Yoko-chin-51さんが投稿した一平(千葉/京成船橋)の口コミ詳細

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飲むために走る、走るために飲む。

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この口コミは、Yoko-chin-51さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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一平京成船橋、船橋、大神宮下/居酒屋、海鮮、焼酎バー

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/01 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

大衆酒場の全てがここ、船橋一平にあります。

2015年1月31日訪問。
2012年にも訪問しておりましたが、写真だけ残っており詳細を失念しておりましたもので昨日奥さんと一緒にお邪魔してきました。
南船橋IKEAで家具を購入した後のこと、午後いっぱい買い物に費やして足は棒のよう、喉はカラカラ、お腹はぐーぐーと悲鳴を上げています。

3年ぶりに降り立った船橋駅、お店の場所を失念しており少しだけ遠回りをしてしまいました。
JR船橋駅から京成船橋駅を越えて、商店街をすっと入っていくと到着です。

カラカラと引き戸を開け、店内に入ると既に満席。
先に2名のカップルが席が空くのを待機していました。
土曜日の19時過ぎなのに満席とはさすが、老若男女問わずに皆さん思い思いの食事とお酒を楽しんでいますね。
店内は長方形になっており、コの字型カウンターが1つあるだけです。
向かって左手側がやや変形して拡がっておりますが、正面奥が厨房、右手側奥がお手洗い。

1名お客さんが会計を済ませてお店から出ると、スタッフさんの案内で席を詰めて2名座れるようにすぐに調整が入り、
先に待っている方が座りにいきました。
スタッフさん「お客さん、何名様?2名ですね、今いっぱいなのでお待ちいただく事になりますが。。。」
私「大丈夫です、待たせてもらいます。」
こういうお店で何十分も待たされることはほぼありません。
何故ならば、1人でいらしている方が多く回転が良いからです。
長居している方は長年通われている常連さんか、作法に欠ける方、でしょうね笑。
あとは、宇ち多″さんで1時間並ぶことを考えれば店内ですし楽勝ですね爆。

待っている間に短冊型メニューを見ながら何を注文するか熟考します。
久しぶりにこういったスタイルの酒場に来た奥さんは、目移りしているのか「注文はお任せ」と投げっぱなしジャーマン状態です。
私「最初は黒ホッピーをいただきますよ。もし飲み物迷ってるならトマトサワー頼んでごらん、美味しいし面白いから。」
と他愛も無い会話をしていると、すぐに席が空いたようです。

2名様どうぞ〜!!

と声がかかるので、コートで着膨れしたお客さんの後ろを注意深く通って着席します。

お箸とお手拭きがセットで置いてありますね。
私「黒ホッピーとトマトサワー、それと煮込みをください。あと・・・無いと思いますがまぐろの脳天ありますか?」
ス「はい、黒ホッピーとトマト!(厨房に向かって大声で注文を伝えるスタイルです)まぐろはごめんなさい、品切れです。」
私「では中落ちは?」
ス「(厨房に向かって)中落ちある〜?(厨房より)終わり〜!あるのは赤身とカマだけですね、ごめんなさい。」
私「わかりました、ではカマとしめ鯖をお願いします」

黒ホッピーセットとトマトサワー、あっという間の提供です。
名物の牛もつ煮込みとお刺身もすぐに出てきて嬉しい限りです。
乾杯し、乾いた喉を潤します。宇ち多″さんで梅割ばかり飲んでいる私ですが、ホッピーも実は大好物です。
氷でよく冷えた黒ホッピーは、しっかり煮込まれた煮込みとベストマッチですね。

牛モツでほのかにピンク、ネギとこんにゃくに一味で味も色もキレイです。
奥さんも見た目は透明なのにしっかりトマトの味がするトマトハイをぐびぐび飲んでいます。

しめ鯖は5切れ、ガリと一緒に提供される一平スタイル。
しめ鯖食べさせておくと黙るうちの奥さん、ご満悦のようです。
奥「このしめ鯖、締め方がちょっと変わってるのか生っぽくて美味しい!」
そうです、表現が難しいのですが口に入れるとあまり酢の味はせず、ぬるぬるとほぐれていくとても美味しいしめ鯖なのです。

脂のたっぷりのったマグロのカマも、お刺身で提供しているところは少ないのでは無いでしょうか。
なんでしょうねえ、口に入れるとぬるんぬるんです。
トロとは違いしっかりした噛み応えがあり、不思議な食感です。
うーん、旨い!と思わず唸ってしまいますね。

店内は相変わらず満席、食事時を少し過ぎてきたからかパラパラと帰っていくお客さんが増えてきました。

お刺身をペロリとたいらげ、ホッピーから日本酒に切り替えます。
こちらのお店に来たらやはりお酒をいただかないといけません。
私「お酒を辛口で、ぬる燗にしてください」
千葉県産の地酒が銘柄指定で注文も出来ますが、ハウスワインならぬハウス酒が一番美味しいと思っている私はただただ「お酒」と注文します。
奥さんはゆずサワーに切り替え、まだまだぐびぐび飲んでいます笑。

その後は奥さんのリクエストでメンチカツとソース焼きそばを注文し、熱々の揚げ物炒め物に舌鼓です。
メンチカツというと赤羽「まるます家」さんのみっちりメンチの印象が強いのですが、こちらのメンチカツは上品なわらじ型。
あまり厚みは無く、提供時間も早いです。
お皿には野菜の細切りと芥子がたっぷり添えられていて、こんがり綺麗なきつね色とはこのことでしょう。
お箸で割ってテーブルに備え付けられたソースでいただきます。
中身のお肉も脂身が混ぜてあるのでしょう、外はカリカリ中はふわふわ。旨味しかありませんね。
ソース焼きそばも焼きたて、なんだか屋台で食べる昔ながらソース焼きそばを連想させる(具が多目)という良い意味での下町グルメ感がバリバリです。

お酒のあてに忘れちゃいけない季節ものは、やはりあん肝でしょう。
あん肝とたくあんを注文し、ちまちまとつまみながらお酒を楽しみます。
会社の先輩が日本酒飲みで、「熱燗にすると温かくて美味しいけど熱でアルコールが飛んでしまう。だからぬる燗にする」
という教えをいただいてから、私もぬる燗にするようにしています。

あん肝は3切れ、わかめときゅうりがしっかり添えられており、とても綺麗な色です。
さっと口に運ぶと濃厚な味が広がりますね。お酒にこれ以上あうあては無いと思います、個人的に。

たくあんはしっかり漬かっており、薄い部分と濃く漬かっている部分が分けて提供されます。
黄色くないたくあんは久しぶりです、これがまた甘しょっぱくて美味しいです。

最後の〆に自家製の塩辛ですね。
柚子の皮が添えられた塩辛は、見た目よりもマイルドな塩気、優しい味です。

お酒をすっかり飲み干してしまい、奥さんは顔を赤くしていたのでお冷やをいただいて少しクールダウンです。
21時前ですが、まだお客さんは入ってきています。
「ごめんなさい、もうラストオーダーの時間過ぎちゃいました、またお願いします」
と一見さんはお断りされる時間なのですね。

料理をきれいに平らげ、お酒もいただきましたのでお会計をお願いします。
ス「え〜と、(計算機をぱぱぱぱぱぱぱと叩いて)4,880円ですね!ありがとうございます」

うーん、安い。。。
この満足度の高さは、並々ならぬものがあります。
昔から営業されているお店ですから設備的な新しさはありませんが、料理と酒が美味しく、提供時間もとても早い。
そして余計なサービスは無く、お客同士が気を遣い合い快適な時間を共有する。
正に酒場のお手本とされるべき名店と思います。
奥さんも食べてないメニューを食べにまた来たい、とリクエストを出すくらいでした。
IKEAの帰りにまた寄らせてもらうことにしましょう。

ご馳走様でした、今度はしろくま先輩と一緒にお邪魔したいものです。


  • 一平と言えば日本酒!辛口をぬる燗でいただきます。旨い!530円?

  • 乾杯は黒ホッピーセットでね。450円?

  • 名物、牛煮込み。お豆腐はお腹いっぱいになってしまうので煮込みだけで。250円。

  • 至宝のしめ鯖。ぬるりとした食感、新鮮で美味しいです。390円?

  • まぐろのかま!サシがすごくてぬるんぬるんです。500円?

  • かま様近影。

  • メンチカツ!サクサクふわふわであっという間に食べ終わってしまいます。250円。

  • 赤羽まるます家さんと一線を画したメンチ。これは美味しいですね。

  • 自家製ソース焼きそば!450円。

  • 野菜はきっちり小さくカット、豚肉は大きく食べ応えたっぷりです。

  • あん肝ってのはなんでこんなに美味しいのでしょうか。400円?

  • たくあん。しっかり漬かってて甘しょっぱくて美味しいです。

  • 自家製塩辛。250円。ゆずの皮がきいていて、美味しいです。

  • ガツ刺し。三年前に訪問時にいただきました。

  • ハムカツ?

  • 失念いたしました。

  • くじら焼き?

  • 大衆酒場ラブ、です。

  • 店頭入り口脇の立て看板。

2015/02/01 更新

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