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昼の点数：4.0
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.8
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|酒・ドリンク -
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［ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.8
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| 酒・ドリンク- ］
西新橋の隠れ家で心暖まるブレンドを
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こいめ
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チーズケーキ
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外観
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この看板が目印
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2014/11/29 更新
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11月の平日に1人で利用。
場所は、虎ノ門駅から外堀通りを新橋方面へ。西新橋郵便局の外堀通りを挟んだ向かい側辺りにあります。
一見すると割烹風の佇まい。「珈琲」と書かれた置き看板が無ければ、コーヒー屋さんとは気づきませんでした。
入ってみると、店内の照明はかなり落とし気味。15時前くらいでしたが、かなり暗めで落ち着いた雰囲気。カウンターと、2人掛けテーブル席が3卓のみの、こじんまりとしたお店です。
カウンターには常連さんぽいマダムがいらっしゃったので、テーブル席に腰をおろします。
メニューを眺めると、コーヒーは、こいめ・ふつうめ・うすめ・デミタス・本日の珈琲、の5種類のみのシンプルな構成。本日の珈琲以外は、豆の量と抽出量が違うのみで、豆は同じ様です。裏面を見ると、ウィスキーメニューが充実。夜はウィスキーバーとしての使い方もできそうです。
こいめ(豆20g／抽出量100g)700円と、自家製というチーズケーキ400円を注文しました。
男性のマスターと、フロア担当の女性のお二人でお店をやられています。マスターは蝶ネクタイ姿のスマートな出で立ち。白髪混じりですが、意外と若そうにも見えます。
店内は木を基調とした落ち着いた内装。棚には本やアナログが並びます。BGMはモーツァルトのアナログ盤が流れます。うーん、なかなか落ち着いて良い雰囲気。
注文を受けてから豆を挽いて、ネルドリップで淹れてくれます。エアネルドリップで、ネルを上下させながら非常に細く湯を注ぎながら、じーっくりと淹れてくれます。5分以上掛けて湯を落とします。マスターの凄い集中力。
そしてまずコーヒーが、続いてチーズケーキが登場しました。
カップは大倉陶園のブルーローズ。上品ですねぇ。
香りが非常によく、飲んでみると甘い…。とにかくまろやかな甘みが引き立っています。温度は相当に低めで、かなりの低温でゆっくりと淹れたことがわかります。その為、余計な雑味は一切なし。こいめなので苦みはもちろん感じますが、とろりとしたマイルドな甘みが先行します。酸味は抑え目ですが、後味にフルーティで爽やかな後味も残ります。最近飲んだコーヒーの中でも、かなり上位のクオリティです。大変気に入りました。
チーズケーキは自家製らしく、焼き目の表面が粗いもの。よく見ると、上に岩塩と胡椒が振られています。食べてみると、濃厚なチーズケーキに岩塩のしょっぱさと甘みが加わり、トータルとしては甘みと旨みが増していて、こちらも非常に美味しい。添えられた、杏(かな？)のジャムと一緒に口に入れると、さらに爽やかな酸味も加わり、なんとも複雑な旨みが構成されます。これも大変気に入りました。
仕事の約束の時間まで、しばしのんびりしてお会計。
マスターも女性の方も、非常に物腰柔らかく、丁寧で上品な接客。「コーヒーがとても美味しかったです」と声をかけると、照れ臭そうな笑顔でお礼を言われました。コーヒーはブレンドか聞くと、3種のブレンドで、毎日お店の手回しロースターで自家焙煎しているとのこと。ブレンドの産地も気になったが、初訪でこれ以上聞くのは野暮と思い、想像を巡らせます。
一見、バランスのとれた味わいは、ブラジルやコロンビアをベースにしている様な気もするが、それだと旨みの絶対量が足りない気もする…。意外と、深煎りのマンデリンベースで、中深煎りのモカ、隠し味に浅煎りのメキシコなんて加えているのかも、なんて頭の中で楽しみながらお店を後にしました。もう少し通って、あの深みのある味の秘密に迫りたいと思います。
また来たいと思います。
ごちそうさまでした！