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夜の点数:3.8
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 2.9
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|雰囲気 3.0
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|CP 3.2
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|酒・ドリンク -
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昼の点数:3.8
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 2.7
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|雰囲気 3.0
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|CP 3.2
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.8
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| サービス2.9
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| 雰囲気3.0
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| CP3.2
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| 酒・ドリンク- ]
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[ 料理・味3.8
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| サービス2.7
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| 雰囲気3.0
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| CP3.2
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| 酒・ドリンク- ]
究極のいなり寿司
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2015/07/21 更新
寿司は好きだが、いなり寿司は別。子どもの頃からそう思っていた。嫌いなわけじゃないが、握り寿司といなり寿司は別物だと捉えており、大好きな握り寿司と同じ寿司のカテゴリーに入れていなかった。しかし、大人になってから、この店に出会い、幼少期からの考えを破壊された。呼きつね、半端じゃねーぜ。
まずはっきり言っておく、これ以上のいなり寿司は日本広しと言えども存在しないと思っている。それほどの完成度を誇っているのだ。「それはちょっと大げさでしょう?」と言いたい人もいると思う。そうした人には「ならば食べてみろ」と言い返したい。
具体的にその美味しさを説明するならば、まず言いたいのが、その計算され洗練されたサイズ。小ぶりのサイズで一口で食べるのにベストなのだ。口いっぱいに頬張る喜びはないものの、至高のサイズ感であり、品格すら感じられる。上品なのだ。例えるならば高級な和菓子のような美しさすらを感じる。
そして次に言いたいのが味のデパートリーだ。お揚げに入っただけのノーマルのものだけでなく、くるみやエビ、明太子など味があり、その風味はどれもうまい。「一番は?」と聞かれても決められない。「甲乙つけがたし」とはまさにこのことだ。個人的にはこの店のいなり寿司は手土産に最高だと思っている。これまで多くの人に渡してきたが、誰もが「うまい」と言っていた。というより独り占めするのが申し訳ないくらいの味なのだ。
店を訪れてもいつも同じ方が店に立っている。そして無愛想な顔で「予約してますか?」といった態度でサービスは決していいとは言えないが、この味だからこそ許せる。なんとなく高い技術を持つ無骨な職人ならではの気骨さを感じてしまうからだ。
ただし、午前中よりも午後。特に夕方近くになる心なしか優しい。「これ、うまいですよね」「どうもありがとうございます。また来てください」などと返してくれ、調子に乗って、「一日に何個くらい作るんですか?」などと色々質問したこともある。その際はいろいろ教えてくれ、笑顔も見せてくれた。
おそらくだが、無愛想なのではなく、午前中はそれだけ集中していなり寿司を作っており、接客までに手が回らないのだろう。しかし夕方になると余裕がでて優しさを見せてくれるにちがいない。完全に勝手な想像だが、これほどの味が作れる人に悪い人はきっといないと思う。なんたって昔から「料理は愛情」って言うからね。