が
「良い店を見つけた。古典酒場という雑誌の表紙になった店だ。
飲んだ暮れのパラダイスのような店で、なかなか良い雰囲気。ちょっと行ってみないか?」
このお誘いから、私の酒場愛が始まったと言っても過言ではありません。
通勤圏内ではありませんが、学生の頃から通過していた駅、浅草橋の西口。
家族で浅草寺に行く時は東口で都営線に乗り換えますから、今まではとんと縁が無い西口でした。
西口改札を出て、左に曲がり左手側へ進みます。餃子の王将を通り過ぎ、ファミリーマートを右手に信号を渡り、右折しましょう。
すると、レトロな調子の看板が見えています。おおざっぱな串焼きと、「西口やきとん」の文字。
これが出ていない時は営業していません。
さ、看板を左折すれば、そこが西口やきとんです。
夏場は混んでいる時にはお店の外までお客さんが溢れるほど。向かいには同じ系列のやきとん広場が元気に営業中です。
お店の入り口ではおやじさんが焼き台で丁寧かつ大胆に焼き物を焼いています。
焼き台前は、焼き上がったもつ焼きが並んでいます。お土産での注文が入ると、そこからまとめて袋に入れて販売されているようです。
入って正面左手側は厨房に面したカウンター、右手も立ち席で2~3名程度までは一緒に入れます。
お店の真ん中あたりから段差を登ってテーブル席があり、2名〜8名程度まではテーブル移動で席を作ってもらえます。
W杯や日本代表の親善試合等、中継がある際にはテレビが出て来て応援しながら飲むことも可能です。
お店に入ると、元気の良いスタッフの方が出迎えてくれます。
「何人ですか〜?って○○(私の下の名前)かよ!!久しぶりじゃないか。」と、カズヤさんが暖かく声をかけてくれます。
他の顔見知りのスタッフさん達も、「おお、久しぶり〜」ととてもアットホームです。
カズヤさん「立ちでも座りでもどっちでも良いよ〜好きなとこ行きな〜」
rikueri師と来ると、だいたいお店中心部の立ち席にお邪魔する形になることが多いですね。
私「まずは瓶ビールをください。」
カズヤさん「おう、勝手に持って行け!栓抜きの場所分かるだろ!?」
もうね、このやりとりが最高です。
グラスとお箸、おしぼりが提供されますが、私だけはセルフサービスです笑。
私「カズヤさん、コツ皿と塩煮込み。あとレバ生とフランスパン2本ずつお願いします。」
カ「あいよー。フランスパンねー!!」
焼き台に注文を伝える際は、宇ち多″さんのように大声で怒鳴る!笑。注文を通して、後で確認するスタイルです。
コツ皿とは豚のナンコツを圧力鍋で長時間煮て、煮崩れたこのお店特製メニューです。ナンコツ皿。
私はこのコツ皿が大好きで、一時期は2つお土産にしてもらっていました。時間によっては売切になるので、お早めに。
煮込みもミソ仕立てではなく、塩ベースのあっさりした野菜入り煮込みでとても食べやすいです。
ダイコンと人参がメインに、モツが入っています。シロっぽいところが多いでしょうか。
これに焼いたフランスパン(このお店だけのメニューかと思いますが、串に刺して焼いたフランスパンがあります。)を
ダイブさせて食べるのが、とても美味しいです。
ちなみに、土曜日の営業限定で「きのうのカレー」というメニューがあり、これにダイブさせても美味しいのは、言うまでもありませんんね。
小皿メニューには、スタッフの方のまかないメニューが出ることもあり、コツ皿と塩煮込み以外は日替わりで変わったりします。
後は、今は提供されているかどうかわかりませんが、レバ生がありました。
特製のニンニク一味味噌が添えられた、ぶりぶりの豚レバーです。暑い時期は衛生上危ないので、提供は止められています。
昨今の事情からしても、提供されていないと考えるのが自然でしょう。
ぶりぶりの豚レバー。くさみがほとんどなく、とてもジューシーで美味しいです。1串にだいたい4切れ程度ついていますが、2つを味噌、2つをそのまま食べるのが美味しいと思います。
rikueri師はこのレバ生を、2秒で食べることで有名です。笑。
焼き物を注文しましょう。
私のモツ好きを覚醒させたメニューがあります。
それは、「ガツ醤油」です。
ガツとはご存知のとおり、豚の胃袋です。だいたい塩で提供するお店が多いと思いますし、やきとんでも塩で頼めます。
が、オススメは俄然お醤油焼きです。
大ぶりの白ガツ、黒ガツが交互に串に刺されていますが、どちらもお醤油にたっぷり浸った味はとてもジューシーで噛みごたえがあり、
モツ道に足を踏み入れてしまった原因となっています。
個人的には超オススメです。
宇ち多″さんでもごくたまにガツ素焼きお酢無しを注文する私ですが、ガツはやはりこちらに軍配が上がります。
こってりした脂味を感じるガツに、あっさりした醤油がちょっと焦げて香ばしいところがまた美味しさを引き出すのですかね。
焼き物は全て1本100円、1本から注文出来ます。
小皿は1皿200円、良心的な値段設定です。
ちとガツ醤油について書き過ぎました。
瓶ビールがとっくに空になっているので、ドリンクをいただきます。
私「カズヤさーん、ボールください!ボール!!」
カ「おーう、勝手にやれ〜、杯数だけ後で申告しろ〜」
通常はちゃんと作ってくれますし、伝票にもきっちり書かれます笑。もちろん、伝票に正の字をちゃんと書いて、小ジョッキにボールを注ぎます。
こちらのお店のボールは、(他店でもこのスタイルは多いでしょうが)サーバーに最初から割っていれてあり、レバーを倒して注ぐだけでOKです。カットレモンを入れる位、でしょうか。氷も入りません。
やや甘めのレモンハイボールなのですが、キンキンに冷えているためそんなに甘みは感じません。
ぐぐっとアルコールの味を感じるため、結構濃い目なんではないかと類推されます。
注文時に「ストロングね!」というと、焼酎更に濃い目になり翌日ひどい目に遭います。
普通に頼めば小ジョッキですが、割り増しで大ジョッキで提供してもらうことも可能です。
ボールで乾杯しなおし、焼き物追加注文です。
私「バラ塩と、バラ胡椒を2本ずつお願いします」
豚バラ肉の串焼きを、塩味と胡椒味で、という注文です。
塩は普通にありますが、お醤油焼きと胡椒焼きはやや特殊な注文の仕方かと思います。
胡椒焼きはGABANの黒胡椒をバラバラと惜しげも無くかけて焼いてくれます、これがまた美味しいです。
バラ肉特有の脂の入り方がジューシーで、看板メニューかと思います。お醤油焼きもグッドです。
他にもメニューはたくさんあります。
お新香はたくあんを串に刺したもので1本50円ですし、お皿で提供される「らっきょ」もいただきましょう。
提供してくださったのは店長の山田さん。
ど根性ガエルの梅さんにそっくりな、鉢巻きを巻いた優しい店長さんです。
ボールをセルフでお代わりし笑、後はめいめい好きなメニューの連打です。
私はガツ醤油、rikueri師はレバ生。
さすがにボールを何杯か呑み、串をたくさんいただいて満足しました。
お勘定してもらいましょう。
1人あたり2,000円も飲み食いしたら、酩酊間違い無しです。
カ「次のサッカーはちゃんと来いよ!また待ってるからな!」
そうです、こちらのお店はスタッフさんと常連さんでアマチュアのフットサル、サッカーをやっており不定期ですが週末に集まって試合をやっています。
私も2度ほど参加しましたが、もともとバスケットボール派だったこともありとんとご無沙汰してしまっています。
もし、サッカーに興味のある方、いらっしゃったらカズヤさん目がけて話をしてみてください。
スタッフの皆さんに見送られながら、お店を後にします。
大変酔い気持ちで美味しい時間を過ごせました、ご馳走様でした。
長文でしたが、私の酒場愛が少しでも伝われば、やきとんさんに足を運んでくだされば幸いです。